日々のエッセイ

 バレンタイン・フェアが目につく季節となりました。今年は、高級チョコより
手作りデコレーション・チョコが人気だそうで、売り場には様々な
トッピングが並んでカラフルです。世界で一つだけのチョコ、作ってみたい
気もしますが、もらって喜んでくれる人は・・・いそうもないなぁ。
             
 バレンタインに似合う本といえば、レイモン・ペイネの画集。もうずいぶん、
前に出された本ですが、チャーミングな絵と、それに合った詩(あるいは、
つぶやき)が綴られています。
             ぼくの胸の時計をのぞいてごらん
             きみには いま何時かわかるだろう
             いまは ぼくたちの愛の時間
 読み終わると、愛とか恋とか、照れずに言える真っ直ぐな気持ちって
大切だなぁと思えてきます。 

                       
  この間、久しぶりに髪をとかすブラシを買いました。今までは、マイナス
 イオン発生(?)の、ごく機能的なものを使っていたけれど、今度は
 フランスの子どもたちが愛用するメーカーの、可愛いものを敢えて
 選びました。柄の丸みが、てのひらに気持ちよくおさまって、使い心地
 抜群です。髪型も、ストレートからウェーブに変え、なにか新しいことに
 出会えそうな予感。
              

  今年は身の回りを、なぜかPOPな色調にしたくなります。毎日使う
 食器類は、赤を基調にしたものが、どんどん増えていきます。
 元気の出る色で、お皿を洗うのもハミングしながら出来そうだから?

              

   365日ほぼ毎日、車に乗ります。長距離でも、夜間でも、高速でも、
 ハンドルをにぎるとパワーが湧きます。なかなかゴールド免許に戻れない
 けれど、最近はまぁまぁ優良ドライバーだと自負しているので、そのうち。
  同じ色や形の車が多いので、目印にスマイリーのステッカーが付いて
 いるのが、うちの愛車。                   

                        
   最寄の駅のすぐ前に、陶芸をやる店があって、ずっと前から窓べに
 この少女が飾ってあります。歌をうたうような口の開け方、ポケットに
 つっこんだ手、あわい桃色の洋服が、早い春を呼ぶように見えたので、
 写してみました。寒い冬も、あとわずかですね。
                                  2010年2月

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