「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


11/30 (日) の進歩 天国から地獄、地獄から天国
J1昇格トーナメント1回戦の、ジュビロ磐田対モンテディオ山形の試合を見た。勝った方が決勝に進む。引き分けた場合は、リーグ順位が上位だった 磐田が進む。この仕組みの恐ろしさを目の当たりにしてしまった。山形が先制するも磐田が追いついて1-1に。そのまま後半の追加時間に突入した。 このまま終わると磐田が勝ち進む。追加時間2分、山形がCKを獲得。山形のGK山岸も上がっていった。キッカー石川が蹴ったボールに、GK山岸が 果敢に走り込んで頭で合わせた。それがゴールに突き刺さり2-1となった。なんと、CKからGKが得点するとは。こんなの初めて見た。蹴った石川 は、「瞬間的に笑ってしまった」そうである(河 北新報より)。喜ぶのではなく笑うとは私好みの人材である。かくして、直前まで天国にいた磐田が地獄に、地獄にいた山形が天国に。普 通の試合なら平地を経由するのであるが、「引き分けだと磐田」という仕組みのため、天国と地獄が直通なのだ。残酷な仕組みなり。ーーーーむろん山 形は、自分たちが天国にいるとは思っていないだろう。決勝戦に勝たないと意味が無い。さて、山形と千葉、どちらがJ1天国へ?
ツル薔薇の誘引を始めた。一年で、薔薇が嫌いになる唯一の時期である。誘引作業はとても辛いのだ。しかしやらない訳にはいかない。今日 は、フェンス沿いに植わっている5株を誘引した。来週の土日も頑張ろう。
11/29 (土) の進歩 残留決定!
ベガルタ仙台2-1徳島ヴォルティス。J1残留が決定した!
試合は夕方から。午前中は料理をして過ごした。里芋の白煮とか茄子の揚げ煮とか。里芋が上手に煮えて満悦であった。
 14時から、サガン鳥栖対浦和レッズの試合を見た。なかなか点が入らない。また浦和に不幸が起きるのかと思いつつ、後半途中で家を出たのであっ た。

今日は、レディースの選手がグッズ販売のお手伝い等をしていた。MF鮫島 彩選手らのサイン会もあった。ついつい並んで、ベガルタジャケットの背中にサインを貰ってしまった。背中に鮫つきだぜ。MF佐々木 繭選手と1分位お話しできたのが殊の外嬉しかった。
 試合が始まった。開始早々に仙台が先制。前節の試合もこんな感じだったので素直には喜べない。後半13分、MF野沢が見事な足技で、走り込んで いたDF菅井に繋げた。そのままGKをかわしてゴールへ。ようやくにして2-0となった。しかし前節も2-0から追いつかれたので、まだ素直に喜 べず。そうこうする内に1点返されて、いやーな感じになった。終了間際は徳島の猛攻となった。仙台は、FW武藤に替えてDF上本を投入するなど、 なりふり構わぬ守りに入った。正直、こんな姿勢で良いのかと思ったのであるが、本日に関しては良かった。2-1で終了。その直後、残留を争ってい た大宮が名古屋に負けたことを知った。これにて、最終節を待たずに残留が決定した。ようやくにしてほっとすることが出来た。
 残留決定! その瞬間から、来季の残留を心配している私であった。心配性なもので。実際のところ、主力が高齢化し、かたや若手は育たずという現状をどうにかし ないと、 いつかは落ちてしまうだろう。ともかく、若手よ育て! ユースは強くなってきているので、辛抱強く待とう。

11/28 (金) の進歩 決戦
いよいよ明日、決戦の時を迎える。ベガルタ仙台は、ユアテックスタジアム仙台に徳島ヴォルティスを迎え撃つ(17時試合開始)。残留のためには必 勝しかない。他はありえない。クラブの全てを注ぎ込んで、必ずや勝利しよう。明日、宮城の命運が決まる。
 かたや、もう一方の頂上決戦も目が離せない。サガン鳥栖対浦和レッズ。浦和が優勝を決めるのか、それともまたしても悪夢か。個人的には浦和に優 勝して欲しい。ビッククラブが強くないとねえ。

みっちーを交えバッジョと研究相談。実は今日が、修論のタイトルの提出締め切り日なのであった。
 ついでみーちゃんとも議論。良いデータだ! 話を聞いていて、とても元気が出て来た。残りの解析と修論執筆を頑張ろう!
 さらにはバラモンとも相談。初めての論文改訂。慎重にね。

論文の考察では、結論を受けて、その問題に取り組んだ理由に対する応えも書く。たとえば、

取り組んだ問題:なぜ、ベガルタ仙台は強いのか?
取り組んだ理由:その理由がわかれば、継続的強化に適用できる。
結論:牛タン定食を食べているから強い。

の場合、

取り組んだ理由への応え:牛タン定食を計画的に食べる。遠征先でも食べられるようにする。

などと書く。その問題に取り組んだ本当の狙いは、継続的強化策を立てることにあるからだ。----------------- しかし、書く必要のない論文もあることにうっすら気づいていた。そこでまたしてもいろいろなイントロダクションを読んで、どういう論文では書くべ きなのか を考えていった。疲れた。

11/27 (木) の進歩 おめでとう
書くのを忘れていたが、浦和レッズレディースがなでしこリーグ優勝を果たした。おめでとうございます。今季、浦和が唯一勝てなかった相手が我がク ラブである。だからなんか嬉しい。ーーーーそれにしても、敵地で浦和と1-1で引き分けた試合。1-0で後半追加時間に入った。浦和陣深くでボー ルをキープした MF 田原 のぞみ選手が、相手にあててボールを出してコーナーキックを取った。浦和サポも認めるコーナーキックだった。のであるが、主審だけがゴールキック と思っ た。その後に同点にされてしまい、1-1の引き分けとなった。あの誤審がなければ上位リーグ進出だったと、蛇のようにしつこく恨んでいるのであっ た。
うーーむ。
プロジェクトK。なぜ、ベガルタ仙台は強いのかを説明する仮説として、これまで、牛タン定食を食べているからという仮説を考えていた。対 立仮説として、「サポーターの愛犬あんちゃんが超カワユイから」という仮説を提唱することにした。気に入りすぎるあまり、強さとの因果関係は考え ていない。
11/26 (水) の進歩 体重が戻ったと思ったら
昨日は、胃腸の定期検査のために病院に行った。定期検査といっても、腹部をちょこちょこっと触って腸の状態を診て、「これでいいんだよ」 と言われるだけである。いいと言われてもねえ。相変わらず張るのだが。診察室滞在時間30秒で1460円も取られるのも納得がいかない。
 それはともかく昨日は衝撃的なことが。診察を待つ間に血圧を測ったら、上が150もあった。驚いて計り直したところ、136, 142, 150という分布であった。計4回計り、改善の見込みがないと判断して挫折した。しかしなぜ? 昔からずっと、極めて標準的な血圧を誇っていたのに。あの血圧計が壊れていたことにし、次なる測定の機会を伺っている。

仙台第一高校で行う講義の準備を進めた。有性生殖の進化の話まですることにした。何しろ、1時間40分も話すのだ。頑張って、わかりやす いスライドを作っている。
 その後は脳科学者に転身。ちょっくら行き詰まり中である。

世の中の論文、考察が長すぎである。「結論を導くのに必要な、結果の解釈」ではなく、「結果に関係する議論」を延々と続けている。こんな 話する必要があるのかとイライラしてしまう。なんか、長くするためにネタを盛り込んでいるみたいである。
11/25 (火) の進歩 体重が戻ってきた
ここ数年、体重減少に悩んでいた。3-4kg減ってしまっていたのだ。そこそこに逆ダイエットをしてみるも効果無し。癌にでもなったのかと心配し てい た。ところが、ここ1ヶ月ほどで体重が戻ってきた。とくに何をしたわけでもないのに何故だろう? 癌がぽろっと取れて治っ ちゃっ たのか?やるな、私。
 かたや、胃腸の不調は相変わらずである。もう一年以上、この状態が続いている。どうにかして欲しい。

バラモンの論文が戻ってきた。良い感じである。いける。「これ論」を読んで頑張れ。返送するまでは、改訂のみにすべてを注ぐように。他の ことをするでない。ともかくもまずは、レフリーコメントを完璧に理解し、どう改訂するか方針を立てておくれ。
仙台第一高校で行う生物の講義の準備を進めた。「生物の適応の世界を見てみよう」という題で話をするのだ。「種の保存は生物の本能」とい う考えが間違っていることを教えて上げよう。
脳科学者への道。わざわざ後来室頂いた。モデルを改良することになった。
プロジェクトK。自分の論文の考察をいくつか読んでみた。そして、どういうことを書いているのか整理をした。だいぶ、頭が出来ていた。
11/24 (月) の進歩 ずんだ餅
ずんだ餅は仙台名物の一つである。ずんだ豆(枝豆)をすり潰して餅を被う。お土産に持っていこうかと思うことがあるのだけれど、賞味期限24時間 という厳しい条件付きなのであった。要は枝豆と餅なのに、なんで24時間しか保たないのか不思議である。お土産に持っていって実験してみる かと思わぬでもない。「いかがでしたかぁ?」とさりげなく聞いてみる。「駄目でした」と途絶え途絶え言われると困るので、萩の月に なってしまうのであった。度胸がない。そうか?
本日は休日出勤をした。プロジェクトKに専念しようと思っていたところに、やるべきことが2つあることに気づいたのだ。1つは脳科学者へ の道。Mathematicaのプログラムを改造しなくてはいけない。プログラムというものは時間を置くとわからなくなってしまう。だからささっ と仕上げてしまいたい。もう1つは、仙台第一高校での講義の準備である。慣れていると思うなかれ。本職の、論文の書き方・プレゼンの仕方の講義で はなく、趣味の方の生物の講義をするのだ。高校で生物の講義をするのは久しぶり(7年ぶり!)なので、ほとん ど1から作り直しである。準備に時間がかかるかもと、早くも精神的に焦っている。というわけで、「くぅーーん」と鳴くあんを置いて研究室に来た。
11/23 (日) の進歩 解説者
唐突であるが、宮本つねさんの解説良いね。素人には見えないことをきちっと解説してくれる。おかげで試合が良くわかる。この他、ゴン中山や名波 (監督になっちゃったけれど)の解説も良い。それに比べ、NHKの解説陣はいったい何なんだろうと思う。試合をわからせてくれる解説というものが ない。とくに木村が酷い。あんなの不要だろう。と、昨日の、ベガルタ仙台対セレッソ大阪戦の録画を見ながら再認識した。
夜は静かに晩酌。煮物は、乾いてしまうと不味いことを改めて実感した。それにしても長政、人間の屑ですな。
11/22 (土) の進歩 勝てる試合ではなかったが、勝てた試合だった
ベガルタ仙台 3-3 セレッソ大阪。今季最低の内容だった。

試合は夕方から。午前中は、髪を切ったり花を買ったりお茶を飲んだり。14時からは、反対方向の頂上対決と言わせて貰いま すよの浦和レッズ対ガンバ大阪の死闘を見た。満員のスタジアム素晴らしい。浦和が勝って優勝を決める所を見たかったのである が、なかなか点が入らない。その内に、こちらの試合の時間となってしまった。やむなく、後半途中でお出かけ。13時から始めてくれたら良かったの に。
ユアテックスタジアム仙台も、1,9404人と満員であった。これぞこっち側の頂上対決なり。椅子には、「一緒に応援しましょう」という 趣旨の張り紙がしてあった。サポも気合いが入りまくっている。
 試合が始まった。前半17分までにあれよあれよと2得点。これはいけると楽観したのであるが………。前線でボールを受けたMF野沢が、スペース が空いているというのにちんたらキープ。挙げ句にバックパスをしてしまった。気持ちのなさ。これを見て嫌な予感がした。前半38分に1点返される と、すっかり浮き足立ってしまった。後半は完全に大阪のペース。仙台は、プレスはかけない、出足で負ける、パスミスはするで、まったくもって酷い 内容であった。失点は時間の問題であるが、なんかうまいこと2-1で終えられないかと願っていた。しかしやはり失点して、2点差を追いつかれてし まった。しかしその後、途中出場のハモンロペスがやってくれた。後半43分に弾丸シュートを突き刺して3-2。これで勝利と誰もが思った。ところ が、追加時間もあと1分というところで、元ドイツ代表に決められてしまった。最後にもう一演出。絶好の位置でFKを得て、MFが野沢が絶妙のボー ルをゴール前に送った。それをDF石川がヘッドで叩き込んだ! しかーし、副審が旗をあげるのが見えてしまっていた私。束の間の喜びを味わうこともなかった。オフサイドであった。その直後に試合終了となり、 3-3の引 き分けに終わった。
 死闘ではあった。しかし、死闘を演じたのは大阪だけ。仙台はそのお相手という感じの内容だった。今日のような内容では残留も覚束ない。気合いを 入れ直しておくれ。
 残留を争う大宮が敗れたので、今日勝っていれば残留が決定していた。そう思うと、どの失点もほんにもったいなかった。とくに3失点目。はあっ。

11/21 (金) の進歩 決戦
いよいよ決戦である。ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にセレッソ大阪を迎え撃つ(17時試合開始)。仙台は14位、大阪は17位。 勝ち点差は4である。残留のために、絶対に絶対に絶対に絶対に勝たなくてはいけない。決戦場はホーム。FWウィルソンら怪我人も戻ってきた。時は 我らにあり! 明日は、全サポーターの力を結集して勝利しよう!

研究室の皆を連れて、「わたり あら浜」さんにはらこ飯を食べに行った。私の誕生日にケーキを作ってくれたお礼である。はらこ飯の季節も終わりということで、急遽本日のお出かけ となっ た。ふんわりとしたイクラが美味しかった。「はらこ飯のハーフ、イクラは大盛り」という技があることも知った。小食の方には良いかもしれない。

ようやくにして結果を終えた。一週間かかってしまった。こんなにも手こずるとは。こんな調子だと、いつ終わるのやらである。
11/20 (木) の進歩 敗者を思う心
「栄冠は君に輝く」という歌がある。かつて私は、「栄冠は地味に輝く」だと思っていて、それなりに納得していた。敗者を思う心を現 したのだと、スポーツ精神に感じ入っていたのだ。
初論文セミナー。面白い論文だった。ついでみーちゃんの講座セミナー。貰った意見を参考に、修論をどうまとめるか考えていこうね。二人と もお疲れ様。
脳科学者への道。昨日実行させて帰宅した計算がまだ終わっていなかった。驚き焦る。昨日の計算は小手調べて、本番では100倍くらいの計 算量にしようと思っていたのに。
 それにしてもこのところ、計算にやたら時間がかかることばかりやっている。もうやだ。一瞬で済む世界に戻りたい。

ようやくにして軌道に乗った。方針が固まった。その方針に合わせて、またしても例探し。このところ、PLoS ONEとNature Communicationsばかり見ている。
 H君からコメント。どうもありがとう。

11/19 (水) の進歩 驚き × 驚きゴール
日本代表 2-1 オーストラリア代表。中盤の構成を変えてから良くなった。終了間際の失点がなければ快勝と言ってよかったであろう。
 それにしても、日本の2点目は凄かった。ここ数年で最高の得点ではないか。エリア内で森重が、股ぬきで2人をドリブル突破。あまりにも鮮やかな 抜き去りであった。驚きの1乗。森重からのパスを、走り込んだ岡崎がヒールでシュート。守備選手の股を抜いたシュートがゴールに吸い込まれた。あ んなシュートが来るなんて誰も予想していなかったと思う。驚きの2乗。

みーちゃんと明日のセミナーの相談をした。修論構想セミナーがあるのだ。レジュメ草案にコメント。頑張ってね。かたや ………。姿を見ていない。

本日も長考。手詰まりのまま動けずである。気分を変えようと脳科学者になってみたり、レム睡眠の思考に委ねようとしてみたり、ノンレム睡 眠にも移行していたり。夕方になってようやく長考から脱した。形が見えてきて、あとはやるだけである。実は、やるのがまた大変である。
11/18 (火) の進歩 今宵はオーストラリア戦
日本代表は今夜、オーストラリア代表と闘う。アジアカップ前の最後の強化試合である。どんな試合を見せてくれるのか大いに楽しみだ。
 14日のホンジュラス戦で爆発した我らが代表である。しかし実は、その試合を私は見ていない。マツハシとフグを頂いていたのだ。早めに食べ終え てテレビ観戦できる店に行こうという話であった。しかも土居さんが親切にも、テレビ観戦できそうな店を聞いてくれていた。ところがあの量(11/14の進歩参照)。必死になって頂いている内に後半の時間になっていた。そこからは開き直り、携帯で経 過を追った。そして、「おっ、おっ、おっ、おっ、おっ、おっ」と6回驚いたのであった(最初の何回かは後払いで驚き)。というわけで、今夜は 至福を生で味わいたい。
久しぶりに脳科学者の道。しゃしゃっと解析。
すっかり手詰まりとなった。結果の説明にこんなに苦悩するとは。「「材料と方法」と「結果」の説明は簡単簡単、先に書いちゃいなさい」と いうのは嘘かもしれない。
11/17 (月) の進歩 時が経つのが速すぎる
もう、11月も半ばを過ぎたことに愕然中である。こないだ11月になったと思ったらもう半分が。毎月がこんな調子で過ぎていく。時の進行を遅らせ る方法はないのか。といいつつも月曜日になると、早く週末になることを願うのであった。
ちろちゃんの Mathematica ファイルを見た。これから一つずつ作り上げていこう。

今日も、"Figure 1 shows"で、Nature 発行論文を検索した。今日は、一つ一つ読んでいった。正直、理解できないも のばかりである。分野を指定できたら楽なのだけれど。読めども読めども良い例が出て来ない状況に絶望感が漂う。何をやっているのだろうと思って来 た。

11/16 (日) の進歩 レディースファン感謝祭
浜松を早々に発って帰仙の途に着いた。何で急ぐのかというと、13 時から、ベガルタ仙台レディースのファン感謝祭があるのだ。昼前に無事に戻り、会場である宮城大学へと向かった。
 今年のファン感謝祭は、選手とサポの運動会という形式であった。こういうのを楽しむキャラではないので、参加せずに冷ややかに見ていた。しか し、ネタ探しには目を光らせていた。まずは綱引き。

左から、佐々木 美和選手・長船 加奈選手・佐々木 繭選手・鮫島 彩選手。やってみると、けっこう熱くなるらしい。みんな真剣であった。ついで障害物リレー。第一関門ネットの下くぐり。

左から、入江 未希選手・不明・浜田 遥選手。隣の走者の頭を押さえつけて妨害する未希。彼女らを舐めてはいけない。セットプレーでの攻防ではこんなことしているのだ。それがつい出て しまった と思われる。

そんな熱い走者に構わず携帯を見ている小山 季絵選手。そして仕上がりがこちら。

左から、坂井 優紀選手・髙良 亮子選手・長船 加奈選手・川島 はるな選手。製造過程の説明は省略。

11/15 (土) の進歩 いっ木さん
昨夜は、広島大学構内の宿泊施設に泊まった。起床後に構内を散歩した。通学時間なのか、自転車が異様に多かった。惹かれるかと思った。やがて、マ ツハシが車で来てくれた。東広島駅まで送ってくれるのだ。在来線がなく、新幹線だけが通っているという謎の駅である。土日はバスもないそうだ。 送ってくれて助かった。しかし名残惜しい。
 マツハシ、いろいろとお世話をありがとう。とても楽しかった。またね!

浜松に着いた。懐石料理の店「いっ木」さんに行くのだ。このために、帰りはわざわざ陸路にしたのであった。けっこう早く着いてしまったの で、舘山寺温泉に行ってみた。浜名湖沿いの温泉街である。浜名湖を眼下に見ながら入浴した。
 帰りのバスで、「Taverna」というレストランを見かけた。かなり感動した。だって、「食べるな」だぞ。
 というわけでいっ木さんに行った。今宵も美味しかった。とくに、吹き寄せ風のハ寸が凄かった。おしゃれなり。向付けに、天然トラフグが出て来 た。二日連続だ。昨日は山口産、今日は遠州灘産である。豪華であった。また伺いたい。

11/14 (金) の進歩 広島大学で講演
朝一番の便で広島に向かった。広島空港に着いてロビーをうろうろしていると、マツハシが走り寄ってきてくれた。車で迎えに来てくれているのであっ た。運転初心 者の頃の話をしっているだけに感無量であった。どうもありがとう。広島大学に行って、マツハシの研究室を見学した。そして昼は、土居さん・Tさん を交え、 お好み焼きの名店に連れて行って貰った。これぞ広島名物という美味であった。ご馳走様!
 その後、広島大学ライティングセンターに行った。担当のK先生にお会いし、会場へと向かった。有り難いことに予約満員で、昨日で参加申し込みを 打ち切っ たとのことであった。
 13時半から講義が始まった。100人教室が満員であった。ただ、いつもの講義よりも参加者の平均年齢が高かった。教授クラスに見える方もいて びびって しまった。大学院生を念頭に準備をしてきたのに。それでも頑張って講義を進めていった。そして16時20分頃に終了した。みなさん、積極的に質問 して下さ り、とても充実した講義であった。
 K先生、お世話になりました。お呼び下さればまた喜んで伺います。
 夜は、マツハシと一緒に豪華フグフルコースを頂いた。とても美味であった。ただ、途中で満腹になってしまい大変であった。もう完全に降参という 時に、 てっちりの素材がどばっと出てきたときは、どうしようかと思った。それでも、少しずつ少しずつ頂いていった。持ち帰りは出来ないだろうから、頑 張って食べ るしかない。終わってみると残さず頂いていた。マツハシがかなり多めに食べてくれた。その後はワインの店に。暖炉が赤々と燃えていた。その前に 座って、火 を見つめながらワインを頂いた。火は和むねえ。
 楽しかった。またしっぽりと飲もう!

西条にあった、出汁の販売機。

11/13 (木) の進歩 明日から出張
明日、広島大学ライティングセンターで論文の書き方の講演を行う。頑張ります。
 もちろんマツハシにも会う。久しぶりだ。楽しみなり!
 14 日に広島に泊まり、帰りは陸路である。なぜ、わざわざ陸路にしたのか。浜松に寄って、懐石料理の店「いっ木」さんに行くのだ。ベガルタ仙台レ ディースの応 援に行ったときに偶然に見つけ、いたく気に入っている店である。今回で 4 回目の訪問となる。これまた楽しみなり。16 日の 13 時から、ベガルタ仙台レディースのファン感謝祭が行われる。これに間に合うように戻ってくるつもりだ。
 というわけで、次回更新は 17 日の予定である。

ちろちゃんの論文セミナー。種子発芽の話であった。タイトルに種子の文字がないので、ポリネーションの話かと思ってしばらく聞いていた。 その後、イタポンの講座セミナー。面白かった。二人ともお疲れ様。

プロジェクト K。長考に入ってしまった。

11/12 (水) の進歩 Figure, Table を主語とする文
"Fgiure 1 shows XXXXX" など、Figure や Table を主語とする文は良くないという噂があるので真相を調べてみた。結論から言うと、

・英語としては間違っていない。
・主語にしてはいけないという主張は、半分はおかしく半分は正しい。

 Nature の発行誌で、"Fgiure 1 shows" というフレーズの過去1年以内の出現数を検索したら1610件もあった。"Figure 1"に限定してもこれだけある。Natureに限らず検索しても、山のように出て来た。英語指南のページ(ネイティブの物および日本人の物)を見 ても、こ の表現は自然なようだ。だから、英語として問題はないのだろう。
 一方、"Figure 1 shows that"(that付き)で Nature 発行誌過去 1 年以内を検索すると 237 件しかなかった。これは何を意味するのか。
 "Figure 1 shows"は、それが何の図であるのかの説明で、"Figure 1 shows that"は、その図から何が言えるのかの説明となる。たとえば、"Figure 1 shows 牛タン定食を食べた回数と試合成績との関係"、"Figure 1 shows that 牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった"という具合である。前者はトピックセンテンスのようなもので、Figure 1についてしばらく言及するときに便利な表現と思う。だから積極的に使ってよい。これに対して後者は一つの主張である。だから、"牛タン定食を食 べるほど 試合成績が良かった (Fig. 1)"の方が話が早い。
 まとめるとこうなる。

○ "Figure 1 shows"として、トピックセンテンス的に使う。
例 "Figure 1 shows 牛タン定食を食べた回数と試合成績との関係。牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった。この関係は、シーズンの前半戦よりも後半戦の方が強かっ た。" (* Fig. 1についての言及が続く)

△ "Figure 1 shows"ではあるが、トピックセンテンスとしての機能があまりない。
例 "Figure 1 shows 牛タン定食を食べた回数と試合成績との関係。牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった。"(*これでお終 い)
これなら、"牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった(Fig. 1)"で十分かも。ただし個人的には、"Figure 1 shows 牛タン定食を ……"とあるのも、じっくり読み進めることが出来て好きではある。

×"Figure 1 shows that"
例 "Figure 1 shows that 牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった"
"牛タン定食を食べるほど試合成績が良かった (Fig. 1)"の方がすっきり。

 私の研究はこれにとどまらない! 図番号を増やして検索することに挑んだのだ。

"Fgiure 1 shows" 1610件
"Fgiure 2 shows" 1600件
"Fgiure 3 shows" 1290件
"Fgiure 4 shows" 982件
"Fgiure 5 shows" 712件
中略
"Fgiure 9 shows" 71件
"Fgiure 10 shows" 39件
"Fgiure 11 shows" 14件
"Fgiure 12 shows" 18件
中略
"Fgiure 15 shows" 4件
"Fgiure 16 shows" 0件 やった!
"Fgiure 17 shows" 2件 うっ。
"Fgiure 18 shows" 2件
中略
"Fgiure 21 shows" 1件
"Fgiure 22 shows" 1件
"Fgiure 23 shows" 0件 ふぅーー。

11/11 (火) の進歩 帰るか?
日本代表のアギーレ監督がメキシコに一時帰国してしまった。14日のホンジュラス戦を控え、代表の合宿が始まったというのにだ。13日に再来日だ と。しかし、合宿ほっておいて帰国するか、ふつう? 大切な試合の直前というのに。もっとも、修論提出の直前に出張する癖のある私に 言われたくないと思うかも。今年度も、1月13日に出張なのよ。

朝一番に、Amer. J. Bot. に返送するミッチー論文にコメントした。上手くいきますように。
 ついでちろちゃんと会合。プロジェクト K の成果を渡してみた。頑張ってね。

宮城第一高校で行う論文の書き方の講義の準備を終えた。今年は、イントロの書き方の説明を変えた。より、本格的なものにしたのだ。宮一の 生徒さんなら問題なく理解してくれるであろう。
 その後はプロジェクト K。どうにもすっきりしない。しばし悩んで問題点に気づいた。そして修正を試みた。悩むことには必ず原因がある。それを見過ごしてはいけない。

11/10 (月) の進歩 宮城一高生の素晴らしいイントロ
今月の18日に、宮城県宮城第一高校で論文の書き方の講義を行う。今週末出張ということもあり、今日から準備を始めた。同校の課題研究論文集第 16号を見て、ネタとして使えそうなものを探していった。皆レベルが高くて、毎年講義に行っている身としては嬉しい限りである。そして、極めつけ のイントロを見つけてしまった。「飛行機雲を使った天気の予測について~飛行機雲の継続時間と天気の要素の比較、検討を通して~」というタイトル の論文である。高校生がこれだけのイントロを書けるとは。素直に感動中なり。

イントロの骨子
何を前にして:多くの人は、天気予報で天気を知る。
どういう問題に取り組むのか:天気予報に頼らず、自ら天気を予測する技術の向上。
取り組む理由は:災害などで、天気予報を利用できなくなることがある
どういう着眼で(着眼理由も):「飛行機雲が長くできると翌日は雨になる」という諺に着目。実 際、飛行機雲は上空の湿度に関係。
何をやるのか:飛行機雲が出来てから消えるまで時間と、その後の天気の推移との関係を調べる。

プロジェクト K。マテメソについて取り組んだ。大方出来上がったところで、上手いことエネルギーが切れた。
11/9 (日) の進歩 プリンターと格闘
喪中はがきの印刷に取り組んだ。しかしプリンターがアホであった。かなり古いためか、こちらの言うことを聞かなくなってしまっていた。どのボタン を押してもまったく反応しないのだ。ただし、プリントを実行すると印刷はする。人間様の言うことは聞かずにパソコンの言うことは聞くというとんで もない奴であった。ただ、カセットからの給紙に頑なに拘り、手差し印刷の命令を断固無視する。カセットからだと、葉書は上手く印刷できないのだ。 それでもカセットから印刷し、「紙詰まりです。紙を取り除いて OK ボタンを押して下さい」を繰り返すのであった。自分でそう言っておきながら、OK を押しても何も反応しないとはどういうつもりであるか。苦闘の末、Windows の葉書職人というソフトの命令なら聞くことが判明した。手差し印刷に切り換えることができ、どうにか作業を終えたのであった。
 一時はプリンターを買い替えようと思ったのだけれど、諦めず挑戦してよかった。何しろ、自宅のプリンターを使うのは年一回、年賀状の印刷のとき くらいである。

その後、プロジェクト K に勤しんだ。PLOS ONE の論文を読みまくり、良い例を探した。おかげで良い例が見つかった。あいや、悪い例の良い例である。悪い例として使うのだ。
11/8 (土) の進歩 ヤマザキナビスコカップ決勝
ヤマザキナビスコカップの決勝を堪能した。すさまじい試合であった。広島 FW 佐藤の 2 得点で 2-0 となったときは、このまま広島勝利と思った。しかし大阪の執念の凄まじさよ。結局、3-2 と逆転勝利してしまった。すごい闘いだった。あのやんちゃ宇佐美が、試合終了前にベンチで泣いていた(先発し後半途中に交替)。おめでとう、ガン バ大阪。

昼間は、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。次の公式戦である皇后杯まで一ヶ月以上あるので、かなり追い込んだ練習をしていた。 10 対 10 の試合で、GK キャメロン選手がクリアしたボールが DF 佐々木 繭選手のお顔に直撃。とても痛そうであった。

海老しんじょを作った。

「きょうの料理」で三つ星料理人の奥田 透さんがやっていた作り方を出来るだけ再現。ただし、松茸はシメジに(理由の説明不要)、インゲンはブロッコリーに変えた(ブロッコリーが大量に あったの で)。「卵黄にサラダ油 80 ml を混ぜる」とうい部分もサラダ油 10 ml に変えた。だって 80 ml なんて。この変更で卵黄の比が高まり、卵を食べているみたいなしんじょになってしまった。これなら卵黄を入れない方がよい。

11/7 (金) の進歩 冷気が
研究室の居室を 5/21 に改造した(5/21 の進歩参照)。窓からの景色を左手に 見るように机を置き、えらく気に入っていたのであった。しかし、この季節になって問題が発覚した。窓際の冷気が気になるのだ。椅子の位置は、窓か ら 50 cm ほどの所にある。左手側が窓、右手側が室内という座り方である。そのため左側が寒い。この時期にこうなのだから、冬になったらどうなることやらで ある。

広島大学ライティングセンターで行う論文の講義の準備を終えた。資料を先方に送信。よろしくお願いします。
プロジェクト K。PLOS ONE の論文を読みまくった。やたらに長いイントロがけっこう出てくる。何でこんなに書くことがあるんだろう? などとついつい感心したのであるが、本日の目的はマテメソであった。でもこちらも、やたらに長いものが出てくる。そういうものは読む気が起こらな いので、 短い物をひたすら探した。疲れた。

11/6 (木) の進歩 わかっているからやる
「これ論」で厳しく戒めているのは、「わかっていないから」というだけの論理の序論である。研究なのだから、わかっていないことを調べるのは当た り前なのだ。すでにわかっていることは、研究対象として成り立たない。などと言いつつ ………。個人的には、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのであろうか。その強さの秘密はわかっている。それでも本研究では、牛タン定食仮説を検証す る。」などと いう論文があったら感動するであろう。
月初めの談話会があった。皆、頑張っている。終了後には、ちろちゃんの頼もしい決意があった。応援する! 頑張ろう。

今日も、広島大学ライティングセンターで行う論文の書き方の講義の準備を進めた。おかげで大方を終えた。明日もう一度確認して、完成させ ることにしよう。
11/5 (水) の進歩 これ学 X 版出来?
共立出版さんから、「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」 増刷完了の手紙が来た。あれ? 増刷するという話は聞いていなかったのだが。2013/9/20 に第 11 刷りが出来し、累計 1,7513 部となったはずである。しかし今回の増刷で、新たに 1005 部刷り累計 1,7753 部になるという。計算があわない。よくわからん。ともかくも、お買い上げ誠にありがとうございます。

ファイト!
今日も、広島大学で行う論文の書き方の講義の準備をした。序論の各部分の役割を示すために、役割ごとに色分けをすることにした。役割は五 つある。だから、区別がつきかつ見やすい色を五色用意しないといけない。赤緑色盲の方にも配慮が必要だ。とはいっても、赤と緑は両方とも使わざる をえない。赤緑が隣接しなければいいだろうなどと勝手に思い、色を選んでいった。それにしても、見やすい色を五つというのは難しい。色の三原色 じゃなくて五原色だったらこんな苦労はしなかったと、自然界に苦情を言ってみるのであった。
11/4 (火) の進歩 デビュー戦
今月 14 日に、広島大学ライティングセンターで論文の書き方の講義を行う(案 内)。今日からその準備を始めた。たっぷり 3 時間の講義なので、存分話すことが出来る。イントロの書き方・タイトルのつけ方・アブストラクトの書き方といった、論文の意義付けに関する部分を 中心に添 えよう。そして実をいうとこの講義は、プロジェクト K の実践デビューの場ともなる。8 月以来取り組んできた成果をぶつけてみよう。受け入れて貰えるか。撃沈したら、そのままどこかに逃亡して戻ってこないであろう。

今日の午後、テレビの修理屋さんが来た。向こうの都合で訪問時間が決まってしまうので、14 時前にやむなく早引けした。受信状況を確認したところ、テレビには確かに電波が届いているという。基盤関係の故障ということで、その場で基盤の交 換をして くれた。
 作業時、テレビ内部を見ることが出来た。けっこう埃が溜まっている。掃除したくなったが、素人が迂闊に触るのも怖い。プロが綺麗にしてくれるだ ろうと思っていたら、掃除せずにそのまま蓋をしてしまった。ちょっとむっとした。
 驚きもあった。このテレビは DVD 再生機能付きである。いわゆる一体型というやつだ。業者来る前に、DVD を取り出し、DVD トレーを空にしておいた。ところが、テレビの中からさらに DVD が出てきたのであった。ポケットの中のビスケットでもあるまい に、なんで 2 枚も出てくるんだ? どこかに引っかかっていたようなことを言っていたが、謎である。

作業終了後、自宅で講義の準備の続き。自宅の Office はバージョンが古くて使いにくい。どうにかしたい。

11/3 (月) の進歩 壊れた
本日、祈るようにテレビをつけてみた。音声がし、一瞬映像が映った。しかしすぐに、映像も音声も消えてしまった。結局駄目であった。何とかならな いかと、お客様センターに電話をかけてみた。指示に従い、アンテナの線をテレビに直接繋げてみたり。色々なことをやらされたのであるが -----------------、ついに投了。修理が必要とのことであった。明日、修理に来ることになった。いくらかかることやら。余計な出 費に今か らげんなりである。
脳科学者の道を歩むために研究室に出て来た。Mathematica の計算をして、気になる点を確かめておこうと思ったのだ。ちゃっちゃとやったところ、そりゃそうだという結果が出た。これにて確認終了。ま、良好 な結果で ある。

11/2 (日) の進歩 追いついた!
ベガルタ仙台 1-1 ガンバ大阪。優勝を争う(仙台とではなく浦和と)大阪相手に互角以上の闘いをした。後半開始早々に失点。必死に追うも時間ばかりが過ぎていく。も う駄目か と思われた後半追加時間、柳沢がやってくれた。起死回生の同点劇! これは大きい。次節・次次節のセレッソ大阪戦と徳島ヴォルティス戦に連勝して残留を決めよう!

テレビが突然映らなくなった。「電波を受信できません」という。前にも何度が同じことがあった。以前はその内に映るようになったのである が、今回はてんで回復しない。不思議なのは、ビデオデッキのチューナーはちゃんと受信していることである。ビデオ自体の映像に切り換えると映るの だ。だからアンテナ等に問題はないはずである。テレビを再起動したりと色々試したのであるが駄目であった。やむなく、お客様センターに電話をして みることにした。以下、明日に続く。
11/1 (土) の進歩 すかっとしない、すかっと勝利
ベガルタ仙台レディース 3-2 AS エルフェン埼玉。後半ロスタイムに劇的決勝点。
 またも雨だ。レディースの試合となると雨になる。昨日まではあんなに天気が良かったのに。などと思いながらユアテックスタジアム仙台に向かっ た。牛タン利久に行くとショックな知らせが。懇意にしていた店員の A ちゃんが退職しちゃったのだと。なぜに?売る側というのに、飲み過ぎを気遣ってくれる店員さんであった。
 試合が始まった。互角の展開が続いた。前回の対戦では、早々に 3 点取ったというのに。MF 上辻 祐実選手のコーナーキックが直接入ってようやく先制。安心しようと思う間もなく、直後に追いつかれてしまった。やがてなんと逆転されてしまった。 これはど ういうことなのかと考える間もなく、FW 浜田 遙選手がロングシュートを決めて追いついた。お互い、点を取ると安心しちゃう? そのまま試合が進み、後半ロスタイムに入った。引き分けはよくないぞと思っていたら、ゴール前の混戦から MF 嘉数 飛鳥選手が流し込んで試合を決めた。
 劇的と言えば劇的なり。しかしすかっとしない。2 失点とも、なくてもよいものだったと思う。
 かくしてリーグ戦を終えた。7 位に終わってしまい、誰も納得していないであろう。皇后杯で優勝しちゃってすかっとしよう。

松本山雅 FC が、J1 への初昇格を決めた。おめでとうございます。来季は、私たちの分もお互い に頑張ろう。
 松本山雅 FC は、地域に密着し、地域の人々に愛され、地域の人々が作り上げて来たクラブである。まさに、J クラブの鑑と思う。松本のようなクラブの発展が、日本サッカーの進歩にもたらすものは計り知れない。
 松本というとやはり思い出すのは、故松田 直樹選手である。2011 年に、当時 JFL にいた松本に加入した。「J2 昇格目指すの?」という質問に、「ばーか、J1 だよ」と答えたとか。それを聞いた私は、正直、冗談だと思った。そしてその夏、松田選手は、心筋梗塞で亡くなってしまった。あれから 3 年。彼が生きていれば、「だから言ったろっ!」と思い切り騒いでいただろう ………。今頃あちらで、「マリノスに勝つぞ!」と張り切ってるかもね。