おじさんとおばさんには絶対に渡らないようにしようと決めている横断歩道があります。そこはいつも買い物に行くスーパーとの間にありますが、いくらそこの信号が青でも、一つ先の信号で渡るようにしているのです。
幹線道路の交差点で、A方向からは直進と左折の、B方向からは直進と右折の車が多いのです。車の交通量は多いのですが歩行者はあまりいません。そのせいもあるのでしょうか、B方向からA方向に横断していても、歩行者を意識していない車が多いように感じるのです、特にB方向からの右折車が危ないと感じます。それで、この交差点ではB方向からA方向への横断はしないようにしているのです。
街に出るときはできるだけ歩いて行くようにしていますが、太陽を意識してコースを選び、さらに道路のどちら側を歩くかを決めています。夏場であればできるだけ陰の多いコースを選びます。そして、夕方に南向けに歩くときは道路の西側の歩道を歩くのです。そちらの歩道の方が建物の陰になっているからです。
それ以上に気をつけているのが横断歩道の渡り方です。歩行者用の青信号が点滅しだしたら、もちろん渡りません。大きな交差点では一信号待ってでも、青信号に変わったすぐのタイミングで渡るように心がけています。歩行者が少ない場合は特に気をつけています。
それは自分で車を運転していて、歩行者のことに注意を払っていなかったと思うことがよくあるからです。直進してくる対向車との距離から判断して余裕を持って右折するときはいいのですが、少し無理をして右折してしまった場合には歩行者に対する意識が十分ではなかったと気がつくのです。
歩行者優先に気をつけて運転しているおじさんでもこんなことなのです。青信号で横断歩道を渡っていても、車が必ず止まってくれると安心していてはいけないのです。だから自分でできる予防をしているのです。
片側2車線以上で車の交通量が多く歩行者が少ない交差点では、左側の横断歩道を渡ることを意識しています。最初に、B方向からA方向への横断はしないようにしていると書きましたが、その横断歩道は右側にあります。
右側の横断歩道だと、最初の半分は停止している車の前を通るので、横断歩道を通るのは歩行者だけです。ても、残りの半分は右左折の車も横断歩道の上を通るので、歩行者と車が交錯するのです。青信号になって少し経つと直進車も少なくなり、右折車が動き出します。その頃が危ないと思うのです。
逆に左側の横断歩道だと、最初に右左折車と交錯する部分を渡ります。信号が変わったばかりだと右折してくる車もほとんどないし、左折車も歩行者への意識が高いように思います。残り半分は停止している車の前を通るので、右左折車の心配は要りません。
おじさんはこうやって予防をしているのですが、それよりも交差点の信号を歩車分離式にして欲しいと思っています。歩車分離式にすると信号待ちが長くなりますが、右左折車が歩行者を気にしなくてもよくなるので、流れはスムーズになると聞いたことがあります。もしその効果が得られなくても、運転者も歩行者も事故の危険性を減らすことができるのは大事なことだと思うのですが。