進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

12/31 (土) の進歩　良いお年を
今日も今日で終わりか。まあ、良い年だったのかなあ。皆様、大変お世話になりました。良いお年を。

今日もお節料理作りに勤しんだ。例年よりも仕上がりが遅く、ちょっと焦り気味であった。それでも夕刻には終わった。

紅白を見ながらカニすきで年越しをした。今年も、初めて見聞きする歌手・曲が続出であった。昔からそうだったけれど、私の、曲情報遮断能力は凄い。こうも見事に知らずにいることに自分で感心している。

12/30 (金) の進歩　お節料理作り二日目
今日ももちろん、お節料理作りに勤しんだ。まずは、鶏と卵の博多寄せとか松風焼きとか、手の込んだ品から始めた。午前中でこの二品が限度であった。
　昼に、朝市の金華山さんに鮪の刺身を買いにいった。正月用の刺身は今日買うのが良いそうだ。大間の本鮪の豪華刺身を購入した。金華山さん、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
　帰宅後、お節料理作りを再開した。昆布巻きだの栗きんとんだの、思いつくままに作った。夕食後も作った。お正月に備え、今日あたりを休肝日にしておく必要がある。なら夕食後も働こうというわけであった。22時まで頑張った。でもまだ7品くらい残っている。明日頑張るしかあるまい。
　昆布巻きメモ。昆布巻きの長さは10センチほどある。その中央を干瓢で巻いて締めている。ここに一つの問題がある。10センチの昆布巻きは非常に食べにくいのだ。切り分けるのも不可である。1カ所でしか巻いていないため、切ると、干瓢の巻きがない方はほどけてしまう。この問題を解決するために本年は、干瓢を3カ所に巻くことにした。学問的に書くと、第一四分位・中央値・第三四分位のそれぞれに巻く。これにより、3つに切り分けることが可能となる。今年の昆布巻きはきっと食べやすいと思う。

12/29 (木) の進歩　お節料理作り一日目
今日からお節料理作りを始めた。寝坊したので10時に開始。煮物系からたんたんと作っていった。京人参と長芋とで紅白の梅花を作ろうと思った。梅に切って煮たところ、白くなるはずの長芋が黄色っぽくなってしまった。？？？。醤油の色が付いたのかと思ったが、そうか、てんさい糖の色か。我が家では、腸に良いというのでてんさい糖(茶色い)を使っているのだ。白砂糖を使うべきであった。などと弱冠の失敗を交えつつ勧めた。夕刻に終了。昨年の進行状況と比べてみると、今年は半分くらいしか出来ていない。なぜ？微妙な焦りがつのる。

ばらもんと交信。頑張れ。

料理しながらMathematicaシミュレーションを進めた。超長かった予備計算を終え、本格計算のつもりである。シミュレーションを終えるごとに計算結果をExcelに記録する。何百回記録すれば本計算が終了するのか？参考までに、1日で3回が限度である。

12/28 (水) の進歩　あんと自分の扱いの違いについて
保険がきくきかないという違いはあるが、1日600円の薬を飲んでいるあんと、1日20円の薬を飲んでいる私であった。おまけに、あんに薬を飲ませるのを忘れることはないが、自分に飲ませるのはたびたび忘れる。扱いが違い過ぎる。
　などと薬について考えていて、粉薬をまったく目にしなくなっていることに気づいた。薬包紙に粉の薬が包まれていて、薬包紙を開いて飲むやつである。世の中から消えてしまった？最後に飲んだのはいつだろう？正解：病気のとき。学生は、粉薬を飲んだことがあるのかと思いを馳せる年の瀬。

というわけで、本日で仕事納めである。これから朝市に買い出しに行って、明日からお節料理作りに勤しむ。3日に研究室に持っていくから、楽しみにしていて頂戴。

お節作りをしながら、Mathematicaシミュレーションをする予定である。iMacを自宅に持ち帰り、ひたすら実行させるのだ。パソコンが、"Vegalta Sendai Ladies forever!"と叫ぶたびに、"Oh, yes!"と再実行させる。この会話を30回くらいはしたい。

かえちゃんとましゃかと相談。二人とも頑張れ！みっちー、どうもありがとうねー。

プロジェクトRも一区切りがついた。残るは1つだけである。年明け早々に仕上げたい。

12/27 (火) の進歩　吃驚
パソコンが突然、"Vegalta Sendai Ladies forever!"と喋った。一瞬、何が起きたのかと思った。そうだった。Mathematicaシミュレーションが終わったら、こうしゃべるように設定したんだった。いくら私のパソコンでも、"Vegalta Sendai Ladies forever!"と勝手に言い出すわけもない。吃驚した。

かえちゃんと相談。私は明日で仕事納めだけれど、いつでも連絡して頂戴。

プロジェクトR。切るべき所は切らねばならぬ。その後、さらなる部分に挑んだ。ここは快調に行きそうだ。

昨日から黒豆の支度にかかった。その前にまずは夕食の支度をしようと、米を研いで炊き、おかずを調理した。一段落したところで、料理本を取り出し黒豆の煮方を見た。「米の研ぎ汁に一晩浸ける」とあり、流してしまった研ぎ汁に涙したのであった。先に本を読んでいれば。仕方ないので、米ぬかを水に溶いて浸けた。同じことだよね ………。野菜も、米の研ぎ汁で煮たり、米ぬかを溶いた水で煮たりとあるのだけれど、両者の効果は同じ ……… だよね？

12/26 (月) の進歩　あと一週間
今年もあと一週間を切ってしまった。今度の日曜日はお正月である。早過ぎる。明日からもう、黒豆を煮ないといけない。黒豆煮るのに五日かかるのだ。

プロジェクトR。参考とする本が替わった。これまでは、「これから論文を書く若者のために」「これから研究を始める高校生と指導教員のために」を手元に置いていた。今日からは、「100ページの文章術：わかりやすい文章の書き方のすべてがここに」と睨めっこである。この内容をコンパクトに伝えたい。

研究室に来たらパソコンがおかしくなっていた。Mathematicaシミュレーションを仕込んで帰ったのだけれど、何か変なことが起きたのか？ FinderにしてもExcelにしても動作が異様に重い。というか、まともに動かない。回復の兆しがないので、泣く泣く強制再起動をした。またしても計算がパーになった。腹立つ。

12/25 (日) の進歩　レディース最後の練習
本日、ベガルタ仙台レディースの最後の練習が行われる。試合はもうないけれど、ま、納会のような練習をするのだ。2016年のチームの最後の姿を見ようと、見学に行った。選手・スタッフが4チームに分かれ、総当たりのミニゲームを行っていた。優勝チームには何か賞品らしきものが。終了後、千葉監督・正木コーチ・大森トレーナーにユニフォームが贈られた。そうか、大森さんも退任するのか。3人とも、長い間ありがとうございました。かたや選手の方は？引退や移籍を決めている選手は記念撮影などをするものであるが、そうした選手はいなかった。ということは全員残る？なら、とても嬉しい。

ツル薔薇の誘引を続けた。本日は、家の外壁に誘引されている株に挑む。どれも非常に成長が良く枝の数もすごい。大変な作業である。先のことは考えず黙々とやっていった。新雪(品種名なり)は終了し、羽衣とレディー＝ヒリンドンは剪定だけを終えた。残りは手付かずである。あとは来年。

本日の昼、皇后杯決勝のアルビレックス新潟レディース対INAC神戸レオネッサの試合が行われた。情報を封印して、録画を見ながら晩酌をした。新潟とはしょっちゅう練習試合をしているし、知っている選手も多いので、新潟を応援した。双方、決定機を外しまくっていた。とくに新潟は、何度も何度もはずしていた。決めていれば、90分で勝てた展開であった。しかし延長でも決着がつかずにPK戦となった。試合中に外す場合はPKも外すのか、両者2人ずつ外して6人目へ。さあどうなるかと思ったところで録画が終わってしまった。101チャンネルでの放送が終わり、以降は 102チャンネルで放送するだと。腹立つ。結局、神戸がPK戦を制したようだ。新潟残念。

12/24 (土) の進歩　ツル薔薇誘引
本日より、ツル薔薇の誘引を開始した。棘と闘いながら、16株あるツル薔薇の合計何千とある枝すべてに鋏を入れ、フェンスや壁に誘引するのである。書いただけでも嫌になるが、実際にやってみるともっと嫌になる。でも、やらない訳にはいかない。決意して、まずは、庭のフェンス沿いの株に取り組んだ。これらは、枝の数も少なめで比較的楽であった。ちゃっちゃとやって、8株を終えた。数から言うと半分終えたことになるが、残りの株は作業が大変なものばかりである。げんなり。

昨日休んだので、今日は日曜日のような気分になっていた。そうか、3連休なのか、今日は土曜日なのか。得した気分なり。

12/23 (金) の進歩　今季終わる
ベガルタ仙台レディース1-3 INAC神戸レオネッサ。延長戦の末に苦杯。
　新幹線で、味の素フィールド西が丘に向かった。観客席はほぼ満席。私は、NHKの実況席の目の前に座った。やがて、解説の、永里亜紗乃さんがやってきた。今季引退した元なでしこである。私の右手前方の席には、仙台のメンバー外の選手達がベンチコートを着て座っていた。そうか、全員で着たのか。さもあらん、千葉監督は、この大会を最後に退任するから。
　試合が始まった。立ち上がりから、仙台が快調に攻め込んだ。開始10分以内に失点しないことが一つの目標だったという。その10分を余裕で乗りきった。ところが前半15分、神戸右サイドバックの守屋選手がふわりと上げたロングボールに、神戸FW道上選手に走り込まれて失点してしまった。何でもないボールだった。10分守りきったので油断してしまったのか。もったいない失点だった。これを機に神戸が攻勢に出て、神戸が押し気味となった。前半20分頃、仙台の控えの髙良亮子選手が、激しいアップを突然始めた。誰かと交替するのか？しばらくして、仙台DF市瀬菜々選手が突然倒れ込んでしまった。亮子が交替出場。しかし私の目には、アップが先で怪我が後にように見えたのだが。謎の逆順である。後半が始まった。 10分頃、仙台DF佐々木繭選手の強烈なロングシュートがバーに弾かれた。これが反撃ののろしだった。仙台が再び攻め込むようになり、ゴール前で何やらわからない大混戦だの、決定機をいくつも作った。しかし、なかなか決めることができない。後半39分、仙台がFKを得た。MF中野真奈美選手のクロスにMF川村優理選手がヘッドで流し込んでついに同点！時間もなくなり延長濃厚となると、仙台の控えのGK齊藤彩佳選手とMF安本紗和子選手が、観客席のメンバー外選手が着ているベンチコートを脱がせに行った。ジャージ姿で寒そうになったメンバー外選手であるが、出場選手の身体を温めるためなので仕方ない。というわけで延長に突入。しかし ……………。足が止まってゴール前のマークについて行けず2失点してしまった。1-3で悲しい笛がなった。
　勝てる試合だった。前半の失点は不注意からだし、後半の猛攻時には2-3点取れたはずだった。悔しいったらありゃしない。
　これで、ベガルタ仙台レディースの今季の闘いが終わった。千葉監督・正木コーチも退任である。選手の何人かも、引退または移籍をするのであろう。2016年のチームもこれで見納めか。寂しい。もう1試合、決勝での闘いを見たかった。ともかくも、みんな、1年間お疲れ様、どうもありがとう！
　実況席の前に座ったのはよかった。アナウンサーの声が聞こえてきて、まさに実況付きであった。かたや、謎の職務の人もいた。「髙良選手、左サイドに投入」などと、試合の状況を淡々としゃべっている。いったい何をしている人なの？

12/22 (木) の進歩　明日は皇后杯準決勝
ベガルタ仙台レディースは明日、東京の味の素フィールド西が丘において皇后杯の準決勝に挑む。相手は、昨季女王のINAC神戸レオネッサである。昨季も準決勝であたり、負けてしまった相手だ。しかし我がクラブは進歩した。今年こそは打ち破り、決勝に進もう！
　もちろん私も参戦する。ちなみに味の素フィールド西が丘は、ピッチと観客席がものすごく近い。ゴール裏なんて、シュートが直撃したら重傷である。しかし、たとえこの身がボール直撃に倒れようとも、我がクラブの勝利を祈り続けたい(ゴール裏にはいかないけど)。

ましゃかの論文セミナーがあった。その後、もっちーと松本君の講座セミナー。皆、お疲れ様。

頑張れ、なのよちゃん。本日、応援の一報を送った。

Mathematicaシミュレーション。相変わらず、「もう一回だけお試し計算」という状況が繰り返されている。いったいいつ終えるのか。思うと、NHKの「プロフェッショナル　仕事の流儀」の主題歌は、「あと一歩だけ、前に進もう」と歌っている。何かを成し遂げるためにはそこで満足してはいけない、あと一歩前に進め。ーーーーーいや、「あと一歩だけにしなさい」という意味であったのか？

かたやプロジェクトRは、断腸の思いへと突入。

12/21 (水) の進歩　秋田北高で講演
本日は、秋田県立秋田北高校において生物学のお話をする。本業の(なのか?)論文の書き方・プレゼンの仕方ではなく、副業の方である。というわけで、プロジェクトRをささっとやった後、秋田新幹線で秋田へと向かった。実をいうと秋田には、子どもの頃に住んでいたことがある。しかし、今の秋田駅周辺には何一つ面影がなかった。何しろ当時は、秋田駅の目の前に、一軒家のミスタードーナツがあったりしたのである。ビルの1階ではなく一軒家である。
　担当のM先生にお迎え頂き、秋田北高校へと向かった。床が板張りの美しい校舎であった。13:30から、理数探究クラスの1,2年生66名を対象に、「大学での研究の世界を見てみよう～生物進化学を中心に～」という話をした。皆さん、熱心に聴いてくれた。「○○と思う人」と手を挙げさせると、ものすごく元気に挙げてくれるので嬉しくなった。2時間の予定だったけれど、5分ほど超過してしまった。そのため最後の方は、ちょっと飛ばし気味になった。私は、時間が余って焦ることには強いが、時間が足りなくて焦ることには弱い。
　というわけでM先生、お世話になりました。またお声がけ下されば喜んで伺います。私の本業の、論文書き・プレゼンの講義の仕方も致しますよ！

帰宅後、秋田駅で買ったきりたんぽセットを頂いた。汁が濃すぎる。しょっぱい。書いてある分量で作ったのに、これじゃ身体に悪かろ。

12/20 (火) の進歩　白羽の矢
ベガルタ仙台がFC東京のFW平山に白羽の矢を立てた。という記事を見て、なんで「白羽」なんだろうと思った。鳥の羽を使うのなら「茶羽」ではないか。故事ことわざ事典によると、「人身御供を求める神が、求める少女の家の屋根に、しるしとして白羽の矢を立てたという俗信から」だそうだ。それがなぜか、栄誉ある選出という意味に変わったらしい。そうなのかと思いつつ私の目を惹き付けたのは、ことわざ事典のページ中ほどの、「【英語】 He was surrounded by foes.（彼は敵に囲まれていた）」であった。白羽の矢の英語が"He was surrounded by foes"？ 「白羽の矢をつがえた敵に囲まれている」という情景であろうか？訳がわからないとは言い切れないが、ずいぶん違う状況とは言い切れる。ちなみに"He was surrounded by foes"は、「四面楚歌」という意味だそうである。"surrounded by foes"では、そのままで、味わいも趣もない。

3年生が一人、研究室見学に来てくれた。酒井研に入ってくれたら大歓迎だよ。それにしても今年は、見学の出足が早いね。

プロジェクトR。第3部もあと少しとなった。第3部まで年内に仕上げたい。そうすればあと少し ………、全15部あるというギャグはないので ………、残り1部のはず。

明日は秋田に日帰り出張する。秋田県立秋田北高校において生物学のお話をするのだ。次回更新は明後日の予定である。

12/19 (月) の進歩　今朝の夢
何か知らんが結婚式の予約会場にいた。一組のカップルが嬉しそうにしていた。と、スクープなので様子を見張っていろと言われた。柱の陰から見張っていたら、軽自動車が私の上に横倒しになった。背中全体に痛みが走って動けなくなった。担架で運ばれ、寝たままお総菜を食べさせて貰った。披露宴で出る品らしい。しかし背中全体の痛みは消えない。やがて、これは床掃除の筋肉痛なのだろうなと思い出した。そして、夢であることにちゃんと気づいたことをこの日記に書いてやろうと思った。きっとウケるに違いない。今反省しているのは、夢で考えたことは大して面白くないということである。

明後日、秋田県立秋田北高校において生物学の講演を行う。本日、その準備を終え、配付資料を先方に送った。よろしくお願いします。

プロジェクトR。ましゃか、コメントありがとう。コメントに従って修正した。
　その後、図表についての思索に入った。どうすべきか。

Mathematicaシミュレーション。もういい加減に本計算に入りたい ………、と思いつつ、あと1回だけと延々に続く予備計算。もういい加減に本計算に入りたい ………。とあと何回書くのか。

12/18 (日) の進歩　高い…
エビス動物病院で、あんの心臓の検査をした。その結果、状態は変わらないとのことであった。咳が増えていると話すと、薬を増やすことになった。会計をしてみると55350円なり。高い ………。これからずっと、45日につき27000円の薬代がかかる。あんのためだから仕方ないけど。自分の薬代なら出さないかもしれない。

床磨きの続きをした。本日は1階部分である。昨日の作業の疲れも引きずっているのか、疲労困憊という感じになってしまった。磨いても、 1ヶ月もすればどうせ元に戻ってしまう。じゃあ毎月やるか、やってられるか、ならいっさい止めるか、でもせめて年に1回と今年も結論した。

クラブワールドカップの決勝戦を見ながら慰労の会をした。鹿島アントラーズが、かのレアルマドリードに互角に渡り合った。すごい。得点をあげてもちっとも喜ばない柴崎。ああいう人だったっけ？

12/17 (土) の進歩　しっかり勝った
ベガルタ仙台レディース2-0ノジマステラ神奈川相模原。なでしこ1部の力を見せつけた。

試合は夜から。午前中は、床の拭き掃除をすることにした。床磨き材で、床という床、ついでに、扉という扉を磨くのだ。大変な作業なので、今日は2階と階段という気持ちである。というわけで、ちゃっちゃと進めていった。
　昼前に、積水ハウスの人が来た。我が家の10年点検である。正確には9年7ヶ月目なり。もうそんなになるのか。給湯器・暖房機器・浴室等の交換時期や外壁の塗り直し時期などの目安を見せられ、こんなに出費が待っているのかとげんなりした。2030年頃の交換予定とかも入っているので、「この頃に生きているかどうかわかりませんから」と答えておいた。悩み所は防蟻処理である。蟻にやられる確率は0.01%くらいとのことであったが、防蟻処理をすることで、蟻害に対する10年間の保証がつくという。でも17万円もかかる。ふーむ。
　積水ハウスさんが帰ったあと、床磨きの続きをした。予定通り、2階と階段を終えた。残りは明日。

夕刻、ユアテックスタジアム仙台に向かった。試合が始まった。立ち上がりの15分ほどは、相模原に攻め込まれる展開となった。しかしやがて主導権を握り、一方的に攻め込むようになった。そして前半23分、仙台MF中野真奈美選手のシュートが相手選手にあたり、仙台FW浜田遥選手の前に転がった。遥は、思い切りよく反転してシュート。待望の先制点を上げた。その後も攻めまくるも追加点を奪うことが出来ず。後半途中、相模原が FWパオ選手を投入した。これで相模原がよくなった。しかし仙台守備陣はきっちりと守り、決定機を作らせなかった。後半39分に仙台DF北原佳奈選手がヘッドで流し込み試合を決めた。3年連続の準決勝進出である。
　ノジマステラ神奈川相模原と我がクラブとは多少の縁がある。相模原の監督は、東北電力マリーゼの元監督の菅野さん。我がクラブはマリーゼの選手を受け継いで発足したので、お世話になった選手がたくさんいるのだ。試合終了後、そうした選手達が菅野監督に抱きついていた。私も、あのように慕われてみたいものだと思った。

12/16 (金) の進歩　スカパーが撤退
衝撃的な報せが。スカパーがJリーグ中継から撤退することになった(Football ZONE webより)。いや、撤退したくてするわけではない。ライブストリーミングサービスDAZNを運営するパフォームグループがJリーグと巨額な放映契約を結び、スカパーが弾き出されてしまったのだ。スカパーは、引き続き放映できるようパフォームグループと交渉したらしいが、合意できなかったとか。うーむ、スカパーはこれまで長い間、Jリーグの全試合を生中継してきてくれた。スカパーがあったからこそ、各クラブの試合を徹底応援することができた。Jリーグにとって恩顧ある会社である。それに報いる道はなかったのか。これでは、スカパーを解約してしまう人が続出するであろう、私のように。昨夜即、解約しちゃいました。

いよいよ明日、皇后杯が再開する。我がクラブは、ユアテックスタジアム仙台においてノジマステラ神奈川相模原と闘う(19時試合開始)。相模原は、なでしこリーグ2部で優勝し、乗りに乗っているクラブである。厳しい闘いになると思う。皆で応援に駆けつけ我がクラブを後押ししよう。防寒対策を忘れずにね。なお、同スタジアムで16時から、アルビレックス新潟レディース対AC長野パルセイロ・レディースの試合も行われる。2試合とも見ることが出来るので、時間のある方はこちらの試合も見よう。

来週の21日に、秋田県立秋田北高校において生物学の出張講義をする。今日からその準備を始めた。科学への誘いもして欲しいとのことなので、そういう話も入れよう。例によって、生物の本質は利己という話もする。

プロジェクトR。引用文献・参考文献にようやく一区切りついた。頭が疲れ切った。

Mathematicaシミュレーション。ようやくにして方向性が固まった気がする。来週くらいから本計算に入りたい。

12/15 (木) の進歩　やはり大発見だった
Mathematicaシミュレーション。やはり大発見をしていた。吉Lande上野介様よりはるかにすごいことを見つけていた。討ち入りに及ぶまでもなし。捨ておけばよいわ。
　爽快にシミュレーションに挑んでいたところ、Mathematicaが不調をきたすようになってしまった。途中で、「びーっ」と言って計算が止まってしまう。いったいどうしてしまったのか。ほんのちょっと、プログラムを改良しただけである。やがて気づいた。そのほんのちょっとの改良で、メモリーの負担が100万倍くらいになっていたのだ。「びーっ」というのは、莫大な負担に潰された末期の悲鳴であった。ほんのちょっとで100万倍にするとは、自分、出来すぎる。

生物学科3年生向けの研究室紹介をした。卒業研究の配属先を決めるために、各教員が順番で行っているのだ。出席者は20人弱。ぜひ、研究室見学に来て頂戴。

あおやなの論文セミナー。自分の卒研に役立ちそうだ。その後、ほっしーと田代さんの講座セミナー。みな、お疲れ様でした。

プロジェクトR。ウェブサイトの引用をいかにして止めさせるか。Wikpediaを堂々と引用するんだものなあ。

12/14 (水) の進歩　やはり大発見だった？
Mathematicaシミュレーション。気になることを試してみた。その結果、昨日見つけた文献と異なる結果が出た。もしかして、この文献のモデルは何かを見落としているのではないか？そしてやはり私は大発見をしているのではないか？となると、かの文献のモデルのおかしな点を見つけないといけない。この文献を討ち取らないといけない。奇しくも本日は、赤穂浪士の討ち入りの日である。浪士らは、吉良上野介様を討ち取った。それがしも、吉Lande上野介様を討ち取らなくてはならぬ。と、専門外の方にはまったくわからないことを。

ましゃかの卒研解析の様子を見た。どういう条件下でその解になるのかを調べようね。

プロジェクトR。引用文献・参考文献について。これらをきちっと示すことが大切なり。
　それにしても。山を越えたと思ったら、次にまた山が来る。というより、自分で勝手に山にしている。過去の自分のものを見ると、どうしても変えたくなってしまう。さがであるのか。

12/13 (火) の進歩　中発見に規模変更か？
Mathematicaシミュレーション。進化生物学の常識を覆す大発見の計算である。計算の合間に、関連論文のおさらいをした。と、なんと、かなり似たことをやっている論文を見つけてしまった。なんで見落としていたのだろう？そうか、シミュレーションの視点を変えたので、網羅的に文献検索をしたとき(変更前の視点で探していた)には気づかなかったのだ。かなり焦りながら読んでいった。私がやっていることと似ている。自分の発見の価値がどんどん下がっていく。くー、下り坂46を結成か？しかしよく読み込んでみると、そんな必要はないことが判明した。とはいっても、大発見から中発見に規模縮小の可能性もある。悔しい。

宮城第一高校において論文の書き方の講演を行った。毎年恒例である。皆さん、概ね熱心に聴いて下さった。年明けには、プレゼンの講演に伺いますよ。
　本日知ったこと。最近の高校生はパソコンを使えなくなっているという。スマートフォンの影響らしい。そもそもキーボードの入力が出来ないので、情報の授業では、キーの打ち方から教えているとか。ExcelやWordに辿り着く道は遠いそうだ。うーむ。「これから研究を始める高校生と指導教員のために」は、Excel・Word・PowerPoiontを使えることを前提としている。大丈夫かね。
　そういえばその昔、研究室に入った学生に、キーボード入力の訓練用のソフトをやらせていた。「1分を切ったらお菓子一つ」とか景品を出していた。さらに思い出すと、学生実習で、良い返答をした班にお菓子一つと景品を渡していた。あの頃は教育に情熱があったと言えるのか？

12/12 (月) の進歩　年賀状を書いた
本年は大変すごい年となった。なんと昨日、年賀状を書いてしまったのだ。例年は大晦日に書くというのに、あまり画期的である。面倒くさいという思いを無視し、構わず作業した。そうしたら完成してしまった。残された問題はいつ投函するかである。大晦日に投函するようではあまり意味がない。

三年生が一人、研究室見学に来てくれた。私が説明をしたあと、先輩らとお茶をした。酒井研に入ってくれたら大歓迎だよ。

今季まで仙台で闘ってくれたFWウィルソンがヴァンフォーレ甲府に移籍した(甲府公式ページより)。長い間仙台を支えてくれた戦士なので、早くどこかに決まって欲しいと思っていた。甲府か。敵として対戦することが決まってみると、ちょっと戸惑うな。

プロジェクトR。学生の、引用文献・参考文献の示し方の傾向を調べた。本文中で、著者名と書籍名の両方を示している学生が多い。著者名だけでよいのだが。

12/11 (日) の進歩　おめでとう！
友蔵が昨年度、東北植物学会の奨励賞を受賞した。その受賞講演が、本年度の大会において本日行われた。その座長を私が務めた。立派な講演だった。非常にわかりやすく、ウケ狙いも少々。もちろん、研究内容も素晴らしい。すごいよ、あのデータ。あ、書くのを忘れていたけれど友蔵は、私の14番弟子である。「友蔵」という、氏名にかすりもしない愛称をつけてしまった。ますますの発展を！
　友蔵の弟子のつっちーの研究発表も見せて貰った。これまた面白い。新しい視点を与えている。次の一手が楽しみだけれど、就職するそうである。
　友蔵・つっちーと話をしていて、私の偉大な業績が判明した。つっちーとは、昨年の八甲田セミナーで初めて会った(2015/10/11の進歩参照)。懇親会で私は、「つっちーと呼ぶ」と命名しておいた。以来、皆につっちーと呼ばれているという。感動。「友蔵」「つっちー」と二代受け継がれたものがそこにある。

朝起きると、雪がうっすらと積もっていた。午後には本降りになってきた。夜には、庭の積雪が10センチくらいに。というわけで、この冬初の雪見酒をした。杯を片手に床に座り、窓をちょっと開ける。降り積もる雪と冷気が心地よい。何気なく立ち上がってみた。と、冷気を感じなくなった。床付近と立った高さでは、窓から入ってくる冷気が全然違う。なぜだ？

12/10 (土) の進歩　大掃除
何事も早めにということで、早くも大掃除を始める。本日は窓ふきである。まずは外側からの作業だ。高圧洗浄機で、サッシに徹底噴射を浴びせた。サッシは掃除しにくい部分だけれど、高圧洗浄機なら一撃である。ついで、窓にクリーナーをかけ、拭き掃除用のノズルに切り換えた高圧洗浄機で洗っていった。この次はちょっと勇気がいる。室内に入り、室内側のサッシに高圧洗浄機を浴びせるのだ。しかし、室内が水で濡れてしまう。覚悟を決めてやって、濡れた部分を拭いていった。この繰り返しで窓掃除を進めていった。ついつい、玄関アプローチの掃除もしてしまった。泥汚れなのかカビ汚れなのかよくわからないが、敷石が黒っぽくなっている。試しに高圧洗浄機を浴びせたら、えらく綺麗になった。これは綺麗にするしかあるまいと、徹底的にやることにしたのだ。ついでに、駐車場のコンクリートも綺麗にした。さらについでに、外壁の、植物の葉と接触して緑色になってしまっている部分も綺麗にした。そんなこんなで、例年よりも作業が増えた。高圧洗浄機による洗浄を終えたのが16時位。そこから、室内側の窓ふきを手作業でしたら、17時半までかかってしまった。重労働であった。疲れた。でも、一仕事片付けたことが嬉しい。

昨夜今夜とおでんを頂いている。意外と辟易しないことが判明した。あっさり系を志したからか？

12/9 (金) の進歩　おでん
今週末におでんを頂こうと思い立ち、昨夜作った。量は抑えつつである。ここ数年、勇んで作ってはみるものの、いざ頂くとすぐに辟易してしまうという状態なのだ。同じ味が続くのですぐに飽きてしまう。なので控えめに作ったつもりであるが、やはり、鍋一つには入りきらない量になってしまった。そしてなんということか、作っている最中からすでに辟易してきた。これを全部頂かなくてはいけないのか。こりゃ、食事というより仕事だなと、早くも敗者のメンタリティーである。

かえちゃんとのやりとりがついに始まった。共に頑張っていこう。
　その後、ほっしーと講座セミナーの相談。

プロジェクトR。結論をようやく終えた。やっと一区切り。送信し終えたところで、すっかり疲れ切ってしまった。何もやる気が起きない。コメントよろしくお願いします。

Mathematicaシミュレーション。ひょっとして、またしても泥沼に入っている？それ、嫌なんだけど。

12/8 (木) の進歩　学生による研究室紹介
昨日、学生による研究室紹介があった。3年生に向けて各研究室の紹介をしたのだ。年明けに卒業研究の配属先を決めるので、その参考のためである。酒井研も、ましゃからが頑張ってくれたらしい。どうもありがとう。私自身による研究室紹介は15日の予定である。ふるってご来聴下さい。

月初めの談話会があった。なんともう、今年で最後の談話会である。最後の一ヶ月を充実したものにしよう。

プロジェクトR。簡単に済むと思っていた結論が難航している。レポートを読んで苦悶中。

12/7 (水) の進歩　うーむ
もう1ヶ月くらい、明け方の胃痛に悩まされている。腹時計のごとく、明け方になると正確に痛み出すのだ(11/29の進歩参照)。しかも、腹時計がデジタル化してきた。言いたいのは、アナログからデジタルに変わったごとく、性能が向上した(つまり、痛みがすごくなってきた)ということである。ところが不可思議なことに、起床して起き上がると痛みが消える。私の神経はどこか接触でも悪いのかと思わざるをえない。
　いい加減に病院に行こうと、午後に仙台厚生病院に行った。ところが、再診システムのわかりにくさのせいで、門前払いされてしまった。明日の午前中に出直す。今日診察して「お酒はだめ」と言われたら、今夜から禁酒するつもりであった。しかし、明日に伸びたので今夜は飲んでしまう。こういう姿勢がそもそも問題かもしれない。

舞ちゃん、おめでとう！

ましゃかの解析支援。色々と小技を伝授していこう。

プロジェクトR。結論について長考中である。結論の書き方が変なものが多いことは確かだ。変さを類型化しようと思っているのだが、いろいろ変すぎで大変である。

Mathematicaシミュレーション。限界に挑んでいる。果たしてうまく行くのか？それにしても私、悶々とするのが好きだね。気になることがあると、どうしてもそっちに向かってしまう。すぱっと切り捨てることができない。

12/6 (火) の進歩　吃驚した
「東北大学」という差出人からこんなメールが来た。

件名：科研費について
「酒井　聡樹　様
先日の教授会で議題になった件について、ご意見を伺いたく、資料を送付させて頂きます。ご確認のほどよろしくお願いいたします。」

添付書類付きであった。しばし迷った。差し出し人のアドレスを確認したところ、ukagiadukohot@yahoo.comであった。迷惑メールと判断し、無視することにした。
　なんとこれは、東北大学が実施している、攻撃型メールへの対応訓練であった。削除したら合格、添付を開いたら不合格だそうである。こうまでリアルな文面なので、内部の事情に詳しい者の犯行なわけであった。

ましゃかの解析応援。同時に行いたい計算は、同じセルに入れちゃおうね。

プロジェクトR。説明レポートのことをすっかり忘れていた。危うく、その話がいつのまにか無くなっているところであった。

Mathematicaシミュレーション。小さなバグを見つけてしまった。たぶん問題ないと思うけど、いちおう確認しないといけない。おかげで、丸一日余計な計算をすることになった。

12/5 (月) の進歩　英英辞書を使おう
修論・博論執筆の時期である。英語で書く方は、英和辞書ではなく英英辞書を使おう。英和辞書には対応する日本語が書いてあるだけで、その言葉の意味は書いていないのだ。たとえばbottom-up。ジーニアス英和大辞典では、

1. 下から上への
2. ボトムアップの(最も抽象度の低いレベルから出発して抽象との高いレベルに進む方法[手順](<->top-down)

である。bottom-upの意味が「ボトムアップの」とは舐めているのかと思うが、「下から上への」もひどい。これを間に受けたら、"bottom-up runniig on the slope"などとしてしまいかねない。かたやオックスフォード英英辞典では、"proceeding from the bottom or beginning of a hierarchy or process upwards"とある。これならよくわかる。このように、言葉の意味を知るためには英英辞書を使うことである。
　英文を書くためには、その単語の「意味」を知らないといけない。対応する日本語を知っても意味がないのだ。だから英英辞書が必須である。

かえちゃんと、これからの予定について相談した。まずは金曜日までに。その後、ましゃかの解析の様子を見た。二人とも頑張れ。

プロジェクトRを再開した。良い考察の例を探す。諦めかけたところで見つけた。

Mathematicaシミュレーション。さすがにこの値では無理なのか。そう思いつつ、あのバージョンのモデルを復活させるかという気が起きてきている。

12/4 (日) の進歩　師走
ちゃんと気づいているのであるが、12月になってしまった。時が経つのが早過ぎる。今年の12月は、何事も早めに行ってしまおう。大掃除に年賀状にと。でも、薔薇の誘引は年明けにするかもしれない。冬の薔薇の美に目覚めてしまったので。

J1参入決定戦を見た。セレッソ大阪がファジアーノ岡山を1-0で破り、3季ぶりのJ1復帰を果たした。おめでとうございます。岡山は無念である。でも、岡山は、一歩一歩確実に前進している感じがした。来季こそは勝ち抜くのでは。

午後は、しっぽりと料理をした。南瓜の煮物も作った。ごく弱火で2時間かけて煮る。そうすると、とろけるように柔らかく、されど煮崩れしない煮物になる。お試しあれ。

12/3 (土) の進歩　あん、食べるという行為を忘却
いったい何が起きたのか --------------。私の朝食後、あんにご飯をあげようとした。カリカリをお皿に入れて見せると、いつもなら、自分のおうち(犬用ケージ)に飛び込んで来る(ここでご飯を食べる)。ところが今朝は寝そべったままであった。「おうち」と命令すると、ようやく立ち上がりのたのたと歩いた。おうちに入ったところでカリカリのお皿を置いた。ところが、「よしっ」と言っても食べようとしない。手で口元に持っていっても食べない。ちょっと匂いを嗅ぐだけである。何度試しても駄目であった。ならばと、バナナを一切れあげてみた。これも、ちょっと囓ったものの、口から出してしまった。あん、どうしたの？病院に連れて行くか。そう思いつつ、おやつの袋を取ってみた。と、その音に反応し、私の横に飛んできた。一粒与えると、一瞬のうちに食べてしまった。ならばと思い、カリカリのお皿の前に座らせ、「よしっ」と言ってみた。今度はいつものように食べ出した。もちろん完食。うーむ、いったい何だったのか？食べるという行為を忘却し、おやつの袋の音で復旧したのか？とりあえず安堵しつつも、ちょっと心配である。

ベガルタ仙台レディースとアルビレックス新潟レディースの練習試合を見に行った。泉パークタウンの練習場で行われたのだ。ネット越しに目の前で見ることが出来た。迫力があってよい。選手の声もよく聞こえた。新潟のMF佐伯彩選手が面白かった。ライン際でボールを争ったときは、(ボールがライン外に)「出てない！」と言いながら頑張っていた。自分が蹴ったボールが仙台MF 佐々木繭選手の顔に当たってしまったときは、プレー中というのに「あ、ごめんっ」とすぐに謝っていた。良い人だと思った。かくして、主力同士の闘いは 2-0で勝ち、控え同士の闘いは0-3で負けた。お疲れ様でした。

チャンピオンシップという理不尽な闘いを見た。年間勝ち点74の浦和レッズが、年間勝ち点59の鹿島アントラーズと試合をさせられ、負けたら、勝ち点15の差を剥奪されるという闘いである。浦和が敗れ、鹿島が「Jリーグ王者」ということになった。絶対おかしいだろ。

12/2 (金) の進歩　母性
思わぬタイトルに驚いたかも知れない。移動中に読んでいた本が、湊かなえさんの「母性」だったのである。久しぶりに、面白い本に出会ったという感じであった。夢中で読んでしまった。物語は、「女子高生が、県営住宅4階の自宅から転落し、事故か事件かを警察が調べている」という旨の新聞記事から始まる。そして、「母親の告白」と「娘の追想」と「新聞記事についての第三者の会話」が織りなされて話が進んでいく。第三者が謎の存在であったのだが ………。最後の一文を読み終えて、著者の湊さんに騙されていたことに気づいた。そういうことなのか？部分部分を読み直し、すっかり騙されていたことを確認した。見事といえば見事であるが、何のために騙したのかという疑念は消えない。ーーーーこう書いてもよくわからないであろう。すごく面白い本なので、一読を勧める。私同様に騙されると思うよ。

仙台に戻った。懐かしの我が家。しかしあんはいない。ホテルに引き取りに行くのは明日なのだ。

12/1 (木) の進歩　九州沖縄農業研究センターにおいて講演
今日は、熊本にある、九州沖縄農業研究センターにおいて論文の書き方の講演を行う。いや正確には、九州沖縄農業研究センターの主催で、熊本県農業研究センターで講演を行う。前者は国立で後者は県立である。地震の被害で、九州沖縄農業研究センターの会場が確保できず、こうなったそうだ。というか、講演会場がどこなのか知らなかった。お迎えの車でお連れ頂き、会場を知った。
　出席者は78人。九州沖縄農業研究センターの方々や、九州各県の県立農業研究センターの方々が参加して下さった。初っぱなのウケ狙いのネタがそれなりに受けたので、妙に自信を持って話を始めた。前回の広島での講演ではネタが全敗だったので、受けるかどうか心配していたのだ。その後も、ネタにちゃんと反応して下さった。序論の例は、ベガルタ仙台のものを主に使ってみた。まずは、ベガルタ論文の良い例を出し、ついで、改悪例を読んで貰うという方式である(要するに、これ論でやっている方式)。実際の論文の悪い例はなしだ。これまでも、ベガルタの改悪例を出してはいた。しかし、実際の論文の悪い例も出していた。実例無しで大丈夫か？終了後に参加者に尋ねたところ、わかりやすかったとのことであった。そうか、今後もこれでいくか。
　終了後、何人かの方が、拙著を持って話をしに来て下さった。拙著を参考にして下さっているそうである。どうもありがとうございます。そして、拙著にサインをさせて頂いた。
　懇親会も模様して下さった。地元の食材を堪能した。ご馳走様でした。
　お声がけ下さったN先生、世話役をして下さったH先生、どうもお世話になりました。お声がけ下されば、また喜んで伺います。