「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
5/31(火)の進歩
打ち解けているらしい
日本代表の合宿が始まった。二度目の代表入りの我らが関口は、「MF梁から「この間のようにならず、うまく溶け込めるのか」と心配された」そうである(日
刊スポーツより)。この間(一度目の代表入りのとき)はどうなったのか気になる。たしか仙台銘菓萩の月をお土産にもっていったはずだが。それはと
もかく、「前回よりも打ち解けた様子でFW岡崎へ「オカ」、DF槙野へ「マキ」とフレンドリーに声掛けした」らしい(日
刊スポーツより)。せめて「オカさん」「マキさん」と呼ばなくていいのかと、私としてはびびっている。
マツハシの作品がもうすぐ完成する。頑張れ。画伯・書家・陶芸家・声楽家であるので、どんな分野の作品が出来るのか謎だ。内輪ウケ。各
分野の素晴らしきコラボレーションを期待
している。
論文のモデルの章を書き始めてしまった。いかに、単純ですっきりとした説明にするか。これを目指すばかりに、モデルの方も単純にしてしまおうかと
思った。しかしそれは本末転倒であった。モデルはこのままの方がよい。
5/30(月)の進歩
大雨
昨日から降り続いている雨が、今日になって威力を増している。仙台で、3 時間に 80
ミリの雨量を記録したそうだ。五月としては観測史上最大らしい。土
砂崩れも起きているようだ。もう、いやになるな。
facebook で友達が二人も出来た。実生活での友達よりも多い。
上田さん・尾崎君のセミナー。お疲れ様。
ひたすら文献検索を進めた。関連文献は見つからないだろうと舐めてかかっていたら、かなり重要な文献を見つけてしまった。ひょっとするとこれは、
序論の構想を考え直さないといけない。
5/29(日)の進歩
これ論第 22 刷・これレポ第 9 刷出来
『これから論文を書く若者のために:大改訂増補版』の第 22 刷と『これからレポート・卒論を書く若者のために』の第 9 刷とが出来した。前者は累計 4,3475
部(初版 1,7000 部・大改訂増補版 2,6475 部)、後者は 1,7683 部の出来である。お買い上げ、誠にありがとうございます。
なんか知らんが facebook
を始めてしまった。拙著の情報が流れているか調査しようと思い、アカウントを取らないと検索できないことがわかり、どうせ無料なのでアカウントを取ってみ
たのである。しかし実を言うと、facebook
とは何をするものなのかも、どういう利益があるのかも知らない。ともかくも、書いてあるままに項目を埋めていった。「恋愛対象 □女性 □男性」とあった
ので女性にチェックしたら、私のプロフィールに、「恋愛対象 女性」と堂々と載って、なんか意図が違うなあと思う。業界の某有名人のプロフィールを見てみ
たら、「○○さんが「既婚」でなくなりました ♡」などと出ている
(太字は私)。なんすかこれは。「友達」というものわからない。みなさん、「友達」が何十人も何百人も並んでいる。でも私はゼロ!
そんなこと、明示しないで欲しいな。というわけで、利用目的をわかっていないまま始めた facebook。実名制という点は気に入っている。
雨だ。庭仕事をしたかったのに。仕方なく、録画しておいた番組を見るなどして、だらだらと過ごした。でも、陶芸家マツハシの作品にはコメントした
ぞ。
5/28(土)の進歩
引き分け
ベガルタ仙台 1-1 横浜 F マリノス。よく引き分けたとも思うし、勝てたとも思うし、妥当な結果とも思う。ともかくも引き分けた。
2 時間前に家を出るも、いつもの駐車場はすでに満杯。やむなく、駐車料金が倍の所に駐めた。でも、イトーヨーカドーで買い物をしたら 3
時間無料となった。これは賢いかも。
カーサベガルタで牧と合流。ユアテックスタジアム仙台に入った。横浜サポが一杯来ていた。
試合が始まった。さすが横浜。すごい圧力で押し込まれてしまった。攻撃力も噂どおりであったけれど、前線からの守備も強烈だった。横浜の支配が続いた。
ところが前半 20 分、仙台が、前半唯一の好機を物にした。左サイドバック朴のクロスを右サイドバック菅井が折り返し、FW
赤嶺が頭で綺麗に流し込んだ。左右サイドバックの揺さぶりは、仙台の大きな武器だ。後半になり横浜の足が止まり出すと、仙台も好機をたくさん作るように
なった。「なんで入らないの?」が 3 回ほど、「あれを外すか?」が 1 回。MF 関口くん、PK よりも難しいシュートは決められないようでは、代表定着は無理だぞ。そし
て後半 25 分、中村 駿輔が右足で絶妙のクロスを上げた。仙台守
備陣も手倉森監督も思わず見とれたという軌跡を描き、MF 谷口の頭に。とうとう追いつかれてしまった。そのまま 1-1 で引き分けた。
横浜強し。実力は一段上であった。その相手に引き分けたのだからよしとすべきか。しかし、決定機に決めていれば勝てた試合でもあった。そうすれば、「な
ぜか勝っちゃう仙台」を発揮できたというに。ともかくも、8 戦してまだ無敗である。この引き分けを前向きに捉えて、次の相手に挑もう。
試合後に自宅で牧と飲んだ。本鮪中トロ・鰆・ウニの刺身や、鮎の塩焼き・若竹椀などを楽しんだ。またやろう。
5/27(金)の進歩
明日は横浜戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に横浜 F マリノスを迎え撃つ(13 時試合開始)。2 位の仙台と 3
位の横浜という好調同士の闘いである。もっとも世間は、仙台の 2 位を「いつまで続くの?」と思っているであろう。実際、出だし好調だった過去 2
年も、終わってみると降格争いであった。それゆえ他クラブサポの中には、「今の時点での順位は関係ない。だって仙台が 2 位だし」などと考えている人もいるようだ。しかしホームで負
けるわけにはいかない。横浜の強力攻撃陣を封じ、必ずや勝利しよう。
吉報である。ベガルタ仙台 MF 関口がキリンカップ日本代表に選出された。昨年末に選出されて以来 2 度目である。MF
梁も北朝鮮代表に選出されたし、目出度いことこの上ない。二人の代表定着を祈ろう。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。最近の論文をあさったけれど、追加すべき研究はなしと判断した。
モデル解析は終えたことにする。気分転換も兼ね、論文執筆のための文献検索を始めた。タイトルをひたすら読んでいく。疲れるばかりで、ちっとも気
分転換にならん。
5/26(木)の進歩
星は見上げるものでしょ
車中のラジオで、谷村新司の『昴』が流れた。
「ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかにこの身を照らせよ」
「ああ さんざめく名も無き星たちよ せめて鮮やかにその身を終われよ」
星の寿命に比べれば人の寿命など一瞬。なのに、星に対して随分と上から目線で
物を言うものですな。
イタポンの論文セミナー。やはり自家不和合性だよね。
ついで、マツハシ・長嶋さんの合同セミナー。ぜひとも、車のボンネットの上に鉢を乗せて走る実験をして欲しかった。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。「植物における性淘汰」という話をするのだ。まずは、最近の文献を調べてみた。
5/25(水)の進歩
目覚まし時計に言いたい
我が家の目覚まし時計は、誤
差 25 分ほどの精度で鳴る。
今朝なんて、5 時 30 分に起きるつもりが 5 時 5
分に起こされた。何時に起きるのかは、ご主人様がよーく考えて決めていることである。目覚ま
し時計の身分で、自分の勝手な判断で早く起こすな。
生物学科三年生向けの講義をした。「花のジレンマ」というお題で、訪花昆虫を誘引することがもたらすジレンマの話をした。「なら誘引しなければい
いじゃん!」というのもすっきりしているが、自然淘汰がそうは許さない。今日も、おおむね熱心に聴いてくれたように思う。元気はあるし、反応も良くて楽し
い学年だ。
質問者御イニシャル
A.Y. 君・KA.T. 君・KI.T. 君・N.A. さん・S.M. さん・Y.K. 君。漏れていないと思うけど。
すかっと晴れている。湿度も低くからっとしている。青葉も気持ちよい。ひょっとすると今日が、この春で最後の気持ちの良い日かもしれない。仙台在
住のみな
さん、その覚悟で今日を大切にしたか。
マツハシ画伯の作品にコメント。
5/24(火)の進歩
右手が
この頃、物をしばしば落とす。「紛失」するのではない。文字通り、持っている物を「落とす」のだ。空の湯飲みを卓上に置こうとしたとき、置くタイミングよ
りも早く手中から湯飲みが落下したり。包丁が指の間からぽろっと落ちたり。わざとではないのに、なぜか落下する。そういえば、右手全般が痛い。肩・肘・小
指と痛い。これと関係しているのだろうか? いわゆる四十肩というやつか。それとももっと悪い病気か
………。もっとも、心当たりもある。就寝時、あんが、私の右手の上に乗っかってぐう
ぐう寝るのだ。体重 11.13 kg
の物体なので、じわじわと重く痛くなってくる。あんによる圧迫が右手の麻痺を起こしているのやもしれない。
新しい仕事に取りかかろうとしている。それが何かは今はまだ言えない。気合いを入れて取り組み、価値あるものとしたい。
モデル解析を終えたような気がする。あくまでも「気がする」なので、ほんとうに完了なのか確認しないといけないが。
振り返ってみると、解析が大変な割には結果は単純だ。あまり見るべき所がない、じゃなくて、いくつかの図を見せればお終いのように思う。なんか、しゃく
に障る。
5/23(月)の進歩
辛いけど
世の中で、書くことが最も辛い文章は、論文改訂の説明文(cover
letter)ではないかと思うことがある。経験を積むと慣れるかと思いきやそんなこともない。毎回毎回辛いのだ。だいたいにおいて、自分の論文に対する
コメントを見るのが嫌である。まして、レフリーの意に沿って改訂するのがとても大変だ。改訂内容をうまく説明するのも一苦労である。嫌になって投げ出した
くもなる。----------- しかし、この苦悩を味わうことが出来るのは、自
分の研究成果の価値を編集者とレフリーに認めさせた者だけである。そう、この人たちが面白い成果と認めてくれたからこそ、この辛さがある。
だから実は、とても楽しい作業のはずなのだ。上手く改訂できたら受理が待っていると思うと、バラ色の辛さに見えてくるだろう。頑張れよ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。「花のジレンマ」という話をするのだ。花がいかに苦労しているのかという話である。先日の談話会の時に
「花は咲きたくないのだ」と口走ったけれど、これは名言かも。
モデル解析を再開した。最後の一山だ。これで解析は終わるはずだ。論文では、超長大な説明文を書かなくてはいけない。とりあえず、そのことは考え
ないようにしよう。
5/22(日)の進歩
ダービーに勝利
ベガルタ仙台 1-0 モンテディオ山形。みちのくダービーにみごと勝利した。
敵地に乗り込むかどうか迷っていたのだけれど、雨模様で断念した。風邪が抜けきっていないので、雨に濡れたくないのだ。ここはぬくぬくと、自宅で
CS で応援することにしよう。
試合が始まった。解説の一人が、手倉森
浩さん(監督の双子の弟)であった。声はもちろん話し方までそっくりで、妙に受けてしまった。監督自らが解説しているようなものだもん。前半は、山形のロ
ングボールに苦しむ展開となった。しかし、要所は抑えていた。お互いに決定機を作れないまま前半を終えた。後半 8 分、山形陣で仙台が FK
を得た。MF 梁のボールに MF 角田が頭で合わせ、「入ったー」と思ったらバーに弾かれた。「ありゃー」と思ったら、戻ってきたボールを DF
菅井が綺麗に流し込んだ。良い時間帯に先制できた。後半は、山形のロングボールにもきちっと対応できていた。1-0 のままロスタイムに入った。2
試合連続でロスタイムに同点にされているので、「3
試合連続は確率的に起こりえない」と科学的思考をするのであった。選手も、山形のコーナー付近でしっかりと時間を使っていた。ロスタイムが半分ほど経過し
たとき、仙台 FW 赤嶺が山形ゴール横で足を痛めて倒れた。倒れ込んだのが、ゴールラインの外ではなく真上という微妙な位置であった。山形 GK
植草は、赤嶺を外に押し出して試合を再開するという無体。主審に怒られていた。数 10
秒試合が止まったのでロスタイムが伸びるのかと思いきや、ロスタイム定刻で試合終了となった。植草が赤嶺をいたわっていたら、ロスタイムが伸びたかもしれ
ないね。
かくして、見事に逃げ切った。勝ちきることができた。選手も自信を深めたと思う。
4 勝 3 分の無敗で 2 位に上がった。すごい。このまま進め!
5/21(土)の進歩
バラが咲いた
起床後、新聞を取りに外に出たときにバラが咲いていることに気づいた。
スパニッシュ=ビューティー。画面右下、室内に見えるのがヤカン。気づいてどうするのか。
去年より一週間早い。というより、今年が例年通りである。このバラは香りがすこぶる良い。上の方しか咲いていなかったので、脚立に登ってわざわざ香りをか
いでやった。これから一ヶ月近く、バラの饗宴が始まるわけだ。
朝から庭仕事をした。チューリップの花がらを取ったり、道路沿いの雑草を取ったり。道路のアスファルトの隙間から、イロハモミジが生えてきてい
た。すごい。儚く思い、そのままにしてあげた。それなりの大きさに育ったら、風情が出てきそうだ。ちなみに私は、電信柱にイワガラミ(つる性のアジサイ)
を巻き付ける計画も推進中である。
朝市で、ニラ 10 束 100 円で売っていた。思わず買った。普通は 2 束で 100
円とかだもん。見ると、福島の相馬産であった。風評被害が出ているのだろうか?
もしそうなら、購入することで貢献できたわけだ。その一方、10 束ものニラをどうするかと途方に暮れるのであった。
5/20(金)の進歩
明後日はみちのくダービー
いよいよ今季初のみちのくダービーである。ベガルタ仙台は明後日、敵地でモンテディオ山形と闘う(13
時試合開始)。絶不調の山形ではあるが、ダービーとなると話は別だろう。しかし我々は話を変えない。つまり、今期無敗という好調どおりの試合をする。必ず
や勝利して、すっきりとした週末を過ごしたい。
『100 ページの文章術 〜
わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』の書評が図書新聞 5/28 号に掲載された。
「100ページと短いながら、わかりやすい文章の書き方のすべてを解説している本」である。冒頭のこの言葉に偽りはない。きわめて即効性の高い内容たりえ
ているといってよい。
と評して下さっている。ありがとうございます。「辛口の本格書評がたっぷり」の新聞だけに、ありがたさ一層である。
冨里の論文セミナー。お疲れ様。マツハシが、「ポット or ノット」に異様に受けていた。さて皆さん、どんな意味と想像するか。
例:
保温するかしないか
鉢植えか地植えか
入れるか結ぶか
5/19(木)の進歩
風邪
起きたらすこぶる体調が悪い。熱を測ると 37.5
度あった。風邪をこじらせてしまったらしい。今日はセミナーがあるというのに。しばらく安静にするも、午後までに良くなっている気がしない。やむなく、
「論文セミナーを明日に延期して」とメールを送った。この申し出は大変好評だったようで、気持ちよく延期となった。
10 時くらいにメールを送ったあと、13
時半まで真剣に寝た。実にぐっすりと寝た。なぜかあんも、一緒にぐうぐう寝ていた。起床して昼食を摂ったあと、録画しておいたビデオをだらだらと見て過ご
した。自動録画設定をしておくと、録画した番組がどんどん溜まっていく。ハードディスクが満杯にならないように、見ては消去を繰り返さないと行けない。長
い番組だと見るのも大変である。ずるして見ずに消去したりして、意味ないことしてるなあと思うのであった。
5/18(水)の進歩
毎日新聞で紹介されたらしい
今ごろ気づいたのであるが、『100 ページの文章術 〜
わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』が、5/4 の毎日新聞朝刊で紹
介されたらしい。ありがとうございます。これで、毎日・読売・日経に載ったことになる。あとは朝日か。と願望しておこ。
生物学科 3
年生向けの講義をした。みな、熱心に聴いてくれたように思う。寝ている人はほとんどいなかった。質問もたくさん出た。こういう講義が出来ると、一日気分が
良い。
鋭い質問も出て驚いた。たとえば、「マルハナバチが人工花の位置を学習したのでは?」。よく知っているね、マルハナバチの脳力を。「玉虫色を識別する能
力がたまたまあり、「玉虫色の人工花には蜜がある」と学習しただけでは?
自然状態で、玉虫色を鍵に花を探しているとは限らないのでは?」と
いう指摘にはたじろいだ。
質問者御イニシャル
N.A. さん・N.M. さん・O.K. 君・O.T. 君・S.Y. 君・S.M. さん・S.N. 君。漏れていたらごめん。他意はなし。
昨日に引き続き包丁の研ぎ方の講習会をした。今日は、星野にマンツーマンで教えた。途中、モデル解析の質問に来た若生さんをほっておき、講習に集
中したのであった。なにしろ星野は、出刃包丁と柳刃包丁を持ってきていた。本格的だもん。
風邪気味でしんどいので今日はもう帰る。明日以降来なかったら、包丁に輝くお星様になったと思ってくれ。
5/17(火)の進歩
包丁の研ぎ方の講習会
まさよさんのご希望で、包丁の研ぎ方を教えてあげることにした。ついでにマ
ツハシにも。砥石は私が持ってくるので、自分の包丁を持ってくるように言っておいた。
昼過ぎ、牧研の四年生が 4
人、私の部屋にやって来た。「包丁の研ぎ方の講習会をすると聞いたので」とのことであった。???。なんでこうなってるのとちょっと驚いた。でも、問題は
全然ない。見ると、「「全部研いでこい」と言われました」と、牧研の全包丁を持参の模様であった。ならばと、講習会と正式に銘打って大々的にやることに
なった。参加者 6
人、見学者数人。包丁の研ぎ方を説明した後、各自に実習して貰った。始めの頃こそ覚束なかったが、みんなすぐにコツを覚えた。魚のおろし方の講習会とは大
違い(<-- 最初から最後まで悲惨だった)である。かくして、再起不能(刃が激しく欠けている)と判定した包丁を除き、切れ味を取り戻した。
研ぎと磨きを終えた包丁はうっとりする美しさであろう。これを機に、こまめに手入れするようにして、永遠の輝きを保ってあげようね。
一つ言い忘れたことがある。左手は、包丁の刃にそえるのではない。刃を押さえつけるのである。左手で刃を押さえつけながら前に押し出す。そうすれば効率
良く研ぐことができる。
明日の講義の準備を終えた。
風邪気味になってしまった。昨夜は暑かったので、布団を剥ぐように寝てしまったらしい。鼻と喉が辛い。
5/16(月)の進歩
そこに穴がないのは掘る意味がないからでしょ
Shooes さんのブログに、「this is
the first study という病い」という書き込みがあった。なるほど。別の視点からもひと言つけ加えたい。論文で "this
is the first
study"、学会発表や博論・修論発表会で「本研究は世界最初の」などという言葉に接することがある。それが本当に世界初だったとしても ………。こうした言葉が出て来て初めて「すごい研究なのか」と思うような論文・発表は駄目だ。
本当にすごい研究ならば、そんな言葉が出てくる前に「面白い!」と思っている。つまらない研究に「世界初」なんて言葉が出てくると、「他に自慢できること
がないわけね」と思ってしまう。 「この場所に穴を掘った世界初の研究
です」とかね。
講義の準備をした。「花の生態学」というお題である。新しい論文が出ていないかと、関連論文を一通り検索した。面白そうな論文を一つ見つけたので
読んで見た。なんだこれ。アブストラクトには面白そうな結果が出たように書いてある。しかし結果の章を読んでみると、「あまりすっきりしない結果が出まし
た」ではないか。どういうつもりであんなアブストを書くのか。
モデル解析を進めた。バグを地道に取り去っていく作業である。いい加減に完成させたい。
5/15(日)の進歩
ショック
暑いくらいの陽気だ。そんな中、庭仕事に勤しんだ。まずは芝刈りだ。芝生も綺麗になってきた。しかし、伸びのまだら状態は続いている。ついで、ウッドデッ
キと庭用の木製椅子に塗装をした。年に一回くらいはこうやって塗装すると良いらしい。いかにも白茶けていた椅子が、お洒落な茶色に戻った。
まる讃で昼食後、料理にしばし勤しんだ。一週間分の弁当のおかず作りと、今宵の夕餉の支度とである。この陽気の中での庭仕事なので、湯上がりのビールが
美味いであろう。
料理を終え、庭仕事を再開した。芝生に肥料をやったり、芝生の境界を綺麗に刈り込んだりした。終了後、あんを連れてやや長めの散歩。一日身体を動かして
爽やかに疲れた。
食卓を調えてから入浴した。冷蔵庫には、先日の我が家での飲み会時に学生が置いていったビールが入っている。お洒落な瓶に入っているので、どこぞの地
ビールだろう。湯上がりにぷはーっといくと最高だ。
風呂から上がり、そそくさと冷蔵庫を開けた。そしてビールを取り出した。「アル
コール無し 0.00 %」ビールであった。他にビールは冷えていない。震災後最大の衝撃を受けた。
5/14(土)の進歩
またしても
ベガルタ仙台 3-3 ジュビロ磐田。後半ロスタイムに、凡ミスから追いつかれてしまった。まったくーー。
試合は 13 時から。10
時半くらいに、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。クリナップのショールームで時間を潰す。しかしいかん。お洒落な台所を見ると欲しくなってしまう。
冷静に我慢して、あと 10 年は買い換えを待つことにした。
試合が始まった。前半 4 分・10 分にあれよあれよと 2
得点。その後も快調に攻め立てるので、今日は楽勝かと思った。実際のところ、磐田に何もさせることなく前半を終えた。ところが後半になって様子が変わっ
た。3 バックにして攻め込んで来た磐田を抑えきれず、13 分・15 分にあれよあれよと 2
失点。何とまあ追いつかれてしまった。その後、前向きにばたと倒れ、起き上がる暇も惜しかったのか、30 cm
前方にあったボールをヘディングしようと、地べたに腹ばいのまま匍匐前進して頭を突
き出す DF 朴の奮闘もあり、磐田の圧力をなんとか
抑えた。しかし朴、腹ばいのままヘディング
してなんとしようとしたのか? そして後半 43 分、MF 梁から、左サイドでフリーになっていた DF
朴にボールが渡った。その瞬間、ボランチの角田が、「同じボランチの富田に「ちょっと上がってくるわ」と告げ」(河
北新報より)(おおらかだなあ)、10
数メートルの猛走。朴からのクロスがぴたりと合って、角田が勝ち越しのヘッドを決めた。これで勝負は決まったはずだった。ロスタイム、磐田 GK
川口が仙台ゴール前に長いボールを入れた。仙台 DF 鎌田が、磐田 FW
金園とボールの間にしっかり体を入れたので、問題なく処理できるはずだった。ところが、GK
林に取りに来て欲しい鎌田と、鎌田にクリアして欲しい林という意志の不一致が起きてしまった。両者はしばしお見合い。ようやくにして、ボールを取りに林が
前に出たところ、鎌田の背後から、磐田 FW 金園が足を出してボールに触れた。林と入れ替わるようにボールはゴールに。お見合いでゴールインである。おめでとう!
前節に引き続き、後半ロスタイムに追いつかれての引き分けとなった。前節は、勝ち点 2
を「失った」感じであるが、今節は「どぶに捨てた」思いである。なんであんなミスをしてしまうのか。いや、それ以上に問題なのは、2-0
から追いつかれたことだろう。気持ちという点でも戦術的対応という点でも猛省しないといけない。
磐田サポの皆様は暖かかった。復興を祈る大フラッグを掲げ、ベガルタ仙台コールを何度もして下さった。試合終了後は、我が選手達に激励のコールをして下
さった。選手達もアウェー席へと挨拶に行った。極めて異例である。磐田サポへの感謝を胸にスタジアムを後にした。
テツミチ来仙。私の二番弟子であるテツミチが会いに来てくれた。NPO
に務めていて、石巻でボランティアの世話をしていたのだという。勤務を終えて東京に戻る途上に寄ってくれた。旧交を温めようと、「花はん」という本格日本
料理の店に行った。会席料理を頂きながら、いろいろと話を聞いた。去年のワールドカップを、はじめは自宅でテレビ観戦していたという。しかし欲求が湧き、南アフリカに出かけてしまったそうだ。そしてなんと、決勝を生観戦したそうであ
る。すごい、それは一生の想い出だ。
楽しかった。実に楽しかった。また来ておくれ。
5/13(金)の進歩
明日は磐田戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にジュビロ磐田を迎え撃つ(13 時試合開始)。磐田は、前節の山形戦に 4-0
と圧勝し、若い勢いを爆発させつつある。かたや我々も、堅守速攻で勝ちきるサッカーを実現しつつある。明日も必ずや勝利し、震災の街を元気づけよう。
仙台の MF 関口は寛いでいるようである。しかしこの写
真、「あっち向いてホイをするのは関口」という説明文が必要だったのであろうか。朴が真剣に練習している横で何しているのかとも思う。でも、関口
の目線がなかなか良い。
庭の緑が「大きく」なってきた。木々の葉の面積が広がり視線を遮るようになってきたのである。緑が「濃く」というより「大きく」と言う方がぴった
りくる。やがて、「わっ」と茂ってくるだろう。我が家の庭も 4 年目。植物の密度が非常に高くなってきた。
モデル解析を続けている。いくつか見落としがあり、それらの修正に取り組んだ。と書くと簡単だが、面倒な作業の連続で、頭がすっかり疲れ切った。
5/12(木)の進歩
みっちり談話会
みっちりと、月初めの談話会をした。2
時間半もかかってしまった。みな、それぞれに課題を抱えているわけだ。もう、震災の影響はない。頑張っていこう!
午前中は編集会議。『理学部物語』という、高校生向けに東北大学理学部を紹介する冊子を作っている。この冊子の中に「数字で見る理学部」という
コーナーがあって、理学部にまつわるちょっと変わった数字を紹介している。たとえば、理薬生協で「お菓子が一番多く売れた日」は 2011 年 1 月
24 日で、1345 個売れたとか。見るほどに考えてしまう数字だ。なんで「1 月 24 日」なのか?
理薬生協の購買部はコンビニほどの大きさしかないのに 1345 個も?
こんな感じで、インパクトのある数字をもっと載せようと相談した。「震災で壊れた機器の数」とかはどうかと密かに思ったのであるが、笑い事ではないと怒ら
れそうなので黙っていた。それに、「震災で壊れた機器の数 10 万 2548 台」(この数字はいい加減)とかって、何を自慢しているのかわからん。
5/11(水)の進歩
講義始まる
理学部生物学科向けの講義が始まった。相変わらず私は、講義室に入った途端に人格が
変わる。研究室ではどんよりとしているのだが、プレゼンのときには別人になるのだ。ま、良き性質としよう。
初回ということもあって、出席者が 35 人いた。ボランティア行かなくていいのか?楽しそうな学年だ。良い講義をする
ように頑張ろう。というわけでよろしくね。
今年は、震災の影響で講義開始が今週になった。講義終了は例年は 7 月の下旬である。今年も例年どおり 7
月下旬終了と思っていたのであるが、8
月上旬まで講義をやるそうだ。真面目ですな。電力不足で冷房自粛などとならないように願いたい。
モデル解析をした。解を図に描いてみたら、挙動がおかしな領域があることがわかった。たぶん、解の条件を見落としているのであろう。明日じっくり
考えることにする。
5/10(火)の進歩
bk1 の 4 月月間売り上げ 2 位に
『100
ページの文章術 〜 わかりやすい文章の書き方のすべてがここに 〜』が、bk1 のビ
ジネス書 4 月月間売り上げの 2 位に輝いた。『もし高校サッカーの
女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら』に次いで 2 番である。本
の総合売り上げでも月間 17 位だ。お買い上げ誠にありがとうございます。
本を書いたからには売り上げが気になる。出版したての本の場合は特にである。だから、いろいろなサイトの売り上げ順位とかをしょっちゅう見てしまう。そ
して気づくと、自分の他の本をライバル視しているのだ。「『これから論文を書く若者のために』に勝っている!」とか、「『これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術』に迫られた!」とか、自分相手に
一喜一憂している。冷静に考えれば(冷静に考えなくても)、自分の本の売り上げがこぞって良いのが一番に決まっている。闘うなら他者とだ。でもなぜか、自
分の中の闘いに凌ぎを削るのであった。アホではあるまいか。
今日もモデル解析をした。ひたすら場合分け。頭を使っているのか単純作業をしているのかわからなくなってきた。おまけに、計算が正しいのかわから
ない。「直感的にこうなる」という物が浮かばないと、解に自信を持てないのだ。
5/9(月)の進歩 販売
戦略について
先日買ったシメジ。
4 房で 100 円。
買ってから気づいた。なんかやだなあ。この生産者さん、食品に、「「理由あり」でお
買い得!」と書くことで購買意欲をそそると思ったのであろうか?
若生さんの指導をしていて気づいたのだけれど、Mathematica の help
って、すごく充実してきているのだね。当初はあまり役に立つ気がしなかったのだけれど。そのため私は、Mathematica
book(公式の解説本)ばかりを見るようになっていた。そして、学生が入るたびに、「help
ってわかりにくいでしょ」と話していた。すまない。これからはもっと使うようにしよう。
モデル解析を進めた。ようやくにして、4 つの場合分けの内の 1
つを終えた。先が長い。も一つ憂鬱なのは、解析の説明を論文に書かなくてはいけないということだ。かなり長々とした説明になりそうである。面倒くさい。読
む方も大変だろう。「以下、だいたいこんな感じです」と済ませたらまずいか?
5/8(日)の進歩 懐か
しい
「乱・数・表」はランダムであるが、「ラン・スー・ミキ」はキャンディーズだ。若い世代も覚えておこう。
というわけで、NHK のキャンディーズ番組を見入ってしまった。どの曲も懐かしい。たとえば「年下の男の子」とか。
「淋しがり屋で生意気で憎らしいけど好きなの」
「デートの時間に遅れる いつでもけんかをしかける」
「ほどけたまんまの靴ヒモ」
「忘れん坊でわがままで 意地悪だけど好きなの」
どこを好きになったのか問い糾したいですな。
ぽかぽかと暖かい。庭の新緑もますます綺麗になってきた。仙台は今が一番いい季節だ。このまま、夏を通り越して秋になればいいのに。
と、良い気分で散歩に出たら、むしろ暑いくらいであった。これではあんが辛いかも。日陰を選んで歩きながら、早々に家に戻った。
5/7(土)の進歩 あ
りゃりゃの引き分け
ベガルタ仙台 1-1 セレッソ大阪。あと 30 秒という所で追いつかれてしまった。
試合は夜から。日中は庭仕事をして過ごした。まずは芝刈りをした。とはいっても、相変わらずのまだら状態である。伸びていて刈る必要がある部分
は、全体の 5 %
に満たない気がする。伸びていない部分も緑が濃くなってきてはいるが。芝刈り後、境界の処置もした。芝の境界を綺麗に刈り揃えると、見た目がぐっと引き締
まるのだ。境界部に打ち込んである芝の根止めに沿って刈り揃えよう。しかし、根止めが土に深く埋もれていて、どこが境界なのかわかりにくく苦労した。昼食
およびあんの散歩の後、バラに農薬散布をした。今年は、去年よりは真面目に農薬散布することにしよう。蕾が上がってきている様子を喜びつつ、農薬をひっか
けていった。
試合が始まった。夕食を摂りながら応援だ。開始早々に DF
角田のシュートがバーに当たり、いきなり盛り上がった。その後はほぼ互角の攻防が続いた。そして前半 30 分、DF
菅井がゴール前にふわりと上げた。走り込んだ FW 太田が GK より一瞬早くボールに触って、復興執念でゴールに押し込んだ。太田は早くも今季 3
得点目である。後半になると、セレッソ大阪の猛攻に曝されるようになった。しかし耐え抜きロスタイムへ。ロスタイムはなぜか 5 分もあった(せいぜい
2 分と思ったのになんでよ)。ロスタイム 3 分頃、大阪ゴール前で FK を得た。コーナー付近に持ち込んで時間を使うと思いきや、なぜか MF
松下がぼーんとシュートをしてすかっと外してしまった。何やっているのか。1 分は稼げたところを 5 秒で終えてしまった。その直後、大阪 FW
小松の高さにやられ失点。勝ち点 2 がするりと落ちてしまった。
勝てただけに悔しい。しかし冷静に考えると、昨季 3 位の相手から敵地で勝ち点を取ったということなんだよね。これは喜ぶべきか。
試合終了後、大阪サポの皆さんが、黄色地に青文字で「絆」と書かれた紙を掲げて下さった。我がサポが使っているのと同じ物である。そして、我がクラブの
応援歌を歌って下さった。感激。皆が、東北の復興を祈ってくれている。一方、中継した八怎Aナは、その光景をまったく無視。次節以降の対戦のことをひたす
ら喋っていた。呆れた。なぜ、この光景のことを喋らない? WOWOW 時代から嫌いなアナだったけれど、ますます嫌いになった。
5/6(金)の進歩 明日
はセレッソ大阪戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でセレッソ大阪と闘う(19 時試合開始)。なんと首位にいる我がクラブである。明日勝てば、2 節以上首位というクラブ初の快挙となる。「2
節も首位」って、素朴な夢かも知れぬが、きっとかなえて欲しい。
しかし FW 陣が苦しい。赤嶺が捻挫で欠場するらしいのだ。FW
を、余震で一人、怪我で三人欠くことになった。元気なのは三人だけだ。ともかくも、
中島がやってくれると思う。
来週から講義が始まる。なんかもう、講義って何だっけという心境ではある。しかし自分を奮い立たせ、頑張って準備をした。
セミナー室の包丁を一本だけ持ち帰り、砥石で研いでやった。復旧するか半信半疑であったが、それなりの切れ味に戻った。調理する人はぜひ切れ味を
試されよ。どれを研いだのかはすぐにわかるはずだ。
セミナー室に砥石を常備するのもいいな。つまらないセミナーをする人がいたら、お
もむろに包丁を研ぎ出す。これ、効果絶大かも。
モデル解析を続けた。思ったよりは場合分けが少なくて済むかもしれない。地道に続けるのみ。
5/5(木)の進歩 何す
るでもなし
目覚めると 9
時半。朝食を摂りうだうだしたら、午前中がほとんど終わってしまった。昼過ぎ、うどんかラーメンのどちらかを食べに行こうと、車のキーを持って外に出た。
ところが、数メートル歩いたところで気持ちが萎えた。そのまま近所のスーパーへと向かい、うどんの乾麺を買って帰った。焼きうどんを作って、ウッドデッキ
の上で食べた。けっ、これでいいのさ。
あんを連れて長々と散歩をした。泉ビレッジの東端には、落葉樹の林沿いに家々が並んだ一角がある。庭がそのまま落葉樹林にと繋がっているのだ。い
つ見ても羨ましく思う。高原で生活しているみたいだ。新緑の今は、うっとりするような美しさだ。
我が家の庭の西洋芝にメネデール(植物活力剤)をやってみた。もう五月の初旬である。しかし今だまだらで、一面緑とはほど遠い。去年から、緑にな
るのが遅くなっている。なんとかしようと、まずはメネデールを試すことにした。
5/4(水)の進歩 原因
はそれか
一ヶ月ほど前、あんの脚力が低下してしまったことがある(4/5 の進歩参照)。駆け上がるように
階段を登っていたというのに、よっこらよっこらになってしまった。しかししばらくして回復したので、一時的なものだったと安心していた。でもこのところ、
やはり微妙に脚力が低下している気がしていた。あくまでも「微妙に」で、階段の駆け上がり方は昔とほとんど変わらない。ただ、帰宅した私に飛びつく高さが
以前ほどではないのだ。うーむ。
そんな心配を片隅におきつつ、エビス動物病院に連れて行った。脚力を見て貰うためではない。ワクチンを接種することとフィラリアの薬を貰うこととが目的
であった。診察室に入り、まずは体重測定をした。11.13 kg。………、11.13 kg? 1 kg も太っている。もしかして原因はこれか? 10 %
も体重が増えたらジャンプ力が低下しても不思議はない。料理のときに、食材の切れ端とかをちょこちょこあげていたからか。今日からダイエットと堅く決意し
たのであった。
たまには連休らしいことをしてみたいと、温泉にでも一泊して来ようかと思っていた。岩手か福島の温泉に行って、活性化に貢献しよう。そう思いつ
つ、ずるずると今日になってしまった。ま、すいているだろうから今日予約しても大丈夫だろう。と思いきや、そうでもなかった。空いている宿も予約一杯の
宿もあった。どうせなら気に入った宿を取りたい。そう思い、空いている宿をいろいろと探した。しかしどうも踏み切れない。そのうちに面倒になってきて、今
年も自宅に籠もることが決定してしまった。
5/2(月)の進歩 明日
は福岡戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にアビスパ福岡を迎え撃つ(14
時試合開始)。福岡は開幕から三連敗と不調である。しかしもちろん侮れるわけがない。仙台の天敵松浦もいることだし。全力で挑んで必ずや勝利しよう。そし
て被災地にさらなる勇気を与えよう。
世の中には、お互いになくてはならない関係のものがある。たとえば包丁と砥石だ。砥石があって包丁がないのは無意味だ。これは自明である。だいた
いにおいて、「我が家には包丁がないんです」と、台所に砥石だけ置いてある家は
ないであろう。意味わからん。一方、包丁があって砥石がないのもまた無意味である。どんな包丁も、しばし使い込めばなま
る。研がずにおくと、刃先を指で平気で撫でられるようになってしまう。それはもはや、食材を「切る」ための道具ではなく、「押し潰す」鈍器でしかない。だ
から、砥石で定期的に研ぐ必要があるのだ。研ぎ終えた包丁の銀色に輝く刃先は、芸術品のように美しい。「よき成敗日和かな」とつぶやくものよ。
シャープナーなど論外。あれはまやかしでしかない。
モデルの再解析。場合分けのあまりの多さに萎える気持ちに鞭を打って、何とかして楽に出来る方法は無いかと考えた。ちょっぴりは楽に出来るかもし
れない。でもわからない。もうちょっと考えないといけない。
5/1(日)の進歩 五月
か
10
時半まで寝てしまった。私としては異例の寝坊である。昨夜ははじけたからなあ。遅い朝食のあと、何するでもなく過ごした。録画していたテレビをだらだらと
見たり。ま、今日はそういう日でよいでしょう。今宵は飲む気が起きないので、休肝日に出来ることも幸いだ。
ぽかぽかと暖かくて気持ちよい。木々の葉がかなり開いてきている。新緑ってほんに綺麗だ。今が一番よい季節かもしれない。
気づくと五月である。三月につづき四月も、何が何だかわからないうちに終わってしまった。いいかげん、しゃきっとした生活に戻らないといけない。震災前と実は大して変わらないという気もするが。