霊狐泉

稲荷山にある佐助稲荷神社境内に清水が湧き出ています。この清水は、麓の田畑を潤す水源でした。里人は、この生命の湧き水を「霊狐の神水」と呼んだという事です。なお、現在も清水が湧き出ています。
上の水神宮、下の水神宮の湧水

宇賀福神社の境内に入ると、右手に本宮、正面に奥宮があります。奥宮に流れる霊水でお金を洗うと、洗ったお金が何倍にもなって返ってくると信じられています。この神社の広くない境内の中に、「上之水神宮」、「下之水神宮」、「七福神社」のお宮があり、順番に線香とロウソクを灯して回り、奥の院の銭洗水でお金を洗うのが、正統派金洗い術だそうです。
石清水井

由比若宮の近くにある井戸。1063(康平6)年、相模守源頼義が京都の石清水八幡宮の分社をこの地に勧請。のち源頼朝が鶴岡八幡宮に遷してからは元八幡と呼ばれる。
海蔵寺の十六の井

海蔵寺は、臨済宗建長寺派に属し、開山は心昭空外。足利氏満の命により、上杉氏定が建立したとつたえられています。”十六の井”は本堂左手道筋の崖下の、鎌倉期様式のやぐら(洞穴)に清水をたたえた”十六の井”があります。
英勝寺の井戸&湧水

英勝寺は鎌倉では唯一の尼寺で、水戸中納言房卿の准母である英勝院尼の創建で、寺域は広く風致極めて幽静といわれ、寶珠殿と呼ばれる仏殿には徳川三代将軍家光公寄進による運慶作の”阿弥陀三尊如来像”を安置している。仏殿・鐘楼・祠堂(廟・水戸光圀建立)唐門などの建築様式は、他の鎌倉諸山とは異なりそれは室町末期桃山系統を象徴する江戸初期の名建築で、県指定文化財として異色を呈している。境内には数多くの井戸があり、お茶会に利用されているようです。
いわせ下関青少年広場の自噴井戸

北鎌倉自噴井戸群のほとんどが個人用に掘られた井戸であるため公開されていません。この自噴井戸明治から昭和40年頃迄、上総掘りで掘削された自噴井戸群で、円覚寺裏山を水源としています。尚、自噴井戸群の中で水質の良い井戸は鎌倉市の地域防災課により災害用井戸として指定して市で水質検査を実施しているそうです。
鎌倉の涌水(6ヶ所)
神奈川県の名水&湧水情報