今使っている携帯に変えて1年半近くなります。メールは可能な限りパソコンで打ちますし、家にいる時は携帯の電源を切っていることの方が多いくらいで、まさに外出時に携帯するためだけの道具と言ってもいいくらいです。
そんなわけで、色々な機能を積極的に調べるようなことはしていませんが、たまに外出先で暇つぶしにいじることはあります。そんなときに見つけたのが「電波OFFモード」です。
最初は何だろうと思いましたが、途中で気がついてマニュアルで調べてみると、思った通りの機能でした。分かりやすいネーミングなので当然ですね。電波OFFモードにすると電波を送受信しなくなるので、その分バッテリーの消費は少なくなるようです。でもどれだけの節約になるかは分かりません。
それよりもマニュアルには「着信やメール受信に割り込まれることなく、カメラやムービーなど他の機能が利用できます。」というように通信できないことがメリットとして書かれています。
おじさん達は演奏会や映画館などでは電源を切るようにしていますが、携帯を時計代わりに使いたい場合や休憩や終了時にすぐ使いたい場合、あるいは停電などの緊急時にライト代わりに使いたい場合はこのモードが役に立ちそうですね。
もう一つ役に立つのが電波を出してはいけない場所での使用でしょうか。送受信ができないので、当然通話もメールもインターネットも利用できないのですが、メールの作成はできます。辞書など内蔵されている機能も使えますし、保存してあるデータの閲覧もできます。
朝日新聞の「もっと!ケータイ」(be on Saturday Business 平成21年1月10日)では同じように、ゲームや音楽プレーヤーなどの利用も紹介しています。
でもこの機能はあまり知られていないかもしれません。散歩の途中に近くのDOCOMOショップで、「電波を出さないモード」というように尋ねると、すぐには分かってもらえませんでした。奥で調べていたようで、しばらくしてからセルフモードというのがあると教えてくれました。
その後ソフトバンクのショップで尋ねると、電波を出さないようにするには電源を切るしかないと言われました。小さなショップだったので、たまたまその女性だけが知らなかったのかもしれませんが、何度かのやりとりでオフラインモードがあると調べてくれました。
電話会社によって呼び方が違うし全ての機種にあるかどうかは知りませんが、便利な機能であるとは思います。先ほどの「もっと!ケータイ」では、「電波オフ機能の利用はマナー向上になります。電車・バスなど公共交通の利用時には積極的に使いましょう。」と締めくくっています。
でもこの機能の利用を勧めるのは現時点では少し問題もあるように感じます。その問題点と改善のための提案は次回に。