おじさんのほてほて山花歩き

白山の花々

(2009.7.25〜28)
久しぶりに「花の百名山 白山」の花を見たくなった。
 
白山の周りには古い地層があり、現在もこの手取層から
化石の発見が続いている。
今回は手取渓谷からの山旅となった。 

別当出合からの登山図
 
花の群生地の南竜ケ馬場に向かい、
設備の良い南竜山荘に宿泊して、
翌日、エコーラインを室堂へ、
そして最高峰の御前峰に登った。
 
あいにくの雨と強風、辺りは何も見えなかった。
 
 

オオウバユリ
 
ユリ科 (Liliaceae)
Cardiocrinum glehni
 
属名はユリニ似た花で
葉は腎臓形をしていることによる。
 
つり橋を渡り森林の中に踏み込むと
先ず目に付くのがオオウバユリ。
草丈1mを越すものが多い。

エゾアジサイ
 
ユキノシタ科 (Saxifragaceae)
Hydrangea macrophylla var.megacarpa
 
日本海側の山地に生える。
 
花弁状に見える萼の色は、赤紫色、淡紅色、白色を帯びる。
此処の登山道では、白色か薄紫だった。
 
シーボルトが命名した種名のオタクサ
は園芸品種のアジサイ。
 
 

ミツババイカオウレン(コシジオウレン)
 
キンポゲ科 (Ranunculaceae)
Coptis trifolata
 
和名 越路黄蓮
 
花弁に似たものは萼。
この形が梅の花に似ている。
バイカオウレンとの違いは、バイカオウレンは5葉。
コシジオウレンは3葉。
花茎が茶褐色。日本海側気候のところに生育する。
 
 
 
 

ハクサンカメバヒキオコシ
 
シソ科 (Labiatae)
Isodon japonicus var.hakusanensis okuyama
 
ハクサンカメバヒキオコシは、頂葉片が大きく、
鋸歯と欠刻がある。
 
和名は白山亀葉引起
 
ヒキオコシの仲間は、葉は苦く起死回生
の効力があるということから命名された。

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Last updated: 2009/11/9