東海道を歩く (30-1:舞阪宿・脇本陣) ---
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/df/007868d62aa9523c560296967d6a13be.jpg)
(写真は舞阪宿の脇本陣)
旧東海道を先へ進むに従い、横浜から東海道線で往復する電車賃が、段々と高くなって
きました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
そこで、船橋在住の原人様のアドバイスに従い、今回から「青春18きっぷ」を利用して
出掛けます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
(5枚で11,500円、有効期間:12/10〜1/10)
横浜駅を早朝6:38に出発、熱海、静岡、浜松と3回乗り換え、11:00に前回の続きの
JR舞阪駅をスタートします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/cc/22eb1bb25e4e792e6e70cbdc101f782f_s.jpg)
この時期、昼間で晴れてはいても、風が冷たいです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
JR舞阪駅を出ると、すぐに写真の舞阪の松並木が始まります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
旧東海道の面影を良く残す、延々700メートもの立派な松並木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/bb/5fb6c02db962c4161e8b53ce0be32fd9.jpg)
これまでに見た松並木の中では最高です!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
冬晴れの下、快適なウォーキングです!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
更に、少し歩くと、冒頭の写真の舞阪宿の脇本陣がありました。
この脇本陣は、東海道の脇本陣では、唯一の現存する遺構です。
脇本陣とは、本陣の利用が重複してしまい、本陣に入り切れなかった場合のためのものです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
この脇本陣は、明治に入り町役場としてそのまま使用され、その後、個人の病院となって
いたのを、解体・復元し、平成9年に一般公開したそうです。
内部を無料で案内してくれます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/5e/63857515b08c02024a28f1283a3879d4_s.jpg)
脇本陣の中には、上の写真の大名が休息した、床が一段高くて豪華な”上段の間”等が
再現されています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
案内の人の話では、解体・復元に、2億6千万円かかったそうです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0186.gif)
脇本陣の直ぐ先は、もう浜名湖に面した舞阪港で、下の写真の北雁木(きたがんげ)の
船着き場跡がありました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0166.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/9a/d750f982c224b6ff0048f80023533fab_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/52/b87d73c11dc78b1603a5170c44838f80_s.jpg)
舞阪港には、遠州灘で獲れた魚と、浜名湖で獲れた魚の両方が集まるそうです。 }![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0102.gif)
この港の端の赤い弁天橋を渡り、この舞阪宿と次の新居宿の中間に位置する弁天島へ
向かいます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0228.gif)
電車で行く東海道 (30:舞阪 : 三度「舞阪宿」を歩く) 2016.1.3
(写真は、舞阪宿の松並木)
私の街道歩きのポリシーである”気に入った所は何度も歩く”に従って、正月休みに、
3度目の旧東海道「舞阪宿」を歩きました。
この時期に歩いた理由は、青春18切符の消化です。(有効期間:12/10〜1/10)
![](cars_train7.gif)
横浜駅を早朝7:00に出発、熱海、沼津、浜松と3回乗り換え、11:12に、浜松駅から
2駅先の「舞阪駅」に到着しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/fc/e9dac189d445ea26a99dc7ccee27a90d_s.jpg)
(舞阪駅)
浜松と言えば、”うなぎ”!
舞阪駅前の鰻屋「山本亭・本店」に入って腹ごしらえをします。![](m_0140.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/91/2f3de097ee246d0cdc031e0a27ad9787_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/fc/beb750dc4d94c13b40828511734dc724.jpg)
お店には注意書きが!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
「天然ウナギは、キモの中に、釣り針が入っている場合がありますので、ご注意下さい。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f5/ee05e56046110ba7062031561e35f37c.jpg)
え、えっ〜、そうなの?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d5/36975ca537f62ffef0aeb2c622ab0a0a.jpg)
気のせいか、天然ウナギは、味が濃くて美味しいです!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif) ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0240.gif)
腹ごしらえが出来たところで、旧東海道に出ると、すぐに舞阪の松並木が始まります。![](m_0140.gif)
旧東海道の面影を良く残す340本もの松並木が、延々700メートル続きます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ef/61b58fdaf9217f382932e994135247cc.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/89/f107a14205c46897072d4c0b59ca1396.jpg)
でも、江戸時代には、現在の4倍もの本数の1,420本で、延々920メートルも続いていた
そうなので、圧巻だったのでしょうねえ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
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![](cat_46.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/39/5e344bba8a2de03feba29bf4acf61f44.jpg)
東海道と中山道を通して、これまでに見た松並木の中では最高です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d0/cec649ee4d401643b4e8e935ccf9a3ae.jpg)
![](body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d3/7f2dc94fc88e9108e580ce3d1a6824fa.jpg)
綺麗に手入れされた松並木には、広重の東海道53次の各宿場のレリーフが順番に並んで
います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/bf/878fca920662fe01d7ef1fa35adf1b09_s.jpg)
この時期、風は冷たいですが、冬晴れの下、快適なウォーキングです!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
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上の写真は、太鼓を叩いている「浪小僧」で、地引網にかかった浪小僧が、海に返して
もらったお礼に、海が荒れる時には、太鼓を叩いて知らせてくれるそうです。
(遠州七不思議伝説)![](m_0140.gif)
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この先、松並木が、国道1号を斜めに横切ると、舞阪の宿場町が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/73/da7e144ff89660c06bbf925ed3a906a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/77/ac5be824a7046f0d705c002d2eb3f24c.jpg)
舞阪宿は、昔から、浜名湖での海苔の養殖が有名で、街道沿いに新海苔を売る店が
点在します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f3/6f4f039057f0949735a8e5dd1966b5f4.jpg)
上の写真は、宿場町の見張所である「見付」の跡で、当時の見付の石垣を残しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/12/b2bbba068a98fb80d9d4793ee61bba3f.jpg)
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(「舞阪の一里塚」跡の碑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8f/10cb89cdeaf2a27635b7b9cfa6596810.jpg)
(「本陣跡」の碑)
舞阪宿では、1809年、宿場の大半を焼き尽くす大きな火事に見舞われました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/etc_fire.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ad/0950f3ce2bb79680eb2c1a82c52f3952.jpg)
このため、防火の秋葉信仰が広がり、舞阪の街道沿いに、3基の常夜燈が建てられました。![](m_0151.gif)
更に、少し歩くと、東海道の脇本陣としては唯一現存する「茗荷屋(みょうがや)脇本陣」が
ありますが、年末年始の休館で閉まっています・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/81/cb83344b904448342fdc16e1a497dac4.jpg)
(脇本陣の内部については、冒頭のブログを見てね。)
脇本陣の直ぐ先は、もう浜名湖に面した舞阪港です。
昔は、浜名湖は、海とつながっていない淡水湖でしたが、1498年の大地震により、
淡水の浜名湖と海がつながってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_sea.gif)
そのつながった場所を「今切(いまぎれ)」と呼び、今切には、下の写真の北雁木(きたがんげ)
があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/a6/034a9724cfad1b0e0965de40dcdc25a4.jpg)
北雁木は、次の新居宿との海上1里(約4キロ)を結ぶ「今切の渡し」の船着き場跡です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ship.gif)
舞阪港には、遠州灘で獲れた魚と、浜名湖で獲れた魚の両方が集まるそうです。
新年ということで、舞阪港には、大漁旗を掲げた漁船がたくさん係留されています。![](cat_46.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/dc/b44771563091441b21c10947522c2f8a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6a/a6f24391d75f5b7c1156527cc1412d58.jpg)
(漁船の小さな門松)
舞阪港の端の赤い弁天橋を渡り、舞阪宿と次の新居宿の中間に位置する弁天島へ
向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/b0/c0da99e946309ec2ad786a2f81d30536.jpg)
上の写真は弁天島の沖の鳥居で、背景の高架の道路は、国道1号の浜名バイパスです。
弁天島はリゾート的な観光地で、海岸にホテルのビルが建っていますが、シーズンオフの
せいか人影はあまりありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/53/8a8b2cb37b441568df21870bcd12f832.jpg)
海岸の説明板によると、春は潮干狩り、夏は海水浴で賑わうらしいです。
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