□ 源頼朝書状(2)
関連文書が不明のため、荘園名を明らかにすることはできないが、神護寺領として相伝された土地に関する文覚上人あての頼朝書状である。 平家の知行地であった時代には数々の不法が行われていたが、源氏の時代になってからは、先々の濫妨狼藉を禁止し、元の如く神護寺領として頼朝が保障する旨を伝えたものである。