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〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

メンテナンスのためにしておくこと

2012年12月31日

いよいよ大晦日、寺社のすす払いなどの大掃除の話題から、今日は年越しの話題になりますね。高知では例年、仕出し料理店の皿鉢料理作りの様子が紹介されます。

おじさんは片付けが下手なのですが、おばさんが普段から計画的に掃除をしているので大掃除の必要はありません。年末にしたのは洗面台の配水管の掃除だけです。

普通の洗面台は手や顔を洗うだけなので配水管にゴミがたまることはありません。問題は雑巾用の洗面台の配水管です。おばさんは毎日拭き掃除をするので、どうしても綿ぼこりなどが配水管に流れていきます。それが排水口のに先にある十字の金具に絡み付いていきます。気をつけて取り除いているそうですが、取り切れないゴミがあると余計絡みついていきます。

それで先日掃除をしました。そのために洗面台の下にある排水のU字管を外すのですが、ナットを緩めるのにまた悩みました。これまでに何度か外しているのですが、ナットを回しても動かないと逆かなと思ってしまうのです。

このU字管は洗面台からの管と外部への管とにつながっています。ネジの部分がU字管側にあるのか、相手側にあるのかでナットを回す方向が違いますよね。それがどちらか分からないと回す方向が分からなくなるのです。

ネジの部分はU字管の両端にありました。そのことだけでもはっきり分かっていると自信を持って作業ができますが、いつもするわけではないので忘れてしまいます。

次の図(INAXのHP「アフターサポート」のページより)のような外し方の説明をすぐに見られるようにしておくと良いと思いますが、普段はその必要性に気がつきません。前のアパートでは玄関の電球を交換するときに、カバーが外れにくくて苦労しました。外し方をカバーに書いてありましたが、外さないと読めないくらいの表示です。説明書に書かれていてもどこに書かれているかを探すのに一苦労ということもあります。


このように自分でもできる(しなければならない)メンテナンスの方法については分かりやすくまとめておくべきだと思います。と言ってもどんなことが必要になるかは、なかなか気がつきません。

今はインターネットで色々なことが調べられます。例えば住宅産業協議会のホームページには「住まいと設備のメンテナンスマニュアル」があります。でも自分の家に関係ない項目も沢山書かれているし、自分の家に必要なことが書かれていないということもあるでしょう。

それで、工務店(ハウスメーカー)がまとめてくれたらいいなと思いました。工務店であれば、どんなことが必要になるかは推測できるだろうからその家に必要なマニュアルができると思います。そのようなサービスだけでもセールスポイントになるのではないでしょうか。すでにそのような取り組みをしている工務店もあるかもしれませんね。

なお今回のU字管については、回す方向を直接配水管にシールででも貼っておけば分かりやすいと思います。

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