「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
8/31
(金) の進歩 本日放送
緊急告知である。あんと私が、今夜放送の「〜どうぶつ
冒険バラエティ〜ワンダ」に登場する。テレビ東京系で 19 時からの 2
時間番組だ。今朝になって、制作会社さんから連絡があった。残念ながら仙台では見ることが出来ない。テレビ東京系がある地域の方、興味があればご
覧あれ。
視聴者のほとんどは、ごく普通の大学教員として私を見るであろう。しかし、自分で言うのも何であるが、「これから論文を書く若者のために」等の著者として、業界ではそれなりに知られていると思
う。これ論の著者と知って見れば、味わい深いのではあるまいか。
撮影は、自宅および、学生を交えて大学で行った。しかし、大学での撮影場面は全面カットだそうである。テレビ出演に燃えていた学
生諸氏、無念であろう。
日本代表の炎のユニフォームを知らないとは。こ
れを見て、遠い歴史に思いを馳せてくれ!
昨夜、ヤングなでしこが韓国を 3-1 で破り、ベスト 4
進出を決めた。前半の闘いぶりは見事だった。後半はちょっとね。それにしても吉田監督、田中
陽子選手を左サイドバックに移すとは(彼女の持ち味は攻撃!)。そんなにまで失点したいのか?(昨日の進歩参照)
文献読みを強引の終えた。そして、イントロダクションを一挙に書き始めた。頭の中に筋書きは出来ていたので、あらかた書いてしまった。
8/30
(木) の進歩 今夜は韓国戦
ヤングなでしこは今夜、U20 女子ワールドカップの決勝トーナメント一回戦を闘う。相手は韓国である。必ずや勝利し、ベスト 4
進出を決めよう。
ヤングなでしこの吉田監督は、5-3 での勝利を目指しているらしい。なんで 3 失点を希望しちゃうのだろう?
スイス戦も確か、2 失点くらいを希望していた。変な監督。
あんが出演予定の「〜どうぶつ
冒険バラエティ〜ワンダ」。明日か来週に放送と思う。制作会社からまだ連絡がないので、どちらになるのかわからない。ヤフーによる
と、明日の内容として、「スポーツアニマルランキング」というものが組まれている。もしかしてこの中で出るのか?
いちおう警戒しよう。
今日はひたすら文献読みをした。アブストラクトも読みまくった。そして、毎度毎度のことを思った。
世間のアブストラクトのほとんどが、「背景の説明+目的の提示+結果の説明」という構成である。そして、背景の説明が異様に長い。アブストラク
トの 1/3 を占めるなどというのはごく普通で、1/2 から 2/3
を占めているものもある。しかし、私が知りたいのは、その論文で実際にやったこと(「目的の提示+結果の説明」の部分)だ。背景の説明が延々と続
くと、こ
の論文ではいったい何をやったのかと苛々してしまう。背景の説明は本文のイントロダクションでやるべきもの。アブストラクトでは、その論文でやっ
たこと(研究目的・結果)を書けばよいのだ。
アブストラクトには通常、厳しい語数制限がある。背景を書くと、その論文でやったことの説明を減らさなくてはいけなくなる。なのに、1/2
から 2/3 を背景の説明で潰すなんて異常ではないか?
8/29
(水) の進歩 文献検索
ようやくにして、ワコタン論文の作図を終えた。そして、イントロを書くべく、文献の集め直しを始めた(正確には昨日から)。
テーマがテーマなので、関連論文が山のように出てくる。しかし、テーマがテーマなので、本当の意味で関連している論文はあまりない。こんなと
き、文献検
索を、どの時期まで遡って行うかが問題となる。研究には流行り廃りがあるので、関連論文がたくさん出てくる時期と、ほとんど出て来ない時期とが
あったりす る。時期を遡りつつ、関連論文が全然出て来なくなると、検索をもう止めようかという気になる。ところが、1-2
本続けて出てくると、もう少し続けようと思い直す。何かに似ていると思ったら、最適採餌問題と同じであることに気づいた。パッチからパッチへと
移って餌探
しをするとき、そのパッチにいつ見切りをつけべきるか。餌が続けて見つかると、そのパッチでもっと探そうという気になる。同様に、関連文献が続け
て見つか ると、その時期は流行りの時代と思い直すわけだ。「文献検索の最適理論」などと思いつつ、実際のところは、「も、疲れた」と
いう理 由で検索を打ち切った。
傍らでは、検索で見つかった論文のコピーが 10 センチほどの高さになっていた。これを全部読むのか。読むときのことを考えて控
えめにコピーしろなどとは、研究に燃える若者は思わないように。
みーちゃん・ばっじょ・バラモンと研究相談。みんな頑張って。
8/28
(火) の進歩 電化製品は、こういう買い方をしている
ついに掃除機を買い換えた。もう十年以上使っていたと思う。家事の中では掃除がもっとも苦手なので、買い換えるモチベーションがなかなかわかな
かった。ところが先日、吸引部分がぼこっと外れた。無理矢理元に戻して使っていたら、今度は、ゴミパックの留め金が壊れた。二カ所もぼこっぼこっ
と壊れると、さすがに買い換えようかという気になる。やむなく、電気屋に行って品定めをした。そして帰宅後、価格コムで、一番安い業者に注文し
た。はい、私はいけない人である。店舗を構えている電気屋さんの苦悩も構わず。実物は見ておきたいし、ネット販売の安さの誘惑にも勝てないしだ。
みっちーと対策を検討。再解析はみっちーがやってくれることになった。よろしく!
その後、冨里と研究計画の相談。今週末には八甲田か。頑張れよ。みーちゃんもね。
昨日の計算、今朝になってもまだ終わっていなかった。愕然。メモリーを消費しまくっているようで、パソコンの動作が異様に遅く、他の作業
もままならない。やむなく、Mathematica
を強制終了させてしまった。そして、ノートパソコンで再計算をさせている。明日の朝までに終わってくれよ。
8/27
(月) の進歩 こちらも頑張るぞ
朝から不景気なメール。けっ。修正加えて再投稿、ホーッ! 明日、みっちーと相談しよう。
つい、名刺を注文してしまった。今さらながら、今の名刺には、古いメールアドレスが載っていることに気づいたのだ。試しに一枚、手書きで
修正してみた。しばし眺め、「ビジネスなら、商談失敗しそう」「レディースの選手(鮫島とか)に渡したら、「きったなぁーい」と思われそう」など
と思った。だから注文した。ネットで簡単に出来るんだね。
ワコタン論文の図を仕上げようとしている。ちょっくら確認したいことがあったので、Mathematica
で計算。ところが、計算量としては「ちょっくら」ではなかったようで、もう半日もだんまりである。バックグラウンドで計算中なのだけれど、相当に
メモリーを消費しているようで、表でやっている作業の動作が鈍くなってしまっている。おかげで仕事に大支障だ。でもしょうがない。明日の朝には終
わっていると信じよう。
8/26
(日) の進歩 粛正
久々に、たっぷりと庭仕事をした。低木類がすごい勢いで枝を伸ばし鬱陶しくなっていたので、剪定をしまくったのである。毎年呆れるほど伸びるウツ
ギとか、その隣でこれまた繁茂しているユキヤナギとかをばしばし切った。枝の量を半分くらいにしたらかなりすっきりした。粛正もした。嫌いな木と
か、いつの間にか生えてきた木とかを、根こそぎ掘り取ってしまった。なぜ、嫌いな木が植わっているのか、始めから植えなければいいじゃんと思うか
もしれない。しかし、そこにはちゃんとした理由があった。説明は省略するが。
正味で半日ほど作業をした。庭はすっきりしたが、自分はその反対となった。15 時頃に早めのシャワーを浴びてすっきりした。
夕食を摂りながら、U20
女子代表の試合を応援した。どきどきすることもなく、ゆったり気分で応援していた。実力差は歴然なので、勝つに決まっていると思っていたからであ
る。実 際、4-0 の快勝であった。MF 田中 陽子選手がすごかった。右足と左足とで 1 本ずつ FK を決めるなんて!
そんな選手、男子でも見たことがない。
ヤングなでしこ、攻撃的で面白い。ゴール前のアイディアは、なでしこよりもあるのではないか。これからの闘いが大いに楽しみである。
8/25
(土) の進歩 久々の快勝
ベガルタ仙台 3-1 大宮アルディージャ。久々に爽快に勝った。
試合は夕方から。午前中は街にお出かけをした。ただし、今日の行動はちょっと違った。「鈴喜で食器を見る -->
天松で上天丼を頂く -->
ブルックスブラザーズでお買い物」が定番であるのだが、今日は鈴喜には寄らなかった。先週に食器を大買いしてしまい(8/18
の進歩参照)、リハビリ中なのである。しばらく食器は見ないことにする。ブルックスブラザーズで長袖シャツを注文。S
さん、いつもありがとうございます。
帰宅後、煮物を作った。煮物を食べたかったというより、二番だしを引きたかったという方が正確である。ここ数日、二番だしがマイブームなのだ。
だしを引くだけでは無意味なので、延長として煮物を作る感じ。
試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。仙台は、立ち上がりから快調な試合運びを見せた。ところが、大宮 FW
長谷川に見事なゴールを決められてしまった。あの素早さは何だ? しかし、前半終了間際に、仙台 FW
ウィルソンが技ありのゴールを決めて同点に追いついた。これが大きかった。後半に華麗に逆転をして、リーグ戦 6
試合ぶりの勝利を収めた。首位の広島が負けたので、首位に勝ち点 1 差に迫った。
これで勢いを取り戻すかもしれない。苦手な 7-8 月も終わったし。秋に向けて快進撃あるのみ。しかし今年、秋が来るのか?
8/24
(金) の進歩 明日は大宮戦、明後日はスイス戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で大宮アルディージャと闘う(19
時試合開始)。このところ勝ちのない我がクラブである。明日こそ景気よく勝って、暑気払いをして欲しい。
かたや、女子 U20 代表は明後日、一次リーグ突破を賭けて U20 スイス代表と闘う(19:20 試合開始)。スイスの闘いを 2
試合見たけれど、間違いなく日本の方が強い。確実に勝てると思う。仲田 歩夢選手の大活躍を期待したい。<---
前の試合でオウンゴールをしちゃった上、前半途中で交替させられてしまった。
昨夕さっそく、冬瓜の料理に挑戦した。二番だしを使うという。一番だしを引くのに使った昆布と鰹節をもう一度水で煮立てて、だしを引き直
すわけである。一番だしのような上品さはないが、煮物を作るのに適している。
しかし我が家では、二番だしを引くことはめったにない。煮物もすべて、一番だしを使っている。なぜならば、鰹節を取り出す音がすると、ど
こに居ようと台所に駆けつけてくる子がいるからである。そして、出しがらの鰹節を貰うのをじっと待っている。出しがらをおやつ代わり
にあげていたら、完璧に覚え込まれてしまった。疑いのない瞳で見つめているので、二番だしを引くのにもう一度使うという雰囲気ではない。だから我
が家は、もっぱら一番だしであった。
しかし昨夕より方針を変えた。二番だしを引き終えるまで待って貰う。昆布と鰹節を二度使えて経済的だしね。
確認の計算をしたおかげで、小さな考え違いをしていることに気づいた。なるほど、これで筋が通ったかもしれない。しかし、さらなる計算が
必要となったため、図の完成は来週にずれ込むことになりそうだ。
8/23
(木) の進歩 きょうの料理
NHK
の料理番組「きょうの料理」をたまに見ている。今年度は、京都の老舗料亭「瓢亭」の高橋親子が、月一回で本格日本料理を教えている。これはとりわけ楽しみ
に している。一昨日は冬瓜の料理だった。今週末に試してみようと意気込み中だ。
「きょうの料理」の放送は 21 時から。普通は夕食を終えている時間だ。だから、「明日以降の料理」ではないかと、常々思って
い
るのであった。夕食の片付けを終えた後、「タッタラタラタラ、タッタンタン」という音楽と共に番組が始まり、「明日以降の料理」という題字が出た
ら、そのもっともさに私は感動するであろう。
先日、福島県立福島高校にプレゼンの講義に行った。その際、放射能の除染に関する研究についてコメントをした。内容が素晴らしかったの
で、コメントしがいが大いにあった。SSH 生徒研究発表会(8.8 の進歩参照)では、当然のごとくポス
ター賞を受賞した。そして今朝、この研究のことが NHK の全国ニュースに出た(こ
れ)。なんか、とても嬉しい。
ワコタン論文の図が出来上がった。そして結果の章を書き出した。執筆しつつ、どうしてそういう結果になるのか疑問な部分を見つけた。そし
て、Mathematica で再計算してみた。……………、バグ?
どう考えたって起こりえない結果が出ている。しばし悩んでバグを見つけた。多分、今までの計算には影響しないバグと思う。しかし一応は確かめない
といけな い。また再計算か。げんなり。
8/22
(水) の進歩 良い経験となる引き分け
女子 U20 日本代表 2-2 女子 U20 ニュージーランド代表。うっかり 0-2 にされてしまったことと、2-2
に追いついたことを良い経験とすべし。
試合は午後からなので、午前中は仕事をし、午後に休暇を取って宮城スタジアムで生観戦をすることにした。というわけで、ワコタン論文の図
の仕上げに今日も取り組んだ。計算結果の細かい部分を見るために、拡大図のような物を描かせたり、パラメータの値を変えて確認したりした。
14 時過ぎに帰宅し、あんの世話をしてから宮城スタジアムへと向かった。
第一試合は、メキシコ対スイスだった。日本人の観客の多くがスイスを応援していた。「ホップ、スイス」と声を合わせる日本人の側で、スイス人サ
ポが黙ったまま試合を見ていた。なかなか味わい深い光景であった。応援虚しくメキシコが勝利。
続いて、日本対ニュージーランドが始まった。はっきり言って日本が格上である。しかし、一次リーグ一番の難敵メキシコに初戦で勝った気の緩みが
あったようだ。立ち上がりにまさかの 2 失点。1 失点目はオウンゴールのミス。ここで目覚めないといけなかった。2
失点してしまうのはまったくもっていただけない。ようやく目覚め、怒濤の攻撃を始めた。ほとんど一方的に試合を支配。得点は時間の問題であった。
結局、相 手 GK の再三の攻守もあり、同点に追いついたところで終わってしまった。
終了の笛とともに、ニュージーランドのサポ・選手が歓喜の声を上げた。「2 点差を追いつかれたのに、何故?
ひょっとして、勝ったと勘違いしている?」などと訝しんだ。でも考えてみると、難敵日本から勝ち点を奪い、一次リーグ突破の可能性が広がったわけ
だ。喜ぶ訳か。
日本から見ると、まさに、「サッカーって何が起こるのかわからない」という試合であった。0-2
にされるなんて思っていなかったであろう。この経験を良き糧として欲しい。
8/21
(火) の進歩 鮫島がやって来た
はずである。本日、ユアテックスタジアム仙台で記者会見とのことだ。早く生で見てみたい。ひょっとして、夕方の練習に参加するかもしれないな。む
ろん、別メニューだろうけど。
我が家の西洋芝が、良い状態で夏越しをしそうである。部分的に枯れ出した時期もあったのであるが、回復して緑になってきている。この調子
なら、秋の補修播種は必要ないかもしれない。
いっとき枯れ出した理由は明白である。夏越しの鉄則は芝刈り封印(地上部を大きく保つことで抵抗力をつける)というのに、かまわず芝刈りをして
しまったのだ。庭を美しくしておきたかった。あん出演の動物番組の撮影が我が家であった(8/1
の進歩参照)からである。綺麗な芝生を撮って貰えるな ら、一夏の芝枯れもやむをえなし!
この一瞬の美しさにかけた。そしてなぜか、リバウンドしてしまう心境が理解できたの であった。
実際、芝生で遊ぶあんの姿が撮影された。この場面がカットされていたら、二度に渡る衝撃で(一度目はこの日)、私は、研究室に出るのを止めてしまうと思う。
今日も、ワコタン論文の図の清書に励んでいる。Mathematica
での計算にけっこう時間がかかり、手持ち無沙汰になってしまう。待つ間、生物学科三年生の試験答案の採点をしてみたり、SSH
生徒研究発表会の要旨集を読んでみたり、机に突っ伏して寝てみたり。結局今日中に終わらずであった。
8/20
(月) の進歩 鮫島がやって来る
いよいよ、ベガルタ仙台レディースに鮫島が合流する。ワールドカップ王者でありロンドン五輪の銀メダリストである選手が、我らがクラブの一員とな
るのだ。鮫島が、ベガルタゴールドの練習着を着ている姿を見たら、感極まってしまうであろう。早く見てみたい。合流は明日か?
東京でパレードだの式典だのがあるはずなので、本日の合流は無理だろう。
バッジョと卒業研究の相談。その後、青葉山に様子を見に行った。道案内の看板にある道が見つからずに困った。あの看板、絶対におかしい。
研究室に戻ってしばししたら、みーちゃんから嬉しい話が! 良き先輩達とそーでもない先生のもとで
楽しい研究生活を送って頂戴。
ワコタン論文に使う図を仕上げるために、Mathematica による最後の仕上げと PowerPoint
での清書に入った。Mathematica で描いた図をPowerPoint
に移し、線を上からなぞって仕上げる。すごく原始的だが、私は昔からずっとこうしている。
8/19
(日) の進歩 U 20 女子ワールドカップ開幕
U22 女子ワールドカップが開幕した。日本での地元開催である。宮城でも、日本戦が 2 試合行われる。見に行かない理由がない。
午前中は料理をして過ごした。週日の弁当のおかずをつくったり、昼食のパスタを作ったり(昨日の散財で気持ちが縮小しており、昼に外食せ
ず)。新規獲得した器を使いたかったのであるが、パスタにはどれも不向きで断念した。
15 時に、宮城スタジアムへと向かった。2 試合見ることができる。第 1 試合の、ニュージーランド対スイスが始まった。U 20
だとボールが重そう、技術もちょっとなと思った。2-1 でニュージーランドの勝利。
18 時くらいになっていたので、夕食の弁当を買おうと思った。ところがなんと、弁当類はすべて売り切れ。まだ、日本戦の 1 時間 20
前というのに。そういえば宮城スタジアムは、食料事情が異様に悪かったのだ。やむなく、フランクフルト 3 本を買って空腹をしの
ぐことにした。辟易した。1 本目の途中まではなんとか。1 本目を食べ終え、フランクフルトはもう十分という気持ちになった。2
本目は、まずさに耐えながら頑張り、3 本目を食べ終え、もう二度とフランクフルトを食べないと誓った。
そうこうする内に、日本対メキシコの時間となった。
エスコートキッズと入場する選手たち。私の意見では、この年代にエスコートキッズは要らない。姉妹くらいの関係じゃん。誤差のよう
な年齢差と黄昏れる。
試合を見てびっくりした。日本選手の技術の高さよ。さっきの試合と、レベルが全然違った。日本が一方的に攻め込む展開となり、1-0
で前半を終えた。後半中頃、ボールがタッチラインを割った。両チーム納得の日本ボールだったので、当然のごとく日本選手がスローインをした。とこ
ろがなぜ
か主審だけ、メキシコボールの判定をしていた。でも、「まあ、いいかあ」という感じで、そのまま日本ボールで続行させたのであった。そこからの流
れで追加点を上げた。 寛容な審判だと思ったのであるが、ファールスローを取ること 5 回! 投げ方は気にするものの、どっ
ちのボールかは気にしない審判であった。結局、4-1 で圧勝した。失点も、GK への反則を審判が見落としたためであった。
ヤングなでしこ、上手い、強い。これは相当に期待が持てる。
8/18
(土) の進歩 またしても勝てず
ベガルタ仙台 0-0 柏レイソル。またしても勝てず。これで、リーグ戦は 5 戦無勝なり。
試合は夕方から。午前中は、夢メッセ宮城で始まった、第一回全国やきものフェ
ア in みやぎに行った。全国 150
もの窯元・作家が集う焼き物市である。ふだんは、鈴喜という食器店と藤崎の食器売り場しか見ることのない私だ(他に店がない)。だから、器だらけ
の会場に
大興奮してしまった。そして、端から丹念に見ていった。まずは一周して目星をつけ、二周目に購入するという力の入れようであった。そして、興奮の
あまり金銭感覚が破綻してしまったこともあり、3,4000 円も購入してしまった。おまけとして、福引き券 6 枚と補助券 4
枚を貰った。会場を出て福引き抽選場へ。補助券がもう 1 枚あると、もう 1 回福引きが出来ることがわかった(補助券 5 枚で 1
回福引き)。1000 円分か。なら 1000 円だけ買ってやろうと会場に戻った。そして、さらに 2,1000 円も買ってしまった自
分の馬鹿ぁぁぁ。11 回の福引きを終え、ポケットティッシュ 11 個を両手に抱えて帰る自分の大馬鹿ぁぁぁ。
新規獲得した器たち。我が家での飲み会の時、学生に、猫のおわんのように扱われるであろう。
夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。スタジアムはほぼ満員。やはりこうでないと。
試合が始まった。前半の前半は、仙台が快調に攻め立てた。しかし得点が生まれない。結果として、この時間帯に得点出来なかったことが響いた。だ
んだんと柏も持ち直してきて、後半には、柏がやや支配する展開となった。仙台 GK 林と 1 対 1 になる場面を 2
回ほど作られ超ヒヤリ。かたや、柏選手が自陣エリア内でハンドをするも、主審が見落とすいう不運もあった。結局、白熱の攻防も、両者無得点のまま
試合終了 となった。仙台はなぜか 2 位を保持。しかし、首位の広島との勝ち点差が 4 に広がった。
勝てない病である。光明は、DF 上本・MF 角田・MF 富田が復帰したことか。次こそきっちり勝って頂戴よ。
試合終了後、牛タン炭焼き利久で、牧と暑気払いをした。ぱーっといった。
8/17
(金) の進歩 明日は柏戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に柏レイソルを迎え撃つ(19 時試合開始)。2 位の仙台と 3
位の柏との決戦である。このところ不調の我がクラブではあるが、負傷していた DF 上本と MF
角田が戻ってくるという好材料がある。かたや柏は、攻撃の要のレアンドロ=ドミンゲスが出場停止である。ホームなのだし、絶対に勝って、上昇気流
に再び乗 りたい。
昨夜のあん。掛け布団(人間用)を自分の物と思い込み、取られないように咥え込みながら寝ていた。私が手を出すと、うーーーと唸って警戒
する。しばしほっておくと、安心したのか、床に降りて寝そべろうとした。夏は、冷たい床面に限るようだ。ベッドから降りるのは粗相をして逃走のた
めということもあるので、眠いながら手を出して、濡れていないかどうか確認をした。と、あんは、慌てて駆け登って来て、掛け布団を咥え直すので
あった。これを 3 セットほど。そんなに大切なら床に降りるなというか、床に降りても大丈夫と思うとは、飼い主を随分と舐めてい
るではないかというか、掛け布団を取られまいとしていったいどうするわけだ?
論文に使う図を決めるため、Mathematica
で締めの計算をしている。パラメータの値によって計算時間がものすごく変わるので、調子が狂ってしまう。ただ今、値をちょっと変えて、どんな結果
になるの かと試しているところ。軽い気持ちでやったというのに、もう 2 時間くらい計算している。参るな。
待ち時間に、学生実習のレポートを読み進めた。トレードオフは検出されずか。
8/16
(木) の進歩 世間との比較について
夏休みか。ぱあーっと休暇を取りたい気もする。しかし遊びに行くところもなし。家に籠もって過ごしてしまうであろう。それに、毎週土日をきちっと
休んでいる。週日も、時間に追われることなく過ごしている。だから実は、改めて休みを取る必要もないのかもしれない。
それはともかく、世間が休んでいると落ち着いた心持ちになるのは何故か? 自分が休んでいるわけではないというのに。もしかして、「普段
の自分のレベル = 世間の人々の、休んでいるときのレベル」で、同列になっているという安心意識があるのか?
ワコタン論文のモデルの説明の章があらかた出来た。結果の章の執筆に入るべく、締めの計算を Mathematica
で行っている。そして、論文で使う図を決める。パラメータの値を微妙に変えて、言いたいことを一番すっきり言えている図を選ぶのだ。図の選択をす
るとき は、いつも微妙にびびってしまう。「これを使う」という最終決断がなかなか出来ない。
8/15
(水) の進歩 今夜はベネズエラ戦
男子 A 代表は今夜、ベネズエラ代表と親善試合を行う(19 時半試合開始)。9
月にはワールドカップ最終予選のイラク戦がある。そのための貴重な強化試合である。イラク戦は出場停止の DF 今野・栗原の替わりに誰が出るの
か。きちっとシミュレートしよう。
昨晩もなかなか寝付けなかった。<-- 私は異様に寝付きが悪い。
寝付けぬから悶々と考えたのか、悶々と考えたから寝付けなくなったのかはわからぬが、ソラマメとカブは、なんと対比的な食材であることかと考え
ていた。ただし、どちらも好きいう点では同じである。
ソラマメには、もったいなさがあまりにも漂う。殻(果皮)を剥き薄皮(種皮)を剥くと、最初の姿の 5 %
ほどの体積になってしまっている。薄皮はかまわず食す。しかし薄皮は、全体の 0.1 % もないであろう。94.9
%(概算)を占める殻を食すことができないか。あまりに堅く、食べられる気がしない。強引に刻んで炒めようとしたことがあるが、途中で我に返り諦
めた。し かしやはり、両手一杯の殻を捨てるのはもったいない。
かたやカブには、儲けた感がとても漂う。いわゆるカブの部分以外に、立派な葉がついているのだ。食べる部分が 200 %
という感じである。なんともお得な食材だ。
などと考えていたら、本日も睡眠 3 時間ほどになってしまた。立派な研究者は、研究のことを考え出して眠れなくなるというが、ソラマメ
とカブか。
ワコタン論文の昨日書いた部分の確認をした。なにしろ 80
通りの場合分けである。気長に、数式の書き間違いがないか確認していった。と、Mathematica
のファイルの方に入力間違いがあることに気づいた。論文の方の間違いは誤植で済むが、こちらの間違いは致命的になりかねない。慌てて修正して、確
認のため
に計算を再実行してみた。そうしたら、ますます良い方向へと結果が変わった(微妙にだけれど)。目出度い。入力間違いもたまには良いものですな、
ではないかやはり。
8/14
(火) の進歩 雷鳴なんて小さい
昨夜は雷鳴が鳴り響いた。かなりの音響で安眠を妨げられたという方
………、甘い。是非とも、我が家に来て体験して頂きたい。不気味な音を発する見えない敵と闘う犬。寝室をぐるぐる走りまわりながら、音量最大で「わわわんっ、わわわんっ」と吠えまくる。雷が鳴っている間中この闘いが続く。ぱたと吠え止んで、戦
死したのかと思いきや、また突然、「わわわんっ、わわわんっ」と吠え叫び始める。あ
んの吠え声で雷の音が聞こえないという摩訶不思議な状況になるのだ。これがずっと続いた。地獄であった。
ワコタン論文の、モデルの説明の章の執筆に勤しんだ。なんと、80
通りの場合分けをして、それぞれの計算式を書くのであった。死ぬかと思った。80 通りなんて、人生でそんなに色々と考える必要あるか?
疲労困憊なり。
それにしても、なんでこんなに複雑な計算になってしまうのか。近ごろ私が作るモデルはこんなのばかりで、なんとも嫌になる。そんな複雑な計算を
文 句一つ言わずにやる Mathematica は偉い。
8/13
(月) の進歩 祝アクセプト
Evolution に投稿していた論文が正式にアクセプトされた。
Sakai, S. Evolutionarily stable size of a megagametophyte: evolution
of tiny megagametophytes of angiosperms from large ones of
gymnosperms.
先月に、要改訂であるものの仮アクセプトで返ってきた論文である。仮といえどアクセプトと調子に乗り、「てっへっへー」という舐めた態度で改訂し
て返送した。そうしたら、正式アクセプト通知がなかなか来ず、「私がいけませんでした。今度からはもっと真剣に改訂します」と心底反省していた。
でも、ちゃんと正式アクセプトになった。よかった。
お盆休みか。研究棟の入り口はロックされていたし、構内の駐車場もがらがらである。みなさんお休みなのね。けっ、関係ないわ。
午前中は、黒川の論文にコメントした。医学部に通いながら頑張っている。えらい。その後、ワコタン論文の執筆を進めた。ちょっとは進んだ
と思う。
8/12
(日) の進歩 またしても到達せず
私の週課は、金曜日の夕方に朝市に寄り(<-- 朝市と称しているが、10 時頃に開店し 17
頃までやっている)、金華山さんで本鮪大トロを買って帰ることである(他の店で野菜・果物も買う)。そして週末は、しっぽりと料理をしてのんびりと晩酌を
する。まずは五品ほど並べ飲み進める。しばしして、本鮪大トロを冷蔵庫から出すというのが恒
例だ。しかし、途中でお腹いっぱいになってしまい、大トロに到達しないこともある。今週末は、昨日も今日もそうであった。大トロは冷蔵庫に眠った
まま。か
くして、休肝日の月火に、大トロステーキとか大トロ丼とかを頂くことになる。微妙にもったいない。他の品を減らせばよいとも思うのだが、気づくと
たくさん 作ってしまっているんだよね。
たまにはビデオでも見ようかと、『山本五十六』を借りてきた。すごくつまらなかった。早く終わることを祈りながら見てしまい、何のために
見ているのやらと思った。主人公を美化する映画は駄目だね。
8/11
(土) の進歩 明け方の惨敗と昼間の苦杯
男子 U23 代表、最後の最後に酷い試合をやってくれた。絶対に負けてはいけない相手に工夫のない試合をして、0-2
の惨敗。芝が酷いのならそれに対応したサッカーをしろ、まったくもう。
かたや我がクラブは、敵地でコンサドーレ札幌と対戦した。首位と最下位との闘いである。ここはきっちり勝たないといけないだろう。そして実際、
前半は圧倒的にボールを支配して 1-0 とした。ところが後半に様子が変わってしまった。3
日前にヤマザキナビスコカップを闘った疲れもあったのか(札幌は休養十分)。後半 34
分に追いつかれてしまった。さらには、ロスタイムももう尽きるというその時にオウンゴールで失点。1-2
でまさかの敗戦となった。まったくもう。
これで 2 位に落ちてしまった。おまけに、6
試合勝利無しである。△△△△と続いたときはそうでもなかったが、△△△△●●となると、やはり夏場に弱かったかと気づくのであった。
ちょっくら街へお出かけをした。蓋付きの煮物椀が欲しかったので、藤崎に注文しておいたのだ。それが届いたので取りに行った。ついでに、
輪島塗の汁椀(一客?万円という高級品;実家から貰った)を修理に出した。正月に、お雑煮を頂いた後に洗っていたら、手が滑って蓋が空中を跳躍。
コマ送りのように映像を刻みつつ床に激突した。そして縁が欠けてしまった。修理してくれるというので持って行ったわけ。
8/10
(金) の進歩 なでしこ、誇るべき銀
明け方の死闘。3
時過ぎにしっかりと起床して生で見届けた。試合は互角だったと思う。どちらが勝ってもおかしくなかった。開始早々、日本が失点してしまった。2
列目から飛び込んで来た選手を抑えきれなかった。アメリカを褒めるべきか。しかし、追撃中の後半の失点はいただけなかった。集中していれば防げた
失点である。それでも、FW 大儀見が決めて 1-2 となった。追撃ムードが一挙に高まった。その後、ベガルタ仙台レディースの DF
鮫島を下げて、FW 岩淵を投入。川澄を左サイドバックに下げるという超攻撃的な布陣を取った。岩淵がアメリカ DF
のボールをかっさらい、GK ソロと 1 対 1
に。しかし惜しくも弾かれてしまった。これが決まっていれば逆転もあったのだが。結局、猛反撃も虚しく試合終了となってしまった。
誤審に泣いた試合でもあった。前半、アメリカゴール近くで日本が FK
を得た。宮間が蹴ったボールがアメリカの壁の横をすり抜けると思った瞬間、壁の端っこにいたヒースが手を出してボールを止めた。手に「当たった」
のではなく、故意に「当てた」のである。一発レッドで PK
となるべき場面であった。しかし主審はなんと見逃してしまった。ちゃんと判定していれば日本が勝ったと思う。この点だけは残念だった。
しかし、こんな雑念はちっぽけなものである。試合後の、なでしこ達の涙と、涙を拭ったあとの満面の笑顔。すべてを吹き飛ばしてくれた。銀メダル
おめでとう。あなた達は、日本中に勇気と喜びをもたらしてくれた。なでしこに、心の底から感謝したい。このチームを私は、決して忘れないであろ
う。
男子も今夜、決戦を迎える(明 3 時 45
分試合開始)。銅メダルを賭けて、宿敵韓国と闘うのだ。よりによって韓国が相手とは。絶対に、絶対に勝たなくてはいけない。銅メダルを必ずや勝ち
取ってく れ。今夜も、3 時過ぎに起きて生で応援するなり。
我がクラブは明日、敵地でコンサドーレ札幌と闘う(14
時試合開始)。首位にはいるものの、どうも調子の出ない我がクラブである。明日こそ必ず勝って、勢いを取り戻そう!
8/9
(木) の進歩 私の使命と思う
SSH生徒研究発表会の二日目である。自分の気持ちを固めるための日と言ってよい。
午前中は口頭発表があった。高校生の口頭発表を聴くのは初めてなので、興味津々であった。一つ目の、広島県
立広島国泰寺高校の発表は面白かった。プレゼンにはまだまだ改善の余地があるが、中身は良かったと思う。しかし他の発表は
………。残念ながらやはり、「夏休みの自由工作」と「学術研究」との区別がついているのだろうかと思わざるをえなかったりした。一所懸命なのはよ
くわかるのだけれど。
午後 2
時から、最終統括のための全体会合があった。ポスター賞の発表もあるという。福島県立福島高校が受賞するかどうか見届けたかったのだけれど、電車
の都合 で、2 時 10
分には会場を発たないといけなかった。危惧したとおり、訳のわからない挨拶が延々と続き、発表の場を見届けることなく会場を後にした。
帰り道を歩きながら、はっきりと決意した。こうご期待。
8/8
(水) の進歩 SSH 生徒研究発表会
今日明日と、SSH(スーパー=サイエンス=ハイスクール)生徒研究発表会に参加する。朝の 6
時半くらいに家を出る。しかしその前に、男子の準決勝がある。夜中の 1 時からという、6 時半に出張する身にとっては微妙な時間である。とい
うわけで、早寝して 3 時過ぎに起床し、情報を封印して、追いかけ再生で応援することにした。
しかーし、テレビの操作ミスで、試合ダイジェストの、後半 20
分くらいの場面を見てしまった。そして、「追いつかれてしまった」という実況と、「日本 1-1
メキシコ」という得点表示が目に入った。ああ、もう。しかし気を取り直して、試合開始から応援した。早々に日本が先制。ということは、後半に追い
つかれる わけか。と思いきや、前半 31 分に追いつかれた。???。やがて、問題の後半 20
分が近づいた。日本陣内に縦深くボールが入り、メキシコ選手が必死に走った。ぎりぎりでボールを保持され、「追いつかれてしまった」とアナ
ウンサー。そして、そこからの流れで逆転された。「追いつかれてしまった」とはそういう意味であったか、紛らわしい。と、アナウン
サーにあらぬ怒りの矛先を向ける。「日本 1-1 メキシコ」は、得点表示が変わる直前のものであった。結局、終了間際にとどめをさされ、1-3
で完敗した。
悔しい。しかしまだ銅メダルが残っている。三位決定戦に必ずや勝って、メダルを持ち帰ろう!
悔しい思いを胸に、SSH 生徒研究発表会の会場であるパシフィコ横浜に行った。ちょうど、ポスター発表が始まったところであった。
さっそく、福島県立福島高校のポスターの所に行った。出張講義をしに行き、かつ、この会で発表するポスターにもコメントをした。だから気になっ
ていたのだ。引率の H 先生と生徒さん 3
人に再会。ポスターの出来の良さにも感心した。これならポスター賞間違いなしでしょ。と、すっかりサポーター気分である。
その後は、他校のポスターを見て回った。生徒さんが頑張っているのはよくわかった。しかし
ーーーー。正直なところ、かなりの問題を感じた。自分が調べていることの意義を問いかけぬまま、調べることだけに邁進している。いったい何のため
にそうい うことを調べているのか?
自身で問いかけていないので、聴衆に説明することもない。序論がないポスターさえある。序論があるポスターも、大多数は、「○○を調べる」と書い
てあるだ
け。調べる理由は、「○○に興味を持ったから」。調べることの意義をそれなりに説明しているポスターはごくごく一部のものだけであった。
何人かの生徒さんに、「プレゼンの仕方の本とかを読んだ?」と聞いてみた。しかし、誰一人として読んでいなかった。正直なところ、「『これから学会発表する若者のために』という本を読みました」「私が著者だよ」「えーー、感
激ですっ!」という状況を期待していなかったかと言えば大嘘になる。でも、そんな展開になる気配もなかった。
10 時半から 17 時くらいまで、途中休憩を挟んで、ひたすらポスターを見て回った。だんだんと決意が固まってきた ………。
8/7
(火) の進歩 なでしこ、やった!
なでしこ 2-1 フランス。苦しい試合を耐え抜き、決勝進出を成し遂げた。ほんに、耐えに耐えた試合だった。
フランスは、あまり前に出て来なかった。そのため、ボールを支配したのはなでしこだった。ただし、持たされている感じで、フランス陣を崩すこと
は出来ていなかった。しかしセットプレーから、フランス GK のミスに付け込んで先制!
守りを固めた相手からセットプレーで得点するという、狙い通りの展開であった。後半開始早々にも追加点をあげ、狙い通り過ぎと思ったのであるが
………。そこからフランスの猛攻が始まった。なでしこは必死に守るも、ついに 1-2。その直後に PK
を取られたときは、これは駄目かもと思ってしまった。しかし PK 失敗!
その後も生きた心地のしない時間が続いた。長い長いロスタイムを終え、ついに歓喜の笛がなった。銀メダル以上が確定した。
GK
福元さまさまなり。彼女のスーパーセーブがなかったら、間違いなく逆転されていたであろう。強烈なシュートを片手で止めたときは、神が憑いている
と思っ た。
今日の解説は川上
直子さんだった。感情の籠もった解説がお気に入りである。日本のピンチに、「うわ、ああ、ああああーー、ほぅ」(「ほぅ」のところでほっとしてい
る)とい う解説ぶりがたまらん。本日はもう一つ魅力を発見した。直子の「おっ?」である。好機を迎えそうなプレーが出ると、
「おっ?」と発 して見入るのだ。「おっ?」と、それに続く間が溜まらん。
明け方、日本の 2 得点を讃えるように、あんが粗相を 2 回。1 回目は布団の上に、2
回目は、叱られて閉じ込められた書斎で激しく。どうせなら、他の讃え方にして欲しかった。
月初めの談話会があった。大いに盛り上がった。先輩達、頼もしい。
東北大学生協の広報誌 TCC の今月号(vol 263)に載ってしまった。
明日明後日は出張する。横浜で行われる、SSH(スーパー=サイエンス=ハイスクール)生
徒研究発表会に参加するのだ。全国の SSH
指定高校の生徒さんが一同に会し、研究発表を行う会である。高校で、論文の書き方やプレゼンの仕方の講義を行うことが多いので、実際の研究発表を
見てみた くなった。今後の講義の参考にもなるしね。
明日の朝は早い。しかし、今深夜に男子の準決勝がある(1
時試合開始)。生で応援したらほとんど徹夜になってしまいそうだ。仕方ないので、録画しておいて 3
時くらいに起床することにしよう。そして、情報を封印して応援する。決勝進出を見届けて、そのまま横浜に向かうことにする。
というわけで、次回更新は 8/10 の予定である。なでしこの金メダルを華々しく書きたい。
8/6
(月) の進歩 決戦
いよいよ今夜である。なでしこが、決勝進出を賭けてフランスと闘う(明日未明 1
時試合開始)。絶対に勝って欲しい。そしてメダルを確定させて欲しい。
フランスには、大会直前の親善試合で完敗した。その試合を見たので、私の頭には嫌な印象が残ってはいる。しかし、策士佐々木監督のことだ。あの
試合は、選手の疲労が溜まった状態でわざと闘わせ、本番の予行演習をしたのであろう。かたやフランスは、万全のコンディションで試合に臨んでい
た。おかげでなでしこの選手たちは、100 % のときのフランスを体感することが出来た。今夜はしっかり修正して来るであろう。澤も、「負ける
気がしない」と頼もしい。
なでしこの勝利を信じて! 日本中から力を送ろう!
ワコタンモデルの論文を書き始めた。まずは、モデルの説明の章をちょこちょこと。簡単に書けるかと思いきや、案外と滞ってしまった。
某文章の校正も進めている。明日には終わらせたい。
8/5
(日) の進歩 サイン会
今日は、ダイシン幸町店にて、ベガルタ仙台レディース 4 選手(MF 中村 真美選手・DF 山本りさ選手・DF 田中 景子選手・MF 嘉数
飛鳥選手)のサイン会がある。サインが欲しければ練習場でいくらでも貰えるのであるが、「サイン会」と改めて言われると行きたくなってしまう。
というわけで、ちょっくらお出かけした。4
選手は、ユニフォーム姿でテーブル前に座っていた。そして、詰めかけた人々にサインをしていた。その横で、普段着姿の MF 中原
沙央理選手が 4 人の様子を眺めていた。なんかわからん光景であった。サイン会をする 4 選手と様子を眺める 1
選手? サイン会をする 5 選手となるのが自然ではないのか? 噂では、GK 齋田
由貴選手も普段着姿で出没したそうである。ま、この情景が生み出された理由は推測できる。ダイシンはアイリスオーヤマの子会社で、4
選手は、アイリスオーヤマ(真美・りさ)かダイシン(景子・飛鳥)に勤務している。だから 4
選手でサイン会。仲良しの他の選手が様子を見に来たのであろう。ちなみに沙央理は、愛犬のこたろう君を連れていた。可愛かった。
一番町にもお出かけした。天松で上天丼を頂いた後、ブルックスブラザースへ。新しいポロシャツを取り置きして下さっていたのだ。S
さん、いつもありがとうございます。あんがテレビ出演する話をしちゃった。
8/4
(土) の進歩 4 強・大勝・首位・4 強
なんとも目出度い日となった。
なでしこ 2-0 ブラジル 4 強入り
ベガルタ仙台レディース 9-2 国士舘大学女子サッカー部 景気よく大勝
ベガルタ仙台 2-2 横浜 F マリノス 首位に返り咲き
男子 U23 代表 3-0 エジプト 4 強入り
まずは深夜のなでしこの闘い。ブラジルは強かった。しかし、しっかり守って速攻という形が決まった。前半の内に得点出来たことも大きかった。あ
れで落ち着けた。後半には大野が追加点をあげて、2-0 の勝利。試合内容に不満は残ったけれど、勝ったのだからよし。
起床後、ベガルタ仙台レディースの練習試合を見に行った。対戦相手は、国士舘大学女子サッ
カー部である。国士舘は、選手が 40
人くらい来ていた。しかし、一軍(?)のユニフォームを着ているのは十数人のみ。他の選手はみな練習着であった。試合に出たのも一軍の選手のみ
で、他の選 手はひたすら練習をしていた。体育会系の序列って感 じ? 練習だけなら、地元でやればよいのではないかとちょっと思った。
試合の方は、9-2 で仙台が大勝した。2 失点は、崩されたというよりも、女子 GK
の宿命ともいえる失点だった。上背がないのだから、ループ的にゴール上部に来るシュートは防ぎがたい。
いったん帰宅してあんの世話をした後、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。男子が、横浜 F
マリノスと闘うのである。利久で牛タン定食を頂こうとするも、大混雑のために 30
分待ち。試合開始ぎりぎりにスタジアムに入った。試合は互角の展開であった。仙台が先制するも、あれよあれよと逆転されてしまった。しかし PK
で追いついて 2-2 の引き分けに終わった。またも勝てなかった。
どうもこのところ、我がクラブは景気が悪い。などと落ち込んでいたら、首位に返り咲いたことが判明した。今節まで首位にいた広島が負けたのだ。
でもなんか、素直に喜べない。
帰宅後、録画中の男子 U23
の試合を見ようとした。情報を封印して追いかけ再生をし、生中継気分で楽しむのだ。再生を始めるときにはちょっと注意が必要である。放映中の画面
を見てし
まうと、得点が目に入ってしまう可能性があるのだ。そこで、顔を伏せて画面を見ないようにし、リモコンだけを見て操作した。テレビのスイッチを入
れると、「吉田のヘディングシュート! 後半 33 分、4
強をますますたぐり寄せるゴール!」というアナウンサーの絶叫が。…………………。吉報だからいいか
ーーー。はらはらドキドキする必要もなくなったし。それにしても、ちょうど得点の時にテレビをつけてしまうとは、なんという奇遇か。というわけ
で、ゆった り気分で試合を堪能した。永井、すごいわ。
8/3
(金) の進歩 決戦続きの週末
決戦 3 つである。
まずは今夜、なでしこが決勝トーナメント 1 回戦を闘う(深夜 1 時試合開始)。対戦相手はブラジルである。マルタという、ものすごい
FW
がいるチームだ。ちなみにマルタは、「スカートをはいたペレ」と呼ばれている。私はどうも、ペレがスカートをはいている様そのものを想起してしま
い、さっ
きから気持ちが悪い。それはともかく、絶対に勝たなくてはいけない。ここで勝たなかったら、今までの苦労がすべて水泡と化す。必勝なでしこ!
ついで我がクラブが明日、横浜 F マリノスをユアテックスタジアム仙台に迎え撃つ(18:30 試合開始)。このところ勝てていない我がクラ
ブである。かたや横浜は好調を保っている。しかしホームなのだし、すっきり勝って首位を取り戻したい。
そして明日の夜には、男子代表が決勝トーナメント 1 回戦を闘う(20 時試合開始)。対戦相手はエジプトである。ラマダンの最中であるが、
ラマダなくて良いという特別許可を得ているそうだ。すさまじき激闘となろう。男子も必勝あるのみ!
23 時間で決戦 3 つ。身体と精神力が保つのか今から心配だ。付け加えると、明日の 14
時からベガルタ仙台レディースが国士舘大学相手に練習試合を行う。これも応援するので 4 試合となる。23 時間中 8 時間応援するのか。
今日も、ワコタンモデルの再解析を進めた。いい加減、煮詰まってきた。そろそろ、執筆開始どきである。かたわら、某文章の構成も進めいて
いる。
8/2
(木) の進歩 お疲れ様
大学院の入学試験があった。みーちゃん・バッジョらが無事に受験していた。卒業研究の調査のために、大学入試に比べると千分の一くらいしか
勉強時間が取れなかったと思う。すまない。でも吉報に決まっている。お疲れ様。
私は、英語の試験を見学した(試験監督ともいう)。TOEFL
をそのまま使った試験であった。リスニングが難しかった。問題の解き方の説明の英語と、問題文の英語とが流れるのだけれど、前者は聴き取りやす
かった。ところが、問題文になるとたんに聞き取りにくくなり、嫌がらせをしているのかと思った。
試験終了後、黒川から送って貰ったメロンを頂きながら慰労会をした。美味しかった。ご馳走様。
男子日本代表 0-0
男子ホンジェラス代表。見事な試合運びで引き分けに持ち込んだ。立ち上がりこそ冷やっとする場面があったものの、あとは落ち着いて見ていられた。
これで、 グループリーグを 1 位で通過という願ってもない結果となった。決勝トーナメント 1
回戦の相手はエジプトである。勝機あり。男女揃ってのメダルも見えてきた。
ワコタンモデルの再解析を進めた。さっさと論文を書き始めるか。
8/1
(水) の進歩 狙い通りに 2 位に
なでしこ 0-0 南アフリカ。佐々木監督すごい! 始めから、0-0 の引き分けか、僅差での勝利を目指していたのだろう(2
位となることの利点についてはサポティスタを
参照)。引き分けならば、スウェーデン対カナダの試合結果に関わらず 2
位になる。スウェーデンが順当に勝てば、なでしこが僅差で勝っても大丈夫であった。しかし、スウェーデンが苦戦していたので、0-0
での引き分けに切り換えた。何しろ、得点の香りが一番していた FW 岩淵を交替させちゃうんだもん。まだ後半 35
分というのに、日本のコーナーキックにセンターバックが上がらなくなったし。そして、スウェーデン対カナダが 2-2
になったという情報が入ると、失点もせず得点もせず試合を締めること(日本が勝つと 1
位になってしまう)をはっきりと目指した。守備ラインでゆっくりとボールを回すのみとなった。南アフリカが、世界王者と引き分ける栄光を目指して
無理をし なかったこともあり、狙い通りに 0-0 の引き分けとなった。難しいミッション見事に成功なり。
この闘い方に批判的な論調があることが理解できない。選手は、引き分けるために全力で闘っていた。そう、全力で得点しようとするのと同様に、全
力で引き分けを狙ったのだ。手抜きなどであるはずがない。スタジオ解説の大竹七未さんが相変わらず、「すっきりと一位通過」を目指し、後半の闘い
ぶりに不満げだったのもなあ。メダルを取るためという「戦略的思考」を好まぬのか?
あんの撮影があった。10:30 に制作会社の方が我が家にやって来て、ク
ラウチングスタートの撮影が始まった。目の前におやつを置いて、あんにクラウチングスタートをさせる。「位置について」でふせをし、
「ヨーイ」でお尻を上げ、「ドンッ」でおやつにダッシュ。「位置について」から「ヨーイ」までをもう少しためて下さいという要望がでるも、おやつ
が欲しくてたまらぬあんには無理だった。「ヨーイ」と言わずにいると、勝手にお尻をあげてしまうのであった。撮り直しをしたり、状
況を変えて撮ったりとで、20 回くらいクラウチングスタートをしたか。あんにしてみると、いつもの 10
倍くらいおやつを貰えることとなった。次から次へと出てくるにおやつに、あん、大興奮!
私も、ベガルタ仙台レディースのレプリカを着て出演した。台詞があって、「得意な競技は?」の問いに「陸上競技です」、「陸上競技といっても
色々ありますが?」の問いに「超短距離走です」と答えるというものであった。はい、疑問も抱かず真面目にやりました。
その後、大学に移動して撮影をした。学生をギャラリーにクラウチングスタートをしたのだ。出演してくれた皆々、どうもありがとう!
放送は 8 月下旬とのことである。楽しみなり。
本日は休暇を取っていた。撮影後早々に帰宅し、18 時前から飲み始めてしまった。21
時くらいに寝て、夜中の男子の闘いに備えようと思ったのだ。ところが、22
時過ぎにワープしていた(居間で寝てしまった)。やむなく男子の試合は、情報を遮断して録画を見ることにした。