「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
10/31
(土) の進歩 雪見
新蕎麦を味わい紅葉を楽しもうと、山形に出かけた。まずは新蕎麦。庄司屋という店に行ってみたのだけれど、なんか普通だった。蕎麦の香りがしな
い。ついで、山形蔵王に行った。下の方の紅葉は綺麗だった。上の方は終わりかけ。ドッコ沼まで行ってみようと車で登っていくと、なんと雪が降って
いた。樹木の枝や草本の葉先が、霧氷のごとく白くなっていた。綺麗だった。秋を見に来たつもりが、いきなり冬を見た。この時期に冬を見たことに、
なんかよくわからないが、自信を得たのであった。
秋刀魚を備長炭で炭火焼きした。贅沢の極みなり。とても美味であった。
日テレベレーザ2-0ジェフ千葉レディース。ベレーザの優勝が決まった。我がクラブの明日の試合は消化試合となってしまった。2位を目指
して闘うしかない。
10/30
(金) の進歩 明後日は新潟戦
ベガルタ仙台レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟レディースを迎え撃つ(13時試合開始)。エキサイティングシ
リーズ上位リーグ優勝のためには、残り2連勝しかない我がクラブである。だから勝つしかない。もっとも、先立って明日行われる日テレベレーザの試
合で、ベレーザが勝つとベレーザの優勝が決まってしまう。でも、よそ様のことは気にせず、2連勝を目指すのみである。
Mathematicaは、今日も黙々と計算中である。1回3-4日かかる計算を20回は行う。その間、Mathematicaを使った
他の研究をすることはできない。その間、ひたすら待つだけではあまりに時間がもったいない。一念発起し、秋から冬へと移り変わる景色を写生
して過ごすか。しかしそれだけでは風流すぎるので、Mathematicaを使わない研究をしようかという気になっている。テーマは
決まっている。私にとって未知の領域といってよいので、どうなることやら予測がつかない。
小保方 晴子さんの博士号が取り消されるらしい(毎
日新聞より)。当然であろう。コピーペーストで博士論文を作り上げる人間がいたなんて驚愕である。それに加え、明らかに不自然な博士
論文(序論のほとんどがコピペだったとか、引用が変だとか)をそのまま通した審査者側の責任も問うべきだろう。コピペで論文を作るなどという行為
を根絶しないと、日本の科学に将来はない。
10/29
(木) の進歩 iCloud
iPhoneのOSをバージョンアップした。再設定が始まり、「iCloudのパスワードを入れて下さい」となった。これまでは面倒なのでほって
おいたのであるが、時代についていきたくなった(*)。そこで、パスワードを入れて手続きを進めた。終了後、パソコンの方でもiCloudを設定
してみた。しばらくしてから、パソコンのブラウザのブックマークを見たら、妙に増えていた。しかも、同じURLが重複してブックマークされてい
る。どうも、iPhoneのブックマークがパソコンの方にも読み込まれたらしい。余計なことを。せめて、重複を削るとかしてくれないのか。
*もう一つついていきたいのがLine。説明を聞いてもよくわからん。
来月の6日に、仙台第一高校において出張講義をする。論文の書き方ではなくて生物学のお話である。去年に続いて二回目だ。本日、その準備
をした。去年受講した生徒さんもいる可能性があるそうなので、内容を一部入れ替えた。性淘汰の話を加えてしまった。
昨日、Mathematicaでの予備計算を実行させて帰宅した。本格計算の前の小手調べである。とうに終わっているだろうと研究室に来
てみたら、なんと
まだ終わっていなかった。しかも、全体の1/5も終わっていない。古いMacでやらせているので、計算速度がかなり遅いということはある(主
Macの方
は、脳科学者への道の計算で使っている)。本格計算では、この20倍の計算量となる。主Macならばちゃんと実行してくれるのか。微妙に不安に
なってき た。
10/28
(水) の進歩 ファインセーブをしてしまった
今朝見た夢。GKとして私は、ベガルタ仙台レディースの選手と一緒に闘っていた。相手は、女王の澤選手が率いるINAC神戸レオネッサであった。
GKなのになぜか私は、相手ゴール前で一緒に攻めていた。そして、神戸GK海掘選手が飛び出しところに、仙台のMF田原
のぞみ選手がループ気味のシュートを打った。シュートは、ぽんぽんと跳ねながら、無人になっていたゴールに入ろうとした。私は、猛然と走ってい
き、腕を伸 ばしてぎりぎりのところで弾き出したのであった。味方のシュートから相手ゴールを守るGK。間違えたことに気づいた
が、後の祭りで あった。今季初ゴールを味方GKに阻まれた瞬間の田原選手の表情が心に残った目覚めとなった。
お疲れ様。吉報を待とう!
Mathematicaプログラムの悩み第三報。バグはなかった。そのかわり、致命的なミスを見つけた。バグではないから
ちゃんと動く。でも、命令文に書き間違いがあり、モデルの仮定とは異なる計算になっていた。命令文を書き直したら、納得のいく結果が出るように
なった。冷や汗。
ともかくも、これでプログラム完成を宣言する。さっそく実行してみたら、とても良い結果が出ている。さて、あとは20回のシミュレーションを、たっ
たの2ヶ月をかけて実行するだけか。
10/27
(火) の進歩 謎
Mathematicaプログラムの改良を終えた。これで完成のはずである。試しに実行してみたらけっこう良い結果が出た。さらに試したらやはり
良い結果が出た。さらにさらに試したら……………、何か変な結果が出た。???。まだバグがあるのか。それとも、この結果が正しいのか。バグなら
泣く。もはやいったい、どこにバグがあるのやらである。結果が正しいのなら悩む。論理的に考えて、こんな結果が出るはずがないと思うのだが。せめ
て、どちらなのか教えて欲しい。泣いていいのやら悩んでいいのやらでは、青春そのものである。
ちろちゃんの論文にコメント。さー、行こう!
などとMathematicaプログラムについて悩んでいたら、変な結果が出なくなってきた。???。気のせいだったのか?
それなら嬉しいのだけれど。悩み第三報に続く。
10/26
(月) の進歩 山形へ
ほっしーの調査のために山形に日帰りした。朝8時に出発。2時間45分ほどで目的地に着いた。目的物はもう終わりかけであった。そんな季節か。で
も、収穫はあった。16時に研究室に戻った。お疲れ様。
うーむ、言葉尻を捉えられただけというコメントだ。ささっと直して次行こう!
10/25
(日) の進歩 完敗
ベガルタ仙台1-3ガンバ大阪。完敗だった。
試合は13時から
………、と思って家を出たら14時からだった。いったん引き返して、23,24日の日記を書くなどして過ごした。時間を有効に使う「出来る人」を
目指す本
日である(ただし本日限り)。改めて出直してユアテックスタジアム仙台に入った。試合が始まった。立ち上がりから、大阪のパス回しにびびることに
なった。なんであんなに、速くて正確なパスを仙台ゴール前で回せるんだ。パトリックに決められて0-1。その後、MF梁のコーナーキックからFW
ハモンロペスが頭で綺麗に決めた。これで盛り上がったのだけれど、直後に決められておじゃんとなった。さらに1点決められて1-3で試合終了。大
阪の良さを見るばかりの試合であった。
一番感じたのはシュートの意識の違いであった。大阪の選手は、シュートを打つ機会を伺いながらパスを回していた。かたや仙台の選手は、ボールを
貰ってから、「シュートを打とうかな」と考えている感じだった。この一瞬の遅れで、守備陣にシュートコースを塞がれてしまう。しかたなく、なんと
かして味方に繋ぐという場面が続いた。シュートを打つ気でボールを呼び込めって言うの。
これにて、今季J1のホーム戦を終えた。敵地戦を2つ残す。すっきりと勝って、来季につなげよう。
生誕記念日を迎えた。facebook(ほとんど放置している)にたくさんお祝いが来ていた。どうもありがとうございます。
10/24
(土) の進歩 芋煮会
今日の昼に芋煮会がある。私ももちろん参加する。芋煮会に出るのは何年ぶりか?
12時に片平に行き、皆と待ち合わせた。イタポンとマツハシが、色々と準備を進めてくれていた。牧研からも3人参加してくれた。荷物を持って、広
瀬川の河
原に行った。そして、薪で鍋を焚き始めた。この感じがよいね。やはり、外での煮炊きは格別だ。本格仙台風の、味噌味の芋煮が出来上がった。とても
美味しかった。一杯目を食べ終わってから、芋が入っていなかったことに気づき、「豚汁 or
芋煮」とちょっと動揺した。二杯目以降は、意識して芋を入れましたよ。かたや、七輪に炭火も熾した。こちらでは、秋刀魚の塩焼きだの、カマンベー
ルチーズ
焼きだのをした。チーズを焼くとは、意外で美味しかった。後半からは、理一のご一家や梅さんも加わってくれた。暑いくらいの陽気の中、楽しい時間
を過ごすことが出来た。
というわけでマツハシ、是非また来て頂戴。とりあえず次回は、来年3月の仙台での学会のとき!
芋煮を終えて、ベガルタサポの私に戻った。ネットで確認すると、なんと、ベガルタ仙台レディース4-2INAC神戸レオネッサ。おお、す
ごい、女王に勝った。エキサイティングリーグ上位の3位に上がった。優勝の可能性もある!
一方、神戸の不調も気になる。これで2連敗か。なでしこの主力がひしめく神戸の不調は、なでしこの不調にも繋がる。次節から復活するようにね。
ベガルタ男子は本日試合なしである。他のJ1の試合はあった。残留を争う相手が敗れたため、仙台の残留が決まった。自力で決めたかったと
ころであるが、目出度しである。
10/23
(金) の進歩 秋の園遊会
今日は我が家で秋の園遊会をする。そのため午後は休暇なり。まずは、バラモンと二人で朝市に行って魚介を買った。皮付きの鰹を獲得!
藁火で叩きだ。しかしなぜか海老は売っていなかった。二人で我が家へ。15時くらいにちろちゃんもやって来て、料理の支度をした。バラモン・ちろ
ちゃんに は、秋刀魚と鰺をおろして貰った。ちろちゃん、とても上手くなっていた。バラモンも悪くはなかった。本
日の主品の
おでんも作った。羅臼昆布と鰹伏で本格的な一番出汁を取った。そしてくつくつと煮ていった。夕方になりぽつぽつと他の人も集まってきた。祐子さ
ん・友蔵・マツハシも来てくれた! そして、おでん・大学芋(制作者;かえちゃん・もっちー)・刺身(おろし人;バラモン・ちろちゃん
監修;私)・白あえ・冬瓜と鳥の煮物・卵焼き(制作者;かえちゃん・もっちー
監修;私)・骨煎餅(制作監修;バラモン)などを頂きながら、楽しく会を進めた。友蔵は、いったい何年ぶりかという参加、マツハシも修了以来であ
る。
実はちょっと気にしていたサプライズもあった。いや、先取りでお礼を強行していたので(昨日の進歩参照)、アンサプライズというべきか(笑)。
10月後半が誕生日の二人へ。
マツハシと私への誕生日ケーキ!
もっちーのバイト先のケーキだそうだ。どうもありがとう。心遣いが嬉しい。とても美味しかった。他の料理も美味しかったよ!
というわけで、とても楽しい時を過ごすことが出来た。またやろうね。
10/22
(木) の進歩 先取り
昼休みに、皆ではらこ飯を食べに行った。私がご馳走した。その陰には、実に大胆な発想があった。過去を振り返ると、私の誕生日に学生がサプライズ
のお祝いをしてくれる。そのお礼にランチをご馳走する。これがこの時期の行事であった。しかし誕生日はまだである。そこへ、マツハシが仙台に来て
くれることになった。ならばはらこ飯を食べよう。日程的には今日が都合が良い。そこで、お礼の先取りをすることにしたのだ。「先に
お礼をするよ」と学生に伝え、皆を連れて行った。もしもサプライズがなかったら悲しい、というか恥ずかしい。困るのは、サプライズがあり、それで
いて本日をお礼の先取りと思わず、お礼のランチを待っている場合であろう。
というわけで、皆ではらこ飯を頂いた。ふっくらで美味なり! 米の品種は何なのだろう?
ほっしーの論文セミナーとイタポンの講座セミナーがあった。二人ともお疲れ様!
Mathematicaプログラムの改良に挑んだ。一歩ずつ進んで行く。牛の歩みなり。
10/21
(水) の進歩 ササニシキ
我が家の米はササニシキである。あっさりとしていて香りが良いのが気に入っている。以前は、ひとめぼれだのコシヒカリだの、その時に気が向いた米
を買っていた。しかしどれも、「こんなもの」という印象だった。そんな流れでササニシキを買い、初めて、米が美味しいと思った。とは言ってもササ
ニシキ、かつての栄光はどこへやらで、今はすっかり弱小派になってしまっている。栽培が難しいためらしい。美味しいけれど、栽培困難のために稀少
となると、ますます私好みとなる。普通にどこでも売っているが。
栽培困難の弱点を克服すべく、「ささ結」という新品種が発売された。味はササニシキを受け継いでいるという。今度買ってみるか。
バラモンの論文にコメント。あと1回で仕上げよう。
Mathematicaプログラムのバグ取りは完了した。これから本格計算!
というのは甘い。モデルに新仮定を取り入れるべく、このプログラムを改良しなくてはいけない。元となるプログラムにバグがあったので、まずはその
修復をし ていたのだ。改良も、とても大変そうである。今から泣いている。
10/20
(火) の進歩 今日は愉快
今日からとても愉快に過ごしている。その理由は昨日の進歩を参照せよ。嫌がらせのように次々と出現するバグ。もう怒った。バグ取りを投げ出して愉
快に過ごしてやる
ーーーーーーーー。と、かなり根本からプログラムを作り直してみたら、これが快調。バグ無しのプログラムが出来上がった。シミュレーション結果
も、より良 くなるのではないかという期待がある。かくして、愉快なことは愉快なことだと愉快になった。
しかし副作用も。16時頃には疲れ果てて、頭が動かなくなった。本日はこれにて冬眠。
バラモンの論文にコメント。あと少し。
10/19
(月) の進歩 異常なし
早退して、右足付け根のMRIを撮りに行った。仰向けに寝て、「ドドドドドドドドドド」という音をひたすら聞いた。撮影時間40分。ドドドドのコ
ンサートを40分聴いたということである。その間、下半身を動かすことが出来なかったのでちょっと辛かった。寝返りを打てない辛さなり。
検査終了後に診断を聞いた。どう診ても異常なしという。しかし右足付け根が痛い。原因不明ということで捜査は迷宮入りとなった。足の痛みの場
合、原因不明の迷宮入りはよくあることだそうだ。ストレッチでもしていればそのうちに治るらしい。だといいのだが。
朝から、Mathematicaプログラムのバグ探しに没頭した。難しい。これで解決と思って実行すると、確かにその異常は解消される。
ところが、別の異常が発見されてしまう。嫌がらせとしか思えない。もう嫌になった。何もかも投げ出して毎日愉快に暮らしたらどんなに愉快なこと
か。
脳科学者の道復活。またちょっと歩み出している。
10/18
(日) の進歩 勝てず
ベガルタ仙台レディース1-1ジェフユナイテッド市原・千葉レディース。勝てた試合だったのに!
利休で牛タン定食を頂いてから、ユアテックスタジアム仙台に入った。天気が良くて気持ちが良い。試合は、立ち上がりから仙台が支配する展開と
なった。華麗にパスを回して千葉守備陣を切り崩しシュートに持っていった。しかし千葉のGKは長身の山根選手なり。シュートをことごとく止められ
てしまった。そして前半26分の千葉のフリーキック。FW菅沢選手が信じられないくらいのフリーになり、頭で決められてしまった。いったいどうし
たのだ? これが、この試合での千葉の唯一の決定機であった。その後も攻め続けるもなかなか点が入らない。ようやくにしての後半21分、FW有町
紗央里選手が千葉ゴール前でボールを奪い、ゴール前に走り込んでいたMF中野
真奈美選手に繋げた。真奈美は、1タッチでGKをかわし、ドリブルでゴールの中に入っちゃった。選手丸ごとのゴールでようやく追いついた。ボール
を持って センターサークルにダッシュするFW浜田
遥選手。そう、勝たなくてはいけない試合だ。しかし猛攻も虚しく、1-1で試合終了となった。
うーむ、なぜ勝てなかったのか。千葉とはこんな試合ばかりだ。内容的には良いのに、なぜか負けたり引き分けたりしている。お祓いが必要だと思
う。
他会場の結果を知ってびっくり。首位の日テレベレーザと2位のINAC神戸レオネッサが揃って負けていた。うーむ、ますます、勝てなくて
はいけない試合だった。
帰宅後、週日のお弁当のおかず作りをした。気づくと、冷蔵庫にピーマンが16個入っていた。なんでこんなに。みんなまとめて炒めてやっ
た。
10/17
(土) の進歩 勝ちきった!
ベガルタ仙台1-0清水エスパルス。J1残留がほぼ確定!
敵地なのでCSで応援した。開始早々、MF梁のコーナーキックからFWハモン・ロペスが頭で合わせて先制。いきなり楽になった。しかしなかなか
追加点を奪うことが出来ない。そうこうする内に、清水が攻め込むようになってきた。しかし仙台守備陣は冷静に守っていた。後半も中頃になると、清
水が焦りだした。単純に放り込んでくるばかりなり。余裕で守りきり、1-0で勝利した。
これで、我がクラブの残留はほぼ確定した。次節のガンバ大阪戦で残留決定といこう。
かたや、清水のJ2降格が決まった(正確には、夜の新潟の試合が終わった時点で決定)。市民クラブのはしりであり、後続の市民クラブの目標的な
存在だったのに。一年での復帰を祈りたい。
と書きつつ一つ苦言を。前半の清水のコーナーキックの時のことだ。MF本田がコーナーにボールを置いたものの、蹴らずにゴール前に走って来た。
そして、FW大前がコーナーに走って行った。キッカー交替か。と、ボールのところに行った大前は、なんと、ドリブルで仙台ゴールに迫ってき
た。???。状況を理解できぬ仙台守備陣は対応が遅れ、フリーでシュートを許してしまった(外れたけど)。実は、最初にボールを置いた本田が、気
づかれぬようちょっとだけボールを蹴って、プレーを再開させていたらしい。だから大前はドリブルしてきた。うーーむ、サインプレーであったのか。
しかし、試合対策の方向性が下向き過ぎる。試合に勝つためには、こんなコーナーキックの相談をしている場合ではなかったと思うぞ。
午前中、バラモンの改訂論文にコメント。英文校閲に出す時間を考えると、急がねばならないぞ。
10/16
(金) の進歩 明日は清水戦、明後日は千葉戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で清水エスパルスと闘う(14時試合開始)。残留のためには必ず勝たなくてはいけない我がクラブである。かたや清水は、
明日負けると降格が決まる。命を賭けた死闘となろう。相手よりも1mm前に出るかどうかの差で勝負が決まる。必勝。
かたやレディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台にジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎え撃つ(13時試合開始)。エキサイティン
グシリーズ上位リーグの第1戦を落としてしまった我がクラブである。優勝のためには残り全勝しかない。なんか相性の悪い千葉であるが、気にしてい
る暇はない。こちらも必勝。
うーむ。納得がいかない。
今日は丸一日、Mathematicaプログラムのバグ取りに勤しんだ。バグの場所を絞り込み、ここに違いないと断定。どうしてエラーが
出るのかを必死に考えた。苦悩すること4時間。ついにわかった! バグの場所はそこではない。これを勝利の闘いと呼ぶのか?
かくしてバグ取りは、来週に延長となった。
10/15
(木) の進歩 ダブル神
論文のレフリーは神様である。神にはあまり逆らわない方がよい。
というわけで、論文へのコメントに従い、モデルを改良してみることにした(昨日の進歩参照)。そんなに難しくない(はずの)改良なので、ささっ
と出来た。試しに実行して
みると、何回かに1回エラーが出た。バグがあるようだ。この除去が極めて難解であった。まずは、どこにバグがあるのかを探した。ところがなかなか
見つから
ない。数時間かけてようやく、問題のある部分が見つかった。今度は、その部分のプログラムがどう間違っているのかがわからない。小一時間考えてよ
うやくわ かった。かくして、バグの除去に半日かかってしまった。疲れた。
と思いきや、他にもバグがあることが判明した。も、泣きたい。神(本物の方)はどうして、こんなにも試練を与えるのか。試練は神(レフリーの
方)だけにしてくれ。ダブルの神の試練に挫けそうなり。
科研費の書類第二号(基盤研究)を提出した。牧・イタポン・モリナガ、コメントありがとう。採択されますように!
10/13
(火) の進歩 負けていた
久しぶりに八甲田に行って思いだしたことがある。実験所では携帯が圏外となるのだ。重大問題!
ベガルタ仙台レディースが日テレベレーザと試合をしているのだ。試合経過を密かにチェックしようと思っていたのに。結局、いつにも増して真
剣にセミナーを聴いている酒井先生になった。良いことですな。セミナー修了後、酸ヶ湯温泉に入浴に行った(実験所には風呂がないの
で、酸ヶ湯温泉に貰い湯に行く)。酸ヶ湯は圏内なのを覚えていたので、携帯をわざわざ持っていった。ベガルタ仙台レディース0-2日テレベレー
ザ。うーー。後日確認したところ、決定力の差が出たらしい。無念なり。
右足太ももの痛みが全然引かないので、午後に早退して整形外科に行った。MRIを撮ることになった。来週の月曜日を予約して帰宅した。
日本代表1-1イラン代表。個のスピードとパワーで完全に負けていた。最終予選が不安となる闘いだった。
それにしてもアナウンサーには辟易した。絶えず喋っていてうるさいったらありゃしない。しかも、試合内容とは関係ない話が6割方である。うるさ
さに頭がおかしくなりかけたので、テレビの「アナウンサー消音ボタン」を探した。あるわけないか。でも、あったら売れると思うぞ。騒音公害のアナ
は他にもいるしね。
10/12
(月) の進歩 ヨネクリンカレー
本日はエクスカーションである。田代湿原に行って植物を見た。その後に実験所に戻って、ヨネクリン特製のカレーを頂いた。とても辛いと噂のカレー
である。恐る恐る控えめによそって、恐る恐る口にしてみた。お、さほどには辛くない。普通の辛口くらいだ。これならいける。美味しいので、おかわ
りまでしてしまった。どうもご馳走様でした。
昼過ぎに八甲田を発った。そして18時に大学に戻った。世話役の皆さんどうもありがとう。充実したセミナーであった。また来年もね。
帰宅後、ついついビールをやってしまった。本来は休肝日なのだけど、疲れていたし喉が渇いていたし、今日は休日という思いもあったし。く
はーあっといってとても美味であった。
10/11
(日) の進歩 八甲田へ
今日明日と、八甲田山実験所において、山形大学(横山研)・福島大学(黒沢研)・東北大学(牧研・酒井研)の合同セミナーが行われる。あん(先頭
に書く)・バラモン・ちろちゃん・ほっしーを乗せて、車で八甲田へと向かった。実に6年ぶりの八甲田である。
途中、十和田湖と奥入瀬渓谷を見学した。
紅葉の奥入瀬。最高に綺麗だった。
奥入瀬渓谷沿いを走り八甲田山実験所へ。蔦温泉だの笠松峠だの、懐かしい場所を通り抜けた。そしてついに実験所が見えた。変わっているかなあ。
実験所に入っての第一感は、まったく変わっていないということであった。呆れるくらい昔のままであった。6年前ではなく2-3日前
の場所に戻ったみたいである。懐かしい顔とも再会。友蔵に横山に黒沢に。ちなみに、友蔵を友蔵と呼ぶのは世界でも私だけである。
14時からセミナーが始まった。各研究室から2名ずつ、計8名が発表した。皆、それぞれの視点から一所懸命に研究していて、とても楽しかった。
1人20分という時間は確かに短かったかも。もっと色々と質問したかった。
酸ヶ湯の千人風呂に久しぶりに入った。相変わらず良い湯なり。その後は懇親会となった。はい、かなり弾けた模様である。途中までは覚えていたの
だけれど、気づくと布団の中だった。証言によると、夜中にあんを散歩させ、山形大のTさんに一方的に愛称をつけ、友蔵の頭を撫で撫でしたそうであ
る。とても楽しんでいた様子が覗われる。
10/10
(土) の進歩 うーん
今日の午後、積水ハウスリフォームセンターの人が来る。床下に断熱材を貼る工事のカタログを持ってくるのだ。積水ハウスから送られてくる雑誌にそ
の工事のことが載っていたので、軽い気持ちでカタログを申し込んだ。そうしたら、わざわざ持参してくるのだと。ならばと待っていたのであるが
………。カタログを渡しつつ、「酒井様のお宅の床下にはすでに十分に断熱材が貼られており、この工事をすることは出来ません(不要です)」とのこ
とであっ
た。そうなのか。でも、何かあった時のことを考えて、わざわざ持参して下さったとのことである。うーん、微妙な心遣いなり。こちらは、時間を取っ
て待っていたのだから。「工事不可」と電話ででも言ってくれれば、他のことに時間を使えたのに。
他のこととは、あんを連れてベガルタ仙台レディースの練習見学に行き、全選手に撫でて貰うことなどである。見学には行ったけれど、積水ハウスと
の予定のため、早めに戻る必要があった。だから、撫で撫での時間もないので、あんを連れて行かず。ちょっとがっかりですよ。
10/9 (金)
の進歩 明後日は日テレ戦
いよいよ、なでしこリーグのエキサイティングシリーズ上位リーグが始まる。レギュラーシリーズ(10チームによる、2回戦総当たりのリーグ戦)の
上位6チームが、年間優勝をかけて1回戦総当たりのリーグを行うのである。我がクラブは明後日、敵地で日テレベレーザと闘う。いきなり強敵である
が、気にしている暇はない。必ずや勝利して、幸先の良い門出を迎えよう。
エキサイティングシリーズには、レギュラーシリーズでの勝ち点が持ち越される。ただし、レギュラーシリーズで上位だったチームの勝ち点を剥奪
し、勝ち点差を強引に縮めて行う。理不尽なり。私がこの制度に納得するのは、レギュラーシリーズで3位だった我がクラブが、勝ち点差が縮ん
だおかげで逆転優勝したときだけである。
日本代表3-0シリア代表。前半は酷かったけれど、後半は快勝だった。華麗なパスワークを見せてくれた。前半から見せてくれたらどんなに
楽しかったか。次回からはそうして頂戴ね。
バラモンの改訂論文にコメント。残っているコメントにも対応するようにね。
科研費の挑戦的萌芽研究の書類を書き上げた。そして、コメントを頂戴する旅に出した。どうかよろしくね。
10/8 (木)
の進歩 今夜はシリア戦
日本代表は今夜、ワールドカップ2次予選のシリア戦を闘う(日本時間22時試合開始)。2次予選の山場である。難敵との敵地戦であるが、必ず勝た
なくてはならない。我らが代表はきっとやってくれるであろう! 頑張れニッポン。
ノーベル物理学賞の報道にいらついている。ほとんどのマスコミは、受賞者の梶田先生の業績として、「ニュートリノに質量があることを証明
した」と紹介している。質量があったのか。で、それが何なんだーーーー。質量があるとわかったことの学術的意義の説明は一切無し
だ。「物理学の定説を覆した」は、学術的意義の説明ではない。皆がいかに吃驚したのかを説明しているだけである。これでは、「穴が無いと皆が思っ
ていた所に、穴があることがわかった」ではないか。穴があったから何なんだ?
ニュートリノに質量があるとわかったことの学術的意義を説明しないと、梶田先生の偉業の本当の意味が伝わらないと思うぞ。
私は、いろいろな高校に出向いて論文の書き方・プレゼンの仕方の講義を行っている。その根底には、より多くの生徒さんが科学を志すようになって
欲しいという願いがある全然そうは見えないかも知れないが。しかし私が育てたいのは、「ニュートリノに質量がある
ことを証明」という説明を聞いて、「自分も物理学をやりたい」と憧れる生徒さんではない。「それが何なんだ?」と学術的意義を問いかける生徒さん
である。真面目なことを466文字も書き続けたので頭痛が。
みっちーとPanidaの講座セミナー。二人ともお疲れ様。
科研費の書類書きを進めた。かなり形になってきた。
10/7 (水)
の進歩 チャレンジ
科研費の挑戦的萌芽研究にも申請することにした。さっそく、みっちーやかえちゃんに話をして、申請書類を書き始めた。書類に、「研究の斬新性・
チャレンジ性」を書く欄があった。その一方、「本研究の学術的な特色」を書く欄もあった。うーむ、違いがイメージしにくい。というか、チャレンジ
性となると、失敗する可能性を秘めていないといけない響きがある。だからといって、「本申請課題は、完全なる失敗に終わる可
能性も秘めている」と書くのは怖い。一方、「チャレンジを突破して、なでしこリーグに昇格」(*)などと書いてもまったくウケないで
あろう。我がクラブは、そもそもなでしこリーグ所属だし。いや、ウケたとしても、課題採択にはまったく繋がらない
であろう。
*女子サッカーでは、チャレンジリーグの上位になでしこリーグがある。
昨日一昨日と、悔しい気持ちでいっぱいである。またしても、ノーベル賞受賞を逃してしまった。来年こそは取りたい。それは
おいておいて、両先生、受賞おめでとうございます。
今朝も、右足太もも付け根の痛みに苦しんだ。これはしょうがない、病院に行こうと思った。でも、研究室に来るとさほどの痛みでもなくな
る。あの痛みが継続すれば病院に行くのだが。気が利かない痛みだ。いや、気を利かせているのか ………。
10/6 (火)
の進歩 「これ学」第13刷出来
『これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の第13刷が出来
した。累計で1,9313 部の出来となった。お買い上げ誠にありがとうございます。
第13刷では、語句の修正をかなり行った。「これ論:究極の大改訂版」でイントロの骨
子の説明の仕方を変えたので、それに合わせて変更したのだ。この変更以外にも、説明の仕方が気になった部分を直してしまった。おかげで、12刷以
前とはちょっぴり生まれ変わったものになった。12刷以前をお持ちの方で本が傷んできている方、これを機会に13刷に買い替えては如何でしょう
か!
朝一番で、かえちゃんの調査に付いていった。すっかり冷え込み、ジャケットを着ての調査となった。半袖で虫除けスプレーをしていた頃を思
い返すと、同じ調査地に来ている気がしない。
コメントに従って、科研費の書類を書き直している。コメント、とても役に立つ。どうもありがとう。
挑戦的萌芽研究ならば、他の申請課題と重複して申請できるんだね(原則は、一人一課題のみ申請可)。こちらにも挑戦してみようかという気がしな
いでもない。
10/5 (月)
の進歩 第2刷出来
『生き物の進化ゲーム 進化生態学最前線:生物の不思議を解く 大改訂版』の第2刷が出来した。お買い上げ誠にありがとうございます。
今朝も、右足太ももの付け根の痛みに苦しんだ。寝返りを打つのも一苦労であった。先週、医者に行った。骨には異常がないので、原因不明の
痛みという。そして、痛み止めを処方されてお終いであった。「どうしても我慢できなかったらまた来て下さい」とのことである。「どうしても我慢で
きない」とは難題な。今の痛みなら我慢できる。
正直なところ、診察の待ち時間と痛みとを天秤にかけている今現在である。天秤にかけているうちは診察に来るなということであるか?
今日も科研費の書類書きに勤しんだ。一通り出来上がったので、コメントを頂戴する旅に出した。さっそくありがとうございます&よ
ろしくお願いします。
10/4 (日)
の進歩 古稀の会
今日は東京で、恩師の古稀の会がある。そのため日帰りで東京に行く。
恩師とは加藤
雅啓先生である。大学院時代の助教授だった。東大植物園の日光分園に所属していた。私は大学院時代、日光分園に滞在して研究を行っていたので、公
私とも大 変お世話になった。まさに1対1で、いろいろご指導下さった。おかげで二日酔いが大変だった。いやもちろん、「本物の研
究者」とし て、研究に向かう姿勢を身をもって示して下さった。私の出身研究室は、若者にとってほんに良い環境だった。
というわけで品川へ。船清という屋形船での会なのだ。屋形船に乗るのは始めてなり。会には、懐かしい顔ぶれが集まっていた。知らない人も半分く
らいいた。そして、こんな景色を外に眺めながら宴会をした。
船が小さいのでけっこう揺れた。酔う人は酔うかも。この場合、「酒に」じゃなくて「船に」ね。かくして、お台場近辺で2時間半の楽しい時を過ごし
たのであった。加藤先生、ますますお元気で!
10/3 (土)
の進歩 完敗
ベガルタ仙台1-3横浜Fマリノス。完敗だった。
試合は午後から。掃除と芝刈りを済ませ、レディースの練習を見に行った。ところがとっくに終わっていて、数人が、ピッチ際に座ってくつろいでい
た。残念。私もちょっとくつろいで、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。
試合が始まった。立ち上がりこそ良かったものの、だんだんと横浜にボールを回されるようになった。そして前半33分、横浜の三門のシュートが味
方DFに当たって入ってしまうという不運が。前半を0-1で折り返した。後半開始早々、FWハモンロペスのクロスにFW奧埜が頭で合わせて同点!
これで大いに元気が出たのであるが ………。名手中村
駿輔にやられてしまった。後半19分、中村にちょっとスペースを与えてしまうと、すかさずブレ玉のロングシュートが!
GK六反の正面に来たものの、弾いてしまい、それを流し込まれた。後半32分には、ゴール前の絶好の位置でFKを与えてしまった。この時点でもう
終わり。 見事な軌跡のシュートを決められ1-3に。そのまま敗戦となった。
この試合をGK六反はとても楽しみにしていたという。昨季まで3年間横浜に在籍しており、中村の居残りシュート練習に付き合っていたのだと。お
かげで自分も鍛えられた! 日本代表にも選ばれた! 今日あるのは中村のおかげなり。だからもっと練習お願いと、当時そのままにぼ
こぼこ決められた試合となってしまったのであった。無念。
降格圏との差が勝ち点5に縮まってしまった。次節は必勝あるのみである。
帰宅後、ドックハウス花にあんを預けに行った。明日の朝早くに東京に行くので、今日からお泊まりなのだ。かくして今夜は、久しぶりにぐっ
すりと眠ることができるであろう。
10/2 (金)
の進歩 明日は横浜戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に横浜Fマリノスを迎え撃つ(14時試合開始)。明日勝てば、残留に向けて大きく前進するであろ
う。だから、強敵横浜といえども勝たねばならない。ホームなのだし絶対に勝とう!
強力な低気圧の接近で、今朝は大荒れの予報であった。ところが起きてみると、雨も降っていない。どころか青空がのぞいている。もうすで
に、低気圧一過というお天気であった。しかし夜中に大雨となった雰囲気でもない。要は仙台には来なかったということか?
科研費の申請書類書きを進めた。気づくと、研究目的を書くスペースが足りなくなっていた。これでは、「本研究の特色・独創的な点」を書く
ことができない。「なし」とひと言で済ませばよいのであろうが、それではきっと採択されない。じゃあだからといって「あり」
とひと言だけ書いても、信じて貰えないに違いない。前の方を減らそうと、余分な説明は無いかと一字一句見ていった。そしてどうにかスペースを確保
できた。一歩前進!
10/1 (木)
の進歩 effectとaffect
英文校閲から返ってきたちろちゃんの論文に目を通した。動詞として、"affect"と"effect"を使い分けていた。???。ロングマン英
英辞典では、
effect: to make something happen
affect: to have an effect on something
である。ますます???。例文として
to effect change in thier children's behaviour
the dicisions which affect our lives
これを読むと少しわかった気になる。しかし実際に使うとなると、いちいち考えこんでしまいそうだ。
その後、レフリーコメントに従って改訂中のバラモン論文を読んだ。頑張り!
月初めの談話会があった。毎週第一木曜日に行う。今月はぴったり一日(ついたち)だと密かに感動していた。皆、今月も頑張っていこう。
科研費の書類を今日も書き続けた。どういう実験を組むか。それが難しい。