2002年10月30日の「ちょっと一工夫『テントに溜まった水の抜き方』」に、質問がありました。「吸わなくてもいいのです。その方法はまた、改めて。」と書きながら、その方法をまだ書いていませんでした。言い訳をすると分かり易い図を入れて説明を、などと思いながらズルズルと・・・・・、いつものパターンです。
そこで、やっと答えを書くのですが、結局図はなく文字だけの説明になりました。「下手の考え休むに似たり」ではないと、おじさんは思っているのですが、結果は同じなんでしょうね。
テントのたるみは、せいぜい30cmくらいまでではないでしょうか。とすれば、ホースの長さは1mもあれば十分です。ホース全体を溜まった水の中に入れ、ホース全体に水を入れます。ホースの両方の口をそれぞれ A、B とすると、水の中で A の口を隙間がないように指で押さえます。A の口はそのまま水の底に入れておき、B の口を外に出します。B の口が A の口より下になったところで、押さえていた A の口を開きます。そうすると水が抜け出します。
ホースが長い場合は、ホース全部を水に入れるのではなく、上記と同じように1mぐらいを水に入れ、その部分に水を入れます。そして、水中にあるホースの口(今度は1つだけです)を A,ホースの水面の部分(これより下のホースには水が入っている)を B、と考えて上記と同じようにします。?
どうですか、これだといくらホースが長くても、吸わなくていいのです。もちろん、水が全部抜けたら、ホースをテントの側から順に持ち上げるなどして、ホースの中の水を反対側の口から出さないといけません。この方法は大きなおけに溜まった水を抜く場合などにも使えると思います。