このソフトは、平板を加工して立体形状の品物を製作するために使用します。
一般的には完成品の形状から一定の図法を用いて展開図を作成し、この展開図を元に加工する板材に展開図をトレースして加工を行っています。
この方法はCADを使用したとしても、必要なデータを得るために、展開作業を線一本一本づつ手作業で行う必要があり、根気と時間を要する作業となっています。
製品の形状 ===> 展開図
この展開図を得るために行っていた作業を、パソコン上で自動的に行います。
完成品の形状から必要なデータを入力すだけで、板金展開図を作図するために必要なデータを得ることが出来ます。
また展開図をDXF形式データで出力することが出来るため、市販のCADを利用して原寸大の展開図(型紙)を直接出力する。あるいはNCデータを作成することが可能です。
1.59種類の展開が可能
2.展開図の作図に必要な数値データの計算
3.展開面積の計算
4.展開図を画面上で確認できる
5.計算結果のプリンター出力
6.計算結果のファイル出力
7.展開図のDXFデータ出力
8.マウス操作,キーボード操作に対応
9.板厚を考慮した展開に対応している
10.DXF出力時に切断補助線を作図
11.円筒部の展開図は、平板への展開と円筒への展開の2種類に対応
12.入力した値に基づいた形状を画面上で確認できる
省力化が出来なくて困っている製造業の方々の、お役に立てるのではないかと思います。
[最新バージョン]
2024/3/3
Ver.7.5
カド柱を追加
2023/10/17
Ver.7.4j
スクリュー_Rに展開分割数を追加
2023/9/9
Ver.7.4i
同心円錐展開の板厚補正計算を再見直
2023/6/2
Ver.7.4h
同心円錐展開の板厚補正計算を見直
2023/5/15
Ver.7.4g
角丸面取の分割数を20以上に変更、角丸展開各種の形状イメージ図を修正
2023/4/9
Ver.7.4f
台形台面取りでX方向のズレ許容範囲を大きくした。またツールパス補正線が分割数により正しく表示されなかったのを修正
2023/3/13
Ver.7.4e
ト管_1、ト管_1補強付、およびト管_ 2の円筒型紙において、主管の値が正しくなかったのを修正
2021/11/3
Ver.7.4d
角丸面取りで、円側の口径が大きい場合に展開が崩れていたのを修正
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