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認知症になった父が、私の顔を見ると泣く(´;ω;`)3 ̄…
その顔を見るとこちらももらい泣きしそうになるのだけれど、毎回なので幾分か慣れてきてしまった。
これまで威厳を持って理性を働かせていただろうから、それが崩れていって自分でも感情の収拾がつかないのだろうな・・・などと想像するが、あくまでも私の中での解釈であって本当のところはわからない。
今日は、父の食事の介助に行ってくれた姉から、私にはもう会えないだろうと言って泣く父の姿が動画で送られてきたので胸の奥がググっと詰まった感じがした。
ふと、【エンプティチェア】やってみようと思った。
目の前に父の姿を想像して椅子に座らせる。
しょんぼりとしてうつむき加減でいる。
その姿を見て、ひとつ深呼吸する。
自分の中にある思いの丈をできるだけ正直に話す。
そしてもう一度目の前の父を見る。
変わらずうつむき加減のまま目は合わせてくれない。
その姿を自分の中に留めたまま、今度は父が座っていると想定した椅子に私が座ってみる。
お尻の感覚から父の思いが伝わってきた。
“自分が築いた家族がとてもとても大切で、自分には家族しかいない、それを守り続ける人生だったと。
今はそれが適わない、そしてもうすぐその大切な存在たちと離れなければならない”
そんな強い思いが私のお腹のあたりで伝わった。
きっと、父は思った以上に不器用な生き方をしてきたのだろうなぁ。
安心して誰かに自分を委ねたことがあったのだろうか?
身体にある強い緊張はほぐれたことがあったのだろうか?
私は自分のお腹に手をあて『大丈夫よ』を言いながらさすってみた。
幼い頃にお腹が痛くなると父が、『ピヨピヨ モンガラモンガラ』と言いながらお腹をさすってくれたことを思い出した。
今度父に会ったら『ピヨピヨ モンガラモンガラ』をしてあげようと思う。
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