御嶽山

2010(平成22)年07月25日〜26日御嶽山(3067m)を縦走した。
御嶽山は修験者の霊場であり、登山者憧れの3000mを越える山である。

クロマメノキ
 
ツツジ科(Ericaceae)
Vaccinium uliginesum
 
軽井沢では「アサマブドウ」と呼んで食用や
ジャムの材料になる。
「クロウスゴ」とよく似ている。
少し下ったところで見つけた。
 
クロマメノキは岩に張り付いたように生え、
実の先端部に凹みがない。

クロウスゴ
 
ツツジ科(Ericaceae)
vaccinium axillare
 
属名は牝牛に由来する言葉。
 
和名は「黒臼子」で果実の先端部が
凹んでいてその部分が名前の由来。
枝は四方に広がる。

タカネシオガマ
 
ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)
pedicularis veticllata
 
属名は「虱」 昔ヨーロッパではこの属の植物を
食べた家畜に
「虱」が一杯ついたからといわれている。
 
和名は「高嶺塩竈」で「浜で目に付く」を
「花だけでなく葉まで目につく」
ことにかけたもの。

飛騨頂上(2800m)
 
飛騨頂上には小屋と石像
がある。

コマクサ
 
ケシ科(Papaveraceae)
Dicentra peregrina
 
種名は「外来の」
和名は「駒草」は花の形が馬の顔ににているから。
 
御嶽山のコマクサは盗掘などで全滅
しかけていたが、五の池小屋の水口善松さんの
努力により回復して飛騨頂上の直ぐしたの
砂礫地に今では群生している。
 
今回の御嶽山登山の目的の一つは
コマクサの群生をみることだった。

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