今手に持っているのは、一番気に入ったスクラッグス・モデル。ここで気づいたのだが、バンジョーのヘッド、みんなパンパンに張っている。ちょっと手で押しても、まったくへこまないほどだ。バンジョー弾きなら驚くはずだ。早速ホテルに戻ってヘッドを締めてみると、驚くほど透き通った、かつでかい音が出るようになった。こりゃー感動だ。

ギターを買ってブロードウェイを歩いていると、ギター1本で歌っている、かなりコアなカントリーが聞こえてきた。そこでその店、ロバーツ・ウェスタン・ワールドに立ち寄った。ナッシュビル１ホットなスポットと評されるこの店、１度は入ってみたかった。中に入ると、客は自分と風だけ。でも、自分たちが入るなりキッと気合を入れて歌いだす。客が１人でもいれば手をぬかない。歌メチャうま。ギターもメチャうま。ガースブルックスと聴き間違えるほどだ。それなのに客は通り過ぎていく・・・。何で？　帰りがけに彼のCDを買ってサインもらった。Pork McElhinnyというミュージシャンだ。（何て読むのかわからん）

いったんホテルに戻ろうと、4番通りを歩いていると、「OKINAWA」と書かれたお店が。中からキンパツのスシ屋の格好をした兄ちゃんが2人出てきて、タバコを吸っていた。何とも異様な光景だった。

せっかくギターを買ったので、さっそく音出し！　そうそう、買ったのは何とMartin！　しかも400$！　たまに見かける、ツヤ消しのアレですわ。にしても400$はお買い得。音も、低音の響くマーチンサウンド。さすがグルーン！

 

にしても暑い。暑すぎる。噴水でギャルたちが水浴びしてた。そっちの写真を撮れ。

その夜、オープリー・ミルズに行った。世界一のラジオ長寿番組を放送しているGrand Ole Opry。カントリー界の聖地。そのおひざもとにできた大型ショッピング・モールが、オープリーミルズ。そこにどでかいギブソンショップがあり、これまたギター・バンジョーの山。しかも全て試奏可能！今夜はここに併設されているステージでジャムセッションなのだ。