第29番摩尼山 宝蔵院国分寺(こくぶんじ)
          

                  国分寺近辺地図
               
                JR後免駅から バス 領石行き 約15分 国分寺通り下車 約5分 

                         国分寺境内 配置図
                       

                   
                                第29番国分寺 仁王門

                   
                           第29番国分寺 本堂(柿軒き寄棟造り)

            
                      大師堂                    酒断地蔵尊が祀られている。
            

               

 山 号   摩尼山
 院 号  宝蔵院
 寺 号  国分寺(こくぶんじ) 
 本 尊  十一面観世音菩薩
 開 基  行基菩薩
 宗 派  真言宗智山派

                住  所 〒783−0053 高知県南国市国分546
                         電 話  (088)862−0055


         御真言  おん ばざら たらま きりく
          御詠歌  国を分け 宝を積みて 建つ寺の 末の世までの 利益のこせり

 国分寺略縁起等(抜粋)
  聖武天皇の勅願により、天平13年(741)に行基が建立した。本尊は、
千手観世音菩薩
 
天皇自ら金光明景勝王経を書写して納め、天下泰平、
五穀豊穣、万民豊楽を願う祈願所とした。
後に弘法大師が真葺口宗の寺として中興、招福、除災の星祭の秘法
を修めて、四国霊場に定めた。

 歴代天皇からの信仰も厚く、長宗我部氏、土佐藩主山内氏からも信仰
された。

  数多くの史跡が残っていることから、境内全域が史跡として国の文化財
の指定を受けている。
また昭和52年から行われた発掘調査では、弥生時代の住居跡が発見された。


  寺宝は、大小二つの木造薬師如来立像 約1mの像は、平安後期の檜の
一本造り、約35cmの像は、鎌倉時代の寄木造りで、いずれも重要文化財
に指定されている。


 史跡 土佐国分寺(広報看板より登載)
土佐国分寺跡は、天平13年(741),聖武天皇の勅願を契機として、諸国に
造立された国分僧寺のひとつである。


  伽藍配置を示す具体的な遺構は現存しないが、寺域を画する土塁が遺存
し、古瓦等の散布や塔心礎が残ることなどから、大正14年に寺域一帯が史
跡に指定された。
  創建期の内容等については、詳細は判明していないが、現書院の内庭園
に置かれた塔心礎や伝世品の梵鐘(平安時代前期作重文)など盛期の寺院
活動を示す物証が残されている。
  最近の発掘調査等により創建期の遺構とみられる三間×三間の礎石建物
跡、僧房と考えられる掘建柱建物群、南限を画する築地、遺構等が検出され、
寺院の様相が次第に明らかにされつつある。              

                              ー南国市教育委員会ー

         
        


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