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〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

外壁のガリバリウム鋼板は
汚れが気にならない

2015年4月30日

「外見の見た目よりも、住みやすさと維持のし易さが何より大事」と前回書いたように、外見についてはほとんど気にしていませんでした。そのせいか、外壁の素材はあっさりと決めました。

散歩を兼ねて住宅地を見て回った印象と設計士の説明を元にガリバリウム鋼板にしたのです。部分的にはサイディングを使っていますが、それは設計士の提案です。

外見は気にしないと言っても、見た目が悪いよりは良い方がいいに決まっています。外見のデザインについてはほとんど設計士の提案通りにしましたが、正解でした。

ガリバリウム鋼板も最初に思っていたのは数センチ幅で、それと同じか少し浅い凹凸のあるものでした。それが設計士の提案では10センチくらいの幅で全く凹凸のない平らなものです。

自分のイメージとは違ったのでどうしようかとは思いましたが、これも提案を受け入れました。完成した家を見ると、見方によっては倉庫の壁のようにも見えます。でも見本を見て決めた色がとてもきれいだったので、全く気になりません。

実はこの平らな壁がものすごく良かったのです。汚れが気にならないのです。汚れが目立ちにくい色だと思いますが、汚れ自体も着きにくいようなのです。

鋼板のメーカーから教えられたと言って、設計士が話してくれたことがあります。おじさんが最初に思っていた凹凸のある鋼板を横長に使うと水平になる部分に汚れが溜まるそうです。

それはものすごく納得します。我が家の鋼板は縦長に使っています。雨が降ると鋼板の継ぎ目に溜まることなく汚れを洗い流してくれます。

外壁に取りつけた棚にプランターを置くと雨で土がはねて汚れます。でも雑巾で一拭きするときれいに落ちるので、おばさんがとても気に入ってます。もし凹凸のある鋼板だったら、例え縦長に使っていてもへこんだ部分が拭きにくかったでしょう。

どの素材も長所と短所があるでしょう。この鋼板の場合は断熱と遮音はどうだろうかと思いましたが、特に問題に思うことはありません。

外壁には断熱性や遮音性、耐久性などが求めらますが、汚れにくい、汚れが落ちやすいことは大事だと思います。

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