家を建てるなら

〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

シャッターを飾りにしない

2012年3月29日

おじさんの毎朝の仕事はシャッターを開けることです。こう書くと「どうして?」と思う人がいるかもしれませんね。

家を建てようと思ってからは散歩のときなどにいつも周囲の家を気にして見ていました。その時にシャッターが付いていてもあまり使われていないのではないかと、何となく思っていました。

その頃にアパートの裏に家が建ちました。その家はシャッターが付いていました。ところがそのシャッターは20cmくらいだけ閉まった状態なのです。どうしてその位置なのかは分かりませんが、いつも同じ位置だったので全く開閉していないのだろうと思いました。

それでたまに帰りが遅いときなどに途中の家のシャッターを見ても閉まっている家はあまりなかったように思います。

ひょっとしたら「シャッターは台風の時か長期に留守にするときだけ閉めるものだからそれが普通だよ」という人の方が多いのでしょうか。だとするとおじさんが毎朝シャッターを開けることに「どうして?」と思われるでしょうね。

おじさん達はシャッターに防犯効果も期待しているので、当然夜は閉めるものだと思っていましたし、そのようにしています。

実際にシャッターを使い出して防犯以外のメリットにも気が付きました。まず暑さ対策です。夏の早朝は北側の窓に日が当たります。東北東くらいから斜めに当たるのですが、結構暑いのです。それで北の窓は日が当たらない時間になってからシャッター開けるようにしました。それで暑さはずいぶん違います。東の窓は太陽がある程度高くなってから開けます。冬も起きるとすぐに開けていたのを少し遅くしました。シャッターを閉めている方が少しでも断熱になると思ってですが、こちらはどれだけの効果があるかは分かりません。ただ、少し寝坊をしても悟られないというメリットはあります。

それ以外にもシャッターの効果がありました。おばさんは掃除が好きで窓もよく拭くのですが、窓の汚れが全然違うというのです。それは毎晩閉めるからではなく、雨のときに閉めるようにしてからです。

特に庇のない窓に効果があるのですが、窓に雨が吹き付けての汚れが無くなるのです。それで雨のときは昼間でもシャッターを閉めています。もちろん雨量や風も考えて、かまわないシャッターは開けています。

最近気が付いたのですが、近所の2軒も夜はシャッターを閉めています。

せっかくあるものだから、飾りにしないでしっかり活用していきます。

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