当初釣行予定は無かったが、釣友H氏から誘いを受けて7年ぶりに藁科川の解禁へ、朝5時に自宅を出て福養橋たもとの以前からお世話になっているおとり店に6時前に到着。が予定していた橋下流の瀬は二人で入る余地無く満員御礼状態。止むを得ず年鑑と囮を購入し、入れそうな場所を探しながら上流を目指す。以前数度釣行した事のある鍵穴付近でやっと隙間を見つけて7時頃からチャラ瀬で始めるも全く当たりなし。始めて2時間程経った頃やっと掛けたものの15cm級、移動したくてもやはり釣り人は多く、移動できず9時ごろ既に諦めモード。上流の瀬で釣っていた釣友は3匹掛けて2匹取り込んでおり、その内一匹は20cm級の良型であった。その瀬頭では他の人がバタバタと10数匹の良型を掛けたとの事であった。上流の急瀬を見に行った途中の弛みに枯葉と共に小型の鮎が数匹横たわっており、針の掛り傷も無く冷水病と思われる。10時頃には鍵穴を離れ、途中昼食を取りながら再び福養橋下流へ戻る。橋下のガンガン瀬は未だ釣れているのか人が多いので、その下の鏡岩下流のトロ瀬に入るもやはり人が多く、身動きできない。2時間程粘るも囮にならない小型一匹が掛ったが、期待できず午後2時頃納竿した。 | ||
昨日のリベンジで福養橋へ釣行。さすがに昨日とは違って何処でも入川可能。初めは橋下流のガンガン瀬の右岸中ほどで、釣り始めるが直ぐ上から田植えの濁り水が流入しており、辺地は笹にごりであった。15分程して小さな当たりがあり、簡単に引抜が出来る12cmサイズ。その後も30分程でぽつぽつと4匹掛かるものの、全て15cm以下の小型ばかりであった。そこで昨日下流の川の状態があまり良くなかったので、今日は橋上流の瀬へポイント調査を兼ねて移動。見た感じでも青のろは少なく石は非常に綺麗であり、回りもぽつぽつと良型が掛かっているのが見えた。瀬の一番下の中洲に渡り、淵に入っている大石を見ると、多くの遊び鮎がギラギラと苔を食んでいるのが見えたので、その石の裏側へおとりを入れると直ぐに良い当たりがあり期待するが、やはり小型。次も小型、瀬を攻めるが全く追いが無く時間ばかり過ぎる。おとりを養殖に変えて瀬に入れるとやっと16cm級をタモに入れるが後が続かず、再び泳がせ釣へ。時間も昼ごろとなり水温が上がった為か、朝の状況とは違って大石についている鮎に良い型が目立つようになっている。大石周りと淵の向こう岸を攻めると小型は数匹混じるのみで16〜18cm級の3連荘を含めポツポツと掛かった。その後も木の枝が張り出した向こう岸際を泳がせて数匹追加。3時頃となり集中力が途切れ2匹連続バラシた所で納竿とした。今後の藁科川での気がかりは写真右下鮎の尾付近に見られるような傷である。 使用仕掛:水中糸0.25フロロカーボン、ハリス1.2号、針一角又は撃の6.5号3本錨、使用竿:バーサトル |
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始めは以前に数回釣行した事がある松間大橋下流の瀬頭をめざす。先行者は一人のみで右岸を攻めているので、左岸からよく磨かれている底石付近を泳がすものの全くアタリなし。15分もしない内に徐々に濁りが入り、あっという間にドブ濁りとなる。上流での雨も考えられず、どこかで河川工事なのだろうか。早々に移動の準備を始めると嘘のように澄み始めたが、また濁る事も考えられたので、そのまま上流へ移動した。砂利採石場の上流の釣人に確認するも濁りは無かったとの事であったので更に上流の小川地区の瀬に入る。此処は初めての場所で先行者は3人、釣果を聞くと15cm級がぽつぽつとの事、100m程下のトロ瀬から始める。石は磨かれているもののなかなか追いがなく、30分後にやっと追われ15cmサイズが上がる。囮が替わったので連発を期待したが、期待はずれで30分で切り上げる。更に数百m下流のガンガンの瀬頭が綺麗に磨かれており、この辺地を泳がすと、直ぐにアタリがあり、16cmが釣れた。しかしこの頃より風が出始め、しかも下流からの強風で非常に釣づらくなる。それでも入れ掛かりも何度かあったので我慢をして休み休み釣を続けた。途中風を避けて瀬尻も攻めて見たが、全くアタリは無かった。結局は瀬頭のみで15匹以上出たので満足して納竿した。今後もう少し時間が立てば鮎も大きくなり楽しめるのではないだろうか。 使用仕掛:水中糸0.25フロロカーボン、ハリス1.2号、針一角又は撃の6.5号3本錨、使用竿:バーサトル90 |
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伊豆の河川は狩野川を除いて小河川が多く、釣行場所も限られ又水が少ないと釣にならない為、条件が合わずこれまでは狩野川以外は釣行した事がなかった。日曜日の解禁以来好調との事で今回河津川に釣行した。初めての釣行で川の状況が全く分からない為、囮屋さんで情報を仕入れた所、釣行場所は峰小橋付近が好調で20cm以上も掛るとの事であった。しかし平日にも関わらず既に7時を回っている事もあり結構な釣人が入っており殆ど入るところがなく、やむなく橋上の浅瀬に入ったが、全般的に浅く、深い所でもひざ下であり、釣人も多く移動は殆ど出来ないと考えられたので、根掛かりを避ける為、ヤナギ仕掛けを使用した。浅瀬での泳がせで始めるも全く追う気配もなく、中ほど迄立ち込み対岸辺地のトロ瀬を泳がせるも1時間ほどアタリもなし。石は綺麗に磨かれているものの、鮎の姿はなかなか見られない。橋下の瀬ではぽつぽつ掛っているが、橋上の浅瀬では殆ど掛っている様子はない。その後水温が上がって来た為か、鮎の跳ねがあちこちで見られる様になり、先ほど始めた浅瀬でも鮎が苔を食む姿が見え始めたので、そこに囮を入れると、直ぐにアタリがあり16cm程の鮎が掛る。囮を代えて瀬のやや深い所に入れると、直ぐに強烈なアタリで今季最大の20cm級が掛かりった。狭い所で続けて4、5匹が掛るが、後が続かない。その後も忘れた頃に掛るが数は伸びない。トロ場では至る所で型の良い鮎がギラギラと群れをなして苔を食んでいるが、全く囮を追わず、一匹が交通事故的に掛った様であった。帰りに温泉に寄る予定もあり2時に納干とした。橋下の瀬では相変わらず、ぽつぽつ釣れていた。この橋から下流は川の流れが左岸に集まり水深のある早瀬となっているため、良いポイントとなっていると思われるが、此処に入る為には相当朝早く来なければ無理と考えられた。鮎は多そうであるので今後水量がもう少し増えると面白い釣りができそうな気がした。 使用仕掛:水中糸0.3フロロカーボン、ハリス1.2号、針「管つきギア」7.5号回転チラシ、使用竿:バーサトル90 |
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昨日の雨で川の状態が好転するかと期待して釣行した。朝、囮屋さんで聞くと20〜30cm程度は増水したが、青ノロを流す程ではなく、昨日もあまり釣れなかったとの事。朝一は先日と同様に福養橋上の瀬に入ったが、状況があまり良くない為か先行者は1名、未だ一匹も釣れていないとの事で、水温も低く苦戦が予想された。トロ瀬、早瀬、深瀬と次々にポイントを攻めて釣り上がるが、鮎からの返事は無く、掛るのは青ノロばかり。周りにぽつぽつと増えた釣人も一匹か2匹しか釣れていない様だであり、10時まで粘ったがボウズで終わった。今日は期待できないと思い、今後の為に福養橋下流のポイント調査を兼ねて下る事とした。何時もなら人気が高いガンガン瀬にも数人しか竿を出しておらず、ここ数日の釣果が如何に悪いか推定された。左岸側を下流へと下っていく途中で、右岸側の一番下で竿を出していた釣人に丁度掛ったのを目撃。底石を見ると青ノロも少なく、綺麗に磨かれていたので、早速左岸側のカーブの瀬に竿を出してみる。大石の裏の流れの緩い所に囮を入れると直ぐにアタリがあり、15cmと小型ながら真っ黄色の鮎が釣れた。囮を代えると又直ぐにアタリ、続けて4匹が入れ掛かりで釣れたがその後はぱったりと止まってしまう。更に下流に下り、鏡岩付近を見るが、青ノロ多くパス。その下流も以前は石が多かったが、砂が入って埋まってしまった。川が左岸側に集まる辺りからは以前同様に水深も深くなり、流れも速くなり良いポイントであるが、やはり青ノロが多く釣り辛い。諦めつつ流芯にある大石の頭に囮を入れると直ぐにアタリがあり、18cm級が掛る。囮を代えて同じ所を攻めると続けて2匹、全て18cm級と型が揃っている。もしやこれは入れ掛かりかと思う間もなく終了、数が伸びない。更にその下の段々瀬を攻めるが、青ノロがもっと酷くなりとても釣にならないと思ったが、少し水深があるノロがきれた場所に囮を止めていると結構追いがあり、下の駐車場付近まで釣下り5匹程追加した。型も16〜18cmと揃っていた。一度大水が出て青ノロを洗い流して欲しいものだ。 使用仕掛:水中糸0.25フロロカーボン、ハリス1.2号、針一角又は撃の6.5号3本錨、使用竿:バーサトル90 |
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2010/8/17:藁科川 | |||
ほぼ同じ9時過ぎに奈良間に到着したが流石に今日は釣行者は未だ少なく、何処でも入川可能である。先ずは鏡岩へ入り午後雛壇まで釣下る事とした。鏡岩の周りの石は昨日より綺麗に磨かれていて、何処でも掛かりそうであったが、何処を泳がせても全く野鮎の追いは無かった。そればかりか30分程で深みの中で痛恨の根掛かりで、外しに入る事が出来ず仕掛けを切る。仕掛けを張り直すと共に気持ちも新たに泳がせを再開するも、やはりアタリは遠い。それでも30分程でトロ瀬の絞り込みで待望のアタリがあり、慎重に引き抜くと17cmが腹掛かりで釣れる。囮が変わった途端に今までが嘘のようにポツポツ小型混じりで掛かり始め、改めて野鮎の威力を感じさせられた。結局昼までに何とか8匹が此処で掛ったが、明らかに昨日より追いが悪く、周りの釣人の竿もあまり立たない。昼食を境に雛壇へ移動したが、その頃には釣人も減っており、やはり余り釣れていない様である。昨日の瀬を攻めるが、直ぐには追いが無かった。しかし粘っているとやっと16cmが掛かり、囮が変わると次も直ぐに掛かる。瀬のガンガンを攻めると良いアタリがあったので引き抜くと魚の色が馬鹿に黒っぽい。良く見ると昨年の9/15に釣れた物と同じ魚であった。今回は写真を取り、ネットで調べてみるとカマツカと言う魚でそれ程珍しい魚では無い様だ。その後は右岸側の流れで2匹を追加したところで又根掛かりで仕掛けを切った所で納竿とした。 使用仕掛:水中糸新素材0.07号(付け糸0.3号)、ハリス1.2号、針管付ギア7.5号2本チラシ、背バリ使用、使用竿:バーサトル |
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2013/9/3:藁科川 | |||
昨日の上流部の雨では水位は殆ど上がっていないが、濁りが出ているのだろうと思いながら、奈良間のライブカメラで確認すると既に澄んでいる様だった。急いで支度をして自宅を出発し、何時もの囮屋で囮を調達し橋から川を見ると上下流とも先行者は誰もいない。先ずは先週好調であった釜戸の瀬を目指す。川へ下りるとやはり石は泥被りであったが、既に所々に食み跡が見え出している。何時もの瀬の開きから始めようと一段下の瀬で囮を付けて上流へ引き上げようとすると既に野鮎が掛っていた。慌てて引き抜こうとするとスッポ抜け、今日は苦戦を覚悟した。しかしその思いは良い方向へ裏切られる。気を取り直して流芯横にある全体的に良く磨かれた石の横へ囮を入れると一発で良いアタリがあり、17cmが背掛かりで釣れた。それを囮に流芯にあるやはり磨かれた石の後ろへ入れると又も一発で18cmが釣れる。これは雨後の入れ掛かりかと期待したが、この後は思った様には追いは無かった。やはりまだまだ全体的に磨かれた石は少なく、遊び食みが多い様である。瀬の中にも部分的に磨かれた石はあるが、綺麗に磨かれている石は無く、全く追いは無かった。瀬頭上の深瀬へ移動すると向う岸の辺地が綺麗に磨かれていたので、囮を泳がせると一発で数mも囮を引きずるアタリで21cmが掛る。しかしやはり後が続かず、突然の土砂降りで橋下へ避難するが全身ずぶ濡れである。雨は15分程で上がり、再び深瀬で始めるも追いは無かった。ここは早めに切り上げて昼食として、午後は福養橋下の瀬尻へ移動する。しかし瀬の中はやはり泥被りであったので、竿を出さず更に下流の鏡岩前のザラ瀬を見ると結構綺麗に磨かれている。囮を付けて入れると直ぐに17cmが掛り、更にもう一匹追加した。その下の先週入れ掛かったザラ瀬は駄目であったが、更に下の大石下のチャラ瀬が綺麗であったので、囮を泳がすと20cmが掛り、その後も綺麗なチャラ瀬、ザラ瀬を探るとポツポツ掛かった。雛壇迄釣下ったが、途中のチャラ瀬では多くの鮎がヒラを打っているのが見えたので、囮を泳がすとやや時間は掛かるが小型の遊び鮎が2匹掛かった。雛壇上の深瀬での泳がせでも2、3匹を時間を掛けて釣ったが、良型が少ないので、再び釣り上がる。やはりチャラ、ザラ瀬でポツポツ掛かり、最後にと橋下の瀬尻の棚や白泡の中で3匹をほぼ入れ掛かりで釣って納竿とした。 使用仕掛:水中糸フロロ0.25号、ハリス1.2号、針一角7.0号3本錨、背バリ使用、使用竿:競(ソリッド穂先) |
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