食洗機(食器洗い乾燥機)はビルトイン型が良いか据え置き型が良いかについては、「ヤフー知恵袋」や「教えて!goo」などにたくさんの質問と回答がありますね。
ジャンルによっては回答者の思い込みだけで書かれていると思わされるものが多くあり、中には明らかに間違ったものも見受けられます。またそのようなジャンルでは回答の根拠が示されていないものがほとんどなので、決して鵜呑みにはしませんし、疑ってかかるようにしています。
それでも何かを調べていくためのとっかかりになることはあるので、検索でヒットしたときには読んでいます。今回は自分なりの結論を持っていて意見を知りたかっただけなので、気楽に楽しみながら読みました。
おじさん達の結論は絶対に据え置き型が良いということです。理由はいくつかありますが第一は食器の出し入れに腰をかがめなくていいということです。ショールームで食器を出し入れする動作をしてみたのですが、ビルトイン型だとどうしても腰をかがめてしまいます。これはかなりの負担になると思いました。
先のページでもこのことを問題としている人もいますが、フルオープンタイプだから腰をかがめないという回答がありました。確かにフルオープンだと膝を曲げることはないようですが、腰は多少でも曲げないとダメだと思います。それが結構負担になるのです。
我が家では上の写真のようにシンクの横に置いていて、フタを開けるとフタがシンクの上になります。その状態で食器を入れるので、水などが垂れても床や調理台を汚すことがありません。またシンクからの移動距離が短いのでとても楽なのです。
ここでまた質問のページに戻りますが、ビルトイン型を勧める理由の一つに据え置き型だとホースやコードが目障りだということがありました。確かに据え置き型だと給水のホースと排水のホース、それに電気のコードが外に出てしまいます。特に給水に関しては水栓からの分岐の部分も目につきます。その点ビルトイン型だと食洗機自体も見えずにスッキリしています。
そこでおじさんの工夫を紹介します。一番扱いにくく目立つのが給水のホースだと思います。それは流し台の上の水栓から給水するからです。それなら流し台の中で給水ホースを接続すればいいのです。
我が家では流し台の横(写真の食洗機の右下)に穴を開けて給水ホースを差し込み、シンク下の水道管に接続しています。流し台の材質にもよると思いますが、流し台の上部に穴を開けてそこから差し込むことも可能だと思います。
排水ホースはそれほど邪魔にならなかったので(白い容器の洗剤の後ろに見えているのが排水ホースです)、そのままシンクに流すようにしていますが、これも同じようにシンク下の配水管に接続ができるかもしれません。また電気コードは食洗機の近くの見えない部分にコンセントを付けているので目立ちません。
(写真の食洗機の右下)ビルトイン型か据え置き型かを検討するときは新築かリフォームの工事をするときでしょう。その場合は水回りや電気の業者もいるはずですから無理なく工事ができると思います。据え置き型の問題点の一つはこれで解消できないでしょうか。
ちなみに給水ホースをシンク下で接続する工事はサービスでやってくれました。