vol 340:海王星の神と冥王星の神






(えらく手こずってる様だ。
地球の霊ごときが我らの霊に勝てるとでも本気で思っているのか。)

(うむ。結構頑張ってるみたいだ。)

(め、冥王星の神?!。)

冥王星の神の力で海王星の神の元に移動した。

俺はまだしも、大樹やシロ、弥勒はすぐに膝まづいた。

俺は体全身を震わせながらも、

なんとか立ってる。

気の違いが恐ろしい程で今にも重圧で潰されそうや。

(そこに居るのは天の子!
それに・・・これはどういう事か!。)

海王星の神は目を見開き怒りを露に冥王星の神にぶつける。

(海王星の神よ、話をしに来たのだ。
我は中立の神。
だがしかし、そなたは何故地球を襲っているのか。)

怒りを露にする海王星の神に対して、

冥王星の神は淡々と会話を始めた。

(神々の審判では、人間を滅ぼす事に決断しかかっていた。
しかし、海王星に滅ぼす権限は決まっておらぬ。)

冥王星の神は目を細めて海王星の神を見つめた。

(あまりにも!あまりにも長々と放置している!
早く人間に審判を与えねば地球と言う星が、。)

(誰がそれを決めたのだ。)

(っ?!。)

「か、海王星、の神!。」

膝まづいて両手も地面につけている弥勒が震えた声を上げた。

「あんた、の・・・兵士たちは・・・のぞ、んではっ、いない!。」

(煩い!我に向かって下等な地球の霊が!。)

その言葉に俺はカチンときて、

「ちょい待って・・・下等?
力の差で下等や言うてんのか・・・。」

(当然だ。)

「その下等な奴相手に・・・攻撃するやなんて・・・、
卑怯やなぁ。」

(クッ!。)

海王星の神は俺の言葉で更に怒りを出し、

俺に向かって片手のひらを見せる。

俺と海王星の間に大日がスッと立った。

(この者たちを傷つける事は許されない。
特に天の子は神の子。
神々同士の争いは神々の掟で禁じられている。)

海王星の神は冥王星の神に視線を向けて、

伸ばした手を下へと下げた。





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