この前大阪に行ったときにデパ地下のお酒売り場に行くとお酒やワインの試飲を大々的にやっていました。この日はワインを買おうと思っていたのでお酒の試飲はしなかったのですが、ワインだけでも6、7ヵ所の試飲コーナーがありました。それぞれ何種類かのワインが試飲できたのですが、この日は「赤」で自分の好みのタイプだけを飲みましたが、それでも十数種類になりました。
これまでにもグラスワインを何種類か飲んだり、ワインの会などで飲み比べたりしたことはありましたが、十種類以上も飲み比べたのは初めてでした。また、味や香りの違いがよく分かりました。
かなりの人が試飲していたので、ボトルが空になるとその場で新しいボトルを開けていましたが、中には栓を開けてから1週間経つのでと言って注いでくれたのもありました。確かに言われるように香りが飛んでいるのが分かりました。思わず何十種類もグラスワインを置いている店のワインは開けてからどのくらいまで置くのだろうかと思ってしまいました。
結局気に入ったワインの中で手頃な値段の物を数本買ったのですが、試飲がとても楽しく思えました。そこで思ったことは、もう少し多めの量をせめてベンチにでも座ってゆっくり試飲できればということです。もちろん有料でいいのです。ついでにチーズなどの試食もできれば、ワインと料理の組み合わせなども比較でき、より楽しめると思います。当然、気に入ったものを買って帰れるので、家でまたじっくりと楽しめます。
高知でもワインや日本酒と料理を楽しめる会などがありますが、私の知る限りでは会費制で定員ありのパーティという感じです。もっと気楽に開催日の好きな時間に行って、味わいたいものだけを楽しんで、気に入れば買って帰るというような企画なら採算も取れるのではないでしょうか。