第39番赤亀山 寺山院延光寺(えんこうじ)
            

                 延光寺近辺地図
              
                     土佐くろしお鉄道 中村駅から バス・片島行き 約30分
                                    寺山口 下車 徒歩 約10分

                             延光寺境内 配置図
                             

                    
                                 第39番 延光寺 仁王門

                  
                                  延光寺 本堂

            
           眼洗いの井戸(宝医水と名付けられている。))  ハンカチ等で眼の周りを軽く浸してください。
         

                    
                           御本尊                 納 経

 山 号   赤亀山
 院 号  寺山院
 寺 名  延光寺(えんこうじ) 
 本 尊  薬師如来
 開 基  行基菩薩
 宗 派  真言宗智山派

               住  所  〒788−0782  高知県宿毛市平田町中山390
                          電 話  (0880)66−0225

          御真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
          御詠歌  なむ薬師 諸病悉除の 願こめて 詣るわが身を 助けましませ

  延光寺略縁起等(抜粋)
  神亀年(724)聖武天皇(在位724〜749)の勅願を受け、行基が安産、厄除け
を祈願して薬師如来像を彫造、これを本尊として本坊、十二坊を建立し開基する。

   
  弘法大師が、延暦年間(782〜805)桓武天皇の勅願所として日光・月光菩薩
像を安置して七堂伽藍を整え寺を再興する。山号を薬師の瑞相にちなみ亀鶴山
院号を施薬院、寺号を宝光寺と名付けた。また、本尊の胎内には、行基菩薩が
感得したという仏舎利を秘蔵したと伝えられている。

   
  さらに弘法大師は、中山郷の人々が、飲み水に苦しんでいることを知り、錫杖
で地面を突いて、清水を湧き出させて、苦境を救ったという。
この水は、(眼洗い井戸)霊水として、眼病治癒のご利益があると伝えられ現
在も、本堂横にある。信者は、この霊水で眼を洗い、眼病治癒を祈願している。
   
平安中期、延喜11年(911)の頃、竜宮に棲んでいた赤亀が、背中に銅の梵鐘
を背負ってきたという。この奇蹟を受けてこれまでの山号・寺名を「赤亀山・延光
寺」に改めたとのことです。
  この梵鐘には、「延喜11年正月・・・」の銘が刻まれ、総高33・6cm、口径23cm
小さな鐘である。
  この鐘は、明治のはじめ、高知県議会の開会・閉会の合図に打ち鳴らされて
いたもいわれ、国の重要文化財に指定されている。


        

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