「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


5/31(日) の進歩 1 + 1 = 0
酒井家警備隊長の任に燃え立つあんは、室内にいるときも外の警戒を怠らない。散歩の犬が道路を通ると、窓に 突進して後 ろ肢立ちし、前肢で窓に連打を浴びせながらすさまじく吠え立てる。窓際に敷かれた絨毯を咥えて頭を激しく振り、代わりに血祭りとする。さらには、 犬の動き に合わせ窓際を疾走。別の窓に移って再び後ろ肢立ちし、さらなる攻撃を加える。縦型ブラインドの束の前(あんによる破壊を防ぐため畳んでいる)に 立った場 合は、ブ ラインドごと連打して破壊する。犬の姿が消えた後のあんは、ぜいぜいと荒い息をしながら、興奮がしばし冷めない。なんでそこまでと思わざるをえな い有様を 毎度繰り返すのだ。
 犬が一匹通るだけでこうなのだから、二匹通ったらどうなることやら。それが今日、現実となってしまった。我が家の右手側からと左手側から、散歩 の犬が一 匹ずつ歩いてきた。事態に気づいたあんは、部屋中央部の窓際に突進した。まさにその瞬間、あんの目の前で犬が交差し、それぞれの方向に歩いて行こ うとして いた。右を追うか左を追うか。躊躇いの様子を見せたあんは次の瞬間 ------------------------。そのまま大人しくなった(ほんと)。右方向への攻撃と左方向への攻撃が同時に起こると、差し引きゼロとなる!  なんという法則であることか。「この子はまだまだ引き出せる」と思いを新たにした。共に歩いて行こう、心臓病と闘いながら。と、急 に書いて も感動物語にはならないか。
雨の中、庭の改造に勤しんだ。シラカンバを植えた一角が鬱陶しくなっていたのだ。何しろ、バイカウツギ・ミツバウツギ・エニシダ・ヤマブ キ・ドウ ダンツツジが 1 平米ほどの部分に植わっている。これらが繁茂してきて何が何だかわからない状態になっていた。そこで、バイカウツギを築山に移植し、残った木も、 配置良く 植え直した。

改造後の、シラカンバの一角。すっきりしたのだよ、前の状態を知らないからアレだろうけど。

築山にコンバートされたバイカウツギ。真ん中右寄りの木がそれ。この時期に植え替えて根付くのかどうかは、勝負で ある。

築山から道路に向かって、バイカウツギがこぼれるように咲くのが楽しみだ。
キリンカップ 三連覇。日本代表強い。それはともかく、監督も選手も、もう少しキリンカップを尊重してもよいのではないか。キリンは、スポンサーとして代表に貢 献してく れているのだから。「単なる強化試合」が本音にせよ、表向き発言には気を遣うできである。
5/30(土) の進歩 水戸に圧勝
ベガルタ仙台が水戸ホーリーホックに 5-0 と圧勝した。5 得点は、クラブ最多得点に並ぶそうである。
試合は夕方から。その前に、いろいろと用事を済ませることにした。
 まずは、あんを連れてガーデンガーデンに行った。バラの、新戦力を探すのだ。店に並ぶバラも開花しているので、香りの良いバラを見つけやすい。 というわ けで、一品種ずつ、かたはしから香りをかいでいった。しかしさすがに面倒になり、花の形・色を気に入ったものだけをかぐことにした。一時間ほども かけ、ザ =シェパーデスという品種を買うことにした。
 ついで、エビス動物病院に行った。年に一度の予防注射だ。私がではなくあんがである(そのために、あんを連れて出た)。ついでに心音を聴いて 貰ったら、 やはり雑音があるとのことであった(5/6 の進歩参照)。……………。今度、心臓のエコー検査 をすることに なった。
 その後、酒屋で地酒を購入。朝市にも寄って刺身も買った。豪華祝勝会の準備は万端だ。
 帰宅後、庭を眺めて方針を練った。どれかのバラに、戦力外通告を出すかどうかである。新戦力を獲得するということはそういうことなのだ。しか し、玄関周 りの配置を検討したところ、新たに一鉢追加可能という結論に至った。ザ=シェパーデスは鉢植えとする。戦力外通告は取りやめだ。とはいっても、こ のままど んどん数を増やすのは止めにしようと思う。ほどよい配置というものがあるはずだ。度を超すのは、11 人ではなく 12 人でサッカーをやろうとするようなものであ る。
16 時に試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。前半 5 分にあっさりと先制。これで気持ちが楽になった。その後も攻め続け、前半を 3-0 で終えた。もう楽勝気分である。しかし手倉森監督は慎重だったらしい。昨季の水戸戦で、3-0 から追いつかれたことがあったのだ(2008.6.28 の進歩参照)。選手も慎重になっていのか?  私自身はすっかり忘れていたので、伸び伸びと闘うことが出来ていたが。 しかし心 配無用であった。がっちり守って速攻という形を続け、後半に 2 点を追加。5-0 で圧勝した。好守のバランスが非常に良く、今季一番の内容であった。
 相変わらず、梁が素晴らしい。梁がボールを持っているときは安心して見ていられる。関口が持つとかなり心配。代 表の中村 駿輔みたいだ。ソアレスも合ってきた。前節終了後にかなり叱られたのか、オフサイドも減った。中島(負傷欠場中)が戻ってきても、(中島の)ポジ ションが 無いかも よ。
 これから苦手な夏を迎える。今年こそ失速せずに、昇格に向けて跳躍することにしよう。
5/29(金) の進歩 忠犬ハチ公
昨日から突如として、忠犬ハチ公に燃えだした。「ハチを見習いなさい、がみがみがみ」とあんを叱るためでは ない。なんか 気になるのだ。ネットで調べてみると、「帰らぬ主人を渋谷駅で待ち続けた」という単純な話でもないらしい(忠犬ハチ公博物館を見よ)。主人 が逝って二 年後、渋谷駅近くに再び住むようになってから、駅通いが始まったそうだ。などと逃避していたら、驚くべきことを知った。ハチ公の物語がハリウッド 映画に なったというのだ(HACHI 約束の犬)。今年 の 8 月 8 日に日本で公開されるそうである。見に行くしかあるまい。DVD が出るのを待って自宅で見る方が気楽なのであるが、我が家では不可能である。画面に動物が映ろうものならもう大変。画面に突進しあんあん吠えたて る。落ち 着いて見られたものではない。
ベガルタ仙台は明日、敵地で水戸ホーリーホックと闘う(笠松運動公園陸上競技場にて 16 時試合開始)。ちょっと前まではカモにしていた相手である。しかし去年から侮れなくなった。心して挑んで、必ずや勝利して欲しい。
 手倉森監督は、28 日の練習で 4-3-3 システムを試したらしい(ス ポーツ報知より)。その日の早暁に行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝を制し、欧州の王者となったバルセロナのシステムである。 「欧州を制した サッカーに手倉森監督が感化された」(ス ポーツ報知より)。監督は、決勝戦の録画を午前中に見たそうだ。テ レビで やっていたので試してみるとは、大丈夫かうちの監督と一抹の不安を抱かな いではない。ま、4-3-3 は、あくまでも選択肢の一つという考えだろうが。要は、仙台らしく人もボールも動かして、水戸を圧倒することである。一 瞬、「水戸を納豆することである」と書きたくなりました。
今日も論文の執筆に勤しんだ。悩むと吹っ切れるというのか、図との睨めっこは終わった。今は、本文と睨めっこをしている。
5/28(木) の進歩 悶々
今日も一日中、図を見ながら悶々と過ごした。この図から何を言うべきなのか。堂々巡りが続くばかりである。 結局、最初に 考えたことが正しかったとなると、堂々巡りに費やした時間は有益なものだったのか、それとも無駄なものだったのか。
 おかげで、日記のネタを考える暇がない。積水ハウスが夕方に家に来るし、も、帰る。
昨日のチリ戦はすごかった。とくに、本田と岡崎が光っていた。一点目を呼び込んだ本田の強烈なシュート。外国で修行した賜と思う。岡崎も どん欲で よかった。W 杯予選が楽しみになってきた。
5/27(水) の進歩 今夜はチリ戦
W 杯出場を決めた気分になっている人が多いかもしれないが、日本代表はまだ何も手にしていない。来月に再開する W 杯予選で三連勝することが使命である。
 というわけで今夜はキリンカップがある。相手はチリ代表だ。浦和から初選出された、なんたって 18 才(古過ぎ)の山田の登場を期待しよう。「クリクリしててマジでかわいい」(内田談)らしい(サポティスタよ り)ので、 とても楽しみだ。当の山田は、「テレビで見た選手ばかりだけど、話してみると人間なんだと思った」(サポティスタよ り)と、微 妙に味わい深い発言をしている。「話してみると人間なんだ」っ て?  「普通の人間なんだ」ならわかるが。
生物学科三年生向けの講義をした。「親と子の対立・雌雄の対立」という話だ。このところ私が取り組んでいる研究テーマである。しかし、私 の研究は 講義に一切出てこないというちょっと悲しい一面もあった。で、講義はどうだったかというと、熱心に聴いてくれた学生もいた反面、全体としてはし らーっとし た感じだった。無念。

質問者御イニシャル:I. M. 君・H. T. 君。
出来上がった図を見ながら、議論すべきことを考えている。一週間もかけて作図しておきながら、「何のためにこの図を描いたのだっけ?」と 揺れる自 分もいる。面白さが顔を出しているような出していないような。もどかしくて困る。
5/26(火) の進歩 toto 対 totoBIG
最近また、toto を買い出した。目的は言うまでもなく一攫千金である。最大賞金は、普通の toto が 2 億円、totoBIG が 6 億円である。 toto の方が賞金は少ない(とはいっても最大 2 億円)けれど、自分で予想するのだから当てやすいであろう。たとえば、J2 の三位を独走する仙台の場合、totoBIG だと「勝 vs 分 vs 負 = 1 vs 1 vs 1」の確率で買うことになってしまう。実際には、「勝 vs 分 vs 負 = 1000000000 vs 0 vs 0」の確率だ。だから toto を買うようにしている。------------ これまでの予想結果を分析してみたところ、平均 1/3 しか当たっていない、つまり、 totoBIG を買う場合と同じ的中率で あった。今度から、totoBIG を買うべきであるか。
Mathematica での計算と、計算結果を元にした作図をようやく終えた。一週間もかかってしまった。これでリジェクトされたら、すごく腹が立つと思う。
 引き続き、次々回の講義の準備をした。昨日ちょっと手をつけてしまったので、先にやってしまおうと思ったのだ。簡単に終わると思いきや、ほぼ丸 一日か かってしまった。疲れた。
 本当は、新しく書いた図を元に、論文の結果と考察の章を書き直すのが先と思う。「次回」ではなく「次々回」の講義の準備なのだから、後回しに出 来たはず だ。でもついつい。やはり、論文から逃避しているのか。
今夜、ベガルタ仙台の六月開催分の試合の駐車券が発売される。私は、年間券購入者の優先購入をするのをすっかり忘れてしまった。だから今 夜買いに 行かないといけない。みなさんもお忘れ無く。
5/25(月) の進歩 仕事か逃避か
今日も一日中、Mathematica に計算をさせている。結果が出てくるまでの間、やることがない。かといって何もやらないわけにもいかない。そこで、次々回の講義の準備を始めた (次回分は 準備済み)。「植物の性表現」という話をする。Biological abstract で新しい文献を探したら、面白そうな物が二つ出てきた。講義で紹介しようと思い、その内の一つを読み進めた。ところが、書いてあることをなかなか 理解でき ない。著者がアホなのか私がアホなのか。後者だったらとても困る。
 それにしてもこの所、Mathematica にずっと計算をさせている。そして、結果が出るのをひたすら待っている。仕事をしているつもりなのだけれど、ひょっとして逃避かも。
5/24(日) の進歩 築山改良
今日は、一昨日購入した丸森石を使って築山を改良する。ロックガーデンらしくして、植物の植え場も増やすの だ。張り切っ て庭に出たら、向かいの公園にぞろぞろと人がやって来た。祭りの準備らしい。大勢の人に見られているようで、こちらとしてはどうも落ち着かない。 さらに は、大音量で音楽を流し始めた。安っぽい観光地さながらである。騒音公害でしかない。今日は、年に一度の忍従の日ということか。
 憤然としつつ作業を進めた。石をどう配置するのかが難しかった。昼前に、いちおうの完成を見た。


写真の左部分を中心に、石がごろごろと増えた。植え場も増えたので、高山植物を買い足すことにしよう。

付記;作業中、エゾノハナシノブがぽきっと折れました。とても悲しかったです。
昼食後、植物の間引きに勤しんだ。当初はすかすかだった庭も、鬱陶しいくらいに植物が繁茂するようになってきた。すっきりさせようという ことで、 スゲを抜き去ったり、キク類を間引きしたりした。ユキヤナギ・ウコギの剪定もした。庭開設三年目にしてこれだけ育つのだから、植物ってたくまし い。
5/23(土) の進歩 快勝
ベガルタ仙台が横浜 FC に 2-1 で勝利した。終了間際の失点は余計だったけれど、快勝と言ってよい内容だった。
 今日の試合は、福島県営あづま陸上競技場で行われる。あんを連れて(なぜに?)、高速で福島へと向かった。一時間半ほどで到着。わりと近い。ス タジアム に入って吃驚した。はっきり言って、プロの試合を行う会場ではない。芝生はおそらく高麗芝。まだら模様になっていて、状態が酷い。電光掲示板もな い、時計 もない。選手はどうやって時間を確認するのか。これで、会場使用料はいくらなのだろうね?
 試合が始まった。前半はお互いにまったりとしてた。横浜 FC が「怖くない相手である」ことはよくわかった。後半なると、仙台が俄然と勢いを増してきた。そして後半 13 分、40 m ものドリブルをした梁が、綺麗なループシュートを決めて仙台が先制した。後半 32 分には、横浜の GK の凡ミスから、中原が無人のゴールに決めた。大喜びの中原は、陸上トラックを横切ってゴール裏サポのところまで走った。ごっつぁんゴールにしては 喜び走が 長過ぎるのではないかと思った。後半 37 分には、朴が、足を攣って交替。彼が足を攣るのは毎試合恒例である。関取系男子なので仕方ない。後半 43 分には西山が投入された。小さな体で(身長 162 cm)ロングボールに全力疾走するその姿は、「取って来い」を大喜びでしているワンコのようであった。とても好感 が持てた。 終了間際に、オフサイドを見落とされて失点。試合再開のキックオフ時、失点 したこと に気づかずに、相手陣深くに入ってボールを要求している選手(注;中原)がいた。
 勝って良かった。これで、七連勝の時の勢いを取り戻すことが出来そうだ。それにしてもソアレス、オフサイドにかかり過ぎだ。オフサイドのライン を見るこ とが出来ないのか。彼の場合、飛び出しが速過ぎてオフサイドになっているのではない。始めからオフサイドの位置にいて、そこからさらに飛び出しているのだ。自分が置かれている立場(じゃな くて位置) を理解するように。
 帰宅後、昨日買ってきた魚で豪華祝勝会をした。美味かった。相馬はそんなに遠くないので、また行くことにしよう。
5/22(金) の進歩 丸森石
今日は、オープンキャンパスで休日出勤した分の代休である。そうはいっても、Mathematica で計算中なので研究室に出てきた。実行したまま帰宅した計算が終了していることを確認し、計算結果をささっと図にした。ついで、新たな計算を実行 してお出 かけした。
 行き先は、宮城県南部の丸森町である。丸森石という特産品を買いに行ったのだ。この石は、我が家の築山にいくつか埋め込まれている。石をもっと 増やして ロックガーデンっぽくしようと思っていた。築山を作った業者に「7-8 個くれ」と頼んだら、「諸費用込みで 4,5000 円」と言われ即却下。石 ころになんでそんな値段?ネットで検索したところ、「15 個くらいで 3000 円」という地元業者が見つかった。「4,5000 円で買わなくてよかった」という思いを噛み締めながら丸森町へと向かった。かの地元業者に着くと、石を置いてある場所を案内してくれた。そして、 手頃な大 きさの石を 15 個ほど選ばせて貰った。値段は本当に 3000 円であった。
 せっかくなので、相馬の松川漁港に足をのばした。水産センターでカレイ(活け締め)・ボタンエビ・ウニを購入した。明日は久々に、刺身三昧の祝 いだ。
というわけで明日は横浜 FC 戦である。仙台のホーム戦というのに、福島県営あづま陸上競技場で行われる(13 時試合開始)。国体のため宮城スタジアムが使えない日にホーム試合を割り当てさせてしまったという、フロントの大失態である。しかし、宮城スタジ アムの遠 さを思うと、福島をさして遠いとは思わぬであろう。事実私は、先ほど福島に行ってきた(相馬は福島)。一人でも多くのサポが福島に結集し、我がク ラブの戦 いを支えて欲しい。

5/21(木) の進歩 惨敗
昨夜、ベガルタ仙台が愛媛 FC に 1-2 で敗れた。前半は非常に良かったけれど、後半は一方的にやられてしまった。惨敗と言ってよい。「敗因はどこにあると考えますか」という質問に、「2点を取られたことですね」と身も蓋もない答えをする手倉森監督(ベ ガルタ仙台公式ページより)。敗因は監督采配にあるような気がするのだが。今ひとつ冴えない関口を使い続けたり、負傷したエリゼウを 無理して使っ たり ………。
イタポンの論文セミナー。集団のサイズや個体密度が繁殖成功に及ぼす影響を調べた論文を紹介してくれた。小集団でも十分に繁殖できている とのこと である。ただ、自殖率を推定していないことが気になった。二年草だし、びんびんに自殖しているのではないか。
三年生が三人、研究室見学に来てくれた。内の学生を交えて、たっぷり二時間半お話をした。面白かった。またいつでも来て頂戴。
やはり、綺麗なバラというのはこういうのをいいのでしょう。

マダム=アントワーヌ=マリ

スパニッシュビューティー

ピエール=ドゥ=ロンサール

これらにひきかえこの子は、

ティファニー

バラというよりお結びである。
5/20(水) の進歩 戦力外の花咲く庭で
我が家の庭のバラが咲き出した。テス=オブ=ザ=ダーバーヴィルズを先陣に、マダム=アントワーヌ=マリ・ ティファ ニー・スパニッシュビューティー・名忘れのつるバラが咲いた。今日帰宅したら、他の品種も咲いているかもしれない。バラが咲き出して、庭を歩く楽 しみがま た一つ増えた。戦力外通告にするバラを決めるの だ。さっそ く、ティ ファニーを戦力外通告の候補にした。

ティファニー。大きいだけで品が無い。花びらも汚い。ただし香りは良い。

写真で見るとそうでもないが、実物はもう、暑苦しいったりゃありゃしない。幾重にも巻くばかりで開く気配のない花びらにとくに苛つく。以降の花も こんな調 子だったら、来月にも向かいの公園に移籍させる。
生物学科三年生向けの講義をした。「植物における性淘汰」という話だ。去年の講義メモに「30 分余った」と書いてあったので、中身を付け足して臨んだ。でもやはり、ほぼ同じ時間余った(今年は 25 分余った。質問がいくつか出たので 5 分ほど延びたと思われる)。中身を増やした分だけ話が速くなる(焦るから)ので、総時間は一定になるという法則があるのかもしれない。時間一杯の 講義内容 に新たな話を付け加えても、なぜか時間どおりに終わることも同じ法則で解釈出来そうだ。

質問者御イニシャル:I. A. 君・I. M. 君。
ベガルタ仙台は今夜、敵地で愛媛 FC と闘う(19 時試合開始)。平瀬・中島・永井を負傷で欠くという苦しい状況である。ここは総力戦。替わりに入る選手に頑張って貰おう。必勝あるのみだ。
 MF 三澤が、8 試合入りにメンバー入りしたようだ。プロ入りして二年間は出番が無く、今季第 8 節に念願の初出場を果たした。それからまた出場機会を失っていた。そしてようやく、8 試合ぶりの再チャンスである。奇しくも、今暁午前 3 時 30 分、待望の第一子が誕生した(ベ ガルタ仙台公式ページより)。「新しい家族のために」と決意を新たにしたに違いない三澤と、8 試合ぶりも 9 試合ぶりも大して変わらないではないかと思って しまう凡 人。よりによってそんな時に愛媛まで行かずとも、次の試合に出ればいいのではないかと。私なら思うかも。
昨夜、実行のまま帰宅した Mathematica の計算がまだ終わっていない。信じられない。何をそんなに時間がかかっているのか。
5/19(火) の進歩 根
「根」と書いても、おそらく誰も「植物の根 (root)」のことと思わなかったであろう。これも、植物生態学の研究をしているとはとても思えない本日記のおかげである。しかし一方、庭仕事 ばっかり しているという側面もある。だからやはり「植物の根」だ。
 このところ、根というものを軽視してはいけないと思いつつある。そう思うに至った理由は二つある。
1. 西洋芝は、境界部分の生育が良い。花壇の煉瓦に接している部分とか、剥き出しの土に接している部分の伸びが良いのだ。芝刈りをしにくい部分だから と思って いたのだが、それだけではないようだ。根の競争が無いことが効いているみたいである。
2. はからずも、シラカンバ 3 本を使って比較実験をすることになった。昨秋に調査したところ、3 本中 1 本は根が定着していたものの、2 本はちゃんと定着していなかった(この 2 本は、揺するとぐらぐらした)。2 本の内の 1 本は、別の場所に植え替えて支柱で支えた。残りの 1 本は 、植え替えることなく支柱で支えた。根の定着の良さは、「元々定着していた個体」「植え替えなかった個体」「植え替えた個体」の順番である (多 分)。今春に展開した葉の大きさはまさにこの順番であり、定着の良い個体ほど大きかった。根からの水分供給量が、葉の大きさを決めているものと思 われる。

かように、庭の観察から研究上のヒントを得た ---------- のではない。西洋芝の中に植えているバラは大丈夫かと心配になっているのだ。西洋芝を部分的に掘り取ることなく、まさに芝の中に埋め込んだ。西洋 芝の根 と、厳しい競争にさらされていることであろう。ちなみに、バラの株元の西洋芝は、バラに与えたはずの肥料を取り込んでか、生長が異様に良い。やは り、株も と周囲 30 cm 位は西洋芝を取ってしまうべきなのか。
さっそくリジェクトの論文の図を書き足すべく、Mathematica で計算をした。例によって、異様に時間がかかる計算だ。おかげで、午前中はほとんど待機で終えてしまった。どうも、計算結果が出て来ないと先に進 めない性 格なのだ。ようやく出てきた計算結果をもとに作図を進めていく。これがまた面倒くさい。ほんに、嫌になってしまう。
5/18(月) の進歩 第 3 刷出来
これからレポート・卒論を書く若者のために」の 第 3 刷が出来した。新たに 1500 部刷って、累計 1,1500 部となった。お買い上げ誠にありがとうございます。
 「これレポ」の特徴は、レポート・卒論の書き方のみならず、わかりやすい文章の書き方も解説している(第 3 部 日本語の文章技術)ことである。この解説は、我ながらよく書けていると思う。日本語で文章を書く人全般に役立つはずなので、是非ご一読あれ。

信州大学の四年生が研究室訪問に来てくれた。一時間以上も、私の研究室で出来ることについて話をした。とても熱心な学生 さんで好感だ。またいつでも連絡を下さい。
生命科学研究科の事務にメールを送っても、迷惑メールとして弾かれてしまう。とうとうそういう扱いになったか。
レフリーを一つ。結果はどれも、すでにわかっていることを確認しただけ。新しさが無い。イントロでは、「○○に関する研究は少ない」の繰 り返し。 やる価値が無いから少ないのではないのか? さっさとリジェクトしましょう。
5/17(日) の進歩 雨
朝から雨だ。せっかくの日曜日というのに残念。でもどのみち、今日の午前中は研究室に出て待機をする。オー プンラボとい うやつで、生命科学研究科を志望する学生が見学に来るかもしれないのだ。というわけで、8 時半頃から研究室に出て、講義の準備をしながら学生を待った。山形大学の学生さんが一人来室。15 分ほど話をした。その後は来室者もなく、午前中でお開きとした。
帰りがけにガーデンガーデンに寄った。鉢に植えてあるパンジーが傷んで来たので、他の植物に植え替えようと思ったのだ。さりげなく酷いこ と書くね (傷んでいるなら手当ではないか、ふつー)。なんとか(名前忘れた)ラベンダーを購入して帰宅。雨の中、植え替えに勤しんだ。まずは、パンジーを 根こそぎ 引っこ抜いた。のみならず、ことごとく乾燥の刑に処した。肥料にすべく、生ゴミ処理機に入れたのだ。その後、なんとかラベンダーを鉢に植えた。も わっと なっていたパンジーが消えて、何ともすっきりした。
 来月になったら、他のパンジー・ビオラも一つ残らず引っこ抜くであろう。今から腕がなるわ。
5/16(土) の進歩 引き分け
ベガルタ仙台が徳島ヴォルティスと 2-2 で引き分けた。勝てる試合だったと思う反面、順当な結果だったとも思う。
試合は午後から、午前中は、生命科学研究科の入試説明会に駆り出された。ポスターを貼って分野の説明をするのだ。三人ほどの学生に説明を した。
その足で、宮城スタジアムへと向かった。昨日書いたとおり、エリゼウが平気で出場していた。
 試合が始まった。開始 3 分の徳島のコーナーキック。蹴り手の徳重は、ショートコーナーにする振りをしたり、普通にゴール前に入れる振りをしたりしてなかなか蹴ろうとしな い。 「さっさと蹴れ」と苛ついたら、仙台守備陣も同じ心境になってしまったみたい。「あれは完全に、相手のマークミスじゃないですか。あれだけフリー になるの はなかなかないので」(J's goal より)と徳重に言われちゃうミスで失点をしてしまった。徳重もせこいが仙台守備陣も情けない。しかし前半 16 分、平瀬がそらせたボールを受けたソアレスが、徳島守備陣をかわし GK と一対一に。さらには GK をもかわして無人のゴールに向き合った。「外すなよ」と正直思ったのであるが、立派に決めて同点に追いついた。前半 41 分には、綺麗な崩しから梁が決めて 2-1 と逆転した。これでかえって、連勝中という甘えが出てしまったのかもしれない。後半 15 分に、「あれ?」という感じで失点してしまった。「オフサイドだと思って守備の動きを止めた」(河北新 報よ り)と DF 渡辺が振り返るように、またしても集中を欠いていた。結局そのまま 2-2 で引き分けた。
 失点はいずれも集中不足によるもの。勝てる試合だった。一方、徳島の攻撃が、今までの相手よりもずっと鋭かったことも確かだ。試合内容としては 徳島の方 がむしろ上だった。これを良い薬として、しっかりと立て直して欲しい。
5/15(金) の進歩 明日は徳島戦
ベガルタ仙台は明日、宮城スタジアムに徳島ヴォルティスを迎え撃つ。怪我人が出て苦しい状況ではあるが、総 力戦で勝利を 掴み取って欲しい。なお、全治二週間のはずだったエリゼウは、明日の試合に平気で出場しそうである。怪我をしたのは先週の日曜日というのに。さす がエリゼ ウだ。
月初めの談話会があった。イタポンとマツハシは、DNA 抽出の同士として共闘していくこととなった。頑張れ。みっちーの研究も面白くなりそうだ。食害者の採餌戦略と植物の種子生産戦略の共進化。実験的 なことと 理論的解析を合わせたら良いと思う。
講座セミナーをした。「誰そと対立す:親子の対立理論とゲノム内対立理論の統合」という演題だ。「誰そと対立す」の部分は「誰がために鐘 は鳴る」 を狙ったのであるが、違い過ぎていて誰も気づかなかったようだ。残念であった。
5/14(木) の進歩 何の因果か生命科学研究科
昨日は、この日記への訪問者がいつもの 1.5 倍近くあった。アブラムシに興味があるとか、文豪の作品を読みたいとかいった理由で増えるとは思えない。理由はこれだ ろ う。しかしこれは理学研究科でのこと。私は、「理学研究科に戻りたあーーい」と思っているだけあって、理学研究科所属ではない。生命科学研究科と いう、理 学研究科から生物専攻が私の許可無しに抜け出てて作った組織所属である。
文豪マツハシの作品が完成したようだ。無事に、芥川賞事務局に届けたであろうか。
学生実習の二日目。カタクリ種子の乾燥重量測定や、アオキの分布様式の解析をした。乾燥重量を測定するのに、七班がなぜか、他班の三倍く らいの時 間がかかっていた。実習室に戻ってきた面々(測定は他の部屋で行った)は一様にぐったりしていた。「どうしたの?」と聞いても言葉少なであった。
 本日で作業は全部終えた。あとは、詳しく解析をしてレポートを書くだけである。皆さんのレポートを読むのを楽しみにしているので、頑張って頂戴 ね。
5/13(水) の進歩 アブラムシ
庭の樹木の虫害が酷い。シラカンバ二本にひどくアブラムシが付いているし、ブナも一本、それらしきものでや られている。 ハルニレの葉には、凄まじく高密度の虫えい(ハルニレハフクロフシ?)が出来ている。気持ち悪いったらありゃしない。見ないようにしていたけれ ど、木が枯 れてしまうのも困る。やむなく昨日、根元にオルトランを撒いた。果たして効果は。
 それにしても、虫害を受けた葉を見ると精神的に大打撃を受けてしまう。なんて気持ち悪いのか。も、スギナがカワユく見える。
文豪マツハシの作品にコメント。もうほぼ完成だ。
生物学科三年生向けの講義をした。祝日で二回つぶれたため三週間ぶりということもあり、妙に緊張してしまった。さらには、全力で寝ている 学生もい て、追い打ちをかけられた。せめて、残念ながら寝てくれ。でも、後半はそれなりに盛り返したと思う。今日も皆が熱心に質問してくれて、大いに元気 づけられ た。

質問者御イニシャル:I. A. 君・I. K. 君・K. M. さん・N. K. 君・Y. S. さん。
引き続き、生物学科三年生向けの学生実習をした。今年は、カタクリの結実率が異様に高かった。例年の 2-3 倍は結実している感じだ。果実採集後、実習室に戻って処理をした。種子がまだ若い。成熟にはもう 2-3 週間かかりそうな感じだった。アオキのデータ処理もしつつ、4時半頃に全班が作業を終えた。お疲れ様。明日も頑張ってね。
5/12(火) の進歩 開花
昨日、我が家のバラがとうとう開花した。まだ一輪だけ、テス・オズ・ザ・ダーバーヴィルズという品種だ。先 陣はティファ ニーと思ってい たのに、後から色づいたこの者が追い越した。まったくもって、宇治川の先陣争いを思い起こさせる。よって、この者を佐々木高綱、ティファニーを梶 原景季と 名付けることにする。

佐々木四郎高綱

梶原源太景季

今日も、文豪マツハシの作品にコメントをした。もうすぐ完成。頑張れ。
悲 報だ。ベガルタ仙台 FW 中島が全治四週間、DF エリゼウと朴がともに全治二週間だそうだ。三人とも、先の富山戦で怪我をした。いきなりの大試練である。皆の力で乗り切ろう。彼らが休んでいる間 に連勝を 止めては申し訳が立たない。
Word で、「(○○さんによる)着眼によるもの」と書いた。その後、コピペするなどしつつ文書をいろいろいじった。気づくと左記の部分が、「着である、 眼による もの」になってい た。気に入った。
レフリーを二つしている。まったく対照的な論文だ。一つは簡潔でわかりやすく、もう一つは冗長でわかりにくい。でも、前者は新しさがな い。後者は それなりに新しいかも。こういう場合、どっちが偉いのか。
5/11(月) の進歩 修善寺の旅館とか
研究室に来ると、マツハシから書類の改訂稿が届いていた。さっそく読んでコメントした。
 マツハシは、文豪のごとく、温泉旅館に滞在して執筆したいらしい。確かにそれは良い。私もそうやって、「これ学」「これ論」「これレポ」を執筆 してみた かった。しかし、温泉旅館に滞在などしたら、ついつい怠けてしまい執筆が進まない可能性もある。というか、確実にそうなったであろう。自宅で仕事 をすると きでさえ、庭を眺めたり、あんと遊んでしまう私なのだ。やはり仕事というも のは、無味乾燥な環境でやるべきではないか。な、マツハシ。
定額給付金の支給通知書が来た。これが噂のか。もちろん、貰えるものは貰っておく。景気刺激のため華やかに無駄遣いしてあげよう。と思っ たが、自 動車税の納税通知書が同時に来たので、気分としては納税に使う感 じに なった。
レフリーを一つ。文字が小さい、長い。これだけでやる気をなくす。
5/10(日) の進歩 クラブ史上初の七連勝
ベガルタ仙台がカターレ富山に 3-0 と快勝した。これで、クラブ史上初の七連勝である。

試合は昼から。午前中は、マツハシの書類を読んで過ごした。なんとしてもうまくいって欲しいので、気合いを入れてコメントした。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。今日は、FW 中島の初凱旋試合である。故郷の富山で、プロ入りして初めて試合をするのだ。本人も相当に乗っているらしい。その中島が寝っ転がったままシュート (寝っ転 がるに至った経緯の説明は省略)、開始 0 分で仙台が先制した。しかし、このプレーで足を痛めてしまい、前半 9 分に交替してしまった。せっかくの凱旋試合というのに。交替で入った田中が前半 11 分に追加点をあげ、早々に 2-0 となった。前半 36 分には、梁と永井のワンツーから、梁が綺麗に決めた。はっきり言って、点差も内容も圧倒していた。「もう十分。マツハシの書類を読むか」と思うほどであった。実際には、試合を見る のを やめて読むわけがないが。後半はきっちり守って、そのまま 3-0 で逃げ切った。
 これで七連勝である。この調子でどこまでも行こう。
 試合後に中島は、故郷の人々の前に松葉杖をついて出てきた。「開始 0 分で寝っ転がって得点 ---> 9 分で交替 ---> 松葉杖でにっこり挨拶」と、錦の飾り方が変である。ともかくも、怪我が軽いことを祈りたい。
5/9(土) の進歩 早く咲け
このところずっと、待ち遠しさといらいら半々で過ごしている。庭のバラがいつ咲くのかということだ。蕾はた くさん上がっ ている。色づいている蕾もいくつかある。ティファニーの蕾に至っては、もうすっかりピンク色をしている。でもなかなか進まない。早く咲いて欲し い。
 かたや、蕾が全然上がっていないバラも数株ある。陽当たりが今ひとつなのか、「西洋芝とバラ」という理想の元に、西洋芝の中に植えたのがいけな いのか (根の競争で負けている?)。こちらは、もう少し様子を見るしかあるまい。花 を咲か せなかったら戦力外通告をする(元気の良い新苗に替えてみる)という非情な庭主なので、きっちり咲 かせるように。
午前中は、我が家の二年点検があった。新居も二年になるのか。早いものだ。二年を経て、庭の様子の変わりようがすごい。一年ごとに、緑の 量が増し ているのだ。今年に至っては、ブナ林や裏の林の林床が野草で一杯になっている。
アサガオを植えた。ラベルに「CO2 削減」と書いてあるので、「アサガオを植えて CO2 を吸収させ、大気 CO2 の削減に貢献しようという意味か、うぷっ」と思った。でもよくよく読んでみると、アサガオで緑のカーテンを作り、エアコンの使用を減らそうという 意図で あった。残念がるか
5/8(金) の進歩 明後日は富山戦
ベガルタ仙台は明後日、敵地にてカターレ富山と闘う(10 日 13 時試合開始)。J2 への昇格一年目でありながら八位と好調の富山である。セレッソ大阪とも引き分けた。心してかかり、必ずや勝利して欲しい。
 「カターレ」の由来は、「愛するチームを共に“語れ”、“歌え”(イタリア語の「カンターレ」[cantare])、そして“勝て”(富山の方 言である 「勝たれ」) という意味を込めて名付けた」(カターレ富山公式ページよ り)ものだそ うである。類似した名のクラブにカマタマーレ讃岐がある。こちらは、うっかりすると「カマターレ」と覚えてしまう、というかその方が自然に思う。 しかし、 「釜玉うどんとイタリア語で海を意味する「マーレ (Mare)」を合わせた造語」(ウィ キペディアより)という衝撃的事実を知って後は、よくぞ「マ」を残したとも思う。釜玉うどんと海とはどういう青春であるの か?  うどんの上に、卵の黄身をデザインしたサッカーボールが載っているエンブレム(これ)も、 サポーター の、いや全国の人々の心を捉えて離さないであろう。
 と、カマタマーレ讃岐の話になってしまったが、明後日の対戦相手はカターレ富山である。選手は、間違えて香川に行かないように。徳島に行って、「讃岐ってどこだっけ?」と迷わないように。
昨日、注文していた高山植物が届いた。築山の花壇に残った最後の空間を埋めるべく頼んでおいたのだ。今朝、出がけに植えた。これにて、築 山の高山 帯化は完了である。果たして夏を越すのか。コマクサ一株が、早くもへたり気味だ。夏を終えた頃、「全員壮烈ナル枯死ヲ遂ゲタルモノト認ム」と発表 するやも しれない。
講義の準備を終えた。新しい文献をいろいろ調べたのだけれど、講義で新たに紹介したいものは無かった。ちょっと残念。
5/7(木) の進歩 なんか
セミナーの準備完了。続いて、来週の講義の準備を始めた。「花のジレンマ」という話をする。訪花昆虫を惹き 付けるのは良 いのだけれど、隣花受粉も増えて大変という話である。
 それにしても、なんか身体が重い。やる気もでない。連休疲れか。日記を書く気も起きない。
5/6(水) の進歩 心配
今日も朝から自宅で仕事をした。相変わらずセミナーの準備である。
 昼前に一段落ついたので、昼食がてら、動物病院にあんを連れて行くことにした。フィラリアの薬を貰うのだ。簡単な、健康状態の検査もしてくれ る。その一 環として、聴診器を当ててあんの心音を聴いていた。聴いている時間が妙に長い。嫌な予感がした。そして、「心音にわずかながら雑音があります」と 言われ た。キャバリアという犬種は、遺伝性の心臓疾患(僧帽弁閉鎖不全症)を持つ子が多いのだ。わずか数頭を交配させて作った犬種であるがための悲劇で ある。し かしあんに、それらしい症状は今のところ出ていない。「一時的に雑音が出ているだけかもしれないので、二ヶ月後にもう一度心音を聴いてみましょ う」とのこ とであった。
 もしも症状が出てしまったら、1) 運動を控える、2) 体重を抑える、3) 興奮させないことが大切らしい。窓の外に犬の姿が見えるだけで、窓を連打しつつ(突進しているつもり)激しく吠えたて、絨毯を咥えて頭を激しく振 る(代わ りにやっつけているつもり)子である。興奮させないなど不可能だと、今から暗鬱になるのであった。
帰宅後も、セミナーの準備を進めるつもりであった。その前にちょっとと、バラの様子を観察した。それがいけなかった。花芽を付けていない 枝の処理 (取ってしまうか、短く切ってしまう)を始めてしまったのだ。結局、二時間ほどもバラをいじっていた。
5/5(火) の進歩 六連勝
ベガルタ仙台がアビスパ福岡に 3-1 で勝った。これで八年ぶりの六連勝だ。
試合は午後から。午前中は芝刈りをした。伸び方がまだらで、ほとんど伸びていない中にけっこう伸びているパッチが点在している。早く、全 体が伸び るようになって欲しいものだ。
 その後、ナナカマドを求めて園芸屋に行った。和室の横に植えたらお洒落になると思ったのだ。植木の代表種なので簡単に手に入るであろう。と思っ たら甘 かった。ザ・ガーデンには、高さ 2 m ほどのひょろひょろとした樹しかなかった。ガーデン・ガーデンでは、「昨日までここにあったんですけど」とのことであった。売れてしまったらし い。なんか 意地になってきたけれど、他に大きな園芸屋が思い当たらない。試合の時間も迫ってきたので、とりあえず諦めることにした。
昼過ぎに宮城スタジアムへ向かった。半袖でも良いくらいの陽気であった。試合前の練習を終え引き上げる選手達も暑そうにしていた。引き上 げる選手 はみな、自陣のピッチからスタンド中央部の控え室入り口まで、トラックを斜めに横切る形で歩いて行く。ピッチ中央部(センターラインの所)から控 え室入り 口に向かって通路用のシートが引かれているのだけれど、みんな無視だ。ところが斉藤のみは、タッチライン沿いに歩き、通路用シートに達するとか くっと右 折、シートの上をきちっと歩いて行った。彼の、決して信号無視を しないであ ろう人柄に 感じ入った。
 試合が始まった。前半の仙台は、やる気があるのかと疑う状態であった。ミスが続出、運動量も少ない。三位に上がったくらいで気持ちが緩んでし まったの か。関口の凡ミスから失ったボールを繋がれ、前半 35 分に失点。そのまま前半を終えた。後半から、斉藤に替えて永井が投入された。斉藤の人柄に感銘を受けている私としては残念であった。後半になる と、チーム は目を覚ましていた。動きが見違えるようになり、福岡陣に果敢に襲いかかっていった。後半 2 分に、絶好の位置で FK を得た。蹴るのはもちろん梁。これを決めれば逆転勝利出来ると私は確信していた。期待通りに梁が決めて同点。それから 5 分間で 3-1 としてしまった。後は余裕の試合運びでそのまま逃げ切った。
 梁の FK がすごい。以前はちっとも入らなかったのに、昨年の入れ替え戦で、磐田 GK 川口を相手に FK を決めたことで開眼したようだ。今季はすでに、FK を三本も決めている。おかげで、試合運びがずいぶんと楽になっている。流れの中、もっと近い位置からフリーで打つと外しちゃうのがちょっと不思議では あるが。
 これで、中二日の四連戦を全勝で終えることが出来た。しかも、連休前からの連勝が六に伸びた。このまま、気を抜くことなく戦い抜こう。自分たち の闘いさ え出来れば、今の仙台は敵無しである。
5/4(月) の進歩 今日は仕事
今日は自宅で仕事をする。遊びに行く当てもないし、庭仕事も一段落してしまった。さてと決意して書斎に入 り、まずは日記を書いた。これも大切な仕事なのだ。その後、 セミナーの準備を進め た。こうした結果が出る直感的理由を説明しようとして考え込んだ。理由候補が二つある。果たしてどちらが正しいのか。悩んだ末、理由として面白い方を採用 することとした。
 夕方になってもセミナー準備は完了せず。今日はこれまでだ。

我が家への入り口花壇のチューリップ。品種名はわからないけれど、大人っぽくで綺麗だ。


5/3(日) の進歩 植木市はどこだ
さて、今日は何をして過ごすか。そうだと思い立ち、西公園の植木市に行くことにした。25 分ほどで西公園に到着。ところが公園は、妙に広々としていた。なんと植木市は、4/29 で終了したそうだ。連休の入りばなで終わりにするなんて意味がわからない。売る気あんのか?
 しょぼしょぼと帰宅。朝から時間を無駄にしてしまった。仕方ないので、泉ヶ岳に遊びに行った。陶芸屋を兼ねた店で蕎麦を食べたら、温かい蕎麦が 出てき た。ざる蕎麦と思っていたのに。どうも今日はつかない。と思いきや、その後はいろいろと良いことがあった。けっこうほくほくして帰宅した。
夕方になり、あんを連れて散歩をした。綺麗な庭を楽しみながら散歩したいのだけれど ………。ちゃんと手入れしている庭は、20-30 軒に一つくらいではあるまいか。残念なことに、ワーストガーデン大賞・最優秀放置賞のノミネートが増えるばかりである。泉ビレジは、地域ぐるみで 緑化に取 り組んでいるはずなのだが。
5/2(土) の進歩 草津に快勝
ベガルタ仙台がザスパ草津に 3-0 と快勝した。FW ソアレスがついに爆発した。
試合は夜から。朝一番に庭に水撒きをしたあと、ウッドデッキの塗装をした。年に一度、水性の保護材を塗らないといけないらしいのだ。30 分ほどで作業が終了。こんな感じになった。

ウッドデッキ。夏の夜、この上でビールを飲むと旨い。

それにしても暑い。汗ばむくらいだ。トカゲが一匹、ウッドデッキの板の隙間に入り込んで日除けをしていた。
 その後、ガーデンガーデンに出かけ花を少々購入。帰宅後に植え付けた。さらには近所の林を調査して歩いた。宅地開発地なので、周辺には林がたく さん残っ ているのだ。
 くたびれたので、試合前に入浴しておくことにした。自慢じゃないが(いや、自慢だが)今の時季は、ヒカゲツツジの花を眺めながら入浴するとい う、最高の 贅沢を味わうことができる。

浴室からの眺め。左手前にヒカゲツツジ。ちょうど真ん中に、先日植えたアズマシャクナゲが写っている。来春には紅白のシャクナゲを 眺める予 定だ。

下手な温泉に行くよりよほど良い。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。開始 10 秒ほどで、梁がいきなりシュートを打って吃驚。その後もしばらくは仙台の猛攻が続いた。しかし草津も盛り返してきて、前半はむしろ押され気味に終 えた。後 半 4 分、梁のコーナーキックにエリゼウが合わせて仙台が先制。セットプレーからきっちり取って自分の流れに戻してしまった。後半 24 分には、途中出場のソアレスが技ありの浮かせトラップで DF をかわし、落ちてきたボールを綺麗に流し込んだ。すごい、このプレーは中島には無理だ。その後、前に出てきた草津に対し、仙台が速攻を何度もしか ける。草 津びいきの解説者は仙台の速攻に対し、「(攻め人数対守り人数が) 4 対 3 です!  いや、GK を入れたら 4 対 4 だ」と強引に数合わせ。そりゃ確かに そうだが、 そういう物の見方で果たして何を得るのか?  後半 44 分には、ソアレスがこの日 2 点目を決めて草津にとどめをさした。
 見事な試合運びだった。我慢するところは我慢して、ここぞというときにたたみ掛けた。強くなったと思う。ソアレスが二点取ったことも嬉しい。こ れで本領 発揮してくれれば鬼に金棒であろう。
 五連勝で三位に上がった。次も中二日だ。世間が大型連休を楽しんでいるというのに、サッカー選手はなんと辛い仕事かとも思う。でも、創建ホーム の家を建 てるためにも頑張って頂きたい。
5/1(金) の進歩 創建ホーム
おおきな家の木のしたで
あなたとわたし
たのしくくらしましょ
そうけんホームの木の家で

という歌に合わせて、ベガルタ仙台の千葉と梁と中原が踊っているのだ。必見である、創建ホームのコマーシャル。ベガルタ仙台の携帯サイトでダウン ロード出来 るので、サイト入会の上、みんなで見よう。こ の写真を見ただけで、本編を見たくなるだろう。

歌の解説
 木のぬくもりを感じながら暮らすことの素晴らしさを歌っている。「おおきな家の木」の「木」は、柱や天井に惜しむことなく使われた木材を指す。 木肌に囲 まれた室内のぬくもりよ。決して、大きな家の側に木が立っており、その木の下で暮らすという意味ではない。それでは家を建てた意味がない。
というわけかどうかは置いておいて、ベガルタ仙台は明日、正田醤油スタジアム群馬にてザスパ草津と闘う(19 時試合開始)。中二日の三連戦目で疲労も溜まっていることであろう。しかし、ここは一つ根性を出して闘って頂きたい。J1 に上がれば創建ホームの家が建つ!
今日もセミナーの準備に費やした。説明がけっこう大変なことに気づいた。直感的にわかって貰えるようにしないと。
あーーあ、悲し。