ブライトホルン(スイス)

モンテローザと氷河

マッターホルン

バルトロ氷河舌端

エベレストの次に高い
"K2"(8611m)

朝日に暖を取るポータ

ゴンドコロ峠(鞍部5940m)

K2(正式名称は
ゴッドウィンオースチン)

ブロードピーク(8047m)
K2の隣に聳えている

====== 回答します ======

<(1)引きこもりがちですが、野外活動に参加できますか?>

 参加できます。大歓迎です。

 「本校生以外の方へ」のページをご覧下さい。参加を希望する方は事前(2〜3週間前)に電話を下さい。お互いに知り合っておかないと不安でもあり、参加しても楽しくないでしょう。また、万一事故に遭遇したときの保険のこともありますので必ず事前に打合せを行ないます。

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<(2)中学生も受け入れていますか?>

 中学生の人は原則として区教育委員会が設置している支援学級に通うことを検討してください。葛飾区では高砂の「ふれあい学級」、墨田区では押上の「ステップ学級」、足立区では西新井の「チャレンジ学級」などです。

 しかし、支援学級は多人数なのでちょっとという方、自宅からの交通が不便なので通学しにくい方などは相談においで下さい。居場所の提供、学習指導を行います。

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<(3)フリースクールに通った場合、中学校の出席になりますか?>

 文部科学省は本人の不利にならないように取り扱ってほしいといっています。したがって、各学校の校長先生と本スクールが話し合いをして出席扱いになるよう努力します。

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<(4)全日制高校で進級できない場合、通信制に転校すると3年間で卒業できますか?>

 高等学校には学年制と単位制の2種類があります。ほとんどの全日制高校は学年制といい、進級できない場合はその学年の単位を全科目未修得としてもう一度勉強をやり直します。ただし、転校する場合は合格した科目の単位は認められます。

 一方、通信制高校は単位制といい、進級できなくてもその年に学習した教科・科目のうち合格したものは修得単位となります。このようにして修得単位数の合計が74単位以上になり卒業条件(下記(5)を参照)を満たしたとき卒業が認められます。

 2008年度より私立の星槎国際高校と提携しておりますので、星槎国際高校と相談をしたうえで転入する学年を決定します。出来る限りつうさん年間で卒業できるように配慮しますが、無理をすると不登校などに後戻りすることがあります。そうならないように相談しながら決定します。

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<(5)高校の卒業条件を教えてください?>

 文部科学省の規定により通信制高校を含む全ての高校で次の3条件をクリアすれば卒業が認定されます。@高校に3年間以上在籍し、A必履修教科・科目をふくめて74単位以上を修得し、B定められた特別活動に出席すれば卒業できます。

 通信制高校と全日制高校の違いはAの単位の取り方です。全日制高校は毎日学校へ行きますが、通信制の場合は毎日登校するかわりにレポートを作成して提出し、月2〜4回のスクーリングに出席して面接指導を受けます。

 レポートは、例えば1学年では国語(4単位)、数学(4単位)は年間12通、英語(3単位)は9通作成・提出します。1学年で9科目学習している場合、2週間に1回程度4〜8通のレポートを作成・提出することになります。

 自宅で一人で学習し、レポートを作成するのはかなり大変です。そこで別途授業料を納めて特別スクーリングを受けるようになっている通信制もあります。多くの通信制高校生はサポート校に通学しています。

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<(6)通信制高校は3年間で卒業できますか?>

 結論から先に言えば、通信制高校も全日制高校と全く同様に扱われますから、上の3条件をクリアすれば3年間で卒業できます。

 通信制高校生が一人で高校の教科書を学習してレポートを作成することはかなり困難なことです。当スクールは星槎国際高校のサポート校として月曜〜木曜日の午前中を中心に学習指導を行ない無理なく3年間で卒業できるように指導を行ないます。午後は希望者に勉強やパソコンを指導します。

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<(7)サポート校の勉強はどのようにするのですか?>

 本スクールは通信制高校のサポート校です。したがって月曜日〜木曜日は当スクールで学習します。また、金曜日(月に1-2回)は通信制高校のスクーリングとして社会体験、野外活動を本スクールで企画実施し、それに参加していただきます。ですから全日制高校に通う学校生活とほとんど同じようにして学習し、無理なくレポートを作成することができ、3年間で卒業できるよう指導します。

 ただし、サポート校にはさまざまな学校があります。必ず学校見学をして教室の様子、1学級の生徒数などを確認し納得して入学するようにして下さい。例えば、2学年分の教室しか用意されていないため3学年で交代で教室を使用するような学校があったり、地下室が教室になっていたり、狭い廊下や階段のため火災の場合の避難が心配される学校などがあります。また、親切に指導するという約束だったのに多人数のため十分な指導が受けられない場合もあります。

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<(8)通信制のスクーリングとはどのような勉強ですか?>

 星槎国際高校は教育特区として設立された通信制高校です。そのため不登校・発達障害などの青年が社会参加を実現するために社会体験や野外活動を積極的に行うことを推奨しています。当スクールでは独自の企画により年間16,7回のスクーリングを企画・実施しています。これに参加できない方は独自の代替プログラムを用意します。

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<(9)サポート校に入らないと進級は難しいですか?>

 中学校までに学ぶことになっている基礎学力が十分あり、計画的に一人で学習することが出来る人はサポート校に入らなくても進級は可能です。また、勉強を見てもらえる家族がいれば、自宅学習だけでも不可能ではありませんが、レポートの期日や要求されている内容など自分で絶えず把握しておく努力が必要です。

 無理なく学習し、3年間で卒業したい場合はサポート校を利用することをお勧めします。

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<(10)退学した人は通信制に転入学できますか?>

 退学した人は転入学ではなく編入学をします。編入学の募集は転入学の募集より回数が少ないので、 現在高校に在籍している人は退学届を出さないことが大切です。星槎国際高校ではいつでも転入学の受付を行なっており月の初めに入学できます。多くの通信制では転入学の選考は書類審査だけで筆記試験はありませんのでしり込みをしないで下さい。

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<(11)「高校卒業」と「高校卒業程度認定」の違いはありますか?>

 「高校卒業」と「高校卒業程度認定」「高卒程度認定」とは大きな違いがあります。上級学校(大学、専門学校等)に進学しないかぎり最終学歴は「中学校卒業」となります。雑誌等で「高卒資格」取得などとあたかも高校卒業と同じであるかのような錯覚をおこさせる宣伝文がありますが、それに惑わされないことが大切です。事情があって高校で勉強できなかった方が進学したいといった場合の救済措置です。

「高卒程度認定」試験の学力水準はおおむね高校1年で学習する必履修科目の水準・範囲です。一時、実力社会の到来と言われましたが、その意味でも試験合格後の努力が大切です。また、最近は格差社会が進行していると言われており、その中で「新学歴社会」の到来ということが懸念されています。その意味からも正規の高等学校卒業資格を取っておく方がよいと考えられます。安易に走ると何処でそのしっぺ返しがあるやも知れません。

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