特産果物 | 出荷の時期 |
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高知のこだわり「梨」 | 9月初旬〜10月中旬 |
水晶文旦 | 9月中旬〜11月下旬 |
山北みかん | 11月中旬〜2月中旬 |
山北は高知市の中心部から東へ車で50分ほどのところに位置するのどかなみかんの里です。
長い日照時間と水はけの良い土壌、また太平洋からの程よい潮風がおいしいみかんを
育てます。みかん作りの歴史も古く江戸時代より脈々と受け継がれています。
高知市近郊の幼稚園や保育園では秋になりますと山北へみかん狩りにいくのが
定番行事です。高知市民にとって山北みかんは身近で大好きなみかんなんです。
露地栽培の山北みかんは10月頃より「極早生」品種のみかんの収穫が始まり、11月中旬からは 糖度が高く高知県民御用達の「興津早生」品種のみかんが出回ってきます。 年が明けますと、晩生品種の南柑20号と言う品種が主力となります。 いずれの品種も実をつつむ薄皮がやわらかくて口に残りません。程よい酸味によって しっかりとしたみかんの風味がつくられます。 温州みかんは小玉の方が糖度が高くて味が濃い為に、高知県ではSサイズが一番人気です。
高知県香南市香我美町にある山北の選果場です。山北では主にみかん農家さんが自ら選果箱詰めして農協に持ち込む”個選”と コンテナに入れバラ詰で持ち込んでセンターで選果する”共選”に分かれます。 選果センターでは光センサーによって糖度や傷などをチェック、サイズごと等級ごとに箱詰めします。 農家さんが箱詰めしたみかんは高知中央卸売市場や高知市の卸売市場に送られてセリによって取引されます。
山北選果場のすぐ近く、地元山北のみかん専用市場です。ここでは主に農家さんがご家庭用を5kgの袋に入れて持ち込みセリを行っています。 5kg袋入りの山北みかんは地元の八百屋さんやスーパーさんでご家庭用として販売されています。