「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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8/31 (水) の進歩 秋田県の高校の先生方に講義
今日明日と、秋田県の高校の生物の先生方が本学生物学科の見学にいらしている。人数は6名なり。生物学科教員の話を聴いたり、研究室を見学したり するのだ。私も、「これから研究を始める高校生のために」という話をした。高校での課題研究において、こういうご指導をして欲しいという話であ る。皆さん、メモを取りつつ熱心に聴いて下さった。質問もたくさんして下さった。
 課題研究のあり方について私の考えを伝えるためには、やはり、高校の先生方や生徒さんに直接講義するのが一番である。先生方を対象にする講義 か、生徒さんを対象にする講義をする。お呼びとあらば、日本全国どこにでも伺う。ぜひ積極的にお声がけ下さい。

ここ数日、パソコンが周期的に大きなうなり音を出すようになった。大丈夫か? 突然爆発したら泣くに泣けない。

Mathematicaシミュレーションは暗黒状態のままである。光明が見えない。いろいろ試したいのだけれど、1回のシミュレーション に異様に時間がかかるという障害がある。ううーー。
8/30 (火) の進歩 自宅待機
昨日の夜、台風10号の予報をさんざんやっていた。今日の昼くらいに東北に上陸するらしい。1日で、例年の8月の総降水量を上回る雨が降る。車で の走行も困難な豪雨となる。立っていられないほどの、樹木が倒れるほどの、ダンプが横転するほどの強風が吹く。などなど。こりゃ、外では生きてい けないなと思い、本日は自宅待機をすることにした。そう決めて床につき、今朝はゆっくり寝た。明け方、新聞配達のバイクの音が聞こえ た。そうか、普通に配達されたか。ちょっと遅めに起きて外を見ると、雨はほとんど降ってなかった。???。テレビをつけると、予報内容は昨日と同 じであった。やはり、昼過ぎに上陸するのか。自宅待機を決行しよう。しかし、平穏な状態が続いた。昼前にようやく本格的な雨となった。とはいって も、夕方現在、脅されていたような豪雨にはなっていない。風もなし。自宅待機の必要はまったくなかったと、ちょっと後悔した。
時間を有効に使おうと、億劫なことを行う日とした。まずは、天井埋め込みの換気扇のフィルターの掃除をした。「掃除せよ」という警告の点 滅が、もう3年はつき続けていたのだ。記憶では、この家に移り住んで2度目の掃除である。次に、台所に通じる引き戸扉の閉まり具合を調整した。な ぜか、きちっと閉まらなくなっていたのだ。その他、実物を見せずには説明しがたいことも一つ。かくして我が家から懸案が消えた。懸案が再び溜まっ たあかつき、その解決に挑むのは、台風が再び東北に直接上陸するときか。
8/29 (月) の進歩 台風10号
大型で非常に強い台風10号が近づいている。予報では、明日、東北に直接上陸するとか。東北にやってくる台風は通常、南の方に上陸し、北上して東 北に達する。しかし10号はいきなり東北である。これは観測史上初のことらしい。未経験のことが明日起こる。嫌だーー。
12/1に、熊本にある九州沖縄農業研究センターにおいて論文の書き方の講演を行うことになった。お声掛けありがとうございます。頑張り ます。
 九州沖縄農業研究センターは、熊本地震で被害を受けてしまったそうである。東日本大震災の時に九州沖縄の方々に助けて頂いたご恩は忘れない。微 力ながら、ご恩返しの講演としたい。
 10/21には、広島大学ライティングセンターにおいても講演を行う。今日もその準備を進めた。写真ACで無料写真をダウンロードし、ウケ狙い の小ネタに使っている。あまりに感動的なネタが出来てしまい、広島大学の講演だけで終わらせるのがもったいなく思う。九州沖縄農業研究センターで も使うか。
一縷の望みを託して行うMathematicaシミュレーション。結果が出るのをただひたすら待つ。
8/28 (日) の進歩 衝撃の食べ物
驚くべき食べ物を発見してしまった。その名も「鮎の塩焼きドッグ」である(これ)。ホット ドッグに鮎の塩焼きを挟んでいる。よくもこんなことを考えつく。すごい発想力というか、呆れる発想力というか。「京都水族館でしか味わえないメ ニュー」とあるが、そりゃ絶対そうだと思う。
今日も庭師仕事をした。芝生と花壇の境を明確にするために、芝生の縁をちょっと掘って溝を作るなどした。こう書くと簡単だけれど、かなり 疲れる作業であった。伸び放題のウツギを剪定したりもした。ほんに、ウツギの生命力には呆れるばかりである。
 昨日今日の庭仕事でかなり疲れてしまった。身体が重い。溝掘りと剪定に酷使した右手は、掌が痛くてたまらない。ゆっくり休息したい。でも明日は 月曜日か。

8/27 (土) の進歩 まさかの2敗
うーむ、男女ともに負けてしまった。
試合は夜から。それまでは、久しぶりにじっくりと庭仕事をすることにした。居間から正面に見えるというのに、全然花が咲かず、雑草ばかり が 侵入する一角がある。やや日陰気味なのが問題か。ならば、半日陰に強い植物に植え替えてやろう。そう思い、まずは粛正を開始した。シバザクラとか を剥がし、なんかよくわからない植物も抜いていった。その後、ザガーデンに行って、新しい植物を物色した。花期を終えた宿根草をたたき売りしてい たので、半日陰に強そうなものを選んで買った。帰宅後植えてみると、空間が半分くらいしか埋まらなかった。少しずつ足していくか。

夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。試合が始まった。立ち上がりこそは広島が優勢だった。しかし段々と互角以上になっていっ た。ところが前半30分、MF富田が、味方が攻め上がろうとしたときに不用意なパスをし、それを奪われて一挙に攻め込まれてしまった。痛恨の失 点。後半33分にもミスがらみの失点をして、0-2となった。これが痛かった。結局、1点も奪うことなく敗れてしまった。
 試合を決めたのは決定力の差だった。少ない好機を確実に決めた広島。かたや、シュートをことごとく弾かれた仙台。シュートを18本も打ったとい うのに!
 とはいっても、華麗な攻めを見せたことも確かだった。見事な崩しで何度も好機を作った。その点は大収穫なり。あとは決めること。
 試合の間中、女子の試合経過を携帯で確認していた。前半3分に失点して0-1。追いつくことを祈りつつ確認を続けるも、0-1のままであった。 結局、早々の失点が決勝点となってしまった。なでしこリーグカップは準決勝敗退となった。決勝に進むと信じていただけに衝撃特大である。
 来週土曜日の決勝に参戦するつもりであった。しかし暇になっちゃった。庭仕事でもするか。

8/26 (金) の進歩 明日は千葉戦と広島戦
ベガルタ仙台レディースは明日、兵庫県三木市にてなでしこリーグカップの準決勝に挑む(19時試合開始)。相手はジェフ千葉レディースである。今 季1勝1敗の相手だ。厳しい闘いになると思う。石にかじりついても勝利して、決勝進出を決めて欲しい。
 男子は明日、ユアテックスタジアム仙台にサンフレッチェ広島を迎え撃つ(19時試合開始)。前節、6試合ぶりに敗れてしまった我がクラブであ る。しかし試合内容は良かった。ホームなのだし必勝あるのみだ。
 私は、レディースの試合に参戦するかどうか迷っていた。しかし神戸は遠い。決勝(東京で行われる)には参戦するので、兵庫と東京に連続遠征とな ると交通費がかなりかかる。そこへ、高価な炊飯専用土鍋を買ってしまった。今月のお小遣い打ち切り。というわけで参戦をひよってしまった。ご免よ う。決勝には必ず行くから!

今日も、広島大学で行う講演の準備をした。レフリーのコメントに対応するときは謙遜の美徳は禁物という話を加えた。「そこまですごい成果 ではありません」と答えると、その通りに取られてしまう。だから、成果を徹底的に強調しなくてはいけない。
 しかし私は、謙遜の美徳は世界で「通用しない」「理解されない」などという捉え方は大嫌いである。謙遜の美徳は素晴らしき文化だ。理解できない ことを「理解してあげる」という姿勢でよい。
今日もMathematicaのシミュレーションが続く。一縷の望みは出た。しかし、いつ消えるやもわからぬ小さな炎である。来週に望み を託そう。

8/25 (木) の進歩 日本代表発表
いよいよ、ロシアワールドカップの最終予選が始まる。我らが代表は、9/1にホームでUAEと、9/6に敵地でタイと闘う。本日、その代表が発表 された(メ ンバー)。五輪代表組からは大島と浅野が呼ばれた。先日のJリーグで監督にくってかかった金崎は、それが理由で外されたみたいであ る。
 またしても、生きた心地のしない時間が始まるのか。楽しみだけど辛い。

広島大学で行う講演の準備を進めた。熟考する自分。どういう説明をするのかをではなくウケ狙いのネタを考えていたりして、 これでいいのかと思ったりもした。
背後では、Mathematicaのシミュレーションが芳しくない結果を出し続けている。見たくないので、講演準備に集中できるのであっ た。
8/24 (水) の進歩 歴史的改革
今日も、広島大学で行う講演の準備を進めた。PowerPointスライドをどんどんと作っていく。私のこれまでのスライドは、飾りっ気のまった くないものであった。たとえばこのようにである。

ここに来ていろいろ考えることがあり、デザイン性をもう少し高めた方が良いのではないかと思い立った。そこでこう変えた。

どこが変わったのか説明する必要があるかもしれないが、タイトル(ある研究者の言葉)に色を付けたのである。画期的変革なり。
 なお、「レフリーを通すと論文が悪くなる」は、尊敬するある方のお言葉である。そういうことも大いにあると、鮮烈に脳裡に刻まれた。

あおやなとお話。その後、かえちゃんともお話をした。二人とも頑張って頂戴!
Mathematicaのシミュレーションの結果が芳しくない。なぜだ? 泣きたい。

8/23 (火) の進歩 本日の名言
訳あって(下記参照)、論文書きに関する名言作りに勤しんだ。その結果、一句できた。

レフリーを畏れるな、恐れよ。

投稿先から返ってきた論文を改訂する際、レフリーを神のように畏れがちである。そして、何でもかんでもレフリーの言うとおりに直そうとする。しか しそんな必要はない。レフリーは神ではない(実をいうと、レフリーは「神様」と拙著では書いているが)。反論すべきコメントには反論すればよいの だ。ただし、恐れないといけない。レフリーは優秀な研究者である。いい加減な気持ちで反論すると、厳しく再反論されてしまうであろう。痛 い実体験が何度も。優れた研究者と恐れ、熟考して挑まないといけない。という意味なのよ。

ほっしーと泉ヶ岳に行った。ほっしーは先週ここで熊を目撃したそうである。私も、遭遇はしたくないが目撃はしてみたい。しかし、林内ばっ か見ていたけれど目撃できずであった。
昨日、Mathematicaのシミュレーションを実行して帰宅した。良い結果が出ていることを期待していたのだけれど、あまりよくない ままであった。しかし、もう少し続けてみてもよいように思えた。というわけで、今日もずっと実行させたままにしていた。
 暇になったので、ずいぶん先の講演の準備を始めた。10/21に広島大学で、論文の書き方の講演をするのだ。「レフリーとの闘い」という話もす る。新ネタなので、一から全スライドを作る必要がある。そのため、冒頭に述べぬようにウケ狙いのネタを考え、ついで、冒頭に述べたように名言作り となった。

8/22 (月) の進歩 リオ五輪終わる
リオ五輪が終わった。昨夜は、男子サッカー決勝のあと、男子マラソンくらい見てやろうと思った。しかし飲んでいたので、スタートを見た後、次の場 面はゴールになっていた。先頭がゴールする場面だったら再節約な鑑賞でよろしいが、後ろの方の選手が続々とゴールする場面であった。意味わからん 節約だ。
 4年後は東京である。生きているかどうかが問題だ。

台風9号がやって来る。15時くらいから振りだし、今(16時半)は本格的な振りになっている。雲は真っ黒。今夜は大荒れらしい。嫌だな あ。
Mathematicaのシミュレーションのプログラムに間違いを見つけてしまった。うーー。今までの計算は全部パーだ。書き直してやり 直したところ、あまり良い結果が出なくなっているし。もう、最悪。激しく衝撃中。

8/21 (日) の進歩 祝ブラジル
早朝、男子サッカー決勝のブラジル対ドイツの試合が行われた。録画しておいて、情報を封印して見ることにした。すさまじいレベルの戦いで実に面白 い。ネイマールのFKのゴール、あれは神業だ。と、熱中していたら、「7時からEテレでお送りします」という字幕が出た。いやな予感。やがてあっ さりと、試合途中で録画が終わってしまった。うー、NHK。なら始めからEテレで放送しろ! 時間帯からいって、録画して見る人が多いと思わなかったのか? 憤然としつつテレビ欄を見ると、BSで19時から録画放送することがわかった。それまで情報封印だ。

というわけで、週日のお弁当のおかず作りをした。にがうりを買ったので、調理方法を検索してみた。クックパッドのものがたくさん出て来 た。しかしここは素人料理の巣窟なので無視。ネット上のものは、NHKきょうの料理しか基本的に信用しない。きょうの料理のサイトに行って、にが うり料理を探した。
 その後、庭の雑草取りに勤しんだ。雑草、すさまじい。3週間ほっておくと元に戻ったりはしない。3倍になるのである。辟易しつ つ取っていった。終了後そくシャワー。

晩酌をしながら決勝戦の続きを見た。ここでまた憤然。短縮されている。いきなり時間が飛んでいるんだもん。PK戦までもつれ込んだとはい え、全部放送しろよ、世界注目の対決だぞ。
 ともかくも、祝ブラジル。ワールドカップでは5度も優勝しているのに五輪の優勝はなぜかなかった。ようやくにして悲願を成し遂げた。おめでと う、おめでとう!

8/20 (土) の進歩 石巻復興祈念試合
ベガルタ仙台レディースは、今月15日から今日まで石巻でキャンプを行っている。最終日の今日は、浦和レッズレディースと復興祈念試合を行う。試 合後には、選手との交流バーベキューなども行われる。というわけで石巻に行った。雨の予報だったのに晴れ。暑いくらいだった。そんな中、復興祈念 試合が始まった。両チームとも、27日に、なでしこリーグカップの準決勝を戦うので、超真剣な試合となった。やがて雨が降ってきて、選手も観客も び しょびしょとなった。前後半を終えて2-2。選手が挨拶せずに引き上げるので「?」と思ったら、なんと3本目45分があった。その3本目の終了 間際に決められて2-3で負けてしまった。
 終了後、選手自らがバーベキューを焼いて、皆に配ってくれた。浦和のMF猶本選手もちゃっかり貰っていて、「肉うまー」と叫んでいた。それはよ かっ た。私は、貰ったバーベキューを自宅に持ち帰り、晩酌のお伴とした。

実は今夜は男子の大宮戦があるのだった。帰宅したらもう試合が始まっていた。慌ててCSで応援。1-1で迎えた後半、大宮の家長が肘打ち をして一発退場。これで勝てると思いきや。なんで、10人の相手に入れられるわけ? 1-2で負けてしまった。憤然。

8/19 (金) の進歩 明日は大宮戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で大宮アルディージャと闘う(18:30試合開始)。このところ、怪我人続出ながら絶好調という訳のわからない我がクラ ブである。明日も勝っちゃって順位を上げよう。
 怪我と移籍で、現在、左サイドバックの専門の選手がいなくなっている。明日はMF藤村が入るらしい。きっとやってくれるであろう。期待してい る。

しんすけから、美味しい梨が送られてきた。どうもありがとう。秋の味覚最高だ。

リオ五輪の女子レスリングで、昨日、一挙に三人も金メダルを取った。おめでとう。すごい。実を言うと、私が密かに感動しているのは、伊 調・登坂・土性と、珍しい名字を三つも揃えたことである。
 こんな珍しいことが起きる確率を計算しようと思い、いちおう、高校の確率を復習することにした。そうしたらこんな問題があった。

「リンゴ2つとバナナ4つの入ったかごから2つの果物を同時に取り出すとき、リンゴ1つとバナナ2つを取り出す確率を求めてください。」(受 験のミカタより)

確率ゼロと答えた私はバカなの?

昨日、Mathematicaのシミュレーションを実行させたまま帰宅した。期待が外れまくっていたシミュレーションであった。今朝来て みると、見事に生まれ変わっていた。期待通りの結果を出している。遅咲きだったのか。あやうく、このパラメータセットは駄目と烙印を押すところで あった。

8/18 (木) の進歩 テーブルと庭とランプと酒と
マイブームが到来した。庭にテーブルを置き、ランプを灯して酒を酌む。

涼やかな空気が気持ち良い。夜空には月と星が。低空に蚊が。至福の時である。

今月末に、秋田県の高校教員の方々を対象に、高校における課題研究の話をする。今日はその準備を進めた。無事に完了。
数値計算用のMathematicaプログラムを書き直さないといけない(昨日の進歩参照)。いっぽう昨日の帰り、 Mathematicaシミュレーション(数値計算とは別物)について良いことを思いついてしまった。こちらを試すために、新たなパラメータ の元でシミュレーションを実行してみたい。しかし、数値計算の直しと同時にやるのは不可である。迷った挙げ句、シミュレーションの方をやってみる ことにした。ところが実行状況を見ると、見事に期待が外れている。シミュレーションを止めて、数値計算の直しをしたくなったが、もしかしたら状況 が好転す るかもという期待もある。結局、期待を引きずったまま、期待は外れまくったままという一日になってしまった。
8/17 (水) の進歩 大文字五山の送り火
京都で昨日、大文字五山の送り火が行われた。BSで生中継をしていたので見入ってしまった。生憎の豪雨で、火がつくのかと心配した。しかし、直 前までビニールで被うなどしていて、立派に囂々と燃やすことが出来ていた。送り火が燃えさかる現場の影像も良かったし、五山それぞれを麓から捉え た影像も良かった。もの悲しくも敬虔な気持ちになった。
 学生時代、大文字山の近くに住んでいたので、山肌に「大」の字を眺めて過ごした(火が付いていなくても、字ははっきりと読み取れる)。大の字の ところまで登ると、京都市の全景を見おろすことができ、まさに絶景であった。
 同級生との飲み会の後に、「大文字山に登って夜景を見よう!」などと勢いづいたこ とがある。私は、「懐中電灯を取ってくる」と研究室まで戻り、電池無しの懐中電灯を見つけた。とりあえずそれを持って皆の所に戻り、「懐中電灯 あった?」「あった!(「電池があった?」とは聞かれていない!)」と答え、山道に入って自分の頸を締める こ とになったのもよき想い出である。
ほっしーと議論。その後、圃場まで一緒に行った。台風一過で異様に暑かった。作業、頑張って頂戴。
今日も、数値解析の方法の説明を書いた。昨日の時点で9割方出来ていたと思いきや、9割方出来ていなかった。書かなくてはいけないこと、 説明を練り直さないといけないことがたくさんあった。さらには、計算間違いを見つけてしまった。Mathematicaのプログラムを書き直し、 計算をやり直さないといけない。結果が駄目になったらすべてがパァーという危うい状況にある。
8/16 (火) の進歩 つまらん
「村上海賊の娘」を読んでいる。思ったよりつまらない。理由は二つある。第一に、登場人物の心理が不自然である。「こんな風に感じるもの か?  考えるものか?」と疑問符がたくさん付く。だから、登場人物の心理を読み手が自然に感じ取ることも出来ない。そのためか、著者がわざわざ心理状態 を説明す ることになる。すごく稚拙である。第二に、話が無意味に長い。この半分の長さで済むのではないかと思う。当時のことに関する豆知識みたいなものが たくさん出て来て、それは楽しいのだけどね。ま、最後まで読むとは思う。
延々と続くMathematicaシミュレーション。時間を有効に使おうと、数値解析(シミュレーションとは別のもの)の方法の説明を書 き始めた。まずは、数値解析用のMathematicaプログラムを読み直し、どういう解析だったのかの再理解をした(かなり忘れているもの で)。この際、ちょちょっと試し計算を出来れば良いのだけれど、シミュレーションの方を実行中なのでそれは不可である。やむなく、精神力のみで再 理解に挑戦した。次いで、数値計算の説明の執筆を始めた。書きやすいところから書いていくと、段々と形になっていく。頑張った甲斐あって9割方出 来上がった。後は明日。
8/15 (月) の進歩 敗戦記念日
71回目の敗戦記念日である。もう71回目なのか。非戦の誓いを新たに。
三年生が研究室見学に来てくれた。私とお話をしたあと、先輩を交えてお茶を飲んだ。話を聞いたところ、酒井研に良くあっていると思った。 酒井研に来てくれたら大歓迎だよ!

ばらもんの論文にコメントしている。明日の午前中には返したい。調査あと少し頑張れ!
8/14 (日) の進歩 ゲンがよい
車の距離計がゲンがよくなっていた。

「10」が三つ並んでいる。目出てぇ。

ちょっくら、山寺まで遊びに行ってしまった。随分前に行ったことがあり、「階段をちょっと登る」という記憶が残っているだけだった。とこ ろが行ってみると、自分の記憶のいい加減さに泣くことになった。階段を千段登らないといけなかった。はい、頑張って登った。山登りは久しぶりなの で、頂まで行って戻ってきたときには足ががくがくになっていた。情けなや。でも、気持ちの良い運動であった。眺めも良かったし。蔵王の露天風呂に 寄り道してさっぱりとした。帰宅後のビールがとても美味であった。
8/13 (土) の進歩 快勝
ベガルタ仙台4-2柏レイソル。怪我人続出の中、見事に勝った。
藤崎フードマーケットに買い物に行った。カート置き場がベガルタ占いになっていた。

「ベガルタ仙台を応援してます!」とあるが、やることが雑だ。「負ける?」って選択肢を設けるものか?

 夕刻、ユアテックスタジアム仙台に入った。先日の試合で守備ライン二人が怪我。左サイドバックには、高卒新人の小島が入っていた。
 試合が始まった。ほぼ互角の展開であった。前半15分に、コーナーキックからハモンロペスがヘッドで決めた。これで気持ちがほぐれた。前半19 分にウィルソンが追加点を上げて2-0となった。これは楽勝かと思いきや、あれよあれよで2-2と追いつかれてしまった。正直、嫌な感じになっ た。これを払拭したのが、後半28分のハモンロペスのPK弾だった。皆が緊張して見守る中、落ち着いて決めてくれた。後半41分には、ハモンロペ スがゴール前の西村に上げたライナー性のクロスを、柏DFが戻りながら必死に足を伸ばしてクリアしようとした。そのクリアボールがゴールに入って しまい、オウンゴールで追加点を貰った。「藤春よ、これが本物のオウンゴールだ」と身をもって示した柏DFであった。これで試合が決まった。
 新人の小島にとってはほろ苦いデビュー戦となった。プロの技術とスピードについていけず、彼のサイドはやられっぱなしになっていた。2失点とも 彼のサイドを破られてのものだった。この悔しさを胸に鍛錬し、立派になって戻って来い!

8/12 (金) の進歩 夏休み
今日から夏休みである。むろん、海外に行くことも、国内のどこかに行くことも、夏休み中なのに仕事をすることもない。自宅にいるか、近場にちょっ と行くくらいであろう。
 というわけでまずは、今宵の夕餉の料理をした。茄子の揚げ煮を作ったところ、添え物のオクラが真っ黒になってしまった。料理本に、茄子と一緒に 煮て、沸騰したら火を止めろと書いてあった。その通りにしてほっておいたら真っ黒。よく読み直すと、「火を止めて器に盛る」とあった。そうか、す ぐに食べるのか。そうすると黒くならない。なら、「すぐに食べるように」と明確に注意書きしなさい。それと、どうしてすぐに食べる必要があるのか も書けと、これ論の著者として、「どうしてやるのか明確に」と怒ったのであった。
 そんなこんなの夕食を、夜風に吹かれながら2階のバルコニーで頂いた。ビールが美味い。と、夜空を流れるものが見えた。流れ星? ネットで調べたところ、ペルセウス座流星群が今宵ピークだそうだ。ならばと、バルコニーで粘った。しかし結局、一つ見ただけだった。「バルコニー でペルセ ウス座流星群を観察しました」では、まさに夏休みの宿題であるな。
8/11 (木) の進歩 敗退
宿で、日本対スウェーデンの試合を応援した。日本は、試合ごとに内容が良くなっていた。今日は最高だった。すべてにおいてスウェーデン ---- ヨーロッパ王者だよ --- を圧倒していた。1-0の勝利だったけれど、完勝といって良い。
 しかし。ナイジェリアがコロンビアに負けたので、予選グループでの敗退が決まってしまった。コロンビアに引き分けてしまったことが痛かった。後 半は一方的に攻めまくり、絶対に勝てたはずなのに。結果としては、藤春の憑依オウンゴールが命運を決めたということか。
 仙台への帰途の電車の中、近くにいた女子二人組が「手倉森監督 ………」と話していた。聞き耳を立てると、「藤春は日本に帰れないよね(怒)。オーバー23なのに! 空港のゲート通る資格ないよね」と話していた。日本中が怒っている。確かに、若い選手にああいうことをさせないのがオーバー23の役割の一つであ る。それが自分でやってしまうとは。藤春には、A代表として挽回して貰いたい。

今日は、代表校による口頭発表を聴いた。ポスター発表を行った高校の中から選ばれた6校による発表である。この中から、文部科学大臣賞が 選ばれる。みなさん、お疲れ様でした。
8/10 (水) の進歩 SSH生徒発表会
今日と明日の二日間、スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われる。全国の高校生が一堂に集い、課題研究の成果を発表するのだ。私は 2年ぶりの参加である。
 今日は、午前午後とびっしりポスター発表が行われる。一つでも多くの発表を聴こう。そしてもう一つ ----------。私の目的ははっきりしていた。拙著「これから研究を始める高校生と 指導教員のために」を、生徒さん・先生に知って貰うことである。謙遜するのは面倒なので思いそのままを語ると、日本の高校生の課題研 究の発展のためには拙著を読んで貰うことが必須と信じている。拙著の宣伝パンフも作った。というわけで、ずんずんとポスター会場に歩み入った。そ して片端から説明を聴いた。内容に関して議論をした後、拙著を見せて、知っているかどうかを訊ねた。近くに先生がいらっしゃったら、先生にも同じ 質問をした。予想していたことではあるが、結果は予想通りだった。拙著を知っていた生徒さんは1%にも満たなかった。先生の方は10-20%くら いか。宣伝パンフをお渡しし、ぜひ目を通して下さるようお願いした。先生の方には、出張講義をする旨もお伝えした。かくして、50校くらいの生徒 さん・先生とお話しすることができた。
 もちろん、拙著を参考にして下さっている高校もあった。「著者です」と話すと感激されたり、「図書館に5冊入っています」とお教え下さったり。 ありがとうございます。こういう高校を増やしていきたい。拙著は必ずや役に立つと超確信しているので。
 拙著のことばかり書いてしまったけれど、高校生の研究発表を存分に楽しんだ一日でもあった。みんな、一所懸命にやっている。若い発想できらきら としていた。だからこそ拙著を参考にして欲しい。と、また書いてしまった。

夜は鮨を堪能した。神戸は鮨の激戦区だそうな。瀬戸内の魚美味しい!
8/9 (火) の進歩 出張と夏休み
今日から出張する。神戸国際展示場で行われる、スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加するのだ。2年ぶりの参加である。躊躇うこと なく、拙著「これから研究を始める高校生と指導教員のために」の宣伝をしてくる。 はっきり言ってこれは、使命感による行為である。拙著を広く知って貰わないといけないと真剣に思っている。さらには、出張講義の宣伝もする。私の 話を直接聞いて貰うのが一番と思うから。というわけで、これらを宣伝するパンフを作った。高校生の課題研究の将来のため、粉骨砕身で頑張る所存で ある。ついでに、お気に入りの懐石料理の店「いっ木」さんにも寄る。
 11日に帰宅し、12-14日は夏休みの予定である。15日の昼前に研究室に出てくる。次回更新は11日か15日かであろう。それでは皆様、し ばしのお別れ。

8/8 (月) の進歩 絶好の逆境
日本代表2-2コロンビア代表。0-2から追いついた!
 今日も自宅で応援した。今日の日本は、先日のナイジェリア戦とはうって変わって、伸び伸びと生き生きと闘っていた。試合を支配し、コロンビアを 追い込んでいた。それだけに、早く点が欲しかった。しかし無得点のまま前半を終えた。後半になっても日本ペースは変わらなかった。ところが後半 14分、コロンビアのグティエレスのシュートが、スライディングをした植田の足に当たりコースが変わった。それがゴールに入るという不運で失点し てしまった。その6分後に信じられないことが起こった。コロンビアのボルジャがエリア内に侵入しシュートを打った。ボールは、飛び出したGK中村 の足に当たってゴール前を横切り、戻って来た藤春の足元に。藤春はゴール方向を向いていたけれど、緩いボールだったし、周りに敵選手は誰もいな かったので、楽にクリアまたはキープできたはずである。ところが何と藤春が、無人となっていたゴールにボールを蹴り込んだのだ。???。この瞬 間、藤春に何が憑依したのか? 我が代表が金メダルを取った後には、憑依者の正体が裏問題として賑わうことであろう。唖然とするオウンゴールで0-2となってしまった。しかし、 逆境に負 けない我が代表である。これまでも、こうした苦しい場面を幾度も乗り越えてきた。猛然と反撃をし、たちまち2点を奪い返した。その後も猛攻を続け た。コロンビアの足が完全に止まっていたので絶対に3点目を取れる。しかし、それはかなわず試合終了となってしまった。
 決勝トーナメント進出は、最終戦のスウェーデン戦に持ち込まれた。この試合に勝つことが絶対条件となった。逆境で力を出してくれる若者達であ る。こういう状況でこそきっとやってくれる。
 もしかしたら我らが日本代表は、順境に弱いのかもしれない。谷間の世代と言われ、谷底から這い上がってきたので、這い上がらない 進み方がわからない。つまりスウェーデン戦は、彼らにとって絶好の状況である。必勝を信ずる。

研究室に来て、仕込んでおいたMathematicaのシミュレーション結果をみた。望みの結果が出ていた。他のパラメータの値も試して みよう。
8/7 (日) の進歩 明日はコロンビア戦
我らがU23日本代表は明日コロンビアと闘う(日本時間午前10時試合開始)。決勝トーナメント進出のためには、絶対に絶対に勝たなくてはいけな い試合である。命を賭けて闘い、必ずや勝利しよう。「日本代表」と打とうとして「日本大凶」と打ってしまったぜ。け、「大凶」とは 面白い。ぶち壊し甲斐があるってものさ。
ベガルタ仙台レディース2-0アルビレックス新潟レディース。これで、予選グループ首位での突破となった。
 3時過ぎに、ひとめぼれスタジアム宮城に出かけた。メンバー外の選手が売店にいたのでサインを貰っておいた。
 試合が始まった。立ち上がりから仙台が優勢に進めた。そして前半40分、見事な突破から、FW有町紗央里選手がゴール前でフリーとなった。打つ かと思ったら、隣にフリーで走り込んでいたFW浜田 遥選手に流した。遥が無人のゴールに流し込んで仙台が先制した。後半になると、新潟も猛攻を仕掛けてきた。しかしよく守り抜いた。後半43分に、 FW井上 彩香選手の折り返しをFW安本紗和子選手が頭で流し込んで勝負を決めた。
 準決勝の相手はジェフユナイテッド市原・千葉レディースに決まった。もう、勝つしかない!

文庫本が出たので、「村上海賊の娘」を読み始めた。瀬戸内海を拠点とした村上海賊の当主の娘である景が主人公である。冒頭の登場人物の紹 介には、景は20才で、悍婦(気の荒い女のこと)にして醜女とある。いきなり面白い。月並みな小説なら、「絶世の美女なれど悍婦」だろう。父は、 景の嫁入り先を探している。景も、夫婦で海戦に出るという夢を抱いており、海賊の将の良い男を探している。つまり婚活中である。そ んな村上親娘が、毛利水軍の主力として織田信長に挑む。そういう物語らしい。どうなるのか、これからが楽しみだ。婚活の成果じゃな くて合戦の方が。婚活も少し気になるか。
8/6 (土) の進歩 快勝
ベガルタ仙台1-0鹿島アントラーズ。見事に勝ちきった。
試合は夜から。朝食後すぐに、あんをエビス動物病院に連れて行った。診察手続きをしたところ、240分待ちという表示で戦意喪失。時間つ ぶしに研究室に出てみると、昨日仕込んだシミュレーションが60世代しか回っていないことにさらに戦意喪失。うだうだと過ごして、昼前に病院に 戻った。と、あんの順番が過ぎていることが判明。看護士さんにそのことを伝え、診察して貰った。心臓に変化無しということで、1ヶ月分の薬を頂戴 した。
昨日からどうも体調が悪い。微熱に腹痛に。風邪かと思ったけれど、食中毒という気もしてきた。水曜日に、購入後5日の鱧を頂いたのだけれ ど、それが悪かったか? というわけで、帰宅後は寝て過ごした。
試合が始まった。敵地なのでCSで応援だ。前半の仙台は良かった。ボールを回しているのは鹿島だったけれど、きちっとブロックを作って 守っていた。そして前半35分、鹿島の西のGKへのバックパスを、走り込んだ仙台MF奧埜が先に触れてゴールに流し込んだ。良い時間に先制した。 後半になると鹿島の圧力が増してきた。やられたと思った場面が何度か。しかし次の瞬間にはGK関が弾き出していた。きっちり守りきって1-0で勝 利した。
 王者相手に見事な勝利だった。堅守速攻の仙台の本領発揮だ。一方、心配事もある。DF平岡とDF石川が負傷交替してしまった。現在、8人もの負 傷者を抱えている我がクラブである。10人になったらやっていられない。二人が無事であることを祈る。

リオ五輪も始まったことだし、何か見てみようと思った。テレビをつけたら、日本対韓国のバレーボールをやっていた。バレーボールに関する 私の知識はアタックNo.1で止まっているので、わからないことがいくつかあった。なんで、ユニフォームが違う選手が混じっている の? GK? しかも、ときにはコートからいなくなる。携帯でいろいろ調べながら応援した。仙台サポとして受けたのは、アナウンサーが叫ぶ韓国選手名に、「リャ ン=ヨンギ」と聞こえる選手がいたことだ。我がクラブの大エースと同姓同名の選手がいるのかと感動した。韓国選手の名 簿を調べたところ、「リャン=ヨンギ」という選手はいませんでした。ファン=ヨンジュ選手のことを、仙台サポ変換して聞き間違えたものと思わ れる。

8/5 (金) の進歩 自滅敗
日本代表4-5ナイジェリア代表。うーむ。
 起床後、ナイジェリアが来ていなかったりしてと、わくわくしながらテレビを付けた。しかし、「ナイジェリア戦まであと2時間」という文字があ り、来てしまったんだと思った。あさいちを見ながら試合開始を待った。
 試合が始まった。開始早々に失点。すぐにPKで追いつきほっとした次の影像でまた失点。その後またすぐに追いつて、いったい何なんだこの展開は と思った。前半終わりに失点して2-3に。今度は追いつくことなく前半を終えた。反撃の後半と思ったら、早々にPKを与えて2-4となった。これ は痛かった。さらに失点して3-5に。追加時間に1点返すも、そこまでだった。
 もったいない試合だった。失点は、こちらのミスがらみのものばかりだった。かたや日本の得点はどれも、見事な崩しからだった。ああもったいな い。
 負けてしまったものは仕方がない。切り換えて、残りを2連勝するのみである。

ベガルタ仙台は明日、敵地で鹿島アントラーズと闘う(18:30試合開始)。強敵との敵地戦なれど、勝ち点を取るべし!
 レディースは明後日、ひとめぼれスタジアム宮城にアルビレックス新潟レディースを迎え撃つ(17時試合開始)。なでしこリーグカップ予選の最終 戦である。きっちりと勝って、首位での突破を決めよう。首位ならば、INAC神戸レオネッサかジェフ千葉レディースとの対戦になる。2位になって しまうと、相性が悪い日テレベレーザと対戦することになる。だから必ず首位で行こう!

昨日仕込んで帰ったシミュレーション、良い結果が出ていた。嬉しい。
8/4 (木) の進歩 いよいよ始まる
手倉森監督率いる男子サッカーの五輪の戦いがいよいよ始まる。我が代表は、明日の午前10時(日本時間)にナイジェリア代表と闘う。8日にはコロ ンビアと、11日にはスウェーデンと闘う。死の組と言われるグループBである。上等じゃないか。日本の若者達を信じている。
 初戦の対戦相手のナイジェリア、未だに試合地に入っていないらしい。資金難のため航空券を確保できず、これまでに3度も出発を延期したとか(NHK ニュースより)。同報道によると、試合当日の14時に到着する予定だそうだ。試合開始(現地時間21時)の7時間前である。いやー、 3度あることは4度ある。不戦勝となっちゃったりしないかと、無邪気に期待している。
 かたや、女子サッカーの戦いはすでに始まっている。そこになでしこがいない ………。改めて涙。

あまりにも長いシミュレーション時間にしびれを切らし、どういうパラメータの値だと良い結果が出るのかを、積極的に調べてみることにし た。まずは、「種子数が多いとどうなる?」「花粉数が多いとどうなる?」などと考えてみる。考えてもわからなかったので、それぞれ のパラメータの値を極端にして、計算時間が短くなるよう簡単設定した元で試してみた。その結果、良いことがわかった。なるほどそうか。

8/3 (水) の進歩 論文を書き始めた
このところは、Mathematicaのシミュレーションが終わるのをひたすら待つ日々であった。パラメータの値がどうであると、私が望む結果が 出てくるのかを見たい。ま、お試し計算である。しかし、異様に時間がかかるお試し計算だ。ふと思い立って、論文を書き始めてしまうことにした。そ うしたら、シミュレーションの説明の章を早々に書き終えることが出来た。明日は、他の部分を書いてみるか。さすがに、シミュレーション結果を書く のは不可能だけれど。
 シミュレーション実行中に論文を書き始めることは過去にもあった。しかしこれまでは、お試し計算を終えて本格計算をしている最中であった。つま り、望む結果が出るとわかってから書き始めていた。これに対して今回は、望む結果が出るかどうか不明な段階である。場合によっては、書いた 物がすべて無駄になるという博打である。

月初めの談話会があった。たっぷりの報告をしてくれた人が多く、充実していた。暑い中、今月も頑張っていこう!
サッカー男子代表のエースFW久保が、とうとう五輪不参加になってしまった。所属クラブの許可が得られずとか(五輪の場合、各クラブに選 手を出す義務はない)。可哀想な久保。そしてそして、エースを失ってしまって大丈夫か、男子代表?
 かたや、5日(日本時間)の対戦相手のナイジェリアが、2日(日本時間)になっても試合地に到着していないという噂である。3日(日本時間)に 到着するらしいが、中一日の試合ではくたびれてしまうであろう。日本にとっては良い報せだ。

8/2 (火) の進歩 名刺がなくなった
かつての私は、名刺をあまり持ち歩かなかった。大人の挨拶をする機会があっても、お相手の名刺だけを頂き、「名刺を切らしていまして」と嘘こいて いたものだ。しかし、出張講義等の機会が増えたこともあり、きちっと名刺交換をしようと心を入れ替えた。私の名刺をお渡ししながら、「大人 になった」と内心感激している。そしてとうとう名刺が本当になくなった。これまた初めての経験である。肩書きが変わっ たために名刺を作りかえたことはあっても、使い切ったために新たに作ることはなかった。これまた大人になった。
がんちゃん、いつもお気遣いありがとう。皆、とても喜んでいます。
ひたすら、Mathematicaのシミュレーションを続けた。なんか、だんだんと計算速度が遅くなっていく気がする。終わる気配のない 計算をひたすら待つ。どうにかしたい。
8/1 (月) の進歩 直接お話したい
今月の10,11日に、スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われる。スーパーサイエンスハイスクールに指定されている全国の高校の 生徒さんが一堂に会し行われる研究発表会である。「これから研究を始める高校生と指導教員 のために:研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方」の著者ということもあり、過去何年間かはこの大会に参加してい た。しかし去年は参加しなかった。今年も不参加のつもりだったのだが。
 これではまずい、参加しようと決心した。昨年度の大会で表彰された研究発表のタイトルを見て、そう思い立った。正直なところ、よろしくないタイ トルが散見されたのである。おそらく、良いタイトルとはどういうものなのかを知らないのであろう。直接教えるしかあるまい。
 拙著を読んで頂くか、私が直接講義をする。自分で言うのもなんだが、これらが一番の道と思っている。大会に出向いて、一人でも多くの生徒さん・ 指導教員(とくに後者)と直接お話をしたい。

生命科学研究科の大学院入試があった。受験生のみなさん、お疲れ様でした。合格を祈る!