いちまいの絵



2006年9月
200609
『いのち』

力強い筋肉のような樹木が空へ聳え立つ。

母なる大地の底から養分や水をもらって

水は生き物や食物を育て、
空へ旅をして
雲となって
空の呼吸に合わせて泳ぎだす。

見えないのではなく、
聞こえないのでなく

目に留めず耳を澄ましてないだけかも。

この豊かさに人間が育まれていることを

いのちをもらっていることを。

ワトソン紙に交響水彩 500×600