この前の日曜日、紅葉はまだ少し早いと思いましたが、猪汁とあめごで一杯に惹かれて、中津渓谷の紅葉まつりに行ってきました。まつりは10時からとなっていましたが、10時半頃には結構車が停まっていました。猪汁を横目で見ながらまずは渓谷の散策です。
遊歩道が整備されていたのですが、途中にあった長さ5メートルぐらいの鉄の橋には、
橋老朽化のため、5名以上
渡らない様にご注意下さい。
と書かれているのには、思わず笑ってしまいました。
その先に分かれ道があり、右は「雨竜の滝」、左は展望台となっていました。右がメインの道だと思って左に進んだのですが、途中の階段がとても傾斜が急で、怖いと思いました。展望台よりもまだ先に道が続いていたので、そのまま進んで、さっきの分かれ道に戻ってくれれば急な階段を下りなくてもいいのにと思いながら歩いていくと滝が見えました。竜宮渕と書かれていました。そこから自動車の通る道路につながっていたのですが、雨竜の滝を見たくてな階段の方へと引き返しました。
分かれ道から少し行くと雨竜の滝が見えてきました。斜め横から滝が見えるのですが、真下に落ちるのではなく真横に飛んでいくと言った方がいいような勢いでした。やはり紅葉はまだ早かったのですが、滝と渓谷が楽しませてくれました。
さあ、いよいよお目当ての猪汁です。一般的な汁椀ぐらいの量だと思っていたですが、丼サイズの容器にしっかりと入れてくれました。「猪汁を入れてもらったのに、猪肉が全く入っていないので、せめて一切れでも入れてくれと頼んだ。」と、同僚がどこかのふるさとまつりでのことを話しているのを思い出しましたが、猪肉もしっかり入っていましたし、とても美味しくて充分満足しました。
しかも驚いたことに無料のサービスだったのです。せめて300円くらいでももらって、10名くらいは渡れるように橋を直せばいいのにと思ってしまいました。