東華鍼灸院

はり灸について

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はり灸は、からだのツボに軽く刺激を与えて自然治癒力を高めていく治療法です。
治療は始めに問診を行い、脈やからだの状態を見ながらツボに適度のはりやお灸を致します。冷えや痛みによる気の滞りをなくし血液の循環や水分代謝が良くなり自然治癒力が無理なくついてまいります。治療時間は約1時間位です。初めてで、はりがちょっと怖いなど緊張している時は「ていしん」と言いましてステンレス製の棒のようなものをツボにあてるだけで皮膚の緊張が和らぎ痛みも取れやすくなります。

お灸は温かく気持ちよく、血液の流れを良くします。
温灸と透熱灸の2種類を使います。温灸は、直接もぐさを皮膚に置かないで紙の筒状の中にもぐさを入れて、温めていく方法です。 また透熱灸は、糸状のもぐさを皮膚に直接置き8分目位で消す方法です。
手足が冷えていたり、血液の流れが悪いと免疫力が落ちていろいろな症状が出やすくなります。婦人科疾患などにも冷えは良くないですね。これから結婚される人は特に母体の安全性に気をつけて冷えとりに努力されることをお勧めします。はり灸は不妊治療や逆子治療にも効果があります。

健康を保つためにからだの気の流れを良くして、血液の流れや水分代謝等を調整して症状の改善に努めています。気は、からだの働きを調整する生命エネルギーで心やからだの症状に影響します。
この“気”の働きを、消化器の場合を例にした場合ですが、私達が食事を摂るとからだは、入ってきた食べ物を消化吸収しいろいろな形にしてからだ中に送り届けています。
この時、実際に消化吸収の働きをしているのは胃や腸で、その後作られた血液などを運んでいるのは心臓や血管ですが、この胃や腸、心臓や血管等を動かしているエネルギーが“気”ということです。
からだは“気”によって動かされているともいえます。ですから“気”が弱まっているときは、いくらからだに良いものを食べても元気になれません。東洋医学では、これを“気虚”とも言い、エネルギー不足と捉えています。

気が滞ると、血液の流れや水分代謝も悪くなります。また気持ちが落ち込んだりすると、からだのバランスを解糖系にシフトさせて交感神経が緊張し、低体温や低酸素、さらに高血糖になりやすくなります。
特に鍼灸が効果的な症状は、自律神経系に作用し、睡眠障害や更年期障害などホルモンバランスに影響を与え、心身共に楽になります。血圧や心拍数もさがり呼吸も楽になります。リラックス効果で深い眠りと共に脳からのアルファー波が出ますのでストレスの解消にも繋がります。体質改善などを必要とする花粉症やまた運動器疾患などの打撲や捻挫にも効果があります。

人は、それぞれに年齢体力体質等に違いがありますので、治療効果の速さにも違いがあります。生活の仕方(食事・運動・睡眠)を意識されたり、また性格が素直な人は気の流れが速いので治りが早いです。慢性的な疾患で長期に薬を飲んでいる人は反応が遅く効果に時間がかかる人もいます。
御紹介者に「はり灸は効くから行ってみたら!」と勧められても怖いとか痛いと思い込んで二の足を踏んで折角のチャンスを逃している人が多いように思われます。
皆様、心身共に楽になります東華鍼灸院に如何でしょうか。お待ちしています。