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第7回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭「環ル森(めぐるもり)」

第7回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭 環ル森(めぐるもり) 環ル森(めぐるもり) 裏面

8月2日(土)開演17:00---1日目---
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■1.プスパンジャリ Puspanjali
伊藤真貴子 大竹真理子 小原眞巳 中山美由紀 松嶋裕子
第7回阿佐ヶ谷バリ舞踊祭は、歓迎の踊り「プスパンジャリ」で始まりました。このタイトルのプスパ(Puspa)は花を、アンジャリ(Anjali)は敬意を意味し、奉納舞踊「ルジャン」をもとに創作された踊りです。歓迎の踊りにしてはめずらしく実際には花はまきませんが、衣装の裾を持って踊り、神明宮の神様とご来場のお客様に奉納の始まりと歓迎の意を表します。
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■2.バリス・バンダナ・マンガラ・ユダ Baris Bandana Manggala Yuda
小原妙子 林田圭緯子
2曲目は通称「バリス・マサル」と呼ばれる踊りで、バリ島男性舞踊の基本となる戦士の踊り「バリス」を、複数の踊り手で踊ることができるようにアレンジされたもの。王を守る戦士達の戦いの訓練の様子を表現した踊り。おのれの運命を予感しながらも、最後には王のために出陣していきます。
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■3.チャンドラワシ Cendrawasih
狩野南 松田由紀子
「チャンドラワシ」は、バリ島の東側にあるニューギニアのジャングルに生息する「極楽鳥」のこと。そしてこの踊りは、オスとメスの極楽鳥の求愛の姿を描いています。まずオスが登場。次いでメスが現れ、美しく大きな羽を模した衣装をはためかせながら恋の駆け引きを繰り広げます。
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■4.クンバン・ギラン Kembang Girang
桃澤尻左衛門一座/座長:桃澤尻左衛門豆未央 花形:桃澤絵里 若頭:桃澤珠実 リーダー:桃澤未央丸
前半最後の曲は「クンバン・ギラン」。比較的近年にバリ島で創作された新しい踊りを、この日は「桃澤尻左衛門一座」がご披露。以下、座長の口上をお伝えいたしましょう。 「この踊りは桃尻十八番のひとつ。桃澤家の桃尻と言えば、開運招福の芸として皆様にもよく知られたところであろう。尻振りによって招いた福を、扇の風圧で観客に届ける舞である。つるかめつるかめ」
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■5.ペンデット Pendet
小林純子 高比良志乃 若林めぐみ
第2部のスタートは再び歓迎の踊りから。色とりどりの花とともに、神様を、そしてお越しいただいたお客様を歓迎する「ペンデット」は、古い起源を持つ宗教的舞踊のひとつとして有名な曲です。
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■6.バリス・トゥンガル Baris Tunggal
大久保哲
バリ島の男性舞踊の基本中の基本「バリス」。若く勇敢な戦士を表した踊りの中には、バリ男性舞踊のエッセンスがすべてつまっています。そして、怖れを感じながらも一歩一歩進む、誇り高い戦士の表情が見ものです。
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■7.ユダパティ Yudapati
車田れい子
続いての踊りは「ユダパティ」。女性によって踊られる男型の踊りです。平和を守り抜くために生命をかけ、死をも怖れない剣士を表しています。
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■8.レゴン・プライヨン Legong Playon
田中千晶 富沢香寿美
バリ女性舞踊の代名詞ともいえる古典舞踊「レゴン」。中でもこの「レゴン・プライヨン」は、バリでも目にすることのできなくなっためずらしいレゴンのひとつで、物語性は持たず、淡々と繰り返されるガムランの音色に合わせて、洗練された優雅な振りで抽象的に表現します。
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■9.リンディック演奏〜ジョゲ・ブンブン Joged Bumbung
舞踊:狩野南 高比良志乃 ほか 
演奏:Darma☆Kanti(ダルマ☆カンティ)/足立真里子 岡部景子 久保田京子 田仲文 藤田栄子 藤川裕一 若林康明
竹のガムラン、リンディックの生演奏に続き、この日最後は「ジョゲ・ブンブン」。踊り子たちが即興で踊りながらお客様を誘って一緒に踊る曲。この日はおもしろいタパル(お面)をかぶった踊り手が現れ、お客様も大喜びでした。
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8月3日(日)開演17:00---2日目---
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■オープニング. ルランバタン Lelambatan
演奏:ガムラングループTerang Bulan(トゥラン・ブーラン)/櫻田素子 I Putu Gede Setiawan I Nyoman Sudarma I Ketut Suardana 足立真里子 井村紘子 大久保牧子 大平美樹 塩川博義 竹内さおり 竹野ゆかり 田中沙織 塚原環 塚原尚 鳥居誠 新留美哉子 新名真大 錦織照子 根岸久美子 野村純子 Pete Steele 伏木香織 堀川弥生 安谷絵里 吉田ゆか子 若林康明 渡辺泰子 ほか
開演に先立ち、ガムラングループTerang Bulan(トゥラン・ブーラン)の演奏で、「ルランバタン」という古典形式にのっとった器楽曲が演奏されました。バリ島では寺院の祭礼で、ルランバタンが儀式の進行にあわせるように延々と演奏されています。今回、お客様が阿佐ケ谷神明宮の神門をくぐったのを合図にバリのとある村の祭礼に迷い込む……そんな不思議な時空トリップ、そしてここから始まるバリ島のめくるめく芸能の入り口となる演出でした。
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■1.プスパ・メカール Puspa Mekar
小原眞巳 中嶌直美 中野愛子 東裕子
2日目第1曲は「プスパ・メカール」。バリ島中部プリアタン村で近年つくられた歓迎の踊りです。ジャワ舞踊の要素も取り入れた独創的な振りと衣装の華やかさもあって、日本ではここ数年、とても人気の高い歓迎の踊り。蓮の花が開くさまをイメージした踊りはとても美しく魅惑的です。
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■2.クンバン・ギラン Kembang Girang
Basundhari(バスンダリ)/小林純子 長谷川亜美 若林めぐみ
「クンバン・ギラン」は1日目の演目にもありましたが、まだ新しい曲だけに、踊り手が変わるとグッと印象も変わるようでした。こちらは、「純粋な若い女性の嬉しさを表現した踊り」そのままに、やさしさと機敏さを表してくれました。
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■3.トゥヌン Tenun
尾崎元子 深崎彩恵子
これは、糸車を回して糸を紡ぎ、布を織り上げていく動作を表した「機織りの踊り」で、バリ島の生活の一端が表現されています。バリの村娘らしい素朴な衣装も特徴。ちなみにインドネシアといえばバティック(ろうけつ染め)が有名ですが、バリ島の伝統的な衣装はイカット(絣織り)。そんな衣装の違いにもご注目ください。
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■4.グナクソ村のテレック Telek Gunaksa
テレック研究会/大西淳 斎藤麻由子 佐味千珠子 鈴木理伊 松重貢一郎 宮薗あき子
「テレック」は聖なる精霊の仮面舞踊。現在では、テレックは女性によって踊られることが多いのですが、かつて村によっては男性が踊っていました(今も男性が踊っている村もあるようです)。そんな当時のラサ(味わい)を想像しつつ、今回は阿佐バリ初の男女混成チームによるテレックとなりました。
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■5.レゴン・スマランダナ Legong Semarandana
小泉ちづこ 細金久美 車田れい子
バリ舞踊の定番「レゴン」から2日目は「スマランダナ」。天界で暴れる怪物を退治するため、山で瞑想中のシヴァ神を起こす使命を担うスマラは、嘆くラティを振り切って山へ。しかし瞑想を妨げられたシヴァ神の怒りに触れ、スマラと後を追ってきたラティは炎で焼き尽くされてしまうという、波瀾万丈ストーリーの踊りです。
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■6.マルガパティ Margapati
舞踊:猪野尾洋美 演奏:ガムラングループTerang Bulan//櫻田素子 I Putu Gede Setiawan I Nyoman Sudarma I Ketut Suardana 足立真里子 井村紘子 大久保牧子 大平美樹 塩川博義 竹内さおり 竹野ゆかり 田中沙織 塚原環 塚原尚 鳥居誠 新留美哉子 新名真大 錦織照子 根岸久美子 野村純子 Pete Steele 伏木香織 堀川弥生 安谷絵里 吉田ゆか子 若林康明 渡辺泰子 ほか
後半1曲目は「マルガパティ」。この曲から後半はすべてトゥラン・ブーランの生演奏。やはり生の迫力と一体感は格別で、音とともに踊りとともに、空間全体が振動するようです。この「マルガパティ」という踊りは、数々の名曲を残したニョマン・カレールが振り付けした作品。「森の王者」を表現したともいわれ、虎、あるいは獅子のような、雄々しく勇壮な踊りです。
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■7.オレッグ・タムリリンガン Oleg Tamulilingan
舞踊:荒内琴江、山室祥子 演奏:ガムラングループTerang Bulan
続いては「オレッグ・タムリリンガン」。1950年代、プリアタン村の楽団のアメリカ公演のために創作された、バリ舞踊ではめずらしい男女ペアの踊り。天才舞踊家マリオの振付で、花から花へと飛び回るメス蜂にオス蜂が求愛し、戯れながら仲睦まじくなっていく様子がなんとも愛らしくまたスリリングで、目が離せません。
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■8.ゴパラ Gopala
舞踊: I Ketut Suardana 大久保哲 松重貢一郎 演奏:ガムラングループTerang Bulan
次は「ゴパラ」。庶民の生活を描いた新しいタイプの踊りで、水牛飼いの日常が題材になっています。男性3人組によるダイナミックにしてユーモラスな表現。仕事をしているかと思うとふざけたり酔っぱらったり、はたまた水牛そのものになったり(?)と、遊び心満載の踊りです。
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■9.ジョゲ Joged
舞踊:根津聖羅 日向未央 ほか 演奏:ガムラングループTerang Bulan
さて、とうとう第7回阿佐ケ谷バリ舞踊祭、最後の演目。最後は皆様と一緒に踊って盛り上がる「ジョゲ」です。美しいお姉様方の踊りから、途中、水牛飼いも乱入して、お客様と一緒になって大盛り上がりで、祭りのフィナーレとなりました!


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