AK250ボディ編、その6。 分割フェンダー。
コスト。

 もしも、愛車を傷つけてしまったら・・・。
フェンダーを擦ってしまった場合、現在の修理であれば、純正塗装済のフェンダーを部品発注し、ボルトを数本取り外し、傷つきフェンダーを取り外し、そして新品フェンダーをポン付け。
 ハイ終了!
 となるであろうが、AKの時代そうは行かない。
狭い空間にドリーを潜らせ、板金ハンマーでたたき出す。伸びてしまった鉄板をガスであぶり、絞りをくわえてさらに均す・・。
パテは使わず、半田で最終仕上げをする・・・。
 すごい手間のかかる作業である。
 最悪フェンダー交換の場合でも、ホイールハウス内部のスポットをもみ取り、新品フェンダーをボディにあわせて調整しながら組み付ける。
 そのフェンダーも、2枚交換するよりは1枚交換のほうがオーナーにとっては安く上がりそうだ。
 それもやがてメーカーサイドの部品製作コストを下げる為(ばかりではないが)1枚モノの値段の高い部品に統一されていく。
 AKも初期型はあの小さなフェンダーが、さらに分割フェンダーとなっていて、交換する場合は部品代をかなり抑えることが出来た。その分、当時の職人さんの工賃は安かったのか?


●初期型の3分割ロアアーム ●初期型分割フェンダー ●上後期型、下前期型メインスイッチ ●上後期型、下前期型ライト、ワイパースイッチ
●ドアハンドル磨いてみた ●ヘッドライトとりつけビスも磨いて取り付ける ●塗装完了のボンネット、太陽がまぶしい ●ヘッドライトリムは初期型の真鍮メッキ製?の部品を取り付けた。AKエンブレムと同じ材質。
●ボンネットキャッチ ●キャビン塗装完了
●左研磨後 ●細かい部品の下地つくり ●初期型初期型プレスタイプのキャップ ●塗装完了

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