はじめまして。鍼灸師の東美代香です。
開業しまして42周年を迎えました。
私が2歳の時、両親が共に結核で入院し、母は私が生まれる前からからだが弱かったようです。7歳の時に亡くなりました。父は肋骨を7本も切除しましたが生命力が強かったのでしょう、私が9歳の時に退院しまして86歳まで生きてくれました。
両親入院後は実母の妹に預けられました。
叔母が治療をしていたことで、幼少時からからだが弱かった私は鍼灸治療を受けていました。
当時治療に来る人が多く、私は10歳位からお灸の手伝いをするようになりました。自分で言うのも可笑しいですが、幼少期から手先が器用だったようです。
自然の成り行きでこの道に入り、天職とも思えるこの仕事を通して沢山の素晴らしい方々に出会うことができました。
年数や体験を重ねていくことで、鍼灸の奥深さに触れられ、手応えのある仕事に今改めて鍼灸の道を続けてきて本当に良かったと思っております。
日々新たな発見と共に患者さんの立場や思いに触れられる幸せを実感しています。
そして皆様の生活が笑顔で潤いのある素晴らしいものになりますよう少しでもお役にたつことができましたら嬉しいです。