●犯人判明、機械式燃料ポンプ

 
トヨタは電気系統弱いからね。・・・・
ホンダは鉄板弱いからね・・・・。なんたって、もともとバイク屋で、四輪は得意じゃないようだからね・・・・・。
 どうして?ホンダバイク屋は鉄板弱いの?・・・・・と、根拠がないのに話だけが一人歩きしている。
 
AKの機械式燃料ポンプはやめたほうがいい、必ず壊れるよ。電磁ポンプのほうがいいよ。
 これも、何を根拠に話が出てくるのか?
 今回の不調の原因は、その機械式燃料ポンプだった。
どうして、AKの機械式燃料ポンプはやめたほうがいいのか?解明したい。


●、ポンプ上部側とポンプ下部側(エンジンヘッドカバー側)は一枚のダイアフラムで仕切られている。
燃料はポンプ上部側内部を通過してキャブレターに導かれる構造になっているが、今回のようにダイアフラムにダメージがあると(破れてはいなくても劣化して燃料が滲み通ってしまうと)ポンプ下部側(ヘッドカバー内部側)に滲みだしてしまうのである。
結果、クランクケース内部に燃料が溜まり、今回のエンジン不調を引き起こしていたのだ。

この機械式燃料ポンプを取り外し、電磁ポンプ仕様へと変化した。
●機械式燃料ポンプ手動で作動の画像。人差し指でヘッドカバー内部とつながっているピストンを何度も強く押すと、ガソリンが出てくる。 ●機械式燃料ポンプ分解。一番左のピストンがヘッドカバー内部の回転軸運動を上下運動に変える。 ●このピストンが上下運動を繰り返し。 ●ダイヤフラムを作動させ燃料を送り続けるつくり(この画像ではヘッド部のワンウェイバルブが取り外してある。)
●ポンプ側はダイアフラムを取り外し、上下のポンプ室内の間にキャブレターパッキンでサンドイッチにしたアルミ板を挟み、上をガソリン室、下をオイル室とした。
これでガソリンは上室のみを通過するようになったわけである。
●電磁ポンプを取り付けるためのステーをNVに提供してもらう。 ●このあたりだと見栄えもいいし。 ハンドナッターで6mmのネジを用意する。 ●ハンドナッターでナット部を作る。
●N用の電磁ポンプを取り付け完成。
●本音を言えばオリジナルの燃料ポンプで頑張りたかったのだが、機能重視ということで納得した。
完成したら越前さんのAKのように働くクルマとしてかっこよく使用したい。

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