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多摩川を歩く(その74)(和田橋から神代橋へ)  2023.10.25



(「吉野梅郷」の近くの「紅梅苑」の「梅酒付き 栗おこわ膳」)

 

万年橋から20分くらい歩いた小高い所にある写真の八坂神社で一休みしてから、再び歩き始めます。

一般道を、極力、多摩川から離れない様に、適当に歩いて行きます。

多摩川沿いの急斜面には、杉の木がびっしりと並んでいます。

杉の木の僅かな隙間から、所々、多摩川の流れが見えます。

小高い所にある写真の八坂神社から更に30分くらい歩いて「和田橋」に着きました。

昭和40年竣工の「和田橋」は、和田町と日向和田の間に架かる橋で、古くは丸太橋などが架けられていました。

橋の長さは99メートルです。

(河口からの距離: 64キロ)

欄干には、上下の写真の様に、梅と鶯の飾り彫があります。

多摩川の淵は、水の色も濃くて深そうです。

和田橋を渡り終わり、橋を戻らずに、そのまま渡り終わった対岸(右岸)を歩いて行きます。

右岸の集落の中の道を進んで行きます。

 

(青梅市立第五小学校)

和田橋から20分くらいで「神代(じんだい)橋」に着きました。

昭和43年に完成した橋長132メートルの「神代橋」は、「青梅街道」と「吉野街道」の間を流れる「多摩川」に架かっています。

「神代橋」の名前は、青梅市の天然記念物の「神代ケヤキ」に由来するそうです。

神代橋の上から多摩川を眺めると、渓谷が更に深くなってきています。

この辺りの渓谷が「吉野峡」です。

「吉野峡」とは、青梅線の日向和田駅の近くのこの「神代橋」から、この上流の二俣尾駅の「軍畑大橋」の約3キロの区間を指します。

神代橋を渡り終え、対岸のJR日向和田(ひなたわだ)駅の近くまで行ったところで、再び、右岸へ戻ります。

神代橋を右岸へ戻って来ました。

周辺の地名は「梅郷」とあり、有名な「吉野梅郷」はこの近くみたいです。

神代橋の右岸の袂の「紅梅苑」に入り一休みします。

「青梅くず切り」と「栗おこわ膳」を注文しました。

(青梅くず切り(1,000円):青梅の甘露煮、くず切り)

右側のくず切りを、左側の緑色の甘露煮に浸して絡めながら食べます。

(梅酒付き 栗おこわ膳(1,900円):栗おこわ飯、小鱒の甘露煮、紅くらげ、梅酒、湯葉まんじゅうの吸い物)

(青梅ソフトクリーム:400円)

フジテレビの「ぶらサタ・タカトシ・温水の路線バスで!」では、写真の「青梅(あおうめ)ソフトクリーム」(400円)を食べて一休みしていました。

このテレビ番組によると、「2009年に、この近くの吉野梅郷の梅へのウィルス感染が確認されたので、吉野梅郷の大半の梅の木を伐採してしまった。」そうです。

「梅は育てるのに時間がかかるため「吉野梅郷」の梅が見ごろになるのは10年後になる。」そうです。

路線バスの一行は、紅梅苑の道路向かいの「伊藤園」で、この辺りの名物の梅干しを買っていました。