いちまいの絵



2008年11月
200811
『どらの音』

紙に交響水彩 サイズ 四つ切

夜の舞台の主役の饒舌な星たちと輝く月・・夜空が白んで
無音となった水平線から
圧倒的なパワーで『轟々と』うなりながら、
大太鼓の、どらの音と共に
その日いちにち限りの、色と大きさと光と形と雲を抱いて
お日様が姿を現す。
沖縄県南城市知念で個展のために滞在したときの毎日
こうした『いのちの力』に鼓舞された。
日の出でも朝日でも太陽でもなく『さま』
限りない恵みと祝福を照らしてくれる圧倒的な存在は
『お日さま』と呼ぶべきだ・・そう感じたのだった。