グリストラップ清掃点検~grease trap cleaning and inspection work~
グリストラップ清掃点検Grease trap


グリストラップとは、業務用厨房等に設置が義務づけられている油脂分離阻集器(建設省告示第1597号)の事です。
これらは排水に含まれる生ゴミや油脂等の汚濁物質を分離収集して、直接下水道に流さない様に一時留めておく装置の事を指し、その油脂や悪臭が昨今の環境問題となっています。 グリストラップはその性質上、主に厨房内に設置されている場合が多いので、悪臭や衛生害虫が発生する前に定期的な清掃が必要です。
グリストラップの基本的な構造は、受けカゴ、水槽、仕切り板、トラップ配管の4点による構造が一般的で、流し台や食器洗浄機などから排出された排水は、受けカゴを通って水槽内に貯留されます。 食べ物のカスや大きなゴミ等の固体は受けカゴで受け取られ、液体の排水のみが水槽に溜まる仕組みで、トラップ配管は水槽の底面に向かってL字型に曲がっており、水に浮く油分は水槽上部に集まり、水槽下部の油分を含まない排水のみが下水に排出されます。
当社では一般的な簡易清掃から吸引車を使用した徹底的な清掃まで可能ですので、ご依頼の際は一度お問い合わせ下さい。
■こちらの写真は、グリストラップの清掃前後で、清掃前は周辺にかなりの悪臭が漂っていました。 清掃完了後は油分も厨芥も除去され悪臭も減少しました。また、定期的に清掃する事により配管の詰まりや臭い等も抑制出来ます。