家を建てるなら

〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

完成写真の活用法

2010年7月30日

[理想の土地]についてはまだ書きたいことがあるのですが、土地の話題ばかりが続くのでまた改めて書くことにします。今回は写真についてです。

外観と内部の写真を工務店がアルバムにしてくれたのですが、その写真はカメラマンが来て撮影していました。外観は家の四方から撮影していますが、それぞれ一番いい太陽の角度を選んでの撮影だったので一日がかりでした。それだけにきれいに映っています。

カメラマンの撮影した内部の写真はほんの数枚でしたが、自分では全ての部屋をいくつかの角度で撮影しています。我が家でのご招待の時に「どんな間取りか見てみたい」と何度か言われましたので、その写真をテレビに映して見てもらいました。

引越前の写真ですので家具も何もありません。プライバシーをさらけ出すことなく部屋を紹介できます。ただ少し変な家で、間取りも普通とは変わっているように思うので、家自体がおじさんのプライバシーをさらけ出しているのかもしれないのですが。

部屋の写真はそれ以外でも役に立ちました。家が完成してからいくつかの手続きをしている中で、市役所の調査があることを知りました。それは固定資産税の評価額算定の調査で、その検査では家の中を全部見せなくてはいけないように聞きました。

別に悪い物を持っているわけでも、恥ずかしい飾りをしているわけでもないのですが、自分たちでプライベートゾーンと思っている2階部分はなるだけ人に見せたくないのです。だからその検査のことを聞いてから、ずっと「嫌だな」と思っていたのです。

去年の秋頃に電話がかかってきて検査の日が決まりました。検査には二人の女性がやってきました。そこで「部屋は全部見せなくてはいけないのですか」と尋ねると、「見せたくない部屋は質問に答えてもらうのでいいです」と言うではないですか。それで質問に答えながら、リビングのテレビに部屋を映して見せました。

表に出ている柱の数など、自分ではっきり記憶していないことも、写真で確認してもらえたので、検査に来た二人も正直に答えていると分かってくれたでしょう。

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