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11年前、チャターナイト記念事業としてカンボジアの辺境の小学校へ文房具を届ける経験をさせていただきました。そこは、この時代において未だに水道もガスも電気も通っていない僻地でした。道路も舗装されておらず、赤土の砂ぼこりが舞う乾いた大地でした。飲み水は雨水を濾過しただけの何やら色のついた水を飲み、電気は発電機で起こしたものを一部の比較的裕福な家庭と思われる者のみが使用し、大半の人々はトタンで囲った粗末な家に、日の出とともに起き、暗くなったら眠るという。そこで気付かされました。ここには何もない!我々が普段当たり前のように使っているすべての物や事が!翻ってそれは我々には不足しているものがないということではないでしょうか!何か足りないものなどありましょうか?三度の食事を当たり前のように食べ、暑ければクーラーのスイッチを、寒ければヒーターを入れ、のどが渇けば甘いコーヒーでもコンビニで買って、汗臭いといって熱いシャワーを浴び、こりゃ最高だ!と言ってビールをあおる。暇さえあればスマホを触り、眠くなったらふかふかのベッドで眠る。なんと贅沢な!欲しければ、服だろうが、時計だろうが、車だろうが、家だろうが、何だって手に入ります。学びたければ学ぶことも出来るし、海外に行きたければそれだってできる。そうです。ないものはないんだから、何だってできますよ。カンボジアの彼ら彼女らは何もない事すら知らないんです。でも、楽しそうに笑うんですよ。それが彼らの当たり前だから。我々は、すべて持っているのですから我々のできる限りのことをしなくてはいけないと思います。世の為、人の為に奉仕をすることが我々持てる者の務めだと思います。毎回の例会に参加してください!自己研鑽ですよ!自分の知らなかったことを知る貴重な時間です。自分の知っていることなんてほんのわずかですよ。より良く、より多くの社会貢献が出来るよう自らの可能性を追求してください!そしてより良い奉仕活動を、ともに力を合わせて行動しましょう! |
![]() 幹事L.関藤強 |
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![]() 会計L.山内雄介 |
思いやりで We Serve あなたのクラブが主人公
~Keep Growing Lions CLUB~ 成長し続けるライオンズクラブ
ライオンズクラブのモットーは We Serve(われわれは奉仕する)です。奉仕とは社会や他人のために 個人的な利害を無視して尽くすことであり、奉仕こそライオンズクラブの目的でライオンズメンバーの使命です。ただし奉仕活動はわれわれの自己満足であってはなりません。ライオンズクラブはその地域 社会で必要とされている奉仕を目と耳と足で探し出し、その奉仕の方法を工夫して実践していくことが 大切です。奉仕活動はクラブのチームワークを、より有効に使うことを基本として、その活動を同じゾーン・リジョンのクラブが協力することでグローバルなスケールメリットを活かした素晴らしい奉仕 活動が展開できます。「ひとりで出来ることはわずかでも、力を合わせればとても多くのことが出来るのです 」~ ヘレン・ケラー ~ 気配り、心遣い、思いやりをもって地域に寄り添った奉仕活動を、家族を含めてひとりでも多くのメンバーの手で実践しましょう!(思いやり奉仕事業) 今年度は敢えてキャビネットとしての目玉となる地区統一事業は設定せず原点に返って「奉仕」という活動を見直し、地域が必要としている奉仕活動を各クラブが実行する一年にしたいと考えています。また、令和6年1月に地区内で発生した能登半島地震。メンバーをはじめ多くの方が被災される大震災となり、ライオンズクラブとしても復興にむけて尽力していきます。災害時の応急対応・復興対策において迅速かつ効果的な対応を図るためにアラート活動の再確認も行っていきます。ライオンズクラブの活動の中核にあるのは「思いやりの奉仕」です。思いやりとは人の気持ちに配慮し相手が何を望み、どんな気持ちなのかを考えて接することです。相手の身になって考えたり、気遣いをする温かい心や親切な行いこそが思いやりのある奉仕活動なのです。ライオンズの活動が呼び水となり地域に思いやりの心が広がるようにライオンズは世界中で思いやりの 奉仕活動を行います。ライオンズクラブが実践するアクティビティはあなたのクラブが主人公なのです。
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