CLC17LT     
                      http://www.clcboats.com/
        
 http://www.clcboats.com/shop/boats/plans/CLC-CHESAPEAKE-17-LT.html                                      
  説計図の購入から始まりました。私のカヤックやカヌーの使い方はクルージングはあっても、キャンピングはなきに等しいものです。言い換えるとボートの積載量はほぼ乗り手の重量だけということです。CLC17でなくCLC17LTにした理由です。このCLC17LTはその後セーリング用に転用しましたのでシーカヤックとして使うことは出来ますがあちこち補強しましたので少し重くなりました。Sailing Kayakのページを見てください。
  設計図は国内用にmm表示にしてあります。別ページに記しましたようにインチのままでやるのも悪くはありません。むしろインチに慣れる方がいいと思います。
      

2. 工房ではカヌー製作用の船台に12mm合板を張り長大なテーブル=作業台にしてあります。長尺もののスカーフ継ぎには欠かせません。小物は作業机の方でします。
      

 テーブルとは別に作業用衝立を2脚(1セット)で組立てに使います。置いたり、吊るしたりがほど良い枠内での作業になるので好都合です。
  ステッチしたサイドパネルの上に同じくボトムパネルを重ねてステッチしています。
       

 ステッチ部をガラステープとエポキシ樹脂で固め、バルクヘッド・デッキ受け材・スケグケース等を取付けます。
        

 デッキパネルを貼る。接着剤が完全に硬化するまでの固定には図のベルト方式が最良と思う。長短10数本程あれば良い。デッキパネルのガンネル部を端から端まで均一に押さえ込
  むためにベルト下に板材を入れ均等に押さえ込むようにしている。デッキパネルがガンネル部で剥がれることは絶対に避けなければならない。
      

  船台上でやるか、架台を使うかそれぞれ利点があります。Rの異なる前後のデッキパネルはコクピットサイドで隙間なく繋ぐ。その後コーミングを取り付けるしっかりした状態になる。
        

 ガラスクロスをエポキシ樹脂で貼付けます。
       

 コーミングの製作。合板から切出し継目をずらせながら輪にし、1段づつ積上げ・接着していく。トリマー・ヤスリ・サンドペーパーで木口を均して終了となる。
   フットブレースは市販のもの。
       

       

 前後のハッチ製作とフットブレースの取付。デッキの合板を木型に挟んでフレームを接着します。
      

 塗装。デッキはクリアー仕上げ、ハルの下部はウレタンの白でデッキまで回り込み。スケグを出してみた。
         

10 前後のハッチはベルト止めし、ショックコードで型通りの細工、スケグのコントロールロープ引回わしとシート取付けをして完成となる。
         

11 さあ、どこに出かけようか!
    
    


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