いちまいの絵

back top next

2016年6月

201606
『夢の午後』

紙に交響(多種)水彩 四つ切サイズ
個人所蔵

茶畑が広がる。西日が美しく辺りを朱色に染め出すとき、
ウッドデッキで夕凪のような風を感じて、
気持ちよさそうにしている犬(イッキュー)がいる。

毎日散歩してくれる里親のご主人がいて、
面倒を見てくれる家族がいて、日々いろんな人に会って
君も老いる暇がないね(笑)。優しい目をしている・・

昔は野良犬が普通に歩いていた。
時々クルマで確保されたのを子供の目で覚えている。
犬飯、猫飯ではなくペットフードなどと呼ばれるものが登場し、
豊かな社会になったはずなのに、
年々 犬や猫が使い捨てのごとく捨てられ、毎日殺されている。
なんなのだろうと思う。
すべての動物の命に関わり配慮することは、無論一人の人間には
できないけれど、いのちが北風に会わず、
柔らかい風に接することができるように心から望む。

mark