第38番蹉?山 補陀洛院金剛福寺(こんごうふくじ)
           

               金剛福寺近辺地図
             
               土佐くろしお鉄道 中村駅から バス足摺岬(急行)約1時間30分
                                    足摺岬下車 徒歩 約1分

                           金剛福寺境内 配置図
                        

                 
                             第38番 金剛福寺 仁王門

                 
                                 金剛福寺 本堂

          
                 2011・9・19台風15号 経過後の激しい風雨の足摺岬

                 
                          御本尊                 納 経

 山 号   磋跎山
 院 号  補?洛院
 寺 名  金剛福寺(こんごうふくじ) 
 本 尊  三面千手観世音菩薩
 開 基  弘法大師
 宗 派  真言宗豊山派

               住  所  〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬214-1
                        電 話 (0880)88-0038          

            御真言  おん ばざら たらま きりく
             御詠歌  ふだらくや ここは岬の とるも捨つるも 法のさだ山

  金剛福寺略縁起等(抜粋)
  金剛福寺は、四国の最南端、国立公園の眼下、丘の中腹に所在する。
  足摺岬は、黒潮の流れの影響を受けて、ビラン・アコウ・椿など亜熱帯植物が
繁茂している。
  特に、椿の咲くころは見事です。 灯台等へ行く途中の自然遊歩道は、椿の
トンネルや大師因縁の「足摺七不思議」と言われる「一夜建立石鳥居」「亀石」
「潮の満干岩」「竜の駒」などの遺蹟がある。
   
  嵯峨天皇の勅願により弘法大師は、弘仁13年(823)足摺岬に来錫し、三面
千手観音菩薩像を刻み、本尊として寺を開創される。日輪山・金剛福寺と号し、
四国霊場第38番札所に定められた。弘法大師49歳のときと言われている。

  金剛福寺の金剛は、大師が唐から帰朝する際、日本に向けて五鈷杵を投げた
とされ別名金剛杵ともいう。また福は、観音経の「福聚海無量」に由来している。

  歴代天皇の勅願所であり武将からも尊崇された。特に源氏一門の帰依が厚く
源満仲は、多宝塔を建て、その子、頼光は、諸堂の修復に寄与している。

  金峰上人が住職をしていたとき、岬周辺で暴れ狂っていた天魔を、上人が宝刀
をもって磋?して退かせたことに、ちなんで、現在の磋跎山と改号した。

          
        
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