最後の王・44


「よくぞお越しなされました、皇太子殿下マイクロトフ様。村を代表して、心より御礼申し上げます」
村の入り口で一行を出迎え、深々と一礼したのは村長と名乗る老人である。次に進み出たのは井戸建設の任を与る赤騎士団・第二部隊の小隊長だった。先ずは総勢に向けて礼を取る。
「青騎士団の方々におかれましては、助力のお申し出、痛み入るばかりにございます」
これには代表して青騎士隊長が応じた。
「固い挨拶は抜きにしよう。不慣れな任はこちらも同様。だが、我ら二騎士団が力を合わせれば不可能などない、そう何処ぞの誰かに知らしめてやらねば」
ゴルドーへの厭味をたっぷり含んだ言いように、居並ぶ赤騎士の間から苦笑が洩れる。先行した三騎の伝令によって既に事情を説かれていた彼らは、続いてマイクロトフへと視線を当てて、騎士の最高礼を捧げた。
「我らの心は城に在る赤騎士団員と同じにございます。己の正義に恥じぬ道を与えていただきました。我らが決意、どうぞお受け取りください」
マイクロトフは感動を込めて一同を見渡し、背を正して一言だけ告げた。
「忠節に期待する」
最後に小隊長は目を細めてカミューを見た。
「……お初にお目に掛かります。カミュー様、我らを如何様にもお使いください。心骨を尽くす所存にございます」
自らにまで丁寧な言上が回ってくると予想していなかったカミューは、何と応じたものか迷ったが、すぐ横でにこにこしているフリード・Yにつられて小さく笑んだ。
その躊躇いがちな、はにかんだ笑みは、一同が仲間から得た「第一隊長と互角に勝負した猛者」だの「知略の達人」だのといった情報とは少々質を違えていたらしい。男たちは何やら落ち着かない動揺を覚えたようだった。
一応の遣り取りが終了した後、さて、と青騎士隊長が腕を組む。
「……で、現状は?」
赤騎士は表情を曇らせた。
「お恥ずかしながら、さっぱり……。井戸を要するほどの長期駐屯も絶えて久しく、我が小隊には知識も経験もございませぬ。試みに村の内外を何箇所か掘ってはみたのですが……」
「出ないか」
はあ、と男は疲れたように肩を落とす。
「掘り進めて幾らもしないうちに硬い地層に阻まれて頓挫してしまいます。遣り方がまずいのやも知れませぬが」
脇から村長が恐縮しきりといった様子で口を挟んだ。
「隣村で五十年ほど前、井戸が造られました。ロックアックスからは学者様が作業監督官としておいでになったそうです。実際の作業は村の男たちが行ったとか。我らも、そのつもりで陳情書を提出させていただいたのですが……」
予想に反して騎士の集団が派遣されてきた。村としては井戸掘りに関する識者、且つ、作業を差配してくれる人物を求めていた訳で、決して労働力を要求したのではなかったのだ。
しかも、訪れた騎士は未知なる任務に右往左往するばかり。慣れない手に道具を握り、泥塗れになりながら、それでも必死に責務を果たそうと励む姿を見るにつれ、村人たちは申し訳なさを募らせていたのだった。
そうこうするうちに、今度は皇子の来訪である。先触れとなった三人の赤騎士からそれを知らされた村長は、畏れ多さによろめきそうになったという。
「斯様な辺鄙な村に皇太子殿下をお迎えするなど……」
地べたに平伏しそうな勢いの村長を、苦笑しつつマイクロトフは押し止めた。
「村長殿、おれは此度、青騎士団員として来たのだ。そういうのは止めて欲しい」
「は?」
「無論、皇子として来たのであっても同じことを思う。何処の村も、我がマチルダの民が住まう大切な地だ。辺鄙などと貶めてくれるな」
村長はたちまち感じ入ったように眦を緩める。会話が途切れたのを待ちかねたように騎士隊長は咳払いした。時間を無駄にしたくないのだという急き立てを感じた村長は慌てて言い募った。
「何ぞお手伝い出来ることがございましたら、お申し付けください」
「そうさせて貰う。先ずは、何と言っても場所だな」
目配せされた部下が持参の荷を解いて紙筒を取り出す。仲間が手を貸し、それらは広げられた。一方で、先触れを勤めた若い赤騎士が幾冊かの書物を差し出した。
「副長からお預かりした資料ですが、深い井戸になると、掘削用の機具を作らないと難しそうです。その具材も手分けして集めた方が良くありませんか?」
マイクロトフ、そして青騎士隊長とカミューは、頭を突き合わせて赤騎士が広げた書物に描かれた絵図に眺め入る。かなり大掛かりな機具である。それを作るだけでも相当の作業になりそうだ。青騎士隊長の渋い顔の横でカミューが言った。
「地図を見せていただけますか?」
聞きつけた青騎士が、即座に紙面を向けた。
「こちらが現在の周辺地図、そしてこちら、作成された年代は不明ですが、建国以前の古地図にございます」
「……ここが「街道の村」と呼ばれる村でしょうか」
「はい、カミュー殿。距離から推察致しまして、おそらくこのあたりが現地点ではないかと」
騎士の説明を受けて、暫し両者を照らし合わせみると、僅かながら違いが窺えた。古地図上には、今のそれには描かれていない泉だか池だかが点在している。
赤騎士の小隊長が思い出したように部下を振り仰いだ。呼ばれた騎士が慌てて持ってきたのは、これまた折り畳まれた地図である。
「御参考になるかどうか……、こちらが現在の井戸の場所、印のついているところが我々が掘ってみた位置です」
「ああ、これは助かります」
笑みながら会釈したカミューは、見易いように男たちが並べた図を慎重に比べた。同様に三枚を交互に睨んでいた青騎士隊長が独言のように呟く。
「縮尺が違うから見難いな。だが……」
「ええ、やはり今ある井戸は古地図に記された泉か何かを水源に造られたもののようですね。村長殿、新しい井戸は村の───それほど遠くなければ、村の外に作っても良いのでしょうか?」
一同を見守っていた村長が、唐突に呼ばれて背を正す。
「は? はい、歩ける距離でしたら、勿論にございます」
カミューは古地図を指して男たちの注視を促した。
「現在の井戸はこの泉の上あたりかと思われます。ここ、少し南に、より大きめの泉らしきものがあります。この位置を掘ってみてはどうでしょう。それには先ず、地図の尺度を揃えて、正確な位置を割り出さねばなりませんが」
ふむ、と騎士隊長が騎士らを見回しながら声を張る。
「誰か! 図面を引くのが得意なものは居るか?」
青騎士が一名、赤騎士の中からも二人が挙手で応じて駆け寄ってきた。青騎士隊長は三者を見詰めて厳しく問うた。
「この三枚の縮尺を合わせて、一枚の周辺地図を起こせるか」
「はい、隊長。道具さえ有りますならば」
それを聞いて、共に名乗り出た赤騎士が性急に口を挟む。
「我らの天幕に幾つか手持ちがございます。それで足りなければ、村で集めて参りましょう」
「では、急げ。これはつとめの初手だからな、心して当たれよ」
三名は緊張の面持ちで一礼し、すぐに輪から脱していった。見送ったカミューが再度村長に向き直る。
「村にある井戸の深さは如何程でしょうか」
「正確に測ったことはございませんが、大人の身の丈、三人ほどでしょうか」
村長は、初めのうちこそ一人騎士装束を纏わぬ青年の身上を訝しんでいたが、彼に対する騎士らの丁重な振舞いに触れ、そしてどうやら任についても多大な発言力を持っているらしいと認めて、いつしか見る目を改めていた。
カミューは固唾を飲んでいる周囲の騎士らに呼び掛けた。
「故郷の村の井戸掘りを見たという方がおいでと聞きましたが……」
「は、はい! わたくしです、カミュー殿」
背後の方から仲間を押し退け、青騎士が転げ出る。役に立てるのか、といった緊張と興奮で顔を赤くしている男に、彼は軽く頷いた。
「その井戸の深さは?」
「やはり大人の背丈、三、四人分ほどだったかと」
「堀り進める際、こういった機材を使いましたか?」
カミューが掲げた資料の絵図を睨んだ騎士は、刹那で首を振る。
「いいえ。このような大掛かりな道具を使った記憶はありません。村の男たちが手作業で行っておりました」
青年はにっこりして書物を閉じた。控えていた若い赤騎士にそれを渡しながら軽く言う。
「点在する泉の深さにそれほど差異があるとは思えない」
「じゃあ、この機具は作らなくても……?」
たちまち周囲に安堵が広がる。別の書物を捲っていた青騎士隊長が続けた。
「となると、予め用意しておかねばならないのは、縄梯子、掘った土を掬い上げるための桶と枠組み、それから……」
「仕上げに井戸の内壁を固める石や漆喰といったものでしょうか」
後を引き取ったカミューの意見に、村長が誇らしげに胸を張る。
「そうした品々でしたら、用意してございます。もともと我らの手で作業する心積もりでおりましたものですから」
「よし、いいぞ」
青騎士隊長は満足気に頷き、素早く騎士らを幾つかの班に割り振った。
「図面が出来るまでに準備を済ませるぞ。そちらの班は具材を目標付近に運ぶ準備を整えろ。相当に深くまで潜るからな、桶を吊るす縄などの強度には十分に留意すること。位置さえ定まれば、今日にでも作業に入るぞ。夜間作業を鑑みて、松明は多めに作っておけ」
男たちは意気盛んな声を上げて与えられた任に散って行く。ぽつねんと取り残されていたフリード・Yが皇子に耳打ちした。
「殿下、こう申しては何ですが、わたくしたち、まるで……」
「役立たずだな」
マイクロトフは吹き出した。
目前で着々と進められる話し合いに言葉も挟めなかった。同じように実体験を持たぬカミューや騎士隊長は、それでも何とか方針を捻り出してみせたというのに。
耳聡く聞き止めた男が眉根を寄せる。
「申し訳ありません、出過ぎましたか」
「そうではない。感心しているのだ」
今のマイクロトフには無力から来る焦りが感じられなかった。寧ろ、感嘆していたと言っても良い。書物の上から得た知識を、実践へと移行させるという技量に。
皇子が心から言っているのだと悟った騎士隊長は、珍しく柔らかな笑顔を見せた。
「滅多にない機会です。侍従殿と御一緒に、村を探索して来られては? 事態が進展したらお呼び申し上げます」
「そうしよう」
素直に頷いて歩き出したマイクロトフに、すかさず後を追った村長が申し出る。
「御案内させていただきます、皇太子殿下」
「気遣い、感謝する。だが……気ままに見て回りたいから案内は不要だ」
青騎士隊長が「侍従と一緒に」とわざわざ断りを入れたのは、未だカミューを必要としているからだろうとマイクロトフは考えた。男は、皇子が自らの手で魔物を屠ったのを知り、その剣腕が訓練を越えて、実地でも十分に通用するのを認めた。見知らぬものが居ればすぐに目立ちそうな小さな村にゴルドーの刺客が紛れているとは考え難く、だから彼も皇子の警護を緩める気になったのだろう。
村長の気遣わしげな視線に送られて村の小路を進んだ。行き交う村人の中には、大柄な体躯が纏う装束に覚えがあるのか、はっと姿勢を正して道の端に寄るものもいる。
しかし多くは素性に気付かぬようで、少々毛色の変わった騎士が来た、程度の歓迎を示していた。
小ぶりの家の外に積まれた薪や野菜、のんびりと闊歩する犬や猫。庭先に鶏を放している住人も居る。時折、歩みの横を子供たちが駆け抜けていった。
のどかなる幸福、殺傷や醜い権力闘争とは無縁の箱庭。
ふと、マイクロトフは思った。
子供の頃にカミューが暮らしたグラスランドは、おそらくこんな安らぎに満ちた地だったのだ。なのにそれは、ある日突然失われた。一握りのならず者の手によって、永遠にカミューから奪われてしまったのだ。
どれほどの苦痛であったか、とても推し量ることは出来ない。懐かしき故郷の村で優しく笑んでいた筈の少年は、凍れる鎧を纏った戦士へと変貌した。そうするしか、傷ついた心を護るすべを持たなかったのだろう。
───自分に彼が護れたら。
そんな思いがひそりと胸に落ちる。埒もない、と自嘲が零れそうな感傷だった。
カミューは強い。剣技のみならず、才知に溢れ、鮮やかに世間を渡っていける人間だ。今をもってして彼に何ひとつ敵いそうにない己が、そのように考えるのは不遜でしかない、とも思った。
だが、本当にそうなのだろうか。
どんなに完璧に見えても、他者の手を必要としない人間が居るだろうか。武力と才覚で身は護れても、それで心は安らげるのか。
マイクロトフはそっと己の肩に触れてみた。
過去を打ち明けた青年が求めた肩。あの一瞬、ほんの僅かでも苦悶を委ねる相手として、彼は自分を認めてくれたのではなかったか───

 

「殿下、肩でも痛められましたか……?」
並んでいた従者に問われて我に返り、慌てて首を振る。
「いや、何でもない。この村は平和で良いところだな」
努めて明るく言うと、フリード・Yも微笑んだ。
「すべてのマチルダの村が、いつまでもこうであると良いですね」
それから眼鏡の奥の瞳を細める。
「……おや? どうしたのでしょう?」
視線の先を追って怪訝な声音を納得した。前方の小路の脇に大木がある。その下で幼い少年が一人、手を伸ばしながらしきりに跳ねているのだ。
従者と顔を見合わせたまま近付いて行くうちに理由が明らかになった。大木の最初の枝にボールが引っ掛かっている。それが取れずに、子供は悪戦苦闘していたのである。
無言のまま歩み寄ったマイクロトフは、鞘ごと剣を掴み、下からボールを押して枝葉の束縛から解き放った。転がり落ちたボールを弾むように捕まえた少年は、満面の笑顔で向き直った。
「どうもありがとう、騎士様」
礼儀正しく言った直後に、相手の装束が他の騎士とは違うと悟り、ぱちぱちと瞬く。
「騎士様、……だよね?」
「ああ、そうだ」
子供らしい物言いに顔を綻ばせ、マイクロトフは膝を屈めて少年と視線を合わせた。
「一人で遊んでいたのか?」
すると少年は、うん、と頷く。
「でも、いつもはお兄ちゃんと一緒だよ。今日は学び舎の宿題が終わらないんだって」
「成程。では、暗くならないうちにちゃんと家に帰るのだぞ」
小さな頭を撫でると、少年が改めて凝視しながらポツと尋ねた。
「どうして他の騎士様と服が違うの? もしかして、偉い人なの?」
マイクロトフは破顔した。
「別に偉くなどないが、おれは何と言うか……、青騎士団の団長と呼ばれているのだ」
聞くなり少年は目を瞠った。これまで以上の親しみを込めた瞳で、ずいと近寄る。
「本当? ぼくのお爺ちゃんはね、もう死んじゃったけど、昔、青騎士だったんだよ!」
「そうなのか?」
「うん! ぼくも大きくなったらお爺ちゃんみたいになるんだ。団長様、ぼくを青騎士団に入れてくれる?」
これには苦笑せねばならなかった。子供は幼く、青騎士団長の名の真の意味を理解していない。ただ、祖父と同じ所属の上位者だということだけは分かったようで、無邪気に訴えている。
何と説明したものか思案するうちに、向こうから中年の婦人が小走りに駆けてきた。少年の親と名乗った彼女は、子を抱くようにして、ひたすら恐縮しながら頭を下げた。
「この子ったら……申し訳ございません、皇太子様。お越しとも知らず、御無礼をはたらきました」
マイクロトフは立ち上がり、鷹揚に首を振る。
「無礼などと……話をしていただけだ」
な、と少年に笑み掛けると、朗らかな同意が上がった。
「あのね、お母さん。この騎士様は青騎士団長様なんだって。大きくなったらぼくを入れてください、ってお願いしていたんだよ」
「何を言うの」
母親は仰天して、両手で子供の腕を取る。
「この御方……マイクロトフ様はね、皇太子様なの。もうすぐマチルダの皇王様になる御方なのよ」
「……団長様じゃないの?」
くるりとした瞳で見上げられたマイクロトフは、困り顔で首を捻った。
「いや……団長なのだが、皇太子でもあるのだ」
「皇王様になっても団長様?」
それは、と絶句する。代わりとばかりにフリード・Yが微笑んだ。
「あのですね、マイクロトフ様が青騎士団長でおられるのは皇太子である間だけなのですよ。皇王の位に就かれたら、もう騎士ではなくなるんです」
その事実は痛いほどにマイクロトフの胸を抉ったが、少年にも同様であったらしい。小さな顔を見る見る朱に染め、責めるように男の騎士装束の裾を掴んだ。母親が慌てて止めるのも聞かず、必死の眼差しでマイクロトフを見詰める。
「本当? 騎士様じゃなくなっちゃうの?」
「ああ、いや、それは……」
口篭る皇子の横、咄嗟にフリード・Yは、せっかく騎士団の上位者と近付きになれたのに、つてを失くしてしまうのを少年が恐れているのだと思い、急いで宥めに掛かった。
「大丈夫ですよ。騎士になりたいのなら、試験を受ければ良いんです。一生懸命に頑張れば、きっと───」
「でも……そのときマイクロトフ様は、青騎士団にいないんでしょ?」
ほんの数言を交わしただけなのに、少年は驚くほどにマイクロトフに懐いてしまっていたようだ。真っ赤になった顔の中、瞳が哀しげに伏せられる。
「皇王様はマチルダで一番偉いんでしょ? もうぼくなんかとお話ししてくれなくなっちゃうよ……」
胸を衝かれて、マイクロトフは両膝を折った。ふるふると震える小さな身体を母親の腕から引き取って、そっと抱き寄せる。あやすように背を叩きながら低く囁いた。
「そんなことはない、決して」
───気休めであると、苦いばかりの心の声が叫ぶ。
少年は正しい。皇王となった後は、自国内の小村を訪れる機会などそうはない。民を脅かす魔物と戦ったり、こうして村の子供の温もりに触れたりする日は、あるいは二度とないかもしれない。
幼き日、少年と同じように騎士を夢見た。けれど夢は、身のうちを流れる王家の血に押し遣られ、そして程無く消え行こうとしている。
切ない葛藤に裂かれそうで、マイクロトフは腕の中の温みをしっかと引き寄せた。
「……おれは変わらない。いつの日にも、おれはマチルダの民を護るために在る」
少年の耳元に呟いたのは、自らにこそ言い聞かせるための言葉であったかもしれない。

 

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ゲーム内でもそれらしいエピソードがあったけど、
青と少年という組み合わせが好きです。
だから我が家の青は
ちっちゃい男の子のハートは一瞬でゲット(笑)

にしても、村の名前くらいはつけるべきだったかと
ここらで思い始めても後の祭り……。

 

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