1.単装機銃増設の加筆なし 2.艦橋前の13mm連装機銃用の機銃座を更新 3.1番煙突・及びカタパルトのそれぞれ前に兵員待機所更新 4.魚雷発射管室上の増設分三連装機銃を更新(文字のみ)、5番主砲消去、 及び中央甲板右舷側の後端延伸を更新 5.7番砲は高角砲ではなく14cm砲のまま 6.艦橋への21号電探設置とそれに伴うトップマストの後方傾斜、 及び探照灯管制器用フラットの後方への延伸をそれぞれ更新 7.各艦橋平面図で40cm信号灯と1.5m測距儀の位置を入れ替え 8.同じく上部艦橋甲板の信号所を抹消、羅針艦橋後部を拡張し 信号所の文字記入更新 (ただし7〜8は艦内側面図には未反映)
右上の図面来歴の項目に「昭和17年1月末日現在(新設改造工事完成ノモノ)とあり、 その下に「昭和18年5月末日現在(新設改造工事記入)」と書かれています。 更に下に人名と思われるハンコが押され、 下に「三月末トシ電探関係を記入ス」とあります。 出図は佐世保海軍工廠造船部、 製図日付は昭和17年4月20日ですが、 出図日の項目に19.6.15の印が押されています。
五.戦果及び被害 (二)被害 二兵器機関(主トシテ浸水ニ依リ使用不能トナル) a.砲術科 (vii)四.五米測距儀仰角10度以上使用不能
・傾斜していると考えられる根拠 前述の公式図及び軽巡川内の電波探知機装備要項図 丸スペシャルNo.98 北方作戦p78のキスカ島撤退作戦中の写真 ・傾斜していないと考えられる根拠 福井静夫氏作成の各種機銃、電探、哨信儀等現状調査表の内容 丸エキストラ戦史と旅No.11の写真
発6月21日 連合艦隊司令長官 受6月21日2130 大和 連合艦隊司令長官 同各司令官 (軍令部総長) GF機密第二一一四一五〇〇番 連合艦隊伝令作第六〇〇號 1.各指揮官ハ概ネ七月五日迄ニ左ノ兵力ヲ南洋ニ派遣 同地着後内南洋部隊指揮官ノ指揮下ニ入ラシムベシ 2.大和第十四戦隊阿武隈第十六戦隊香椎青葉内搭載水上偵察機全機 [以下略]
6月30日 主要作業 阿武隈γ[飛行機]ヲパラオ方面ニ派遣ス