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vol 270:全ての歴史
初めに、神は天地を創造された。
光をつくり、光と闇を分け、
昼と夜をつくり、夕べと朝をつくった。
これが第1の日である。
神は水や大空、いろいろな「事」をつくり、
第6の日に人間をつくった。
自分に似せた人間。
地球を支配させる自分に似た人間。
神には神使いたちがいる。
自分の命に従い、
動く者たちだ。
初めて創られた神使いはミカエル。
そしてルシファー。
ガブリエルなどいろいろな神使いを創られた、
神を守るため、
神の世界を守るために神に似た力を持つ者達。
しかし、神は人間の様に始めから大人では創らなかった。
皆、子供から作り父となり、
成長させたのだ。
宇宙にはそれぞれの星に神が存在し、
それぞれの銀河に神が存在する。
天界の神は地球を与えられ、
その地球を繁栄させることを命じられた。
人間よりも先に居る宇宙の者達は失敗に終わったからだ。
始めから知恵をつかせては、
欲にまみれ、綺麗だった星を汚し、
共食いを始め。
そして、宇宙の神々は天界の神に自分たちと似た、
力のないモノを創るように言われた。
素晴らしい生き物が出来るかどうか。
天界の神は、「事」を創りだす間、
まだ幼いルシファーをとても可愛がっておられた。
水と大空を分ければ、
ルシファーに水に触れさせて、
これは水だと教えた。
地球のモノを触れさせた。
「神様、僕も何か形を創りたい。」
神はそんなルシファーが愛らしく、
創ることを許可した。
ルシファーが創造した形は、
今で言う蛇で、
美しく魅力的な鱗。
だが、蛇のその瞳の鋭さに、
神はルシファーが鋭い知恵を持ち、
嫉妬というモノにいつか目覚めてしまうとこの時悟る。
しかし、自分の創った命のまだない形に、
喜び抱きしめるルシファーのその形を、
壊すことは出来なかった。
そして、神使いの中で幼いながらも、
最も賢いのはルシファーだと神は気づいた。
神は人間を創ってからは、
人間に決まりを与え、
人間の観察ばかりになってしまう。
ルシファーが声をかけても上の空。
その先にはいつも人間の男と女がいた。
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