AK250楽しい組み立て編、その6

長い眠りからの

●AK250E

以前、知り合いの方のAK250Eのエンジン音を間近で聞かせてもらった。FTの音と同じなどというつもりは無い。今回あらためてその音を聞いてみると・・・ホンダインラインフォア。CB400Fあたりの音に似ているだろうか。それにしてもこのレスポンスは!本当に軽トラック?
レストア完成時の感激も大きいが、心臓部であるエンジンが長い眠りから目覚めた瞬間はその感激の過半数を占めるだろう。

●何年も動いていなかったエンジン再始動には十分注意が必要だ。できることならオーバーホールせずに復活してくれるのが理想。しかし、不動のあいだどんな扱いをされてきたか、放置期間は?保管方法?放置?などいろいろな想像が必要だ。
そして現状把握把握。オイル漏れは?オイルの状態は?水冷であれば冷却水通路の状態は?クランクは回るか?圧縮は?その際の音は?錆にサンドペーパーをかけたときのような音はしないか?
じっくりと現状把握に時間をかけるべきである。そして納得ができたらキャブレター等の清掃を行い「賭け」にでる。
今回はかなりの確立で「賭け」に勝てる状況ではあったが、予想通り(希望通り)エンジンは始動した。もちろんオイルは数回交換しフラッシングを行い、ポイントは新品交換等は最低限行った。
●エンジンスタンドから降ろしたエンジンを慎重に吊り上げる。 ●吊り上げたあとジャッキを挿入する準備。 ●ジャッキで持ち上げ、慎重にフレームにセットする。これで搭載完了。
●点火コイルにバッテリーからlの+、バッテリーのマイナスをエンジンボディに繋ぎ。 ●さらにバッテリーからのプラスをセルモーター直結でエンジンは始動する。 ●キャブレターの調整を行い安定させる。
●前回とりあえずAK用の中古ブレーキパイプを取り付けたが、どうも劣化が心配。 ●他車のものを加工して取り付け。やはり新品は気持ちがいい。車検時のウケもいいだろう。 ●リアのホースも他車用に交換。 ●もちろんブレーキパイプ、クラッチパイプは全交換。
●オリジナルを保った部品取り用AKからコンソールボックスのふたを取り外し磨く。メイブルーの色見本用。

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