「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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1/31 (木)  の進歩 博士論文発表会
いよいよ今日の午後、マツハシの博士論文発表会がある。もう一回練習をしておこうということで、昼に 1 対 1 での勝負をした。終了後、マツハシの前に発表をするラム君のを聴くために、マツハシを車に乗せて慌ただしく片平キャンパスをへと向かった。忘れ物 をするよ りは良いということで、鞄二つに、あらゆる物を詰めて持ってきたマツハシであった。なんか、私もどきどきしてきた。そして 16 時からいよいよ発表が始まった。というかその前にちょっとした余興があり、会場をなごませた。会場には、他の研究室からもたくさんの方が来てくれ ていた。 そして、「本番に強い」という言葉通り、見事に話を進めていった。途中、調査風景の写真にあんが写っていて吃驚した。練習の時には写っていなかっ たのに?  後で聞いたところ、練習のときはあんを隠していたのだという。そして本番で、私が驚きの声を上げるのを期待していたとか。さすがに声は上げなかっ たが内心 大ウケであった。発表は無事に終了。質疑応答も大いに盛り上がった。30 分も続いてしまった。かくして、充実した 70 分が終わった。お疲れ様、そして、おめでとう、おめでとう。
 マツハシを乗せた帰りの車。初めて会った日のことを思い出していた。2007 年の 4 月か。のえちゃんに連れられて、突然私の部屋にやってきたマツハシ(2007.4.9 の進歩参 照)。

神戸大学の四年生が研究室を訪ねてきた。大学院の進学先を探しているのだという。話を伺うと、ミチタネツケバナを材料に、面白く不思議な現象を調 べているようだ。私の研究室に合っている感じだ。また、熱心な姿勢に、私はとても好感を抱いた。」

と印象を書いている。今を振り返ると、えらく扱いが違う(マツハシ呼ばわり)。そのマツハシが博論審査を。なんか、じーんとなって しまった。本日の私は、花嫁の父の心境そのものであった。

1/30 (水)  の進歩 いよいよ明日
マツハシ図上演習。いよいよ明日である。がんばれ、がんばれ、がんばれ。トラ、トラ、トラ。<--- 学振に合格したときに送られてきた目出度き符牒なり。

高校生向けの本の、要旨の書き方の説明の執筆を終えた。すかさず、図表の提示の仕方の執筆に入った。高校生の論文では、図の軸の説明や単 位がないことがごく普通である。まずはこれを戒めないといけない。
 図表の提示の仕方を書く上でいつも迷うのが、結果の書き方の説明部分との兼ね合いをどうするかである。結果のところでも図表に関して触れざるを 得ない。しかしながながと説明すると、分量的にかなりのものになってしまう。今回はどう分割するか。

1/29 (火)  の進歩 論文掲載
Evolution に論文が掲載された。

Sakai, S. (2013)  Evolutionarily stable size of a megagametophyte: evolution of tiny megagametophytes of angiosperms from large ones of gymnosperm.  Evolution 67: 539-54

雌性配偶体の大きさが、被子植物と裸子植物とで大きく異なる要因を解析した論文である。ご一読下さりませ。
 実はこの論文、掲載料を払いそびれ、そのままほっておいた。でも、載るもんだね。

マツハシ図上演習。他の研究室の人が参加してくれて、目新しい意見を聞くことができた。出撃まであと二日。
ベガルタ仙台レディースの新体制が発表された(公 式ページより)。MF 中村 真実選手の名前があった。よかった。引退してしまうのかと心配していたのだけれど、続けてくれる!  スタッフに少々の変化あり。GK コーチが植田さんという方に替わった。これまで務めていた上野コーチは、アカデミーとの兼任だった。専属コーチが付くということか?  もしそうなら目出度い。たまに、コーチ抜きの GK だけで練習していることがあり、なんかなあと思っていた。トレーナーに八田さんという方が加わり、千葉さっちゃんとの 2 人体制になった。これまた目出度い。1 人で 20 数人を診るのは大変だもんね。かたや、副務の林さんは辞めちゃったみたい。選手は 24 人になった。やった、選手だけで紅白戦ができる。
 というわけで、チームは本日始動した。今季が始まったわけだ!

高校生向けの本の要旨の書き方の執筆を進めた。高校生の論文の要旨を読み、これじゃ伝わらないでしょうと嘆く。ここでも、懇切丁寧な説明 が必要だ。
1/28 (月)  の進歩 書き忘れあり
「終わったーっ」と喜んでいたら、実はまだやるべきことがあったことに気づく衝撃は大きい。しかも二つも。結果の説明を書き終えたと思っていた ら、説明すべきことを一つ忘れていることに気づいた。この書き足しで午前が消失。さらには、第 2 部で残っているのは、図表の提示の仕方の説明と引用の仕方の説明だけと思っていたら、要旨の書き方の説明もしなくてはいけないことに気づいた。こ の執筆で 午後が消失。しかもまだ終わっていない。明日一杯かかるやもしれない。さらに悪いことには、「読者が知らないであろう用語等は説明する」というこ とも書かないといけないという思いが。この説明、どこか前の方で既に書いていなかったかという淡い期待を抱き、原稿の読み直しを避けている。だっ て、読み直したら淡い期待が弾け飛ぶに違いないのだ。
 というわけで、説明を加えたという点では確かに前進しているはずなのに、気分的には後退感一杯という週明けであった。

1/27 (日)  の進歩 換気扇掃除
今日も研究室に出ようと思っていた。ところが起きてみると微妙な疲労を感じた。休むか。ぐうたら過ごすか。そう思いながら台所に立っていたら、換 気扇の汚れが目に止まった。昨年は大掃除をしなかったので、かなりの状態になっていた。でもぐうたらするんだと思い、ネットを見るなど逃避を試み た。しばしの間。
 結局その気になって換気扇掃除を始めた。相当な油汚れであった。とくにフィルターが凄まじかった。ネットで検索をし、全人類のフィルター掃除の 英知を結集して挑んだのであるが、どうにもならなかった。9 割りくらいは落とせたのだけれど、最初の状態を知らないでそれを見たら、「すごく汚れている」という様から脱却できなかった。いっそのこと、フィ ルターを買い換えちゃった方がいいかもとも思った。かなりの妥協状態で終了。これからは小まめに掃除をしよう。
 ダスキンとかが、換気扇掃除の出張サービスをしている。結構な値段ではあるが、一度やらせてみようかも思う。プロの仕事とやらを見せて貰い、ぴ か ぴかになった換気扇を味あわせて頂こうか。と、いやに挑戦的。

そんなこんなの大雪。

昨夜は良き雪見酒であった。

1/26 (土)  の進歩 結論を終えた
本日も休日出勤なり。高校生向けの本を書かなくてはいけないのだ。何とか、結論の書き方の説明を終えた。第 2 部は残すところ、図表の提示の仕方の説明と引用の仕方の説明だけになった。これらを終えたらようやく完成……………第 2 部が。 次には、第 3 部「プレゼンの仕方」という巨大なものが待っているのであった。
 それにしても、高校生の論文をひたすら読み続けているとノイローゼぎみになってくる。「「○○を研究することにした」だけで序論を済ますなぁ」 とか、「日本語がわからないっ」とか、「論理が全然とおってないっ」とか、叫びたいことが一杯。この本を書き終えたら廃人になっているかもしれな い。
 博論・修論執筆は既に終わっている。やがて、博論発表・修論発表も終わり、皆が、心の底から開放感に浸るであろう。その陰で私は、一人執筆を続 けることであろう。取り残され感が辛い。センセは、ずっと同じ調子で苦悩し続けていることをたまには思いだして下さい。
 せめて今夜は、雪見酒を楽しむことにする。しんしんと降り積もるべし。

1/25 (金)  の進歩 第一回図上演習
午前中に、マツハシ博論発表の図上演習を行った。今回のテーマ色は水色であった。13 時までみっちりと議論をした。普段は 11 時にお昼ご飯を頂く(*)私が、マツハシのために 13 時まで我慢したのであった。改訂頑張れ!

* 私は 5 時半頃に朝食を、19 時 ~ 19 時半頃に夕食を頂く。よって 11 時だとちょうど真ん中で良いのだ。……… などとずっと思っていたのであるが、ちっとも真ん中でないことをに 20 秒前に気づいた。なぜだーーー!

午後は、牧研の山 D 君の博士論文審査をした。面白かったよ。

空いている時間に、高校生向けの本の執筆を進めた。結局、結果・考察・結論の書き方の説明を、それぞれ独立の章にすることにした。気づく と、三つを一つの章にまとめる分量ではなくなっていた。そして今日は、結論の書き方の説明を書き進めた。それなりに進み、ようやくにして峠に近 づいたという感じである。越えたじゃないんだよう。
1/24 (木)  の進歩 出汁を引く会
みーちゃんと二人で出汁を引く会を挙行した。先日の飲み会の時にそういう話をしていたのだ。というわけで、ちょっと前にテレビで見て以来、その本 格ぶり(*)に心打たれていた方法で出汁を引いた。

1) まずは 60 ℃の湯で、一時間かけて昆布からゆっくりと旨味を引き出す。温度管理が難しいが、工夫次第でなんとかなる。
2) 昆布を取り出し  85 ℃ に湯温を上げ、鰹節を入れる。数秒でいいみたい。
3) 鰹節を取り出せば出来上がり。

すこぶる美味しい出汁が引けて、みーちゃんも感激であった。
 出汁が引けて「お疲れ様」と解散してはあまり意味が無い。せっかくだから、お雑煮と煮物少々とを作った。お雑煮の汁を温め直すのを忘れたため、 少々ぬるかった。失敗。

* 私は、本格的なことを無条件で信奉している。味の違いが実は大してわからないのであるが、本格的な方を常に選ぶ。おかげで、時間ばかりやたらかかるように なっている。

冨里の論文セミナー。難しい論文で、なかなか理解できなかった。セミナーを終え、論文を文献棚に戻した。と、レジメが入っていることに気 づいた。私自身が作ったものであった。なんと、同じ論文をかつて私が紹介していた。すっかり忘れ、内容の理解に悶々としていたので あった。

私は、ゲーム理論の専門家のはしくれのつもり。その前でよくもまあやってくれるは。
1/23 (水)  の進歩 普通科でも課題研究
昨日、文部科学省の方の話を伺う機会があった。高校の課題研究は、これまでは理数科だけで行われていた。しかし新しい指導要領では、普通科でも行 うことができるようになるのだという。高校単位で、行うかどうかを選択することができるようになるとか。それは良いことだ。いま 書いている本の売り先が増えるより多くの高校生が、課題研究を通して科学的思考を学ぶことができるようになるわけだ。
ベガルタ仙台レディースの始動日等が発表された(公 式ページより)。1/29 に全体練習が始まり、3月上旬にキャンプをする。3/23 か 3/24 に開幕戦だそうだ。楽しみなり。
 いささか旧聞であるが、MF 中原 沙央理選手が退団した。本人の希望により、武蔵丘短大のコーチになるという。一方、INAC 神戸レオネッサから、MF 髙良 亮子選手が完全移籍することになった。即戦力の加入である。活躍を期待しよう。

本日も、高校生向けの本の執筆に没頭した。ようやくにして、結論の書き方の説明まで来た。そして例によって、高校生の論文の結論を色々と 読んでみた。「デメキン(出目金)の目が大きくなる要因を探る」という研究で、「冬に産卵させるのは難しかった」という結論ってな によ。そういうときは取り組む問題を変えよう。せめて、「デメキンを冬に産卵させる方法の開発」とかにしようね。
1/22 (火)  の進歩 釜石高校研究発表会
本日は、釜石高校理数科の生徒さん達の課題研究発表会に参加する。湿った雪が降りしきり大変であったが、昼前に釜石に着いた。
 昼食に、まんぷく食堂という店で刺身を頂こうと思った。店頭に、刺身定食の美味しそうな写真が出ていたので、それを注文することにした。ところ が、出て来た刺身の中身が違った。豪華さも少々劣っていた。美味しかったけど。会計してみると、値段もかなり安かった。???。やがて気づいた。 「刺身盛り定食」と「刺身定食」とがあるのであった。店頭の写真は前者、私が頂いたのは後者であった。なんという紛らわしい。私のように、間違っ て安い方を頼む客が続出するのではないか?
 午後から研究発表会が始まった。8 組みが研究発表を行った。高校生がどういう発表をするのか知りたかったので、興味津々で聴いた。本を書く上で大いに参考になった。研究としては、 ジオサイ ト・条件付き確率・レーズンバターがとくに面白かった。中でも、レーズンバターの研究が特に気に入っている(昨日の進歩参照)。レーズンロール一 つ当たりのレーズンの数の分布を調べ上げ、ポアソン分布に当てはめてみた。その結果、ただのバターロール(レーズン無し)が出現する確率がわかっ たという。それは、7 個入りの袋を毎日 15 年間食べ続ければ出会うという確率であった。こう聞くだけで、出会うのはほぼ無理 という気になれる。さらには、カロリーに換算すると、ラーメン 1 万 1 千杯に相当するという。挑戦しようという気持ちを完璧 に無くさせる換算であった。

1/21 (月)  の進歩 考察・結論
高校生向けの本の、考察の書き方の説明を書いている。高校生の場合、結果の所に書くべきことを考察として書いてしまうことが多いようだ。まずはこ れを是正せねばならない。そしてもっと深刻な問題として、結論がない論文ばかりであることに気づいた。データを出して少々の考察をしたら、もうそ れで終わりである。これでは、何のために研究をしたのかわからないよ。結論を明確に!
来年度の卒研生となる O さんが研究室に来てくれた。先輩を交え、卒業研究のテーマについて少々話をした。これから少しずつ詰めていこ うね。

明日は釜石高校に出張する。生徒さんの研究発表会に参加するのだ。昨年にプレゼンの講義をしたので招待されたわけ。どんな発表になってい るのか大いに楽しみだ。とくに、レーズンロール中のレーズンの数の分布を調べ上げ、レーズン無し、すなわち、レーズンロールがただのバター ロールになっている確率を調べた研究が楽しみだ。その発想の柔らかさに感激している。
1/20 (日)  の進歩 慰労会
博士論文・修士論文執筆の慰労会をした。研究室の飲み会としては珍しく、イタリア料理の店であった。厳正なるあみだくじの結果、某氏推薦のこの店 に決まったそうである。うむ、たまにはイタメシもよいよね。というわけで、とある大会で決勝進出を決めて出席不可のバッジョを除き、酒井研の皆が 集まった。卒業生の黒川も来てくれた。イタリア料理美味しい。ピザもパスタもよい。チーズフォンデュが特に美味しかった。ところで、チーズフォン デュはイタリア料理だったか?  ボトルワインだと何故かぐびぐびとは飲まなくなることもあり、上品な一次会であった。しかし一次会でワインを飲んでしまうと、二次会が困る。次は 日本酒 か?  などと悩んでいたら、客引きに勧誘されて、色々と飲み放題の店に入った。雑居ビルの中で、バブルの頃はスナックとかがあったような所であった。で も今は、 安さ第一の飲み放題で稼いでいるらしい。三次会も行きたいという思いもちらとあったが、なぜかひよってしまい二次会でお開き。楽しかった。そし て、論文を書き上げたマツハシ・冨里、お疲れ様!

今日は久々に休んだ。そしてツル薔薇の誘引をした。昨年末にかなりやったのだけれど、まだ 6 株残っていたのだ。思い立ったときにやってしまおうと今日思い立ち今日やった。朝から始めて昼過ぎに完了した。ほっとした。これで一つ、心の引っ かかりが 取れた。

1/19 (土)  の進歩 これ論
研究室で書き初め大会をやっていたので、「これ論」と書いてやった。
 自分でいうのも何だが、日本中で多くの博論生・修論生が、これ論を参考にして下さったことと思う。ありがとうございます。そんな中、マツハシと 冨里だけが、これ論の著者に直接支援を受け案外大したことないじゃんと思った訳である。こう考えると、なかな か貴重であるな。

昨夕のあん。眼鏡拭きを咥え込んでしまった。取り上げようにも、頑なに歯を食い縛って離そうとしない。こういう場合は、おやつと交換する とよいとしつけ教室で教わった。そこで、滅多に食べられぬ豪華なおやつを出してみた。

眼鏡拭きを咥え込み警戒の眼で見つつ、お利口のお座りをするあん。
身体の上半分と下半分とで態度が違う。このような態度でおやつを貰えると思っているのであるか。

博論執筆も終わり修論執筆も終わった。でも、高校生向けの本の執筆は終わらない。くつろぎ感に溢れる研究室で、一人取り残された様に執筆 に勤しむわたくし。
 高校生の場合考察には、1) そのような結果になった理由、2) その結果から言えること、3) 複数の結果を統合して言えることを書けばよいということか。

1/18 ()  の進歩 祝完成!
冨里の修論がついに完成した。おめでとう、おめでとう。よく頑張った。論文執筆よりも 10 倍くらい、調査の方が大変だった研究である。見事やり遂げた。お疲れさま。まずはしばし休んでおくれ。

人生相談。頑張れ!
高校生向けの論文の執筆を進めた。高校生の論文の結果の説明を読んで、ネタとして使えそうなものをひたすら探していった。格好のネタがな かなか見つからないので、偽造してやろうかという誘惑に駆られながらである。しかしそれをやってはいけない。丹念に根気よくネタ探しを続けた。し かし牛の歩みである。一歩進むのに十歩かかるという感覚に陥っている。
1/17 ()  の進歩 18 年
阪神淡路大震災から今日で 18 年が経った。あの日のテレビ映像の衝撃は決して忘れることができない。この記憶を風化させないためにも、今日という日のことを書き記しておこう。

冨里と論文のやりとりを二度ほど。考察もほぼ完成なり!  あとは最後の仕上げだ。

バラモンの論文セミナー。わかりやすかった。今までで一番良かったと思う。ついでみっちーの講座セミナー。これからを語って。
高校生向けの本の執筆を進めた。結果を説明するのに、データの提示無しはいけないよ。言葉だけで「○○という傾向があった」と説明して も、正確な情報が読者に伝わらない。というか、データを提示しない論文があるとは思わなかった。
1/16 ()  の進歩 宮城一高で講義
宮城第一高校で、プレゼンの仕方の講義を行った。昨秋の論文の書き方の講義に続いて今年度二回目である。来週の頭が論文提出の締め切りで、慌てふ ためいている生徒さんもいるとか。どっかで見聞きした話であるな。さらには、未だに実験をしている生徒さんもいるとか。これまた、どっかで見聞き した話であるな。生徒さんは、論文提出を終えたら口頭発表だそうである。今日の私の講義、参考になったであろうか。
なぜか朝一で来ていなかったので、高校生向けの本の執筆に取り組んだ。しかし筆が進まない。結果・考察・結論の書き方の説明を、どういう 構成で進めるか。それが未だに定まらず、停滞してしまっている。
 しばしして冨里論文のイントロが届いた。提出締め切りは明後日。強引にイントロを完成させた。そして、宮城一高から帰ってくるまでに(2 時間後)考察を仕上げておいてね、じゃなくて、考察の骨子を考えておいてねと告げ、講義に向かったのであった。

1/15 ()  の進歩 歓迎
来年度の卒業研究生が一人内定した。よっしゃー。ともに頑張って、充実した研究生活を送ろうね。

気持ちが温かい。メールでだけど、旧交を温めることができたから。嬉しい。
満を持して、冨里のイントロ登場。待ちわびていた。夢にまでうなされて見ていたのだ。提出日は今週の 金曜日だそうである。
高校生向けの本の執筆に勤しんだ。今日は、結果・考察・結論の書き方の説明に取り組んだ。当初は、これら三つの書き方の説明を別々の章に 分けるつもりであった。しかし、一つの章にまとめた方がかえってわかりやすい気がしてきた。よって、一つの章にまとめて書こうとしている。
 原稿の締め切りは明日までだったような。しかし、まだ 100 ページは残っている。間に合うという次元ではない。

1/14 ()  の進歩 大雪
本日大雪である。それを見越して、自宅に仕事を持ち込んでいた。朝からその仕事をせっせとこなし、午前中には完了させた。これにてすべてが終わっ た。長かった。もう、二度とやりたくない。
冨里と数度のやりとり。直接話した方が早いのだが、この大雪の中で出かけるのも。
午後は、久しぶりにしっぽりと料理をして過ごした。なんか、色々と久しぶりな気がする。出汁を引くのも、カボチャを切るのも、里芋を剥く のも。

炊き合わせ。

ベガルタ仙台レディース DF の田中 景子選手が、横浜 FC シーガルスに完全移籍することが発表された(ベ ガルタ公式ページより)。仙台ではあまり出場機会がなかったので、試合に出ることを目指しての移籍と思う。寂しくなるが、新天地で頑 張って頂戴。
 他の選手について引退・移籍の発表がないということは、みんな残ってくれるということだろうか?

1/13 ()  の進歩 あん、うるさい
朝一で冨里の論文にコメント。その後、研究室に出て来た。宮城第一高校での講義の準備と某仕事とがあるのだ。途上、ドックハウス花にお預けの身と なっていたあんを引き取った。そのまま研究室に連れて行き、居室に放置した。うーむ、そうであった。あんはうるさい子なのだ。吠えまくって大変な り。もう、連れてくるのは止めにしよう。
なぜかネットに繋がらない。某お仕事のために繋げなくてはいけないというのに。結局まともに繋がらず、この仕事はろくに進まなかった。 さっさと片付けたいのに。
仕方ないので、宮城第一高校で行うプレゼンの講義の準備に勤しんだ。生徒さんが中間発表会で使ったファイルを見ながら、指摘すべき点を考 えていく。色々と見ているうちに何やらわからなくなってきて、すっかり疲れ果てた。でも、準備を概ね終えた。
1/12 ()  の進歩 日本臨床エンブリオロジスト学会で講演
今日の午後に、日本臨床エンブリオロジスト学会で研究発表の仕方の講演を行う。午前中はどう過ごそうかと思ったけれど、とりあえず学会会場に行っ てみることにした。いきなり驚いた。会場入り口近くに本屋さんが出張していて、「これ論」「これ学」「これレポ」「100 文」が山積みされていたのだ。思わず、著者ですと名乗り出ようかと思った。
 その後も、かなり新鮮な時間を過ごすことができた。何しろ、体外受精を中心とした不妊治療の学会である。ウサギの卵・精子を使って、色々な実習 が行われていた。みなさん白衣を着て、顕微鏡を覗き込んで作業をしている。

ウサギの卵にぶちゅーっと突き刺し精子を送り込む。
いやー、すごかった。色々質問したかったけれど、私の質問は迷惑であろうと我慢した。実際の現場では人間の卵・精子を操作するのか。手が震えそ う。
 午後に、私の講演を行った。参加者は 50 人ほど。皆さん、とても熱心に聴いて下さった。何しろ、寝ている人が一人もいなかった。これはかなり希有なことである。1 時間半弱で講演終了。お役に立ちましたでしょうか。世話役の A さん、お世話になりました。またお声がけ下されば、いつでも参上いたします。
 帰路、東京駅で講演終了の祝杯を上げてしまった。東北新幹線の車中でも飲みながら過ごした。帰宅すると冨里の論文が来ていた。ごめん、コメント は明日。

1/11 (金)  の進歩 いっ
日本臨床エンブリオロジスト学会での講演のため、浜松に向かう。朝から旅行気分ということで、昼食に仙台駅で豪華に寿司を食べての出発となった。 何しろ、旅行者として仙台に来たら、絶対にそうするであろう。仙台の住人だからといって、駅で寿司を食べずにおかない理由はない。
 車中ではイタポンの論文をひたすら読んだ。すっきりしている。これはすぐに投稿できるであろう。
 夕刻、浜松に着いた。そして、今宵のお楽しみの懐石料理「いっ木」に行った。昨年の五月にベガルタ仙台レディースの応援に来たときに見つけた店 である。いたく気に入り、再訪問を楽しみにしていたのだ。今宵もカウンターに座り、プロの手さばきを目の前で楽しみながら、美味しい懐石料理を頂 いた。気持ちよく飲んでしまい、最後の方の料理の記憶無し。あいかわらずアホだねえ。

1/10 (木)  の進歩 新年最初の談話会
月初めの談話会があった。博論・修論・卒論生はいよいよ追い込み。他の人も論文執筆・改訂等に勤しむ。皆、頑張ってくれ。かたや私は、いつ終わる ともわからない高校生向けの本の執筆に勤しんでいる。こうした教育行為はとても大事だと思っている。でも、研究から遠ざかっていることは確かだ。 なので、私一人、浮いている感じがしないでもなかった。
高校生が書いた論文の、結果と考察の部分をひたすら読んでいった。だいぶ、傾向がわかってきた。図表を出すにしても、その図表の説明をす るという意識が低い。図表をそこらに置いたまま、自分が言いたいことを勝手に言っている感じだ。生データをそのまま出してしまう論文もたまにある ね。逆に、データを全然出さずに結果の説明をするという論文もある。さて、本ではどういう説明をしようか。
明後日に、日本臨床エンブリオロジスト学会で研究発表の仕方の講演を行う。よって明日から浜松に出張である。戻ってくるのは土曜日の夜で ある。修論提出を間近に控えた冨里を置いていってしまう。「なら、連れて行こうか」と言ったら、かえって足を引っ張るという雰囲気であった。そ りゃそうか。それはともかく、冨里が修論を二つ書くことになった。
1/9 (水)  の進歩 一括変換
ついに、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」を、「なぜ、日本代表は強いのか:勝利を呼ぶ特上寿司仮説の検証」に 変える作業を始めた(昨日の進歩参照)。高校生向けの本の原稿のこれまで書いた部分の入れ替え作業である。「ベガルタ仙台 --> 日本代表」「牛タン定食 --> 特上寿司」と一括変換してやった。そうすると、「日本代表の選手が特上寿司を絶った場合」 などと変わっている。ちょっと爽快であった。 こんな感じでベガルタの選手を、日本代表に一括変換できないかなどと思ったのであっ た。
冨里論文にコメント。再解析が必要かも。
三年生が一人、研究室見学に来てくれた。私の実習が面白かったと言ってくれた。こういうことを言われたのは初めてである。講義が面白いと 言われることはあっても、実習のことを言われることなどそもそもなかった。嬉し。
高校生向けの本の執筆に勤しんだ。ようやくにして、研究方法の書き方の説明を終えた。ついで、研究結果の説明の仕方に入った。これを書く ためにはまた、高校生の論文を分析する必要がある。ふー、たいへん。いったいいつ書き終えるのやら。線路は続くよどこまでもという感じである。
1/8 (火)  の進歩 懺悔
ベガルタ仙台のサポーターの皆様、「これ論」等の拙著に出てくるベガルタ仙台に親しんでくれているすべての皆様、断腸の思いでお知らせいたしま す。本日私は決断をいたしました。…………、泣いて決断をいたしました。決めました。ベガルタ仙台をやめます。

なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証

ではなく、

なぜ、日本代表は強いのか:勝利を呼ぶ特上寿司仮説の検証

を例として使います。今度の高校生向けの本では。ベガルタ仙台に馴染みのない高校生にはベガルタの例は理解しにくいという指摘を頂きました(2012.12.25 の進歩参照)。やむをえません。印税のためにわ かりやすい本にするために魂を売り渡します。

なんと、マツハシに昼食をご馳走になってしまった。「指導教官におごるのが念願」とのことであった。恐縮なり。ありがとう。ご馳走様。
高校生向けの本の執筆を再開した。気づくと 9 日間も放置していた。何か、遠い昔のことのように感じられてしまった。おかげで、頭を元に戻すのにちょっと苦労した。しばし試運転ののち、何を書 いていた のかを思いだした。そうだ、この部分で筆を止めていたのだ。作業をある部分で中断し、しばしして再開するとき、その止めた部分ま でしか進ん でいない。この事実に気づいたのはいつであったか。

1/7 (月)  の進歩 大完成!
マツハシ論文が完成した。見事、提出したことと思う。おめでとう、おめでとう、お疲れ様! 長い間、本当によく頑張った。あの頑張りに、感心という言葉しか出ない。いや、もっと感心するのは、あの壮大な研究を、自分自身で発想し、立案計 画したことであ る。自分がやりたいと思うことを思い切りやってくれた。素晴らしい。ともかくも、数日はゆっくり休んで頂戴。

本日は、生態学会の講演要旨の登録締め切り日である。そのため、すさまじいレース展開となった。バラモン・冨里・みーちゃんが、次々と要 旨草案を送ってくる。一人のを読んでいる最中に他の人のが来たりして、どっちを優先しちゃおうかなどという葛藤もあった。皆、無事に登録を終え た。一件落着。
ようやくにして、日本臨床エンブリオロジスト学会での講演の準備を終えた。5 日もかかってしまった。その暇があったら研究をし ろ?  いや、私は、自分がやっていることに誇りを持っている。卑下するところは一切無い。

1/6 (日)  の進歩 最後の仕上げその 2
朝一でマツハシ論文の abstract にコメント。その後、総合イントロのやりとりを続けた。かたや冨里もマテメソを頑張り中である。みーちゃんもデータ解析に勤しんでいる。

空いている時間は、日本臨床エンブリオロジスト学会での講演準備をした。タイトルの付け方の説明の参考にしようと、この分野の学会発表の タイトルをたくさん読んだ。その結果、ちょっと珍しい傾向があることに気づいた。着眼点に関してである。私は常に、「タイトルに着眼点を入れよ う」と言っている。たとえば、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか?」という、取り組む問題だけを謳ったタイトルよりも、「なぜ、ベガルタ仙台は強い のか:勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」と、牛タンという着眼点を入れた方が印象が強くなる。ところが世間には、取り組む問題しか書いていないタ イトルが非常に多い。ところがエンブリオロジスト学会のタイトルは、着眼点しか書いていないものがけっこうあるのだ。「牛タン定食の有効性につい て」といった感じである。しかし取り組む問題を書かないと、何に対して有効なのかわからないのではないか?  それとも、同分野の人には伝わってしまうものなのだろうか?

1/5 (土)  の進歩 最後の仕上げ!
朝一でマツハシ論文にコメント。その後にもう一回やりとりをし大完成(細かい部分を除き)となった。おめでとう、おめでとう!  よく頑張った!
 冨里の論文もついに届いた。コメントするも、直接話がしたくなった。明日話そう。
 みーちゃんもデータ解析を頑張っている。面白い結果が出ていた。

日本臨床エンブリオロジスト学会での講演の準備に勤しんだ。序論の書き方の説明をなんとか完成させたように思う。明日は、タイトルの付け 方の説明に取りかかる。それを終えたら、分量を見て、もう一話題付け加えるかどうかを考える。
 自分で言うのも何だが、準備にこんなに時間をかけている私は偉いと思う。その分野の論文等をきちっと分析し、その分野の論文等を例に使い、その 分野に向けた話を練っている。これぞプレゼン道である。
 しかも、こうした準備を、博論・修論支援の傍らにやっているのだ。でも、高校生向けの本の執筆は中断している。中断する対象を入れ替えた らひんしゅくを買うことであろう。
1/4 (金)  の進歩 もういくつ寝ると提 出日
朝一でマツハシ論文にコメント。文通の機会はあと 3 回か!  知ってたか?  一方、修論の方はもういくつ寝ることが出来るのか?  あんまり考えたくない。
 かたやみーちゃんも、生態学会の講演要旨締め切りに向けて頑張っている。

日本臨床エンブリオロジスト学会での講演の準備を進めた。講演抄録集を読んで、講演に使うネタを拾っていく。そして、序論の五つの骨子に 当てはめてみたりする。しかしこの分野、着眼は不要そうな研究が多い気がする。どうしてだろう。
 それにしてもやはり、部外者から見ると大きな声で読みたくはない話題が多い。専門用語等を調べるためにネットで検索すると、画面を隠したくなる ようなものも出てくる。困りますな。

1/3 (木)  の進歩 仕事始め
研究室に出て来た。三が日の内に仕事始めをするという、異例の出来事である。色々とやることがあって、気持ち的にもかなり追い詰められているの だ。というわけで、まずはマツハシ論文にコメントした。次いで某お仕事。こんなの引き受けなければよかったと後悔しつつ、淡々とこなした。
 その後、日本臨床エンブリオロジスト学会での講演の準備を始めた。11 日に浜松で、研究発表の仕方の講演をするのだ。この学会は一言で言うと、体外受精を中心とした不妊治療の技術者の会である。講演の参考にしよう と、講演抄 録集を読んで見た。皆さん、真摯に不妊治療の研究に取り組んでいる。しかし、部外者がじわーっと想像すると、なかなかな情景が浮かんでしまう。「精 液採取の禁欲期間が体外受精の培養成績に及ぼす影響」とか「採精から培精までの時間が」とか「自宅採精か院内採精か」とか。しかも発表者は軒 並み女性。ともかくも、少しでもお役に立てるよう、良い講演にしたい。
1/2 (水)  の進歩 初売り
朝一コメントの後、なんとなく初売りに出かけた。しかし目的はない。とくに欲しい物もなしである。そんないい加減な姿勢で街に出た。まずは天松で 上天丼を頂き新年の挨拶をした。ついで鈴喜で食器を眺めた。それからブルックスブラザーズに行くのが恒例であった。しかし、懇意にしていた S さんが辞めちゃったし。というわけで素通りした。その後、藤崎の食器売り場と調理器売り場と鮮魚売り場とを眺めた。しかし何も買わず。あ、いや、 駐車料金を無料にするために、ビール券 3000 円分を購入したのであった。何しに来たんだが。
 帰路、懲りもせずに東京インテリアの初売りにも寄ってしまった。やはり欲しい物なしという姿勢である。でも、パソコン用の椅子を買い換えるかと いう非常にうっすらとした気持ちはあった。何しろ、両袖をあんに食べられてしまって酷い状態なのだ。しかし値札を見て戦意消失。十年前の私なら 買ったのにーーーー、年取ったなあと思った。

今宵もお節料理で晩酌。人の不幸を祈って過ごしてしまった。
1/1 (火)  の進歩 賀正
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2013 年かあ。0123 というわけか、どうでもいいけど。
 今年のお節料理。

数の子・紅白蒲鉾・伊達巻き・菊花蕪・黒豆・田作り・初梅・芽慈姑・筍・昆布巻き・煮染め・牡丹百合根・結び牛蒡・叩き牛蒡・花蓮根・車海老の鬼 殻焼き・鯛の黄金焼き・鰤の照り焼き・松風焼き・鶏と卵の博多寄せ。今年は、縦半分に切った車海老を鬼殻焼きにしてみた。味付けは塩のみ。気に 入った。さらには、昆布巻きも半分の大きさに切った。干瓢を二本巻いて炊き、完成後に両断したのである。この方が食べやすくてよい。
 材料費を書いちゃおう。上記 3 枚の写真に写っている量だと 4000 円を切る。市販のものに比べたら激安であろう。二日間の労働力を考慮しても安いと思う。

夕刻、お節料理と本鮪大トロを持って研究室に行った。学生が 7 人ほど待ちかねていた。しかーーし、お好み焼きなんぞを食べているのもいて、お節が来ること知ってるだろーと思ったのであった。

お重に詰めようかと思ったけれど、傷つけるのを恐れ固辞された。よって大皿盛りにした。これ以外にもう三皿もあったよ。皆、満足してくれたようで ある。